
2025年JAF地方選手権スーパーFJもてぎ・SUGOシリーズ第3戦は、スポーツランドにて14台で争われるが、その中に1名、今回がレースデビューという選手がいた。
18号車「ZAP SPEED 10V ED」をドライブする新渡戸(にとべ)歩は20歳の社会人ドライバーだ。初めのレースで予選を控えた新渡戸にショートインタビューを行った。
――これまでのモータースポーツ経験は?
「公式レースの経験はないのですが、神奈川の『ガレージ茶畑』がやっている富士のカートレースに何戦か出て、優勝の経験があります」
――デビューに向けて練習はいっぱい積んだ?
「2年ぐらいトレーニングを積んできましたので、満を持してのデビューです」
――SUGOでの事前練習はどうだった?
「昨日と一昨日走って、初日はSUGOを走るのが初めてだったのでコースを覚えることと、自分でいけると思うところまで攻めた感じでした。タイムは1分37秒だったのですが、昨日の練習で31秒2まで詰めることができたので、今日のレースの中で、30秒とか29秒まで行けるように頑張りたいと思います」
――今後の予定は?
「今年はこの後出場の予定はないのですが、来年はシーズン通してやる可能性があります。筑波富士シリーズを考えています」
迎えた初の予選では公約通り1分30秒651をマーク。2レースともに猛暑の中きちんと完走した。本格参戦するという来年からの活躍を期待したい。

Photo: Junichi SEKINE
Asako SHIMA
