PORSCHE CARRERA CUP JAPAN

PCCJ:ポルシェ カレラカップ ジャパン 2013 第6戦 プレビュー

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プレスインフォメーション 2013年6月18日

東京. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:黒坂 登志明)とポルシェ カレラ カップ ジャパン (PCCJ) 委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2013年シリーズ 第6戦を、2013年6月23日(日) ツインリンクもてぎ(栃木県)にて開催いたします。


早くもシリーズの折り返しを迎えるポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)。6月23日に開催される第6戦の舞台であるツインリンクもてぎは、 ブレーキングに加え、素早くターンインを終わらせてポルシェの強みであるトラクションを活かしていかに早く加速できるかがタイムに直結するサーキットでもある。そのあたりのテクニックにおいては長年ポルシェを走らせてきたベテラン勢がレースを引っ張り、若手が素早い適応力で応戦するという展開が予想されるが、今年の若手はとにかく元気がよく、良い意味で期待を裏切ってくれるだけに予想しがたい一戦になりそうだ。

シリーズにおいては、今年はベテランと若手が激突する激しいシーズンとなっている。チャンピオンクラスは#78 近藤翼と#25 神取彦一郎が同点トップ。#78 近藤は第1戦と第3戦で優勝を果たしているが、第2戦の12位、第4戦はリタイアという出入りの激しいポイントの獲り方をしてきた。一方で#25 神取はベテランらしく、3位表彰台1回と4位2回を含めてすべてのレースでポイントを積み重ねてきた。今後、ふたりがどのようにポイントを積み上げていくかがタイトル争いにおいての注目点となるだろう。

そのふたりの後ろに続く#12 小川諒、#19 永井宏明、#32 飯田太陽も4pt以内にひしめき合っている。#12 小川も第2戦と第3戦で連勝を飾っているが、第4戦-5戦の富士連戦でまさかのノーポイント。シリーズチャンピオン候補の一角として、後半戦の挽回に期待したいところだ。#19 永井と#32 飯田はここまでに1回ずつ表彰台に立っており、優勝を狙えるだけの実力は持っている。またシリーズ争いに加わることは厳しいが、 第4戦-5戦で#8 桜井澄夫のセカンドドライバーとして参戦してきた#8 松井孝允も、第4戦で2位、第5戦で優勝を果たす実力派であり、今後再び参戦することになれば#78 近藤、#12 小川、#14 川端伸太朗らに続く4人目の若手として注目を集める存在である。

ジェントルマンクラスは、第2戦で総合4位に入り大量ポイントを獲得し、第2戦〜第4戦までを連続クラス優勝で飾った#2 田島剛がシリーズをリードする。とはいえ、第2戦で総合5位を獲得した#21 高田匠をはじめ、#3 江本玄、#27 眞野壮一郎までの上位4人は12pt差の中に詰まった状態。ここまでのレースで確実にポイントを重ねてきている者同士、少しの油断で順位が大きく入れ替わる状況は、チャンピオンクラスよりも激戦区と言えるだろう。

今回の第6戦はPCCJのシリーズ戦としては初のセミ耐久形式による開催となり、決勝は 30周(もしくは70分間)と通常のレースの約2倍のレースディスタンスで争われる。昨年はエキシビションレースという形で、オートポリスを舞台にセミ耐久が開催されたが、シリーズの1戦に組み込まれるのはこれが初。普段のスプリントレースとはまた違った、耐久レースならではの戦略やチームワーク等が勝敗を大きく左右する。緊張感漂うチームの様子や、クルーに求められる迅速かつ正確なピットワークなど、これまでのPCCJにはない新しい雰囲気に包まれたレースが繰り広げられそうだ。

ポルシェジャパンKK.・プレスリリース



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