Formula Nippon

FN:第3戦富士 第1回サタデー・ミーティング 第一部 「ルマン優勝はキャリアにおける重要なポイント」(アンドレ・ロッテラー)

既にスーパーGTでは坂東代表による定例会見の開催が定着しているが、フォーミュラニッポンでも今回の第3戦から「サタデー・ミーティング」と題した懇談会を実施することになった。
第1回の出演者は、先日のルマン24時間レースで見事総合優勝を果たしたアンドレ・ロッテラー選手(トムス)と、第2戦オートポリスで優勝し、ランキングトップに躍り出た中嶋一貴選手(トムス)、そして日本レースプロモーション(JRP)社長の白井裕氏の三名だ。
ここではドライバー2名による第1部の模様をお送りする。

fn_r03_spl_pc_lotterer fn_r03_spl_pc_kazuki

アンドレ・ロッテラー
(ルマン24時間について)素晴らしい一週間でした。チーム一丸となって勝利したこと、僕にとって2年目の挑戦で勝てたこともです。こんな大きなレースで勝てたことは僕のキャリアにとって重要なポイントになると思います。ずっと日本で走ってきて、日本で育ててもらって、その結果の勝利だと思います。
それはもうタフな戦いでした。今は大きな達成感を味わっていますよ。
(グッドウッドフェスティバルに参加したことについて)すごいイベントでした、歴史的な目医者が沢山集まり、ヨッヘン・マスやハンス・ヨアキム・シュトゥックといった名ドライバーたちと一緒に走れて、三日間が大きなプレゼントのようでした。ルマンで優勝したことでみんなが認めてくれたことが嬉しかった。主催者のマーチ卿からも素晴らしいプレゼントをいただきましたし。
(今週末のフォーミュラニッポンについて)僕のわがままを許してくれたチーム、舘監督、トヨタ、みんなに感謝しています。僕が欠場している間にカズキが優勝してポイントリーダーになりましたが、絶対にその座を取り返します。フォーミュラニッポンでポジションを取り戻すのが次の僕の目標ですから。

中嶋一貴
(ここまでの2戦を振り返って)まだ予選に課題がありますが、レースでは結果を残せました。展開に恵まれた面はありましたが、それも自分のおかれた状況の中でベストを尽くせた結果だと思っています。 でもいつも上手くいくとは限らないので、次は課題を克服しながら結果を出したいです。今回の2回ピットストップ義務というルールは非常に悩ましいものですが、これまでの自分の経験を生かせれば、と思いますし、タイミング次第だとも思いますので、まずは予選で前に行くのが重要でしょうね。現時点ではチャンピオンは意識していません。今までどおりやれることをしっかりやるだけです。 (将来的にF1やルマン出場を考えているか)チャンスがあればいつでも出たいと思っていますし、その準備はしているつもりです。

まとめ: Kazuhisa SUEHIRO / Photo: Yoshinori OHNISHI


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

検索

最新ニュース