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筑波・富士S-FJ選手権

S-FJ:第4戦筑波決勝 酷暑のレースをポールスタートの野島遼葵が完全制圧 独走で3連勝を達成

18周の決勝がスタートした

 2021年JAF筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ地方選手権第4戦決勝は8月1日(日)に筑波サーキットで開催され、18周で行われたレースを66号車・野島遼葵(Deep-R・10V ED)が独走で優勝。第2戦からの連勝を3に伸ばした。

 朝の予選から30度に迫る勢いだった気温は更に上昇。12時40分の決勝コースイン時点で34度近くになり、路面温度も50度を越え、マシン、タイヤ、ドライバーに過酷なコンディションとなった。11台が揃ってコースイン。1周のフォーメーションラップでグリッドに戻りレーススタートした。

 全車クリーンスタートして1コーナーに向かったように見えたが、10番手スタートの71号車・林寛樹(ゼンカイレーシング真不同KKS)がジャンピングスタート気味に8番手スタートの91号車・澤井良太朗(ELEVレーシングドリームED)の前に出て、頭を押さえられた格好の澤井は1コーナーで後退。46号車・中村俊行(Sウインズ 10V Image)にも抜かれて10位に落ちる。

 ポールスタートの野島は落ち着いて2番手スタートの52号車・安田航(Fガレージ&SウインズSII)を従えホールショットを奪う一方、4番手スタートの73号車・下村剛司(SウインズKENS2ED)が3番手スタートの7号車・本田千啓(オートルック☆モダン☆10V)に1コーナーで仕掛けるが、ここは本田が抑えきる。

 林のスタートはジャンピングスタートと判定され、1周目を終えたところでドライビングスルーペナルティが提示される。

 2周目を終えて野島は安田に1.152秒の差をつけると3周目1.568秒、4周目1.851秒とじわじわとリードを拡大する。3位本田は安田から0.5秒程度のギャップで追走し、スタートで本田に迫った下村はやや遅れ本田に2秒差となる。

 5周目あたりから安田のペースが落ち始め、野島とのギャップが2.588秒→3.046秒→4.063秒差と広がり野島は独走状態に。一方安田の背後には本田が0.2秒差まで詰め寄り、テール・ツー・ノーズ状態となる。この本田の後方では1号車・関根陽幹(☆オートルック10V☆)が6周目に下村を攻略して4番手に浮上する。

 安田はエンジンの調子が悪いのか車速が伸びないようで、野島の追い上げは諦めて2位を死守すべく本田以下を押さえる走りに切り替える。これを攻めあぐねる本田の後ろには関根が接近。下村もこれに続き、レース折り返しの9周目のコントロールライン通過時点で2位安田から5位下村までが1.4秒以内に連なる状況になる。

 2位以下を尻目に野島はややペースを押さえつつも独走状態を盤石なものにし、12周目に8秒以上の差を築く。一方安田以下の2位グループは膠着状態で、安田を攻めたい本田だが背後でチームメイトの関根が0.3秒差でスキを伺い、時折仕掛ける素振りを示してくる。その関根も下村が0.4秒後ろにつけていてミスはできない状態。

 さらに2位グループに6番手を走る3号車・秋山健也(スーパーウィンズKKS・ED)、7番手の10号車・坂野貴毅(ZAPムトウ・サービス10V)までもが追いつき13周目には安田-本田-関根-下村-秋山-坂野までの6台が1.5秒以内に連なってコントロールラインを通過。坂野は14周目の1コーナーで秋山に迫るがここは秋山が抑える。

 2位グループは数珠つなぎの状態で周回を続けるが終盤の17周目、まず秋山が下村に仕掛け攻防を見せるもオーバーテイクはならず。そのスキをついて坂野が第2ヘアピンで秋山を差しに行ったがスピン、澤井、中村に抜かれて9位にドロップした。

 野島はスタートからフィニッシュまで万全のレース展開で、2位に11秒615の大差をつけてのポール・ツー・ウイン。第2戦から3連勝となった。

 安田を先頭にした2位グループは各車状況を打開できず、不調のエンジンを抱えながら安田は18周の間2位の座を守り切りフィニッシュ。以下本田~関根~下村と続き、秋山が6位、マスターズクラスの優勝をこれも独走で飾りクラス4連勝となった。

野島遼葵と安田航のトップ争い 安田航と本田千啓の2位争い 秋山健也(後方)と下村剛司(手前)の争い 下村剛司を先頭としたバトル 優勝は野島遼葵(Deep-R・10V・ED) 決勝2位は安田航(Fガレージ&SウインズSII) 決勝3位は本田千啓(オートルック☆モダン☆10V) 決勝4位は関根陽幹(☆オートルック10V☆) 決勝5位は下村剛司(SウィンズKENS2 ED) 決勝7位は澤井良太朗(ELEVレーシングドリームED)

■決勝後のコメント

優勝 66号車・野島遼葵(Deep-R・10V・ED)
優勝した野島遼葵(Deep-R・10V・ED)  「(ぶっちぎの優勝だが?)2位の安田選手のエンジンが悪かったこともあってだ。(スタートからノーミスで行けた?)序盤で2位以下が離れたのがわかったので後は安定して行こうと思った。マシンコンディションも安定していた」
2位 52号車・安田航(Fガレージ&SウインズSII)
決勝2位の安田航(Fガレージ&SウインズSII)  「(苦しいレースだった?)トラブルが起きてエンジンが吹けない症状が2、3周目から出てしまった。1周目は野島選手を追い回せたのだが、以降はそんな状態で2位を守ることに集中していた。後方は大渋滞させてしまったが、2位で帰って来られればいい、という気持ちで守り切ってこられてよかった。ポイントランキング的にも最小限のダメージで済んで、まだチャンスがあると思う」
3位 7号車・本田千啓(オートルック☆モダン☆10V)
決勝3位の本田千啓(オートルック☆モダン☆10V)  「(2位が届きそうだった?)無理して失敗したら、後ろが迫っていて抜かれるリスクがあったので、その駆け引きがタフなレースだった。(プレッシャーがかかる中でミスはしなかった?)とても疲れた。前のクルマにトラブルが出ていて、チャンスがあるかとも思ったが難しかった。次は予選で前に出て普通にスタート出来れば、相手を千切る事はできなくても勝負はできるな、という感触があるので、その辺りを頑張っていきたい。安田選手はエンジンの調子が悪かったのに抑え込まれてしまったのは悔しい」
4位 1号車・関根陽幹(☆オートルック10V☆)
決勝4位の関根陽幹(☆オートルック10V☆)  「(終盤の本田選手との攻防は厳しかった?)第2ヘアピンでチャンスがあって(インに)入ったが接触しそうになって自分はインのグリーンまで逃げた。その後抜けるチャンス探したが果たせなかった」
5位 73号車・下村剛司(SウインズKENS2ED)
決勝5位の下村剛司(SウィンズKENS2 ED)  「前の集団よりいいペースで走れていたので、前がやりあっているスキを突いて行きたかったができなかった。後半戦、裏のストレートでチャンスがあって、(関根選手と)サイド・バイ・サイドまで持ち込めたシーンもあったのだが抜き切れなかったのが悔しい。マシンのコンディションに問題は出なかったが水温は厳しかったので、それを気にしてショートシフトしたりしていたが、チャンスがある時はスリップについて狙ったりした」
6位(マスターズクラス優勝)3号車・秋山健也(スーパーウィンズKKS・ED)マスターズクラス1位
決勝6位、マスタークラス優勝の秋山健也(スーパーウインズKKS・ED)  「(17周目の坂野選手との攻防は?)接触ではなく相手の単独スピン。かなりのペースで迫って来ていたので勢い余ったのではないか? (2位グループが接近戦になったが?)自分のペースはあまりよくなったのだが、2番手がトラブル抱えていたのかそれに皆が引きずられた格好だと思う」
7位 91号車・澤井良太朗(ELEVレーシングドリームED)
決勝7位の澤井良太朗(ELEVレーシングドリームED)  「スタートで順位を落としたのは林選手がジャンピングスタートで前に出て抑え込まれてしまったため。その後フィニッシュまでに順位を挽回できたが、そもそも予選8位という(混戦に巻き込まれそうな)ポジションにいるのが問題なので、予選の速さが課題だ」

 2021年JAF筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ地方選手権第5戦は9月19日(日)に予定されている。絶好調の野島がさらに連勝を重ねるのか、苦境を乗り切った安田が今度こそ巻き返すか注目される。

マスタークラスの表彰式 表彰式

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Asako SHIMA


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