Archives

  • [—]2023 (269)
  • [+]2022 (810)
  • [+]2021 (678)
  • [+]2020 (461)
  • [+]2019 (579)
  • [+]2018 (552)
  • [+]2017 (564)
  • [+]2016 (639)
  • [+]2015 (714)
  • [+]2014 (655)
  • [+]2013 (623)
  • [+]2012 (621)
  • [+]2011 (484)
  • [+]2010 (554)
  • [+]2009 (522)
  • [+]2008 (467)
  • [+]2007 (596)
  • [+]2006 (530)
  • [+]2005 (460)
  • [+]2004 (304)
  • [+]2003 (454)
  • [+]2002 (454)
  • [+]2001 (217)
  • [+]2000 (408)
  • [+]1999 (376)
  • [+]1998 (465)
  • [+]1997 (424)
  • [+]1996 (1)
  • [+]1995 (425)
  • [+]1994 (411)
  • [+]1993 (423)
  • [+]1992 (519)
  • [+]1991 (423)
  • [+]1990 (248)
  • [+]1970 (1)

ニュース内検索

SUPER GT

第6戦SUGO優勝会見 千代勝正「今回の魔物は天候だったな、という感じ」

GT500クラスで優勝した千代勝正/高星明誠(NDDP RACING)

GT500クラス優勝 No. 3 CRAFTSPORTS MOTUL Z

千代勝正(NDDP RACING)

 「レース前に想像していた展開とは全く変わってしまって。僕が55周まで行ったんですけど、本当はミツ(高星明誠)の方が長く走る予定で、ドライだった場合はもう少し早く交代する予定でした。状況が刻々と変化する中で、今回の魔物は天候だったなという感じで」

 「ウェットに替えるタイミングは上位勢に比べると1周遅れてしまって、そこで23号車にギャップを作られてしまいましたが、僕たちが選んだタイヤが路面にマッチしていたし、ミシュランのウェットタイヤは本当に素晴らしくて、そこでアドバンテージがあったので、コース上でも順位を上げることができて、ニスモ同士の戦いという状況に持ち込めました」

 「途中で雨が増えた時はペースが厳しかったんですが、そこで23号車に離されたくなくて『タイヤを替えたい』ってリクエストを出したんですが、島田(次郎)監督と根岸(圭輔)エンジニアが冷静に判断してくれて、最後まで走り続けることになりました。結果的に雨が止んでドライコンディションになったので、そこでの判断は本当に正しかったし、そのおかげで後半ミツにトップのままでバトンを渡すことができました」

 「ミツも後半難しい中でバトンをゴールまで運んでくれました。チームとして素晴らしい仕事をしていただいたおかげでこういう場に立たせていただいているし、ミシュランタイヤが今回のレースを作ってくれたと思います」

高星明誠(NDDP RACING)

 「レースが始まる前はトップでバトンを受け継ぐとは思っていなかったので、望んでいるシチュエーションではなかったから逆に緊張しちゃって『マジかよ?!』という感じだったんですけど、ここまで中盤の走りだったり、チームの作戦でいい順位を走っていたので、僕の走りでそれを崩しちゃいけないという思いでスティント行きました」

 「まだ路面が濡れてる状況でしたけど、ミシュランタイヤのウォームアップがすごく良かったし、雨が降り続いてる中でもペースが良かったので、30秒くらいのマージンを築けたのはミシュランタイヤのパフォーマンスのおかげで、本当に感謝しています。そこから雨が多くなって、まだ攻めることはできたんですが、ちょっとのミスが命取りになるな、という状況だったので、残り周回数と後ろとのギャップを見ながらペースを落としました。そういう展開に持ち込めたのが今回優勝できた要因かなと思います」

GT300クラスで優勝した加藤寛規/堤優威(muta Racing INGING)

GT300クラス優勝 No. 2 muta Racing GR86 GT

加藤寛規(muta Racing INGING)
 「本当に言葉がないです。今年クルマを変えてからなかなかテストができず、僕もうまく対応することができてなくて、堤選手やチームに迷惑をかけていました。ただレースを追うごとに手応えを感じ、改善はしてきていましたが。それが雨が降ったことで苦手な部分が全部打ち消されてて、非常に乗りやすいクルマになっていました。うちのチームはレースだけじゃなく開発もやっているので、そういうところでブレーキなどがアドバンテージになってて、自信を持って走れる状態になっていました。ブリヂストンのレインタイヤも素晴らしくて、本当にパッケージも非常に良かったですし、チームのフレキシブルな戦略がこういう荒れたレースに効きました。とりあえずホッとした、という感じです」
堤優威(muta Racing INGING)
 「加藤選手からぶっちぎりでバトンをいただいて、トップでチェッカーを受けられたということで、僕もホッとしています。今年一年、チームとして新しいクルマを開発していて、ブレーキとか、タイヤもまだまだわからないところがあったんですが、最初の加藤さんのスティントで非常に高いパフォーマンスを発揮してくれて、大きなアドバンテージを得ていたことで安心して走れました。今年どこかで表彰台に上がりたいなとは思っていましたが、まさかの優勝で終われて、非常に嬉しいです」
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

検索

最新ニュース