Japanese F3

JF3:2014年シリーズチャンピオンのコメント

2014年シリーズチャンピオン #7松下信治(HFDP RASING F312)
チームの皆さん、ホンダさん、田中弘監督、金石勝智代表、応援してくれた皆さんにありがとうございますと、それが最初に言いたいです。
最初から良い流れで始められて、シリーズタイトルという誰もが欲しがる目標を達成できて、それが一番嬉しいです。
今日は反省も多いレースでしたが、チャンピオンを取れたということもあるので、リラックスして明日の決勝ではいいレースをしたいと思います。
自分としても予選5番手は悔しい気持ちで一杯です。タイトル争いを意識して自分が小さくまとまってしまいました。あとほんの少し、何が足りないのか、ロガーを見直し、改善点をみつけて明日のレースを初心に戻ってやりたいと思います。
セッティングとかもFCJでは学んでこなかったので、最初の頃はイチから学ぶことになりましたが、二年目で結果を出せたことでチームには感謝していますし、ありがとうございましたと言いたいです。僕の目標はF1ドライバーなので、来年以降はそれに進めるステップを踏みたいと思います。
Nクラスチャンピオン #6小泉洋史(Net Move Hanashima Racing)
周りにいるのは小さい頃から英才教育というんですか、カートをやって来て、FCJ、F3とステップアップして来て、ゆくゆくはF1とか、スーパーフォーミュラやGT500に上がって行く優秀な人たちだと思うんですけども、私の場合は数年前までスーツ着て、ネクタイ締めて仕事をしていた普通の外資系企業に勤めるビジネスマンでした。
クルマが大好きで、運転が大好きで、この世界に入って来たんですけども、最初はツーリングカーというかGTに出ていました。 かといってGTで優勝争いが出来るとかそういうレベルじゃなく、どちらかというと真ん中から下位でただ参加しているドライバーでした。 ただ一度だけフォーミュラトヨタをハナシマさんの前身のトリイレーシングというところでやらせていただいて、その影響というか成長が大きいと感じたので、どこまでちゃんとやれるのか、もう一回確かめたかったんです。
FCJに出たいと言ったんですけども、年齢制限があるんですよね。もう40歳くらいだったので出られなくて、やるならF3しかないと。 でもF3っていうのはそのままF1に上がってもおかしくないレベルのドライバーが出ているところで、今まで考えたこともなかったんですが、どこまでやれるかを確かめたくて、スポット参戦をさせていただいて、スピンもし、赤旗も出し、びりのほうを走っていました。
そこでGTをやめて、きちんと専念して、どこまでやれる茅って見ようと思いました。とりあえずまず3年と決めて、シーズンオフもしっかり走り込みをして臨みました。 フル参戦を始めた最初の合同テストからフィーリングが良く、いけるのかなと思ったら、始まってみるとよくて5、6番手でした。本当に苦しかったです。
2年目も、高星くんに勝てたのは最初の合同テストだけで、シリーズでは彼やナニン君にこてんぱんにやられてしまいました。
3年目もそんなに甘くないと思っていましたが、どこまでやれるか戦って見ようと思ってやってきました。例えNクラスでもF3のタイトルは是が非でも欲しいと思っていましたので、チームの皆さんに本当に感謝しています。
(来年の目標について)F3のコーチをしてもらってる石浦君には「2年連続いって下さいね」と言われてるんですが(笑)、自分の中ではまだ決めていなくて。F3に出てくるドライバーはタイミングが合えばF1で通用すると思っています。僕は年齢的に平ドライバーしか出来ないと思いますが、彼らと一緒に戦うことで自分がどのくらいのレベルにあるかを確かめられるカテゴリーだと思っているので、できればCクラスに出たいと思っていますし、去年出たLMP2とか、WECのGTのクラスとか、やってみたいものは一杯ありますね。
Text:Kazuhisa SUEHIRO


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