Archives

  • [—]2020 (92)
  • [+]2019 (579)
  • [+]2018 (552)
  • [+]2017 (564)
  • [+]2016 (639)
  • [+]2015 (714)
  • [+]2014 (655)
  • [+]2013 (623)
  • [+]2012 (621)
  • [+]2011 (484)
  • [+]2010 (554)
  • [+]2009 (522)
  • [+]2008 (467)
  • [+]2007 (596)
  • [+]2006 (530)
  • [+]2005 (460)
  • [+]2004 (304)
  • [+]2003 (454)
  • [+]2002 (454)
  • [+]2001 (217)
  • [+]2000 (408)
  • [+]1999 (376)
  • [+]1998 (465)
  • [+]1997 (424)
  • [+]1996 (1)
  • [+]1995 (425)
  • [+]1994 (411)
  • [+]1993 (423)
  • [+]1992 (519)
  • [+]1991 (423)
  • [+]1990 (250)
  • [+]1970 (1)

ニュース内検索

SUPER GT

第3戦富士決勝 モチュールGT-Rが待望の初勝利!! GT300クラスもARTAガライヤが制し、2クラスともポール・トゥ・ウィン!

2009オートバックス スーパーGT第3戦、「富士GT400kmレース」は5月4日、 晴天の富士スピードウェイで88周の決勝レースを行い、ポールポジションからスタートした#1MOTUL AUTECH GT-R(本山哲/ブノワ・トレルイエ組)が#36PETRONAS TOM'S SC430(脇阪寿一/アンドレ・ ロッテラー組)の追撃を退け、待望の今季初勝利をもぎとった。
GT300クラスも、ポールシッターの#43ARTA Garaiya(新田守男/高木真一組)が#81ダイシンアドバンFerrari(青木孝行/藤井誠暢組)を退けて優勝。
終わってみればGT500、GT300ともにポール・トゥ・ウィンという結果となった。
(天候:曇り時々晴れ コース:ドライ 観客動員数:予選日28,500人 決勝50,000人 延べ78,500人)

090504GT500Winner  090504GT300Winner

090504StartGT500

090504DogFightGT500

090504Winner2GT500

090504GT500Top3

090504StartGT300

090504DogFightGT300

090504Winner2GT300

090504GT300Top3

決勝レースは午後2時にフォーメーションラップを開始。
スタート直後の1コーナーでは2番手スタートの#36ペトロナスSCを駆るロッテラーが#1モチュールGT-Rの本山に果敢にアウトから並びかけていく。
しかし本山も一歩も譲らず、立ち上がりでアウト側にはみ出したロッテラーは#8ARTA NSXのラルフ・ファーマン、 #12カルソニックGT-Rの松田次生、#24HIS GT-RのJ.P.オリベイラらの先行を許し一気に5位に後退する。

ところが2位、3位に繰り上がったARTA、 カルソニックの2台はモチュールを攻め立てつつサイドバイサイドで飛び込んでいった1周目のヘアピンで接触、ARTAはスピンアウト、 カルソニックは左フロントフェンダーを破損してピットイン、2周を失うこととなった。
これにより8号車はクラス14位、12号車は最下位に転落。
しかもこのアクシデントの原因が12号車のスピンだったため、カルソニックGT-Rには5周目にドライブスルーペナルティが課され、 完全にレースから脱落することとなった。

これでトップ集団は#1モチュール、#24HISのGT-R勢が1-2、3番手にはペトロナスSCが順位を挽回してきた。
多めの燃料搭載により中々ペースの上がらない#1モチュールの背後を1秒以内の僅差で追い上げる#24HIS GT-RはGT300の周回遅れが出始めた8周目辺りから一気に間隔をつめ、9周目についにトップに躍り出た。
しかし1号車を駆る本山も懸命にオリベイラに食い下がり、 トップ2台はその後も1秒前後の僅差で周回を重ねて20周終わりで揃って1回目のピットストップを行った。

ここで1号車の作戦が功を奏した。
スタート時に多めに燃料を積むことでピットでの給油時間の短縮を目論んだニスモのメカニックは、 コンドウレーシングより4秒短い31秒で1号車を送り出した。

しかし全てのチームが1回目のピットストップを終えた段階でトップに立ったのはモチュールGT-Rではなく、 28周終わりまで最初のスティントを引き伸ばし、ピット作業を30.6秒で終えたペトロナスSCだったのだ。
ロッテラーからステアリングを託され、1号車の前でコースインした脇阪を猛然と追い上げるトレルイエは、最終コーナー、1コーナー、 ダンロップと、ありとあらゆる場所で執拗に脇阪を攻め立てるが、脇阪も巧みなライン取りと周回遅れを使ってトレルイエを押さえ込む。
このトップ争いは、両者のラップタイムの上下にしたがってコンマ8秒から3秒弱の間で推移し、 36号車が2度目のピットストップを行う59周目まで続いた。
ここでの作業時間は36.2秒。残り周回数を考えれば悪くない数字だ。

しかし次の周でピットに飛び込んだモチュールGT-Rの作業時間は27秒。
これにより本山は見事にロッテラーの遥か前方でピットアウトすることに成功した。

本山は一時7.7秒ものマージンを築き上げたが、 ロッテラーも75周を過ぎた辺りから1分36秒台を連発するハイペースで追い上げてきた。
そしてついに、ファイナルラップを迎えたところで両者の差は1.559秒にまで接近してきた。

13コーナー、プリウスコーナーと続く最終セクションで周回遅れに詰まった本山に一気に近づいていくロッテラーは、 ついに最終コーナーで本山のインにノーズをねじ込んでいった。
しかしあと一延びが足りなかった。
フィニッシュラインを通過した時点での2台の差は僅か0.219秒。
開幕戦から予選での速さを決勝に結び付けられなかった#1モチュールGT-Rは、3戦目にして待望の勝利を5万人の観衆の前で達成した。
2位にペトロナスSCに続いては、#8ARTA NSXが3位表彰台を獲得。
オープニングラップのアクシデントで大きく順位を落とした8号車だったが、その後のファーマン、 伊沢拓也の積極果敢な走りでしぶとく順位を挽回してみせた。

また、これにより本山の通算勝利数は11となり、再び立川祐路と並ぶ歴代1位タイとなった。

GT300クラスは、開始早々に予選2番手の#81ダイシンフェラーリがトップに立ち、#43ガライヤを引き離しにかかるが、 ガライヤも周回を重ねるうちに次第にペースを上げていき、6周目の最終コーナーでは81号車のインを伺うまでになった。

しかしFIA-GT仕様のダイシンフェラーリはストレートスピードでの優位を生かし、中々付け入る隙を与えない。
最終コーナーで並びかけるガライヤを、フェラーリがストレートで突き放す、というバトルがここから何度となく繰り返された。

その均衡が破れたのは15周目だった。
ダンロップコーナーで右よりのラインを取る青木の動きを観察していた高木は、ここで一気にアウト側に並びかけ、見事トップを奪い返すと、 コーナリングスピードに勝るガライヤの特性を生かしてセクター3で一気にダイシンフェラーリを突き放しにかかった。

抜かれたダイシンフェラーリは30周終わりで最初のピットイン。タイヤ無交換という奇策で藤井をコースに送り出すが、 ガライヤも33周終わりで行った最初のピットストップを短めの給油時間で切り上げ、 タイヤ4本交換ながら26.4秒という短時間で新田を送り出した。

これにより#43ガライヤは見事#81フェラーリの前でコース復帰、新品のソフトタイヤを生かして着実にマージンを築き上げていく。
50周を終える頃には両者の差は24.317秒にまで広がっていた。

その後、ダイシンは56周終わり、ガライヤは62周終わりで2度目のピットストップを行うが、 これを終える頃には37秒以上もの大差がついていた。
その後、ダイシンフェラーリを駆る青木はガライヤを上回るハイペースで追い上げていったが、時既に遅し。
結局青木は高木の12.008秒後にチェッカーを受けることとなった。
3位には#7雨宮RX-7が入った。

次戦の舞台はマレーシアのセパンサーキット。
海外での開催ということで新型インフルエンザの影響が心配されるが、 GTアソシエイションは予定通り開催すると今朝の定例会見で明言している。
第4戦決勝は6月21日スタートだ。

Text:Kazuhisa SUEHIRO



トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

検索

最新ニュース