7月18日、スーパーGT第4戦が行われているツインリンクもてぎで恒例のドライバートークショーが開催された。
今回出席したのはGT500クラスポールポジションの#1山本尚貴(STANLEY NSX-GT)、予選2位の#19宮田莉朋(WedsSport ADVAN GR Supra)、#8野尻智紀(ARTA NSX-GT)、そして予選3位の#16笹原右京(Red Bull MOTUL MUGEN NSX GT)。
GT300クラスはポールポジションの#11安田裕信(GAINER TANAX GT-R)、予選2位の#244堤優威(たかのこの湯GR Supra GT)、そして予選3位の#56ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(リアライズ 日産自動車大学校GT-R)だ。
各ドライバーのコメントは以下の通り。
- 笹原右京(TEAM Red Bull MUGEN)
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「昨シーズンからスーパーGT500クラスにデビューさせていただいてます。今日の決勝頑張りますので、応援のほどよろしくお願いいたします」
「練習走行から調子が良かったので、当然チームとしてはポールポジションを狙っていきたいという思いがありました。ですから昨日の結果は悔しさ半分ですが、今までQ2でトップを争う機会がなかなかなかったので、この位置にこられたこと自体はチーム全体としては良かったかなと。僕も大湯選手もベストを出し切った走りの中でのこの結果でしたし」
「大湯選手とはキャラクターが正反対ですね(笑)今回はキャンピングカーを休憩場所に借りているんですけど、大湯選手はそこでの過ごし方も独特です。でも走れば非常に頼もしいです。お互いいい意味で刺激し合えています」
- 宮田莉朋(TGR TEAM WedsSport BANDOH)
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「前回の富士は多分ポールポジションが取れないだろうな、という中で取れたので、感動が大きかったんですけど、今回はポールポジションを狙いに行っていたので僅差の2番手は悔しいです。でも日々努力した結果が実ってのこの位置なので、悔しいと思えること自体が幸せかなと思います」
「この時期にもてぎでレースしたことがないので、ドライバーとしても暑さは厳しいですし、タイヤも各メーカー違ったことをしていると思います。ただヨコハマはもてぎと相性がいいのでその良さを出せればなと思います」
「(2ヶ月の間にシミュレーターで世界ランキング入りしたが)まあ頑張りました。一応日本一にはなれたんですが、上には上がいるもので。でもそっちの方でもチームの所属できて、プロとしてやっていけそうなので、うまく両立ができたらなと思います。実車にも経験が生きているので、決勝は色々難しい要素がありますが、しっかり自分のやってきたことを一つ一つこなして、今後に繋げられればと思います」
- 山本尚貴(TEAM KUNIMITSU)
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「参戦12年目でようやく地元のもてぎでポールポジションが取れたということで、嬉しい気持ちでいっぱいでした。決勝ではポールトゥウィンを目指して頑張りますので、みなさん応援よろしくお願いします」
「前回は僕がノックアウトされたこともあり、牧野選手は今年初めて予選を経験したんですが、彼のいいところを引き出せてトップに立つことができました。Q2に向けても自信を深められたので彼には感謝しています。ここに来るまでチームもいいクルマを用意してくれましたし、いい流れが来ているので、この流れを大切にしてレースに臨みたいなと思います」
「笹原選手もいますし、後方に沈んでしまったNSX勢も決勝は上位に来ると思います。ホンダの社長、副社長もこられるようなので、またとないチャンスだと思っています。しっかりと結果を残して、来年の契約金を上げてもらえるように、頑張りますので、よろしくね(と宮田莉朋に目くばせ)」
- ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ(KONDO RACING)
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「昨日の結果には驚きました。なぜならもてぎはハードブレーキングや繊細なアクセルコントロールが求められる難しいサーキットなので、ウェイトをたくさん積んだクルマには特に厳しいからです。決勝も暑いコンディションでタイヤには厳しでしょうが、クルマのバランスは公式練習、予選を通じて非常に良かったので、クルマのポテンシャルを最大限に発揮できればと思います」
「昨年のレースではセーフティーカーのタイミングが大きく影響しましたし、最初のスティントでタイヤをどうやって持たせるかも鍵になるので、そこをきちんと押さえて戦いたい。」
- 堤優威(Max Racing)
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「(自己PRを)僕は今年から初めてスーパーGTにシリーズ参戦しているので、こういうトークショーに出ることも緊張していますが、決勝も頑張りますので、応援よろしくお願いします」
「朝の公式練習では6番手と、まあまあいい位置でした。ここに来るまでスープラはもてぎが得意ではないと思っていたので公式練習の順位にはびっくりでした。予選では三宅選手がQ1を突破してくれましたが、クルマのバランスには問題がありました。それでも三宅選手がきちんとフィードバックしてくれたおかげでQ2に向けてセッティングをいい方向に変更することができ、クルマのバランスが良くなりました」
「ポールポジションの安田選手と3番手のJP選手がともにGT-Rということで、スープラはパワー的に少し劣っているので、最初の1、2周が勝負の鍵になると思います。そこで僕らは抜かれないようにきちんと押さえて、安田選手が疲れてきたところで抜かせてもらおうかなと思います」
- 安田裕信(GAINER)
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「10年以上乗っているので、今回が初めてのポールというのが結構恥ずかしいです。今まではQ1担当が多かったからなんですけど、やっぱり非常に嬉しいです。気づいたらもてぎは4年連続で予選トップで、今回が5回目のトップだったんですよね。できればもう全戦もてぎで良いんですよ(笑)」
「開幕戦のポールの時も勝つ手応えがあったんですけど、僕らはセーフティーカーが苦手で、どうしても順位を落としてしまうんです。今回は無難にレースをこなしたいんですが、後ろ2台も速いので、どうなるかわからないです。でも今回はラッキーとかラッキーでないとかは無しで頑張りたいです」