Honda Racing サンクスデーの行われている鈴鹿サーキットで、今シーズンも松下信治選手を擁してスーパーフォーミュラ選手権を戦うB-Maxレーシングチーム、本山哲監督に聞いた。
---今シーズンの展望を聞かせてください
「チームとしては確実に進歩していることを実感しています。クルマの速さもありますし、トップチームと遜色ないレベルにあります。あとはドライバーが優勝に導くだけという感じです。ノブ(松下選手)ももちろん速さはありますし、もう勝つ一歩手前というところまではきています」
---今シーズン優勝できる確率はどのくらいですか
「優勝の確率は6割から7割はあると思っています。シーズンの早い段階で勝てれば2勝目もいけると思います。ノブと田坂エンジニアのコンビも昨年に引き続きですが、田坂さんはクルマの素性を生かしたセッティングをするという印象を持っています。そのためコンディションの変化にも確実に対応できます」
---B-Maxはどんなチームですか
「組田代表も田坂さんも自分も感覚派ですから、一人くらいは理論派がいてもいいと思います(笑)。感覚と情熱で突き進むチームでしょうか(笑)。でも、直感というのは意外に合っていることが多いです」
(組田代表補足)「直感とは言いますが、本山さんも田坂さんも実績に裏付けられたものですから、正しい判断と思います」
まとめ: Shigeru KITAMICHI