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筑波・富士S-FJ選手権

第4戦富士決勝 森山冬星がファイナルラップで岡本大地との激闘を制して優勝

優勝は森山冬星(DIXCEL/ROYAL)

 2022年JAF筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ地方選手権第4戦が6月25日(土)に富士スピードウェイで開催され、12周のレースで森山冬星(MYST)がドッグファイトの末に岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)を0.019秒差で振り切り優勝を飾った。

 午前中の予選に続いて、決勝2レースが行われるスーパーFJレース。まずシリーズ第4戦は午前11時5分にコースイン。富士スピードウェイは時折陽が差す天候で気温はかなり高くドライコンディション。26台全車がグリッドにつき、レーススタート。

12周の決勝がスタートした

 レッドシグナルが消えて全車クリーンスタート。ポールポジションの岡本の出足がよく、トップを守ってTGRコーナー(第1コーナー)をクリア、2番手スタートの森山がそれに続き、小松響(Okabe Rn-sports KKS2)までグリッド通り。後方では5番手スタートの卜部和久(MYST KK-SII)がTGRコーナー進入でアウト側から4番グリッドの稲葉摩人(ZAP SPEED 10VED)をかわして4位へアップ。しかし卜部はダンロップコーナーでオーバーランしかけて稲葉が4位を奪い返す。この2台の背後でチャンスを窺っていたのが6番手スタートの田上蒼竜(AsカンパニーZAP10VED)で、ストレートへ戻ってくると卜部、稲葉をかわして4位へ。

 1周目を終えて岡本と森山の差は0.248秒とテール・ツー・ノーズ状態。3位小松は0.966秒差。4位グループは順位を争っている間にトップ3台を逃がしてしまい、4位田上は小松と1.4秒差、そこから0.176秒差で稲葉、0.077秒差で卜部と3台がほぼ横に並んだ状態でコントロールラインを通過。

 2周目のコカコーラコーナーで森山が岡本に仕掛けて前に出て首位に浮上。しかし岡本は森山を逃がさず、2周目終了で0.207秒差、3周目でも0.250秒差と背後からプレッシャーをかけ、ストレートでは森山の右後方につけて、ミラーに自分が映りこむポジションを取る。3位小松はそこから1.1秒遅れ、4位争いは2周目に稲葉が田上をしとめて前に出る。稲葉はここからペースを上げて、小松との差を0.906秒→0.712秒→0.382秒と詰めていく。田上はそこから離されて、背後を卜部に脅かされている。

 4周目以降も岡本が森山にプレッシャーをかけ続ける展開は変わらずギャップは0.3秒程度。さらに5周目にはアドバンコーナー(ヘアピン)のブレーキングで森山のテールに接近する。

 6周目を終えて森山と岡本のギャップは0.217秒とテール・ツー・ノーズ状態。3位小松はそこから1.849秒後方で、4位稲葉が0.482秒差、田上は3.794秒遅れて卜部が0.298秒差、加えて8番グリッドからスタートした安田航(ファーストガレージ&Sウィンズ)が順位を上げて接近。0.381秒差と3台がとこちらもテール・ツー・ノーズ状態となり、各所で接近戦を行いながらレースは後半戦へ。

 8周目も岡本は森山から0.154秒差。ストレートでは右後方に位置取りしたポジションを取る。気温がかなり上昇しており、真後ろにつくとラジエーターに風が当らず水温が上がるので、それを防ぎつつ、またタイヤも温存して終盤に勝負を仕掛ける作戦か?

 9周目のアドバンコーナーで5位を争っていた田上と卜部が接触してポジションダウン、卜部7位、田上9位に後退。変わって安田が5位、白崎稜(ZAPスタッフリソースED)が6位に浮上する。白崎は予選をスリップストリームを活かせない位置取りで失敗し、さらに走路外走行で4グリッド降格で14番手からのスタートだったが、レースでは順調にポジションを上げて来た。

 10周目を終了したストレートで岡本が右側から森山に並びかけ前に出るがTGRコーナーでの進入で森山が再びトップ奪回。しかし森山がアドバンコーナーで姿勢を乱したのを逃さず岡本が先行するもダンロップコーナー入口で森山が再逆転。森山~岡本の順に0.122秒差でファイナルラップに突入する。

 岡本はここで初めて森山の左サイドに位置を取り、ストレート後半で並びかけるとTGRコーナー進入で前に出る。しかしイン側を守った森山がみたびトップを奪い返す。すかざす岡本が100R手前で前に出たかに見えたが森山が抑え込んでアドバンコーナーへ進入、ダンロップコーナー入口で攻防戦を繰り広げながら最終セクターへともつれ込んでいく。

 そして最終コーナーで森山をロックオンした岡本がチェッカードフラッグに向かって並走。2台はほぼ並んだ状態でフィニッシュラインを通過。僅かに森山が前で激戦をしのぎ切り優勝を飾った。その差僅かに0.019秒。

 小松対稲葉の表彰台争いも最後までもつれ、ファイナルラップのTGRコーナーで稲葉が小松を攻略してフィニッシュ。小松は0.363秒の差で表彰台を逃した。5位は安田、6位白崎と続いた。

森山冬星と岡本大地のトップ争い

小松響と稲葉摩人の3位争い

決勝5位は安田航(ファーストガレージ&Sウィンズ)

決勝6位は白崎稜(ZAPスタッフリソースED)

■決勝後のコメント

優勝 56号車・森山冬星(DIXCEL/ROYAL)

優勝した森山冬星(DIXCEL/ROYAL)

 「すごいバトルでした。(岡本選手からのプレッシャーは感じた?)僕いつもミラーはトップ走っていても見ないので(笑)。もちろん視野には入れていますが、あまりプレッシャーとかは感じてなくて、でもフィーリングとしては(背後に居るのを)感じていました。ぶっちぎって優勝したかったですが、岡本選手の方が全然ペースよかったので、次のレースで前にいられたらダメなので、これからチームのみんなとも話し合ってぶっちぎって優勝するように、頑張ります。(最終ラップの攻防はどうだった?)楽しかったです、結構順位も入れ替わったし」

2位 5号車・岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)

決勝2位の岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)

 「(最終ラップの攻防は?)最終ラップだけ(アタックする)予定だったのが、その1周前から仕掛けたのですが、ホントは1コーナーで仕掛けて、インフィールドはこっちの方が速かったので、インフィールドで突いて逃げ切るという予定だったのですが、うまくいかず、意外とうまく守られてしまって、抜き切れずにおわった感じです。(ストレートで毎回右にズラしていたのは?)水温が鈴鹿の時厳しかったので。スリップで真後ろにつかないようにしていた。ストレートで張り付いて行く必要もなかったので、ちょっと横によけて、水温を下げようとしていました。(ファイナルラップだけ左側に出たのは?)向うが守りに入っていたので、こちらは自分のラインを走って、という感じでバトルになりました。思ったようにいかなかったレースでしたが、スリップにさえ入っていればついて行ける、ということでそんなに逃げ切られることはないとわかったので、それはよかったと思います。(次のレースもスタートで前に出ていきたい?)さっきは2周目のストレートで行かれてしまったので、そこをどうするか、戦略を考えます」

3位 14号車・稲葉摩人(ZAP SPEED 10VED)

決勝3位の稲葉摩人(ZAP SPEED 10V ED)

 「最終ラップのオーバーテイクは?)1コーナーのアウト側からブレーキングで何とか前に出た、という感じ。正直毎周ストレートで行けそうな感じだったけど、セクター2、3のスピードを後ろから(小松選手を)見ていると、離れていくので、前に出ても抜き返されちゃうな、と。バトルになると前を走るトップ2台を追いかけられなくなるので、ある程度の可能性はずっと残しておきながら、最後(トップの)3台ダンゴでバトルになったところで仕掛けるか、2台ずつの態勢で決定になった時に自分が前に出ようと決めていた、なので最終ラップまでずっとガマンして最後の最後で飛び込んだ、という感じです。本当ならプランAで行きたかったけど、プランBになってしまった感じで。スタートで出遅れちゃったのが大きかった。序盤のペースはよかったので、序盤に4番手の前に出られていたら、おそらく上位3人でバトルできていたと思います。予想よりレースペースが皆トントンだったので、次のレースも頑張ります」

4位 15号車・小松響(Okabe Rn-sports KKS2)

決勝4位の小松響(Okabe Rn-sports KKS2)

 「稲葉選手にしてやられましたね。タイヤ的にも自分のは後半タレてきてしまって、それで後ろを気にしながらというのもあって、気持的にも向うの方が一枚上手だったな、という感じです。自分の調子としてはそんなに悪くなったのですが残りの2~3周の大事なタイミングでちょっとミスも出てしまったので、そういうメンタル面で負けちゃったな、と。走っていてベストラップとかもそれほど変わらず自分自身も悪くない感じなんですけど、ちょっと後ろを気にし過ぎちゃったかな、と思います。次はやり返します」

5位 53号車・安田航(ファーストガレージ&Sウィンズ)

決勝5位の安田航(ファーストガレージ&Sウィンズ)

 「(順位が)上がったというより前でアクシデントがあって上がれたに近い結果なので・・、前の4台が速すぎて、現状ではまったく見えないです。(その意味で)現状としては最善を尽くせたかな、とは思います。もう1レースあるので、トップ4台にもうちょっと近づいて絡めるように、攻めて行きたいです。(具体的にはセッティングとか?)セッティングではなくて新品タイヤがうまく使えていなかったな、という印象です。昨日の練習でもユーズドでは全然悪くなかったので、その辺りユーズドの方が乗れている感があるのかな。ただ次のレースは新品タイヤで走るので、そこはもうちょっとうまく、自分で(走り方を)変えられる様に、頑張ろうかな、と思います」

6位 26号車・白崎稜(ZAPスタッフリソースED)

決勝6位の白崎稜(ZAPスタッフリソースED)

 「4つグリッド降格を食らったので、スタートでその4つを取り戻そうと思ってはいたので、スタートダッシュを決めてインに潜り込めた。田上選手のアクシデントもあって運も味方してくれたのかな、と思います。ペースはまぁよくて、4グリッド降格分だけ(ラップ)タイムの差があったので、そこまでは(前に)行けました。次のレースは表彰台を目指して、稲葉選手について行きながら頑張ります」

 2022年JAF筑波/富士スーパーFJ選手権シリーズ地方選手権第5戦は本日午後1時半から開始される。森山が公約どおり連勝するか、岡本が意地を見せるか、はたまた新たなヒーローが現れるか、目が離せない。

表彰式

Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE


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