SUPER FORMULA

第6戦富士フリー走行2回目 トップタイムは小高一斗 トヨタ勢が1-2

フリー走行2回目:トップタイムは小高一斗(REALIZE Corporation KONDO SF23)

 2023年全日本スーパーフォーミュラ選手権第6戦のフリー走行2回目が7月16日、静岡県小山町の富士スピードウェイで行われ、小高一斗(REALIZE Corporation KONDO SF23)が1分24秒311でトップタイム。平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23)が1分24秒320が2番手につけ、トヨタエンジン勢が1-2という結果となった。

 フリー走行2回目は午前9時20分より30分間で行われた。天候は曇り。路面はドライだ。開始時の気温は25℃、路面温度は29℃だ。

 まずは松下信治(BYOUBUGAURA B-MAX SF23)が3周目に1分24秒662を記録してトップに。リアム・ローソン(Red Bull MOTUL MUGEN SF23)が1分25秒お355で2番手につける。3番手は小林可夢偉(Kids com KCMG Cayman SF23)で1分25秒376だ。

 4周目に入るとローソンが1分24秒623までタイムを縮めてトップに。ここでポールポジションの牧野任祐(DOCOMO DANDELION M5S SF23)も1分24秒680を記録して3番手に上がってきた。松下は1分25秒060とタイム更新ならず。

 続いて山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING SF23)が5周目に1分24秒390を記録してトップに浮上する。山本は6周目のセクターでも全体ベストを更新、セクター2でも自己ベストを更新するが、タイムは1分24秒659に留まる。この間に平川が1分24秒600で2番手に浮上、続いて小高が6周目に1分24秒454までタイムを縮めて平川を上回った。国本雄資(Kids com KCMG Cayman SF23)も6周目に1分24秒544を記録して3番手につける。5周目に1分24秒588を出した山下健太(REALIZE Corporation KONDO SF23)が4番手だ。

 そうした中、ポールポジションの牧野、予選2番手のローソンはタイム更新こそないものの、1分24秒台後半の安定したペースで周回を重ね、牧野は10周目、ローソンは12周目に一旦ピットに戻ってきた。

 残り時間が10分を切ったところで、7周終わりで一旦ピットインし、走行を再開していた平川が9周目に1分24秒320を記録してトップに浮上してきた。更に小高も11周目に1分24秒311を叩き出してトップに立つ。なお小高はこの走行を前にエンジン交換を行ったとのことだ。この時点で残り時間は8分を切った。

 その後は大きなタイム更新もなくチェッカーフラッグが提示され、小高一斗がトップタイム、2番手に平川亮、山本尚貴が3番手でフリー走行2回目は終了した。

 ポイントリーダーの宮田莉朋(VANTELIN TOM'S SF23)はベストタイム1分24秒635で8番手ながら、1分24秒台後半から25秒台前半のペースで周回を重ね、全22台の中で最多の18周を消化して走行を終えている。

 第6戦決勝はこのあと午後2時30分より41周で行われる。

フリー走行2回目:2位は平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23)

フリー走行2回目:3位は山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING SF23)

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

検索

最新ニュース