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第1戦富士公式予選 野尻智紀速し、3連続のポールポジション

 昨日のフリー走行が悪天候でキャンセルになったことで、第1戦の予選は当初のノックダウンから45分間の計時方式に変更された。

 開始から予選をリードしたのは野尻智紀(Red Bull MOTUL MUGEN SF23)。早々に1分22秒673をマークしてトップに躍り出ると、開始25分には22秒062とさらにタイムアップ。結局最後までこのタイムを上回るものは現れず、これがポールタイムとなった。

 野尻は昨シーズン終盤から3連続のポールポジション。

 2番手は残り15分を切ったところで22秒108をマークした宮田莉朋(VANTELIN TOM'S SF23)。これに続いたのが野尻のチームメイト、今回がデビュー戦となるリアム・ローソン(Red Bull MOTUL MUGEN SF23)。前評判どおりの速さを見せた。

 以下、新チームからエントリーの大湯都史樹(TGM GP SF23)、佐藤 蓮(TCS NAKAJIMA RACING SF23)、坪井 翔(P.MU/CERUMO・INGING SF23)と続いた。

 今年は富士におけるテストもなく、新型SF23によるぶっつけ本番の予選だったが、終盤、関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23)にマシントラブルが出てアタックできなかった以外は、アクシデントもなく終了した。

 決勝は、午後2時15分から41周で行われる。

Text: Shigeru KITAMICHI


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