F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP (FIA-F4)

FIA-F4:第7戦もてぎ決勝 ポールポジションの#35野中が4連勝を達成

13周の決勝がスタートした

FIA-F4選手権第7戦の決勝が7月18日、栃木県のツインリンクもてぎで行われ、#35野中誠太(TGR-DC RSトムススピリットF4)が今季4勝目を挙げた。

第7戦決勝は午前8時30分より13周で行われた。この日の天候は晴れ。路面はドライだ。

このレースは、2021FIA-F4スポーティングレギュレーション28-6に基づき、前日に行われた第5戦決勝中のベストラップ順でのスターティンググリッドを決定して行われた。ポールポジションは#35野中、#7太田格之進(HFDP/SRS/コチラレーシング)が2番手だ。

ポールシッターの#35野中は第5戦、第6戦に続いて抜群のスタートを決め、トップで1コーナーへ飛び込む。2番手には#7太田が続き、3番手には#36荒川鱗(TGR-DC RSトムススピリットF4)、#38清水英志郎(TGR-DC RSフィールドF4)が4番手。2周目に#80伊東を捉えた#37奥住慈英(TGR-DC RSフィールドF4)が5番手と、トムススピリット勢が揃って上位に上がってきた。

#35野中と#7太田の差は1周を終えた時点ではわずか0.535秒だったが、#35野中は周回を重ねるごとに次第にペースを上げ、3周目には1'58.892、4周目には1'58.896を記録する。

これにより#7太田は徐々に引き離されていき、両者の差は4周終了時点で1.159秒。5周目には1.323秒となった。

その後も野中は安定したペースでリードを広げ、10周終了時点では1.968秒、11周目には2.121秒とし、最後は#7太田を3.179秒引き離してチェッカー。第2戦富士からの連勝記録を4に伸ばした。

2位は太田、#36荒川が3位に入った。

インディペンデントカップは、1番手スタートの#11HIROBON(Rn-sports Andare)を2番手スタートの#63鳥羽豊(HELM MOTORSPORTS F110)が追い上げ、10周目にはテール・トゥ・ノーズの状態に持ち込むが、HIROBONは最後まで鳥羽に付け入る隙を与えず、今季初優勝をものにした。2位は鳥羽、3位には

次戦の舞台は三重県の鈴鹿サーキット。新型コロナウィルス感染拡大の影響で延期された第3戦、第4戦が8月21、22日に行われる。

優勝は野中誠太(TGR-DC RSトムススピリットF4)

決勝2位は太田格之進(HFDP/SRS/コチラレーシング)

決勝3位は荒川鱗(TGR-DC RSトムススピリットF4)

トップでゴールする野中誠太(TGR-DC RSトムススピリットF4)

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Katsuhiko KOBAYASHI


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