全日本F3000

レイトン富士F3000予選リリース

LEYTON HOUSE RACING TEAM
     PRESS INFORMATION
   ’90 全日本F3000選手権シリーズ第6戦
 Nippon Shinpan Super Cup Rd.3
    FUJI CHAMPIONS RACE
      1990年8月11日 土曜日
      富士スピードウェイ 公式予選
 8月10日金曜日に練習走行が予定されていたが、台風がもたらした激しい風雨で中
止。土曜日の早朝にエクストラの走行時間帯が設けられ、そして予選1回目となった。
このレースの約1ヶ月前に富士スピードウェイで2日間のテストが設けられていたが、
1日目は雨で走れず。2日目に関谷正徳だけが参加して、マシンセットアップを行っ
たが、タイムは伸び悩み、若干の不安を残していた。
 しかし、このインターバルに行ったマシンセットの方向性が間違っていなかったこ
とを、予選1回目早々に関谷が証明してみせた。ニューモノコックのシェイクダウン
という慌ただしい状況の中、関谷は1セット目の予選タイヤであっさり1分19秒430
をマーク。B組のトップにつけた。いっぽうのクリスチャン・ダナーは20秒台を切る
ことはできず、1分20秒573 にとどまった。
 2回目の予選を前に、関谷、ダナーともに5速ギアを交換、また富士用に製作した
ディフューザーを装着。さらなるタイムアップを狙った。2戦連続でポールポジショ
ンを狙える関谷は、まず1回目に使用した中古の予選タイヤで数周し、そしてピット
イン。新品タイヤに履き換え、気温が下がるのとコースがクリアになるのをピットで
ひたすら待った。残り10分になった時、関谷がコースイン。しかし、Aコーナーの進
入で新品に交換したブレーキパッドが災いして、ブレーキがロックしてしまいグラベ
ルベッドに飛び出してしまった。残念ながら2回目のタイムアタックはできず、2戦
連続のポールポジションも逃したが、それでもB組3番手タイムを残した。
 ダナーも関谷同様にまず使い古したタイヤで走行。その後新品タイヤに履き換えて
コースイン。とりあえず1回目のタイムを1秒近く縮めるが、あと一歩の伸びが見ら
れず総合ではBグループ8番手にとどまった。
 ふたりとも新しいディフューザーには満足しており、決勝では上位進出、好結果が
大いに期待できるだろう。
 提供:レイトン・インターナショナル


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