Intercontinental GT Challenge | SUZUKA 10 HOURS

IGTC:第4戦鈴鹿10時間公式予選 マーチン・トムチュク/ニコラス・イェロリー/アウグスト・ファルフス組(BMW Team Schnitzer)がポールポジション

 インターコンチネンタルチャレンジ第4戦「鈴鹿10時間レース」は24日、鈴鹿サーキットで公式予選を行い、アウグスト・ファルフス(BMW Team Schnitzer)がポールポジションを獲得した。

ポールポジションのマーチン・トムチュク/ニコラス・イェロリー/アウグスト・ファルフス組(BMW Team Schnitzer)

予選2位のドリス・バンスール/ケルビン・ファン・デル・リンデ/フレディック・ヴェルビッシェ組(Audi Sport Team WRT)

予選3位のクリスチャン・クログネス/ニッキー・キャッツバーグ/ミッケル・ジェンセン組(Walkenhorst Motorsport)

シルバークラストップタイムのニコ・バスティアン/ミカエル・グルニエ/ケニー・ハブル組(SunEnergy1 Racing)

ミカ・ハッキネン/久保田克昭/石浦宏明組(PLANEX SMACAM RACING)

プロアマクラストップタイムの脇阪寿一/脇阪薫一/中西慧組(LM corsa)

アマクラストップタイムの佐藤敦/山下亮生/久保宣夫組(SATO-SS SPORTS)

 予選グリッドを決める公式予選は午後1時から始まった。各チーム3人のドライバーがそれぞれ15分間のタイムアタックを行い、合算タイムで上位20チームがポールシュートアウトに進出。21位以下のチームのグリッドはここで決定する。ポールシュートアウトは選抜された1名のドライバーで午後5時35分から15分間で行われ、上位20チームのグリッドが決定する。

 タイムアタックでトップに立ったのは3人のドライバーが2分1秒~2秒台とタイムをそろえ、6分6秒522をマークしたドリス・バンスール/ケルビン・ファン・デル・リンデ/フレディック・ヴェルビッシェ組(Audi Sport Team WRT)。2位には、スーパーGTに参戦しているドライバーを迎えたニック・キャシディ/ニック・フォスター/ヘイッキ・コバライネン組(HubAuto Corsa)が、3位にはマキシミリアン・ゲーツ/ルカ・シュトルツ/イェルマー・ブルマン組(Mercedes-AMG Team CraftBamboo Racing)が入った。

 これに日本関係のチーム、ジェームス・カラド/ケイ・コッツォリーノ/ミゲル・モリーナ組(CAR GUY Racing)が4位、千代勝正/ジョシュ・バードン/松田次生組(KCMG)が5位、アンドレア・カルダレッリ/マルコ・マペッリ/デニス・リンデ組(JLOC)が6位で続いた。

 また、マルコ・ボナノーミ/武藤英紀/ベルトラン・バゲット組(Honda Team Motul)が14位、小暮卓史/元嶋佑弥/関口雄飛組(JLOC)が17位、谷口信輝/片岡龍也/小林可夢偉組(Mercedes-AMG Team Goodsmile)が18位でポールシュートアウト進出を果たした。

 小林崇志/松浦孝亮/牧野任祐組(TEAM UPGARAGE)は21位、永井宏明/織戸学/上村優太組(apr with ARN racing)は22位と惜しくもここで敗退した。

 注目のF1チャンピオン、ミカ・ハッキネンがドライブしたPLANEX SMACAM RACINGは、スーパーフォーミュラチャンピオンの石浦宏明を加えた体勢で臨んだが、BOPに苦しみ25位と振るわなかった。

 ここで敗退したものの27位の脇阪寿一/脇阪薫一/中西慧組(LM corsa)がプロアマクラスでトップに、31位の佐藤敦/山下亮生/久保宣夫組(SATO-SS SPORTS)がアマクラストップに入った。

 午後5時35分から始まったポールシュートアウトでは、気温が低くなったため2分1秒を切るタイムでポールが争われた。

 ここでトップに立ったのはアウグスト・ファルフス(BMW Team Schnitzer)。2分0秒455までタイムを縮めチームにポールポジションをプレゼントした。

 2位にはドリス・バンスール(Audi Sport Team WRT)が、3位にはニッキー・キャッツバーグ(Walkenhorst Motorsport)が付けた。

 また、12位のニコ・バスティアン/ミカエル・グルニエ/ケニー・ハブル組(SunEnergy1 Racing)はシルバークラスでトップに立った。

 日本勢では、小林可夢偉(Mercedes-AMG Team Goodsmile)が6位と健闘。松田次生(KCMG)は13位で予選を終えた。

 鈴鹿10時間レースは明日25日、午前10時にスタート。10時間を走り、午後8時にゴールを迎える。

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Motorsports Forum


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