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SUPER GT

第5戦鈴鹿公式予選GT300クラス PACIFIC ウマ娘 NAC BMWがポールポジション獲得

 2026オートバックスSUPER GT第5戦「SUZUKA GT 300km RACE」の公式予選が、三重県・鈴鹿サーキットで行われ、GT300クラスは、PACIFIC ウマ娘 NAC BMW(冨林勇佑/藤原優汰)が、ポールポジションを獲得した。

 今シーズン、ここまで中位でのフィニッシュが多く、獲得ポイントもゼロ。正直ノーマークだった“穴馬”ともいえる9号車PACIFIC ウマ娘 NAC BMWが、ポールの雄叫びを上げた。

 2位は、777号車D'station Vantage GT3(藤井誠暢/チャーリー・ファグ)、3位は61号車SUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)、4位以下は、60号車Syntium LMcorsa LC500 GT(吉本大樹/河野駿佑)、18号車UPGARAGE AMG GT3(小林崇志/新原光太郎)、7号車CARGUY Ferrari 296 GT3 EVO(ザック・オサリバン/梅垣清)と、ここまでがトップ6。

 前富士大会で、上位を占めたフェラーリGT3車両は6位が最高位。また、使用タイヤはトップがミシュラン。2〜4位が少数派のダンロップと、今回の予選の勢力図を解く鍵はこのあたりにありそうだ。

■予選Q1

 A、Bグループに分けられたGT300クラスの予選は、各グループ上位9台までがQ2に進出。

 Aグループでは、早めのアタックで1分57秒台に入れた30号車apr GR86 GT(平良)のタイムをターゲットに各車がアタックするも、なかなか58秒を切る車両は現れず。60号車Syntium LMcorsa LC500 GT(吉本)が1分57秒978、終盤に777号車D'station(藤井)がトップとなる1分57秒324をマークして、この3台は余裕を持ってQ2へ進んだ。

 4位以下の58秒台の争いは熾烈を極め、4位96号車K-tunes RC F GT3(高木)から9位の4号車グッドスマイル 初音ミク AMG(谷口)までは、コンマ6秒という僅差だった。

 Bグループでも、1分57秒台が通過の目安となり、61号車SUBARU BRZ(井口)、65号車LEON PYRAMID AMG(菅波)、11号車 GAINER TANAX Z(富田)、9号車PACIFICウマ娘BMW(冨林)らは、58秒の壁を破ってQ2に進出した。

 このグループはAグループよりも僅差で、トップ61号車から9位の7号車CARGUY Ferrari 296 GT3 EVO(梅垣)まで、0.8秒の差だった。

■予選Q2

 午後4時を過ぎ、暑さが和らぐなかQ2が始まった。Q1を通過した18台、なかでもQ1で1分57秒台をマークした車両を中心にポール争いが繰り広げられた。

 気温、路面温度ともに下がって、タイムはQ1を大きく上回り、最初に61号車が1分56秒981をマーク。このタイムを破る車両はなかなか現れず、61号車の今季2度目のポール奪取かと思われた。

 しかし、終了間際になって、9号車BMW(冨林)が1分56秒547、777号車D'station(ファグ)も56秒551と、61号車のタイムを大きく上回り逆転。冨林にとって初めてとなるSUPER GTのポールで予選は幕を閉じた。

 ランキング上位車では、首位の52号車Green Brave GR Supra GTが13位とまずますのスタート位置だが、2位の2号車HYPER WATER INGING GR86 GTは24位、3位の56号車リアライズ日産メカニックチャレンジGT-Rが18位と、決勝は厳しい位置からのスタートとなった。

 決勝は、明日23日の午後1時30分から300km(52周)で行われる。予報では、明日も暑くなりそうだ。

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Atsushi BESSHO

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