SUPER FORMULA

驚速・野尻智紀「速さは譲れない」と15回目のポールポジション

 快晴となった全日本スーパーフォーミュラ選手権第2戦の予選。第1戦の予選形式が変更されたため、今シーズン初のノックアウト方式の予選となった。

 Q1で速さを見せたのはチーム無限の2台。両グループで野尻智紀(Red Bull MOTUL MUGEN SF23)、リアム・ローソン(Red Bull MOTUL MUGEN SF23)がトップを奪う。

 続くQ2は、野尻が2位となった宮田莉朋(VANTELIN TOM'S SF23)に大差ともいえる0.37秒差で自身15回目となるポールポジションを獲得した。3位大湯都史樹(TGM GP SF23)、4位ローソン。

Q1 Aグループ

 ほぼ全車2周のウォームアップの後アタック。終了間際に1分22秒579のトップタイムを叩き出したのは野尻。宮田が迫るが22秒604と僅かに届かず。

 順位:野尻-宮田-山下-坪井-牧野-平川-/佐藤-国本-大嶋-ハイマン-ブリュクバシェ

Q1 Bグループ

 阪口晴南(P.MU/CERUMO・INGING SF23)が1分22秒057でトップに立つも、ローソンが22秒021と僅かに上回るタイムでトップに。大湯はアタック周にコースオフを喫したが、うまくまとめて3位。

 順位:ローソン-阪口-大湯-福住-小林-山本-アレジ-太田-松下-関口-小高

Q2

 ホンダとトヨタ、両メーカーのエンジン搭載車が6台ずつQ2に進出。

 両陣営のエース対決となったQ2は、1分21秒196の最速タイムを叩き出した野尻に軍配が上がり、宮田はQ1に続いて後塵を拝した。ただ、タイム差はQ1より大きく開いた。野尻は予選後「速さは譲れない」と王者の意地を感じさせるコメントを残した。

 順位:野尻-宮田-大湯-ローソン-坪井-山下-平川-阪口-山本-福住-小林-牧野

 なお、予選終了後、走路外走行の判定で、アレジ、太田、ハイマン、ブリュクバシェのベストタイムが抹消されたため、Q1敗退組のグリッド(13位以下)は、松下-佐藤-関口-国本-小高-大嶋-アレジ-ボリュクバシェ-太田-ハイマンの順になった。

 決勝は、午後2時30分から41周で行われる。

Text: Shigeru KITAMICHI


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