- レース4優勝 酒井龍太郎(MITSUSADA RACING)
-

「ポール・トゥ・ウィンを2戦連続にできたのはすごい嬉しいですし、スポットでこういう結果が残ったのはすごい気持ちいいです」
「(スタートでは)予想していたタイミングで赤信号が全然消えなくて、危ないと思って待ったら、そこで消えて出遅れました」
「(山岡選手をオーバーテイクした時について)アウトウッド侵入ぐらいから、多分ああいうパターンになるだろうなって考えてたというか、分かってたので、絶対そこでインを開けることはないだろうし、僕もともとアウトまくりが結構好きだったんで、それを決めてみようかなって。それが上手くいきました」
「(小熊選手が追い上げていたが)特に前半はタイヤも含めて彼の方が速くなるだろうから、前半の数周、おおよそ5周目ぐらいまでは僕がなんとか耐えて、そうすればきっと彼もいつかミスが出てきて、タイム差も生まれるだろうし、そのなった時に僕がアタックして、離すっていう作戦を入れました。今回は予選で使ったタイヤを履きましたが、最後までなんとか持ちました。最後の周か最後の前の周が多分ベストだったと思います」
「イーグルスポーツさんには急遽お話をいただいてとても嬉しかったですし、本当にいい経験になったので、その経験を生かして、来月のFIA-F4も狙っていきたいです」
- レース4決勝2位 小熊孝誠(HELM MOTORSPORTS)
-

「悔しいです。序盤に抜けたと思うんですけど、最後の方はちょっと行く隙がなかったです。様子を見て行けるところがあったら行こうと思ってたんですけど、ちょっとうまくいかなかった」
「ニュータイヤとユーズドの人がいたと思うんですけど、僕は他と比べてアウトラップとかが、ペースは良かったなと思いました。スタートで3番手に上がり、2周目のバックストレートの後のヘアピンでアウトから山岡選手に並んで、そのまま曲がって次のコーナーでインを取りました。そこからは後続を気にせず、ずっとプッシュで行ってた感じです。予選でちょっと後ろに行っちゃったのが問題かなと。多分僕はあんまりペース変わってないと思うんですけど、前がミスったりして間隔が詰まったり開いたりしていたんだと思います」
「次のもてぎは両方また勝てるように頑張ります」
- レース4決勝3位 山岡宗磨(Drago CORSE)
-

「スタートはうまくいったんですが、ヘアピンで同じ抜かれ方を2回したので悔しいですね。ペースはトップ2台よ一緒くらいで悪くなかったので、もっと練習してきます」
「タイヤは1周だけスクラブしたものでいきました。ペース的にはニューと変わらなかったと思います。次はウィンターカップに出るのは決まっているんですが、それまでの間は練習をして、カートレースにも出る予定です」
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNIHSI

2026F110CUP西日本王者決定戦岡山レース4の決勝が5月17日、岡山県美作市の岡山国際サーキットで行われ、ポールポジションからスタートした酒井龍太郎(MITSUSADA RACING)がレース3に続いて2連勝を飾った。
レース4決勝は午前10時40分にフォーメーション開始、12周の戦いがスタートした。午前中ながら気温は25℃、路面温度は45.1℃まで上昇している。

ホールショットは山岡宗磨(Drago CORSE)。酒井龍太郎はスタートシグナルの消えるタイミングを読み誤り、出遅れて2番手に後退。予選4位の小熊孝誠(HELM MOTORSPORTS F110)が3番手に浮上して1コーナーを抜けていった。
一旦は山岡の先行を許した酒井だったが、すかさずバックストレートでアウトから山岡に並びかけ、リボルバーでインに飛び込んでトップを奪い返した。続いて小熊も山岡の背後を脅かすが、山岡はなんとかポジションを守ってコントロールラインに戻ってきた。4番手には杉田悠真(LAPSアキランドF110)、5番手に松井海翔(EAGLE SPORT SMK F110)が続く。
2周目のヘアピンで小熊がアウトから山岡を捉え、リボルバーで抜き去ってて2番手に浮上。トップの酒井龍太郎との差を1秒021とすると、3周目には1分33秒369のファステストを記録して0秒416差に。その後も4周目に0秒356、5周目0秒301と、小熊は酒井龍太郎を上回るペースで周回を重ねてテールに食らいつく。
しかし小熊はなかなかオーバーテイクのきっかけが掴めず、そんな小熊に山岡と松井も徐々に接近。トップ争いは4台となる。
6周目に予選9位から6番手にジャンプアップしてきた塩田惣一朗(Bionic Jack Racing)が1分33秒303でファステストを更新。酒井龍と小熊の差は0秒462とやや広がり、7周目には0秒656と徐々に小熊が遅れ始める。3番手の山岡も小熊から0秒536とこちらも遅れ始めた。
酒井龍太郎は7周目に1分33秒208とファステストを更新。これに対して小熊も8周目に1分33秒097でこれを上回る。差は0.606とやや縮まった。
その後もトップ2台は1分33秒台前半のペースで一進一退を繰り返すが、酒井龍太郎は最後まで小熊に付け入る隙を与えずに12周を走り切り、レース3に続いて2連勝を達成。スポットでの参戦ながら充分以上の成果を挙げ、来月に行われるFIA-F4選手権第3戦、第4戦に向けて確かな手応えを得ている。
2位はこちらもFIA-F4にも参戦する小熊孝誠でレース1から4戦連続の表彰台。山岡宗磨も3位で表彰台に上がった。
F110CUPはこのあと再びモビリティリゾートもてぎに舞台を移し、12月5-6日にウィンターカップと題してレース5、レース6を行う。









Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Atsushi BESSHO
Yoshinori OHNISHI
岡山チャレンジカップレース第2戦 -RIJ- (2026/05/17) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2026 GSTR GRAND PRIX F110 CUP Round 4 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Driver | Car Team | Lap | Time | Behind | Gap |
| 1 | 55 | 酒井 龍太郎 | MITSUSADA RACING イーグルスポーツ | 12 | 18'49.977 | - | - |
| 2 | 62 | 小熊 孝誠 | HELM MOTORSPORTS F110 HELM MOTORSPORTS | 12 | 18'50.432 | 0.455 | 0.455 |
| 3 | 34 | 山岡 宗磨 | Drago CORSE Drago CORSE | 12 | 18'52.231 | 2.254 | 1.799 |
| 4 | *23 | 松井 海翔 | EAGLE SPORT SMK F110 イーグルスポーツ | 12 | 18'53.270 | 3.293 | 1.039 |
| 5 | 10 | 杉田 悠真 | LAPSアキランドF110 AKILAND RACING | 12 | 18'53.929 | 3.952 | 0.659 |
| 6 | 97 | 塩田 惣一朗 | Bionic Jack Racing Bionic Jack Racing | 12 | 18'54.817 | 4.840 | 0.888 |
| 7 | 71 | 一宮 總太朗 | AKILAND F110 AKILAND RACING | 12 | 18'55.181 | 5.204 | 0.364 |
| 8 | 77 | アイレ・ハルン | KF MOTORSPORT F110 KF MOTORSPORT | 12 | 19'00.397 | 10.420 | 5.216 |
| 9 | 67 | ダンゼル・ウェイタン | KF MOTORSPORT F110 KF MOTORSPORT | 12 | 19'00.708 | 10.731 | 0.311 |
| 10 | 80 | 酒井 翔太 | オーバーテイク!F110 フジタ薬局レーシング | 12 | 19'02.329 | 12.352 | 1.621 |
| 11 | 8 | 石井 大雅 | Bellona&FG フジタ薬局レーシング | 12 | 19'05.047 | 15.070 | 2.718 |
| 12 | 33 | 井上 隆太 | Drago CORSE Drago CORSE | 12 | 19'06.015 | 16.038 | 0.968 |
| 13 | 26 | ソン ハリム | ATEAM Buzz Racing F110 Buzz Racing | 12 | 19'06.824 | 16.847 | 0.809 |
| 14 | 48 | 村上 太晟 | ファーストガレージF110 FIRST GARAGE | 12 | 19'09.338 | 19.361 | 2.514 |
| 15 | 25 | 沼田 拓海 | WARMTECH-KiwiMotorsport スキルスピード | 12 | 19'09.977 | 20.000 | 0.639 |
| 16 | 27 | 金森 智哉 | TK Racing Project F110 カナモリ トモヤ | 12 | 19'13.808 | 23.831 | 3.831 |
| 17 | 18 | 中井 悠斗 | KF MOTORSPORT F110 KF MOTORSPORT | 12 | 19'19.244 | 29.267 | 5.436 |
| ---- 以上規定周回数(90% - 10 Laps)完走 ---- |
| - | 50 | 伊藤 聖七 | イヌイEagle Sport イーグルスポーツ | 3 | 4'54.392 | 9Laps | 9Laps |
- Fastest Lap: CarNo. 62 小熊孝誠(HELM MOTORSPORTS F110) 1'33.097 (8/12) 143.193 km/h
- CarNo. 23は、岡山国際サーキット4輪一般競技規則第8章41条1(チェッカー後ピットレーン速度)違反により、罰金1万円を科す。
- レース3、レース4ポールポジション 酒井龍太郎(MITSUSADA RACING)
-

「今回でフォーミュラカーのレースは2回目なんですけど、それで初めてポールが取れたのですごく嬉しいです」
「練習走行からタイムが出ることが昨日の時点で分かりました。周回数が少ない中でも、燃料が軽い方が当然速いので、それを狙ってタイムを出しに行く作戦で、それがうまくいきました。多分周りより周回数が1、2周少ないところからスタートしましたが、燃料も少ない状態で走っており、地道にタイムを上げられたので、周りの様子を見ながら走り始めて、一人でアタックして、っていう風に切り替えられたので、良い予選でした」
「F110というマシンは久々に乗ったので、FIA-F4から乗りかえた時に色々差を感じました。そこで色んな人から教えてもらい、特に光貞さんには、結構細かいところまで教えてもらいました。あとはもう、自分を信じてタイム出そうっていう話でした。ここまできたらもう決勝は勝つしかありません」
- レース3予選2位、レース4予選9位 塩田惣一朗(Bionic Jack Racing)
-

「最初出ていってからベストタイムを出すまでに、自分だけ時間がかかってしまいましたが、タイヤをじっくり温められていたというメリットもありました。最後は自分のベストタイムが出た次の周、実際にはタイヤのグリップも落ちていないところでクールラップを入れてしまったので、そこで次の周アタック行こうというふうに意気込んだところで赤旗に出くわしました」
「そこでセカンドタイムが出ていないという背景を知りながらもクールラップを入れてしまったという、自分の判断ミスもあり、残念な結果になりましたが、とりあえずはファーストタイムはフロントローということで。そこまで感触は悪くなかったので、もう少しタイムも出たかなと思いました。トップのタイムも見えてましたし、レースペースは十分あると思いますので、決勝は1位を狙ってしっかりと落ち着いていこうと思います。スタートにもかけてますし、そこからのレースペースにも自信があるので、頑張っていきたいと思います」
「これでフォーミュラは2戦目で、岡山は昨日が2回目でした。1回目もこの間初めてチョロチョロ走っただけで、比較的悪くないなという感じです。結構攻略しがいのあるサーキットなので、これからどんどんスキルアップして、もちろんトップの酒井選手も結構岡山を走り込んでいる選手なので、しっかりと抜かせるように頑張っていきたいですね」
- レース3予選3位、レース4予選2位 山岡宗磨(Drago CORSE)
-

「悪くはなかったんですけど、トップの子と比べてコンマ4秒ぐらいですか。(赤旗終了になったが)できれば最後まで走ろうかなと思ったんですけど、まあでも行けて32秒5ぐらいだったかなと。ちょっとあのタイムは今回は見えてなかったんですけどね」
「でもレースペースは悪くないと思うので、決勝では勝ちます。そっちは自信があります」
- レース3予選5位、レース4予選3位 松井海翔(イーグルスポーツ)
-

「フォーミュラに乗り始めたのが去年の12月からなんで、岡山のレースというより岡山の経験もめっちゃ少ないんで、もちろんここでレースするのも初めてですし、練習もまだ3、4回しかしてないです」
「レースはもてぎの開幕戦に続いて今回が2回目ですが、車にはだいぶ慣れてきました。今日の予選はチームメイトに酒井君っていう速いドライバーがいて、昨日からトラブったり色々あって、ちょっとあまり良い流れできてなくて、正直あまり期待してなかった予選だったんですが、自分の実力をしっかり出せる、いい感じの車に仕上げていただいたんで、自分の乗ってるものを全部出せたかなと」
「決勝は前回ストールしちゃってるんで、ちゃんとしっかりスタート決めたい。全然チャンスはあると思うんで、酒井龍太郎選手についていくのは厳しいかもしれないですけど、なるべくついていって、チャンスがあれば優勝も狙いたいです。1レース目は5位からなんで、しっかり頑張りたいと思います」
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

2026F110CUP西日本王者決定戦Race3/Race4の公式予選が5月16日、岡山県美作市の岡山国際サーキットで行われ、酒井龍太郎(MITSUSADA RACING)がダブルポールを獲得した。
公式予選は午前8時45分より20分間で行われた。天候は晴れ。路面はドライ。気温20℃、路面温度は28.8℃という好コンディションだ。
まずは小熊孝誠(HELM MOTORSPORTS F110)が計測1周目に1分40秒313でトップに。2周目に1分33秒877、3周目は1分33秒322、4周目は1分33秒132と着実にタイムを縮めていき、5周目に1分32秒793と、ついに1分32秒台に突入する。
しかし同じ周に酒井龍太郎(MITSUSADA RACING)が1分32秒719でこれを上回り、さらに杉田悠真(LAPSアキランドF110)が1分32秒640を叩き出してトップに。
6周目に入ると酒井龍太郎が1分32秒460までタイムを縮めてトップに立ち、その後も7周目に1分32秒389、8周目に1分32秒250とタイムを縮め、そのままピットイン。
その後残り時間が4分を切ったところで最終コーナーをオーバーランして縁石でストップした車両が出たため、ポストから赤旗が提示され、セッションは中断。結局この赤旗を持って予選は終了となった。
この結果、ベストタイム1分32秒250、セカンドベスト1分32秒389を記録した酒井龍太郎がレース3、レース4の両方でポールポジションを獲得することに。
今年限定ライセンスを取得したばかりの酒井龍太郎は今月初めに富士スピードウェイで行われたFIA-F4選手権が初めての四輪レース。そこで2レースを戦い、今回がフォーミュラ3戦目での快挙だ。
レース3の予選2位は塩田惣一朗(Bionic Jack Racing)で1'32秒576、3位は山岡宗磨(Drago CORSE)で1分32秒605だった。
レース4は山岡が1分32秒646で予選2位を獲得、3位は松井海翔(EAGLE SPORT SMK F110)で1分32秒663だった。
2026F110CUP西日本王者決定戦はこのあと午後0時50分よりレース3決勝が、明日の午前10時40分よりレース4決勝がいずれも12周で行われる。





Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Atsushi BESSHO
岡山チャレンジカップレース第2戦 -RIJ- (2026/05/16) Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2026 GSTR GRAND PRIX F110 CUP Round 4 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | № | Driver | Car Team | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 55 | 酒井 龍太郎 | MITSUSADA RACING イーグルスポーツ | R1'32.389 | - | - | 144.290 |
| 2 | 34 | 山岡 宗磨 | Drago CORSE Drago CORSE | R1'32.646 | 0.257 | 0.257 | 143.890 |
| 3 | 23 | 松井 海翔 | EAGLE SPORT SMK F110 イーグルスポーツ | R1'32.663 | 0.274 | 0.017 | 143.863 |
| 4 | 62 | 小熊 孝誠 | HELM MOTORSPORTS F110 HELM MOTORSPORTS | R1'32.674 | 0.285 | 0.011 | 143.846 |
| 5 | 10 | 杉田 悠真 | LAPSアキランドF110 AKILAND RACING | R1'32.679 | 0.290 | 0.005 | 143.838 |
| 6 | 80 | 酒井 翔太 | オーバーテイク!F110 フジタ薬局レーシング | R1'32.808 | 0.419 | 0.129 | 143.638 |
| 7 | 71 | 一宮 總太朗 | AKILAND F110 AKILAND RACING | 1'33.007 | 0.618 | 0.199 | 143.331 |
| 8 | 18 | 中井 悠斗 | KF MOTORSPORT F110 KF MOTORSPORT | 1'33.199 | 0.810 | 0.192 | 143.036 |
| 9 | 97 | 塩田 惣一朗 | Bionic Jack Racing Bionic Jack Racing | 1'33.203 | 0.814 | 0.004 | 143.030 |
| 10 | 50 | 伊藤 聖七 | イヌイEagle Sport イーグルスポーツ | 1'33.272 | 0.883 | 0.069 | 142.924 |
| 11 | 77 | アイレ・ハルン | KF MOTORSPORT F110 KF MOTORSPORT | 1'33.328 | 0.939 | 0.056 | 142.838 |
| 12 | 33 | 井上 隆太 | Drago CORSE Drago CORSE | 1'33.351 | 0.962 | 0.023 | 142.803 |
| 13 | 67 | ダンゼル・ウェイタン | KF MOTORSPORT F110 KF MOTORSPORT | 1'33.645 | 1.256 | 0.294 | 142.355 |
| 14 | 26 | ソン ハリム | ATEAM Buzz Racing F110 Buzz Racing | 1'33.779 | 1.390 | 0.134 | 142.151 |
| 15 | 8 | 石井 大雅 | Bellona&FG フジタ薬局レーシング | 1'34.223 | 1.834 | 0.444 | 141.481 |
| 16 | 25 | 沼田 拓海 | WARMTECH-KiwiMotorsport スキルスピード | 1'34.316 | 1.927 | 0.093 | 141.342 |
| 17 | 48 | 村上 太晟 | ファーストガレージF110 FIRST GARAGE | 1'34.324 | 1.935 | 0.008 | 141.330 |
| 18 | 27 | 金森 智哉 | TK Racing Project F110 カナモリ トモヤ | 1'34.699 | 2.310 | 0.375 | 140.770 |
| ---- 以上基準タイム(110% - 1'41.725)予選通過 ---- |
- 'R'マークは従来のコースレコード(1'32.831)を更新した。
FJ1500
優勝 宮本颯斗(制動屋☆ミスト☆KK-F)

「スタートうまく行ったと思ったら追突されて、どうなるかと思ったのですが。荒れるレースだと思っていたので、あきらめずに、決勝のペースは自信があったので、前だけ見て。けっこう危ないシーンもあったのですが、棚ぼただろうが何だろうが勝てたのが嬉しいです。今年は結果だけ目指して目標を立てたので、まずFJ1500デビュー戦を優勝で飾れて嬉しく思います。今シーズンは鈴鹿シリーズに参戦していくと思います。(もてぎは)日本一決定戦に向けてのレースだったので、優勝できてほんとによかったです」
2位 村上太晟(ファーストガレージ KK-F)

「大荒れで、とりあえず他のクルマと当たらないように必死でした。なんとか生き延びで、オーバーテイクもして、やっとの(総合)3位という感じです」
3位 山本龍(おさきにどうぞ☆KK-F)

「他の人がただいなくなっただけで(苦笑)、でも生き残るのは大事なことなので。レースとか予選とかになると『置きに行った』みたいな感じになってしまっていて、もてぎを走るのは久しぶりなので、なんとなくまだブレーキングポイントとかよくわかっていないかな、と(苦笑)。後から見ると『もっといけたかな』みたいな感じがしたので、次回はもっと速く走れるようになりたいです」
スーパーFJ
優勝 藤井翔大(Drago CORSE)

「今回のレースは自分的には もちろん表彰台乗れて嬉しいのですが、前がいなくなったりで、自分のペースがない中でこの順位だったので、開幕戦(優勝)ほど喜べない結果ではないかと思っています。レース強さというか単純に運がよかったのかという部分はありますが、今週自分のペースがレースウィーク通じて無かったので、その中で最低限の結果だけは出せたというか生き残っただけとういか、個人的には(評価が)難しいレースですね」
2位 木幡直生(群馬トヨペットTeam RiNoA)

「だいぶ荒れたレースでしたね。ペース自体は悪くなかったと思うのですが、4輪のバトルが経験なくて、初めてこういう上位争いしたのはすごい勉強になるレースでした。次は絶対総合1位です。(表彰台からの景色はどうだった?)2番手ですからね、もっと高いところに行きたいですね(笑)」
3位 松下彰臣(Abel HOSHO&PARM ZAP 10V ED)

「自分で勝ち取った3位じゃないから。今日はアクシデントいっぱいあったし、避けて避けて、みたいなレースでした。今度は自分で勝ち取った3位とか、本当は真ん中がいいですが(笑)。実力で獲った入賞が欲しいですね。途中はもっと行けるかなと思ったのですが、ちょっと詰め切れなかったです、あと3周くらい欲しかったです」
Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Junichi SEKINE

2026年スーパーFJ、FJ1500もてぎ・菅生選手権シリーズ第4戦決勝は4月25日(土)にモビリティリゾートもてぎで開催され、スタート直後から混沌とした展開になったレースで、FJ1500は宮本颯斗(制動屋☆ミスト☆KK-F)が優勝、スーパーFJ(S-FJ)はジェントルマンクラスの畠山退三(Hobbybase&MYST)がトップチェッカーを受けるもペナルティで降着となり、藤井翔大(Drago CORSE)が開幕戦に続く2勝目をあげた。
全7戦で行われる同シリーズの折り返し、とはいえ前回SUGOでの第2戦/第3戦でFJ1500が行われなかったため、FJ1500にとっては今年2戦目、S-FJにとっては4戦目ということになる。S-FJはここまでの3戦すべて異なる選手がキャリア初優勝を飾るという流れになっている。
午前中に行われた予選に続いて10周で行われる決勝は午後3時45分フォーメーションラップ開始。晴天だが午後1時ごろに17度ほどだった気温は15度位と下がってきている。FJ1500が5台、S-FJが10台の計15台がグリッドに整列して10周のレースが開始。

一番グリッドのFJ1500ポールポジション酒井翔太(ファーストガレージ)の出足が悪く、フロントロウに並んだFJ1500鈴木大翔(ZAP SPEED KKF)が加速で前に出てホールショットを奪う。S-FJが並んだセカンドロウでも混乱があり、4番グリッドの大川烈弥(B-Auto&TAKEFIRST)がエンジンストールで大きく出遅れてしまい、後続車が左右に回避していく。逆にスタートがよかったのが3番グリッドの木幡直生(群馬トヨペットTeam RiNoA)で、鈴木に続いて酒井の前に出て2位で第1コーナーへと進入、さらに5番グリッドのFJ1500宮本颯斗(制動屋☆ミスト☆KK-F)に続いて、7番手スタートのS-FJ畠山退三(Hobbybase&MYST)までもが酒井に先行している。畠山は第2コーナーへの進入で宮本のインを奪い3位進出、宮本はラインがワイドになり失速、すかざず酒井がポジションを奪い返し4位、5位にはS-FJの小林留魁(アルビ新潟第一ホテルギアED)がお馴染みのロケットスタートを決めて8番手からジャンプアップ。6位FJ1500の村上太晟(ファーストガレージ KK-F)に続いて宮本は7位まで落ちている。
スタート失敗で4位に落ちた酒井だがさっそく反撃を開始。第5コーナーでアウトから畠山に仕掛けるが、ここは自重。S字の入り口でインを奪い、サイド・バイ・サイドで抜けるとV字までにオーバーテイク、3位に上がる。さらにダウンヒルストレートで木幡のスリップストリームから抜け出し90度コーナーへイン側からブレーキング勝負でオーバーテイク、これで2位。
後続のバトルをよそにトップ鈴木は2位酒井に0.522秒の差でオープニングラップを終了。鈴木のFJ1500は他のマシンと比較してリヤウイングの上側のメインプレーンがかなり低い位置に取り付けられており、翼端板が垂直尾翼のように立って見える(形状は規格で共通)。予選後に鈴木に聞いた話では、この方がターン時のリヤの挙動がクイックになる印象だとのこと。酒井に続いて0.429秒の差で木幡、さらに畠山~小林~村上が続き、スタートを失敗して最下位まで落ちた大川は12位までポジションを上げている。
2周目に入ると木幡と畠山の3位争いが激しくなり第5コーナー出口でテール・ツー・ノーズになるが、S字では木幡が間合いをひろげて1車長の差に戻す。ロケットスタートで5位に上がった小林だが、村上を仕留めていた宮本がNIPPOヘアピンでインを突くと先行してダウンヒルストレートへ。村上も小林のスリップストリームからオーバーテイクを狙う。ここで小林が挙動を乱してスピン。再スタートを切るも14位までダウン。村上もこれに巻き込まれたか順位を落としてしまう。2周目を終えてトップ鈴木と2位酒井は0.461秒差。3位木幡は酒井との差を0.421秒差に保ち4位畠山は1秒近く遅れている。5位宮本に続く6位にはS-FJの藤井翔大(Drago CORSE)が上がってきている。大川もポジションを上げて9位。
3周目、依然として酒井は鈴木の後方でチャンスを伺う状況。第5コーナーでは鈴木のリヤに接近してプレッシャーをかけるとダウンヒルストレートでは鈴木のスリップストリームを抜け出し右サイドへ。90度コーナーに対してイン側のポジションを取ってブレーキングで前に出る。これで酒井がトップ奪還。しかし鈴木も粘って半車長の差で並走してビクトリーコーナーへ。ここでなんと酒井がスピン、アウト側のグラベルへと飛び出してストップしてしまう。
これでトップ鈴木はひと安心と言いたいところだったが、この間に2位に浮上した木幡が完全にロックオン。テール・ツー・ノーズでストレートを加速すると並びかける勢いでコントロールライン上ではほぼ真横、0.001秒差で4周目に入るとストレートエンドまでに鈴木の前に出てターンイン、なんとS-FJが全体のトップに立った。
しかし鈴木も引き下がらず、第3コーナーでインから切り込んでトップを奪い返す。このバトルの間に3位畠山、4位宮本も接近。第5コーナーでアウトから畠山が木幡と鈴木に先行するが、その直前にセーフティカー(SC)投入が宣言されており微妙なタイミングだ。この段階で見た目の順位はトップS-FJ畠山、以下FJ1500鈴木~S-FJ木幡~FJ1500宮本~FJ1500村上~S-FJ藤井と続きさらに大川が7番手まで上がってきている。
酒井の車両移動のためのSCランは5周目まで続き6周目からレース再開。リスタートをうまく決めたのが7位走行の大川で、第1コーナーへの進入でインから藤井を仕留めて6位進出。鈴木は畠山からトップを奪い返そうとプレッシャーをかけるが畠山もブロックラインで阻止する。そして90度コーナーでは宮本が木幡をインからオーバーテイクして3位へ。
6周目を終えてトップ畠山と2位鈴木は0.541秒の差。3位宮本は鈴木と0.279秒差。4位に落ちた木幡に今度は村上が0.36秒差と迫り、さらに大川もテール・ツー・ノーズで続いて7周目、大川は前の周のリプレイのように第1コーナーで村上をインからオーバーテイク、これで5位。
鈴木はFJ1500が有利と言われる第1セクターで畠山に接近し、第5コーナーで大外刈りを狙うが立ち上がりでスピン。再スタートを切るものの大きくポジションを落としてしまう。これで宮本が2位。3位木幡に対して大川がV字のインを突いてサイド・バイ・サイドで立ち上がるとNIPPOヘアピンを通過しダウンヒルストレートへ。90度コーナーでアウトから木幡に被せてオーバーテイクを完了。これで3位、表彰台圏内まで順位を戻した。
8周目、コントロールライン上でトップ畠山に0.238秒差と迫った宮本は第3コーナーの手前で前に出てついにトップを奪取する。大川に3位を奪われた木幡だが第1コーナーからテール・ツー・ノーズで大川を追いかけまわしてスキを狙う。大川がディフェンシブになることで、5位藤井、6位村上も追いつき木幡から3台がワンパックの状態になり、3ワイドで第5コーナーへアプローチ。藤井が前に立ち4位進出、5位木幡、6位村上の順でターンすると、ファーストアンダーブリッジで村上が木幡に並びかけて5位を奪い取って130Rへ。続くS字でコーナーが有利なFJ1500の村上は藤井に接近すると出口までに仕留めて4位へ。藤井5位、木幡6位。続く9周目の第1コーナーでは木幡が藤井をインからオーバーテイク、順位を取り戻すがS字進入で藤井が再度前に。これで上位はFJ1500が宮本~村上に続く3番手が総合10位の山本龍(おさきにどうぞ⭐︎KK-F)。S-FJは畠山~大川~藤井の順でレースはファイナルラップへ。
ここで異変が起きたのがここまで怒涛の追い上げを見せていた大川で、第2コーナー出口で失速。スローダウンして順を次々と落としていってしまう。レース後確認したところシフトレバーが折れてシフトチェンジできなくなってしまったとのこと。大川はシフトチェンジできないマシンをなだめつつ、総合10位、S-FJの7位でフィニッシュ。そして木幡は最後まであきらめず、藤井のスリップストリームから抜け出し並びかけるが前に出るまでにはいたらずフィニッシュ。
後方の混乱をよそにトップ宮本は2位畠山とのギャップを一気に広げて3秒以上としてフィニッシュラインを通過。FJ1500初優勝を飾った。2番手フィニッシュの畠山だったが、SCランの際に前車を追い越したことと、宮本との接触によりフィニッシュタイムに15秒加算となり、リザルトとしては11位、3番手フィニッシュは村上でFJ1500の2位、4番手藤井はS-FJの優勝、5番手木幡S-FJの2位、6番手松下S-FJの3位という結果になった。
FJ1500優勝の宮本はポディウムに戻ってくるとゆっくりマシンを降り、スタッフに向けて大きく雄たけびを上げ、喜びを爆発させた。一方S-FJ優勝の藤井は対照的に自分の戦いぶりに納得が行かなかったのか固い表彰でマシンを降り立った、
FJ1500/スーパーFJもてぎ・菅生選手権第5戦は7月18-19日にスポーツランドSUGOで開催される。3カ月近いインターバルの間にそれぞれの課題に向き合うことになり、答え合わせは菅生の地で行われる。










Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Junichi SEKINE
もてぎチャンピオンカップレース第2戦 -RIJ- (2026/04/25) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2026 スーパーFJもてぎ・菅生シリーズ Round 4 モビリティリゾートもてぎ 4.801km
| Pos | No | G | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Lap | Time | Behind | Gap |
| 1 | 56 | | FJ1500 | 1 | 宮本 颯斗 | 制動屋☆ミスト☆KK-F MYST KK-F | 10 | 23'29.769 | - | - |
| 2 | 48 | | FJ1500 | 2 | 村上 太晟 | ファーストガレージKK-F MYST KK-F | 10 | 23'34.294 | 4.525 | 4.525 |
| 3 | 34 | | S-FJ | 1 | 藤井 翔太 | Dorago CORSE MYST KK-S2 | 10 | 23'35.420 | 5.651 | 1.126 |
| 4 | 81 | | S-FJ | 2 | 木幡 直生 | 群馬トヨペットTeam RiNoA MYST KK-S2 | 10 | 23'35.483 | 5.714 | 0.063 |
| 5 | 2 | | S-FJ | 3 | 松下 彰臣 | Abel HOSHO&PARM ZAP 10V ED TOKYO R&D RD10V | 10 | 23'36.169 | 6.400 | 0.686 |
| 6 | 85 | | S-FJ | 4 | 吉田 英翔 | K&G RACING C72 KK2 MYST KK-S2 | 10 | 23'37.515 | 7.746 | 1.346 |
| 7 | 33 | | S-FJ | 5 | 小林 留魁 | アルビ新潟第一ホテルギアED MYST KK-S2 | 10 | 23'39.965 | 10.196 | 2.450 |
| 8 | 87 | G | FJ1500 | 3 | 山本 龍 | おさきにどうぞ☆KK-F MYST KK-F | 10 | 23'46.297 | 16.528 | 6.332 |
| 9 | 8 | | S-FJ | 6 | 佐久間 俊 | CMSC ZAP 10V ED TOKYO R&D RD10V | 10 | 23'47.012 | 17.243 | 0.715 |
| 10 | 43 | | S-FJ | 7 | 大川 烈弥 | B-Auto&TAKE FIRST MYST KK-S2 | 10 | 23'47.968 | 18.199 | 0.956 |
| 11 | *38 | G | S-FJ | 8 | 畠山 退三 | Hobby Base & MYST MYST KK-S2 | 10 | 23'48.155 | 18.386 | 0.187 |
| 12 | 23 | G | S-FJ | 9 | 柴田 泰知 | ZAP SPEED KK-SII ED MYST KK-S2 | 10 | 24'08.407 | 38.638 | 20.252 |
| 13 | 7 | G | S-FJ | 10 | 野口 伸周 | 野口商會ZAP 10V ED TOKYO R&D RD10V | 10 | 24'11.785 | 42.016 | 3.378 |
| ---- 以上規定周回数(90% - 9 Laps)完走 ---- |
| - | 14 | | FJ1500 | - | 鈴木 大翔 | ZAP SPEED KK-F MYST KK-F | 6 | 15'15.625 | 4Laps | 4Laps |
| - | 22 | | FJ1500 | - | 酒井 翔太 | ファーストガレージ MYST KK-F | 2 | 4'15.370 | 8Laps | 4Laps |
- Fastest Lap(FJ1500): CarNo. 56 宮本颯斗(制動屋☆ミスト☆KK-F) 2'02.841 (9/10) 140.699 km/h
- Fastest Lap(S-FJ): CarNo. 81 木幡直生(群馬トヨペットTeam RiNoA) 2'03.784 (10/10) 139.627 km/h
- CarNo. 38は、もてぎチャンピオンカップレース特別規則第28条4.1(衝突)により、競技結果に対して5秒加算のペナルティーを科した。
- CarNo. 38は、国際モータースポーツ競技規則付則H項2.10.10(SC中の追突)により、競技結果に対して10秒加算のペナルティーを科した。
FJ1500
ポールポジション 酒井翔太(ファーストガレージ)2分3秒109

「この週末(もてぎは)FJ1500でほぼ初走行で、セットも方向性も決まっていない中でのスタートだったので、最初は大変だったのですが。新品タイヤを昨日は履かないで今日をむかえたので、新品タイヤのチェックできないままで予選だったので、けっこうアンダーが強くなってしまって、思うようにアタックできなかったような印象です。決勝はこのアンダー傾向を改善できるように、ロガーとか見て、しっかり改善できればなと思います」
2位 鈴木大翔(ZAP SPEED KKF) 2分3秒186(+0.077秒)

「単純に、まとめ切れなかったのと自分の運転が下手でした。すごく悔しいです。(代表との反省会での指摘事項は?)最終ラップに全体ベストを刻めていたらしいのですが、その時に90度コーナーで大きなミスというか自分の癖が出てしまって、そこで台無しにしてしまったようです。(決勝は勝負できる?)気合は十分はいっています」
3位 宮本颯斗(制動屋☆ミスト☆KK-F)2分3秒526(+0.340秒)

「練習は今週木曜日から。もてぎも初めて、クルマも初めてで。でもクルマ速いのは分かっているので、後は自分だけ、という感じです。(実績のあるクルマだが?)S-FJより安定感があって、攻めやすいクルマです。ちょっと頑張りすぎて何度か(練習で)飛び出してしまいました。(前とのタイム差はどう思う?)レースになれば展開が変わると思うので、スタートをしっかり決めて、1勝を狙います」
スーパーFJ
ポールポジション 木幡直生(群馬トヨペットTeam RiNoA)2分3秒340

「順位は納得しているのですが、タイムとしてはまだまだ詰められるところがあったので納得していませんね。決勝は前(FJ1500)についていくどころか、総合1位を狙っていくので、食ってやります(笑)。(今年はトップの方でスタートミスする選手が目立つが?)自分もスタートへたくそなので(苦笑)」
2位 大川烈弥(B-Auto&TAKEFIRST)2分3秒473(+0.133秒)

「今ロガーを見て、明らかにタイムを落としているところがわかったのですよ。自分のミスなのですが、そこがめっちゃ情けないな、悔しいなというところです。逆に言うと簡単なミスだったので、決勝ではそれがなければ速いと思うので、そんなに心配はしていません。自信はある感じです。まずスタートを決めて、早めに前を抜いて、後はペースを掴めれば自分の方が速いとおもっているので、落ち着いていきます」
3位 畠山退三(Hobbybase&MYST)2分3秒953(+0.475秒)ジェントルマンクラス1位
「失敗ばっかりしていてダメでしたね。前を走る若い二人になんとか勝てるようにがんばります。(ジェントルマンでは敵なし?)今は総合を考えているので」
Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE


2026年スーパーFJ/FJ1500もてぎ・菅生選手権シリーズ第4戦公式予選が4月25日(土)にモビリティリゾートもてぎで行われ、FJ1500は今季もてぎ初見参の酒井翔太(ファーストガレージ)が、スーパーFJ(S-FJ)はデビュー4戦目の木幡直生(群馬トヨペットTeam RiNoA)がそれぞれポールポジションを獲得した。
全7戦で行われる同シリーズの折り返しとなる本大会。2週間前に行われたスポーツランドSUGOでの第2戦、第3戦は残念ながらFJ1500は不成立。しかし今回はFJ1500が5台、スーパーFJ(S-FJ)が10台の計15台がエントリーしてきた。
ゴールデンウイーク直前のもてぎは気候も快適で、絶好のレース日和。午前10時10分から15分間の予選は気温14.3度のドライコンディションの中、FJ1500の村上太晟(ファーストガレージ KK-F)を先頭に全車がコースインして開始された。
各車タイヤのウオームアップを行い残り時間10分、酒井が2分4秒515を出してリーダーに立つ。2番手木幡4秒685、3番手FJ1500の鈴木大翔(ZAP SPEED KKF)5秒125、4番手S-FJの松下彰臣(Abel HOSHO&PARM ZAP 10V ED)5秒888、5番手FJ1500の村上6秒081、6番手S-FJの大川烈弥(B-Auto&TAKEFIRST)6秒167と、FJ1500とS-FJが交互に続く。
残り9分、FJ1500の 宮本颯斗(制動屋☆ミスト☆KK-F)が4秒595の2番手タイムを出してくると、木幡が4秒255、大川が4秒504で上回り宮本は4番手にドロップ、5番手村上、6番手鈴木という並びに。酒井はトップタイムを3秒860まで短縮するが、第1戦と同様FJ1500とS-FJのタイムが拮抗している。トップスピードは時に時速200キロを超えるS-FJが有利、それをコーナリングでロードクリアランスが低いFJ1500が巻き返すという構図は開幕戦と同様だ。
宮本は第2セクターで全体ベストタイムを出すと、残り7分に2分3秒838のトップタイムをマークするが、ただちに酒井が3秒738で逆転、木幡4秒255の3番手、大川4秒504の4番手変わらず。5番手村上はFJ1500の3位、これに続いて第1戦S-FJ優勝の藤井翔大(Drago CORSE)が4秒750で鈴木を上回り6番手、S-FJとしては3位だ。
酒井対宮本のトップ争いは残り5分、宮本2分3秒526で再度首位に立つと酒井が3秒109で再逆転、さらに鈴木が3秒186で両者の間に割って入る。酒井とは0.077秒差。S-FJのトップ争いも大川が3秒686と2分3秒台に入れて木幡を逆転、6番手村上に続いてS-FJの3位争いはいったん畠山退三(Hobbybase&MYST)が浮上するが、松下が逆転で全体7番手。8番手に落ちた畠山だがジェントルマンクラスのトップは変わらず。
残り時間4分、ここまで精彩を欠いていた第2戦S-FJ優勝の小林留魁(アルビ新潟第一ホテルギアED)が2分4秒334でS-FJ3位、全体7番手へ浮上する。そして残り2分30秒、村上が3秒613で4番手に浮上すると直後に木幡が3秒340をマークして3番手へ上がりS-FJのトップを奪回。さらに残り5秒、大川が3秒473で全体4番手、木幡に0.133秒と迫ったところで15分間が経過しチェッカードフラッグ。最後のアタックで順位を上げたのが畠山で、3秒953と2分3秒台に入れて小林を逆転、全体7番手でS-FJの3位を獲得した。
全体トップは酒井でFJ1500のポールポジション。2番手鈴木とFJ1500がフロントロウに並ぶ。セカンドロウにはS-FJで初のポールポジション獲得の木幡、里見代表率いるTeam RiNoAととしては久々のポールポジション獲得だ。S-FJ2番手の大川も4番グリッドに並び、3列目に宮本と村上のFJ1500がつけている。
もてぎ・SUGO第4戦は本日午後3時45分スタート予定。FJ1500とS-FJが入り乱れたグリッドからどんなレースが展開するか注目だ。




Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
もてぎチャンピオンカップレース第2戦 -RIJ- (2026/04/25) Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2026 スーパーFJもてぎ・菅生シリーズ Round 4 モビリティリゾートもてぎ 4.801km
| Pos | № | G | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 22 | | FJ1500 | 1 | 酒井 翔太 | ファーストガレージ MYST KK-F | 2'03.109 | - | - | 140.393 |
| 2 | 14 | | FJ1500 | 2 | 鈴木 大翔 | ZAP SPEED KK-F MYST KK-F | 2'03.186 | 0.077 | 0.077 | 140.305 |
| 3 | 81 | | S-FJ | 1 | 木幡 直生 | 群馬トヨペットTeam RiNoA MYST KK-S2 | 2'03.370 | 0.261 | 0.184 | 140.096 |
| 4 | 43 | | S-FJ | 2 | 大川 烈弥 | B-Auto&TAKE FIRST MYST KK-S2 | 2'03.473 | 0.364 | 0.103 | 139.979 |
| 5 | 56 | | FJ1500 | 3 | 宮本 颯斗 | 制動屋☆ミスト☆KK-F MYST KK-F | 2'03.526 | 0.417 | 0.053 | 139.919 |
| 6 | 48 | | FJ1500 | 4 | 村上 太晟 | ファーストガレージKK-F MYST KK-F | 2'03.613 | 0.504 | 0.087 | 139.820 |
| 7 | 38 | G | S-FJ | 3 | 畠山 退三 | Hobby Base & MYST MYST KK-S2 | 2'03.953 | 0.844 | 0.340 | 139.437 |
| 8 | 33 | | S-FJ | 4 | 小林 留魁 | アルビ新潟第一ホテルギアED MYST KK-S2 | 2'03.974 | 0.865 | 0.021 | 139.413 |
| 9 | 34 | | S-FJ | 5 | 藤井 翔太 | Dorago CORSE MYST KK-S2 | 2'04.258 | 1.149 | 0.284 | 139.094 |
| 10 | 2 | | S-FJ | 6 | 松下 彰臣 | Abel HOSHO&PARM ZAP 10V ED TOKYO R&D RD10V | 2'04.329 | 1.220 | 0.071 | 139.015 |
| 11 | 85 | | S-FJ | 7 | 吉田 英翔 | K&G RACING C72 KK2 MYST KK-S2 | 2'04.580 | 1.471 | 0.251 | 138.735 |
| 12 | 87 | G | FJ1500 | 5 | 山本 龍 | おさきにどうぞ☆KK-F MYST KK-F | 2'05.290 | 2.181 | 0.710 | 137.949 |
| 13 | 8 | | S-FJ | 8 | 佐久間 俊 | CMSC ZAP 10V ED TOKYO R&D RD10V | 2'06.432 | 3.323 | 1.142 | 136.703 |
| 14 | 7 | G | S-FJ | 9 | 野口 伸周 | 野口商會ZAP 10V ED TOKYO R&D RD10V | 2'07.305 | 4.196 | 0.873 | 135.765 |
| 15 | 23 | G | S-FJ | 10 | 柴田 泰知 | ZAP SPEED KK-SII ED MYST KK-S2 | 2'07.326 | 4.217 | 0.021 | 135.743 |
| ---- 以上基準タイム(130% - FJ1500: 2'40.255 / S-FJ: 2'40.678)---- |
- 第4戦優勝 新原光太郎(B-MAX RACING TEAM)
「今週は木曜日が雨がらみでスタートでした。木曜日の走行も1セッション目から走ってはいたんですが、自分の危機管理不足でクラッシュしてしまいました。そこをメカニックの方が,金曜のお昼までかけて綺麗に修復してくださり、それがとてもいい車に仕上がったのかなと思ってます」
「金曜日の午前中がダンプだったり、予選がSF後の路面で誰も走ったことがない状況だとか、木曜日の午後と金曜日の午前中を走ってない自分にとってはありがたいコンディションというか、ありがたい状況だったのかなとは思ってたので、そこは出し切ればいいところには行けるんじゃないかなとは考えてたんですが、ダブルポールまでは考えていませんでした」
「前回は3回中3回ともスタートをうまく決めることはできなかったので、少し課題意識を持っていたんですが、しっかりと自分では最高のスタートを決めて、レースラップもちゃんとタイヤのマネジメントもしながら、いいラップで走れたんじゃないかなと思います」
「前半は自分で少しプッシュして、ギャップを作るまでは自分の想定通りだったんですが、最後の数周で三井選手が少しペースを上げたのは少し想定外だったので、そこは少しだけ、自分もプッシュ少し入れて、いいペースで走ろうとは思いました」
「一番前からのスタートと一番いい状況でスタートはできるので、自分の力を出し切って、いい結果で今週末を締めくくられればいいかなと思います」
- 第4戦決勝2位 三井優介(DELiGHTWORKS RACING)
「今週の木金のFPに関してはすごく調子が良くて、FP1、2、3とトップタイムで終えることができました。このレースに向けてチームと作ってきた車が当たったのかなって思っていました。ただFP4でまあエヴァン選手、新原選手がだいぶタイムを上げてきたので、そこで少し焦りもありましたが、自分に自信持って予選に臨みました。QF1に関しては自分のミスで四番手に沈んでしまいましたが、自分の武器はスタートであると思っていたので、スタートでしっかり追い上げれば、表彰台には必ず乗れるんではないかなとは思っていました。その思惑通り、スタートを決めて2位に上がることができたんですけれども、トップの新原選手のペースには及ばず、かつ後ろからエヴァン選手が追いかけてきている状況で、なんとかタイヤマネジメントをして2位を死守できたかなというレースでした」
「富士でもほぼほぼ完璧に近いスタートが決められていましたし、オートポリスでもできるのじゃないかなと思ってやって、思った通りにできたと思います」
「明日は雨予報ですし、実際FP1、2は雨でトップタイムで終えることができています。雨に関しては自信ありますし、そこもしっかりスタート決めて、優勝できるように、雨のレース楽しみたいかなというふうに思っております」
- 第4戦決勝3位 エヴァン・ジルテール(B-MAX RACING TEAM)
「タフなレースではありましたけれども、週末を振り返ってもすごく良かったと思います。最初の2日間はウェットでもドライでも車の調子が非常に良くて、予選でもベースが良かったんですが、残念ながらポールポジションまでは獲得できませんでした。決勝は非常に難しいレースだったというふうに思います。スタートがうまくいかなかったのは良くなかったんですが、レース中のペースは非常に良くて、そのスタートさえ良ければ、とても良いレースができたかなというふうに思っております。この週末に向けてチームが素晴らしい車を作ってくれたので、本当に感謝したいと思いますし、今日優勝した新原選手にも本当におめでとうございますと伝えたいと思っております」
「今日はスタートで全てを失ったと思っておりますので、明日は失敗しないように。ベースペースは本当にいいので、とにかく最初のコーナーが肝心だと思っています」
「木曜日に非常に多くのスタートの練習をしたので、ウェットに関してはドライよりもさらに良いスタート練習ができたと思います。そのフィーリングを実際のレースでも再現できたらなというふうに思っております。ただ、雨が酷ければもしかするとローリングスタートだったりするかもしれませんね。いずれにせよ明日は2つレースがあり、ドライだったりウェットだったりと非常に難しい1日になるかと思いますけれども、その中でベストを尽くして頑張りたいと思っています」

Photo&Text:Kazuhisa SUEHIRO
九州大会オートポリス -RIJ- (2026/04/25) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2026 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 4 オートポリス 4.674km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Team | Lap | Time | Behind | Gap |
| 1 | 50 | | | 新原 光太郎 | HFDP WITH B-MAX RACING B-MAX RACING TEAM | 21 | 35'12.643 | - | - |
| 2 | 3 | | | 三井 優介 | DELiGHTWORKS DELiGHTWORKS RACING | 21 | 35'14.332 | 1.689 | 1.689 |
| 3 | 1 | | | エヴァン・ジルテール | ART Grand Prix with B-MAX B-MAX RACING TEAM | 21 | 35'15.095 | 2.452 | 0.763 |
| 4 | 26 | | | 佐藤 凛太郎 | B-MAX ENGINEERING 324 B-MAX ENGINEERING | 21 | 35'23.218 | 10.575 | 8.123 |
| 5 | 36 | | | オスカー・ブルツ | PONOS Racing TOM'S TGR-DC SFL TOM'S | 21 | 35'23.584 | 10.941 | 0.366 |
| 6 | 35 | | | 梅垣 清 | モビリティ中京TOM'S TGR-DC SFL TOM'S | 21 | 35'24.199 | 11.556 | 0.615 |
| 7 | 37 | | | アクシャイ・ボーラ | PONOS Racing TOM'S SFL TOM'S | 21 | 35'27.718 | 15.075 | 3.519 |
| 8 | 2 | | | 卜部 和久 | DELiGHTWORKS DELiGHTWORKS RACING | 21 | 35'29.779 | 17.136 | 2.061 |
| 9 | 38 | | | 三浦 柚貴 | モビリティ中京TOM'S TGR-DC SFL TOM'S | 21 | 35'30.496 | 17.853 | 0.717 |
| 10 | 60 | | | 熊谷 憲太 | LMcorsa OTG 320 LM corsa | 21 | 35'59.821 | 47.178 | 29.325 |
| 11 | 8 | M | 1 | 清水 康弘 | ART TASTE RACING 324 ART TASTE RACING | 21 | 36'26.251 | 1'13.608 | 26.430 |
| 12 | 6 | M | 2 | ケン・アレックス | BUZZ RACING Buzz Racing | 21 | 36'27.228 | 1'14.585 | 0.977 |
| 13 | 30 | M | 3 | DRAGON | B-MAX ENGINEERING 324 B-MAX ENGINEERING | 20 | 34'37.364 | 1Lap | 1Lap |
| ---- 以上規定周回数(90% - 18 Laps)完走 ---- |
- Fastest Lap: CarNo. 50 新原光太郎(HFDP WITH B-MAX RACING) 1'38.965 (2/21) 170.024 km/h
九州大会オートポリス -RIJ- (2026/04/25) Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2026 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 Round 4 オートポリス 4.674km
| Pos | № | Cls | Cls Pos | Driver | Car Team | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 50 | | | 新原 光太郎 | HFDP WITH B-MAX RACING B-MAX RACING TEAM | 1'37.280 | - | - | 172.969 |
| 2 | 1 | | | エヴァン・ジルテール | ART Grand Prix with B-MAX B-MAX RACING TEAM | 1'37.554 | 0.274 | 0.274 | 172.483 |
| 3 | 26 | | | 佐藤 凛太郎 | B-MAX ENGINEERING 324 B-MAX ENGINEERING | 1'37.609 | 0.329 | 0.055 | 172.386 |
| 4 | 3 | | | 三井 優介 | DELiGHTWORKS DELiGHTWORKS RACING | 1'37.609 | 0.329 | 0.000 | 172.386 |
| 5 | 36 | | | オスカー・ブルツ | PONOS Racing TOM'S TGR-DC SFL TOM'S | 1'37.970 | 0.690 | 0.361 | 171.751 |
| 6 | 35 | | | 梅垣 清 | モビリティ中京TOM'S TGR-DC SFL TOM'S | 1'38.150 | 0.870 | 0.180 | 171.436 |
| 7 | 38 | | | 三浦 柚貴 | モビリティ中京TOM'S TGR-DC SFL TOM'S | 1'38.489 | 1.209 | 0.339 | 170.845 |
| 8 | 37 | | | アクシャイ・ボーラ | PONOS Racing TOM'S SFL TOM'S | 1'38.773 | 1.493 | 0.284 | 170.354 |
| 9 | 60 | | | 熊谷 憲太 | LMcorsa OTG 320 LM corsa | 1'38.990 | 1.710 | 0.217 | 169.981 |
| 10 | 2 | | | 卜部 和久 | DELiGHTWORKS DELiGHTWORKS RACING | 1'39.204 | 1.924 | 0.214 | 169.614 |
| 11 | 30 | M | 1 | DRAGON | B-MAX ENGINEERING 324 B-MAX ENGINEERING | 1'40.561 | 3.281 | 1.357 | 167.325 |
| 12 | 8 | M | 2 | 清水 康弘 | ART TASTE RACING 324 ART TASTE RACING | 1'40.795 | 3.515 | 0.234 | 166.937 |
| 13 | 6 | M | 3 | ケン・アレックス | BUZZ RACING Buzz Racing | 1'41.430 | 4.150 | 0.635 | 165.892 |
| ---- 以上基準タイム(110% - 1'47.229)予選通過 ---- |
優勝 兒島弘訓(ZR WINMAX VITA)
「レース自体も赤旗が出ずに終われたということでしたが、赤旗を想定して序盤は飛ばさずにタイヤマネジメントしていました。中盤以降(1分)3秒6というターゲットタイムをずっと出せるように狙って走っていて。一回3秒4に入れて、そこからもう一声いけるかなというところだったのですがちょっとグリップダウンしてしまって、それ以降は3秒6を目指して走っていて、ペースコントロールという部分では、いいレースができたと思います。スタートも悪くはなかったですが抜群というわけではなかったので解析が必要かと思いますが、失敗ではないスタートだったので、次回もこういうスタートができるように、練習してきたいと思います」
2位 西濱康行(ETA 白波ワークス VITA)
「スタートはうまく行ったのですが、その先でシフトミスをしてしまって、後ろの人たちに迷惑をかけてしまいました。その後は兒島さんには逃げられてしまったので(後ろの)佐藤さんを気にしながら、距離が開くかどうかを見ながらのレースをしていました。想定していたのとは違いますがが、2位はキープできたので、ヨシとします」
3位 佐藤元春(KOSHIDO×ビーンズVITA)
「スタートでちょっと並ばれたのですが、1コーナーで冷静に対処して3位をキープしたまま、最後まで順位を死守できたのはよかったです。ただ前を行く兒島選手と西濱選手に対して中盤から後半自分のペースが遅くて、ついて行くのがやっとだったので、まだまだトップ2に食らいつくには練習が必要かな、というレースでした。来週が十勝(3時間)で、再来週が岡山でMEC120分と3週連続でVITAでのレースなので、今日はちょうどいいトレーニングにもなりました」
4位 佐藤考洋(Tipo ETA VITA-01)
「まずは順位を落とさないように、と。ラッキーなことに大沢さんがペナルティで下がったので、順位をキープして抜かれたくないなと思っていたのですがスタートを失敗して(苦笑)抜かれてしまって。それからは前のクルマがやりあっていたので、チャンスがこないかという思いで見ていて。で、チャンスが来たので、それを活かせたかなと思います。レースは楽しめました」
5位 山本龍( お先にどうぞ☆VITA)
「終盤佐藤(考洋)さんに接近されて、振り切ろうと思っていましたがだめでした。あまりいいところの無かったレースでした」
6位 大沢良明(ビーンズ☆SPM☆VITA)
「スタートはばっちり決まりました。前の龍さんは抜けそうだったのですが、ちょっと気を抜いたら(順位を)戻されて、続いて後ろからコーナーでインを差されて。放っておけば(相手が)まっすぐ行ってくれそうだったのにこちらも同調してしまって(笑)、順位をひとつ下げました。次は出られないのですが、最終戦また頑張ります」
Text: Junichi SEKINE

VITA筑波シリーズ第4戦決勝は9月14日(日)に行われ、ポールポジションからスタートの兒島弘訓(ZR WINMAX VITA)がホールショットを奪うとそのまま後続を引き離して危なげない走りで18周を走り切り優勝。開幕からのシリーズ連勝を4と伸ばしチャンピオンに大きく近づいた。
決勝は本日の最終レースとして午後3時45分にフォーメーションラップ開始。日差しはやや傾いたものの依然として気温31.4度、路面温度37.5度という暑さだ。13台のVITA-01が15周または30分のレースに向けてグリッドに整列するとレーススタート。

フロントロウの兒島、西濱康行(ETA 白波ワークス VITA)は好スタート。3番グリッド佐藤元春(KOSHIDO×ビーンズVITA)、4番グリッド山本龍(おさきにどうぞ☆VITA)もスムーズにスタートしてポジションを守り、第1コーナーで山本がアウトから仕掛けるが、佐藤元春はしっかりインを押さえて3位を守る。
加速がよかったのが7番手スタートの大沢良明(ビーンズ☆SPM☆VITA)で5番手スタートの佐藤孝洋(Tipo ETA VITA-01)、6番手スタートの土屋伊津季(ディープレーシングVITA)をストレートエンドまでにごぼう抜き、5位に上がって第1コーナーへ飛び込む。土屋はさらに9番手スタートの中島正之(ビーンズスポーツ3年目VITA)にもオーバーテイクを許し8位に後退。8番手スタートのおぎねぇ(ORC白岩設備ワコーズVITA)もスタートの蹴り出しが弱く第1コーナーまでに中島、並木海和(ViVa ETA VITA)に先行されて10位にダウン。
オープニングラップを終えてトップは兒島は2位西濱と早くも2.064秒の差。そこから0.304秒差で3位佐藤元春、0.296秒差の4位山本、5位大沢は0.218秒差、さらに0.271秒差で6位佐藤孝洋。
3周目に入り序盤が勝負と言っていたトップ兒島が1分3秒791と最速タイムで2位西濱との差を2.267秒に拡げる。前を追いたい西濱だが0.263秒差で3位佐藤元春がチャンスを伺っていて、防戦に回らざるを得ない。4位山本はそこから1.022秒離され、勢いのある大沢とは0.110秒差とテール・ツー・ノーズ状態だ。
兒島は5周目に1分3秒664とファステストを更新。ただひとり1分3秒台で周回し6周目には2位西濱との差を3.704秒まで拡大して独走状態になる。3位以降も膠着状態だ、
8周目に入りレースは後半戦。兒島はまったくペースを緩めず1分3秒662、さらに9周目3秒604と最速タイムを更新し続けて、10周目は3秒521と本日のファステストラップを叩き出して2位西濱と6.691秒差と段違いのスピードを見せる。各車ポジションを守っている中で次第に接近してきたのが5位大沢と6位佐藤孝洋で、8周目に1.037秒あった間合いが10周目に0.217秒と一気に短縮。4位山本にセクター1で仕掛けた大沢にミスがあったようで佐藤孝洋に詰め寄られることになった。二人のバトルは11周目0.123秒差とテール・ツー・ノーズ状態になると12周目の第1セクターで逆転。佐藤孝洋5位、大沢6位と入れ替わる。
トップ兒島は13周目に入ってようやく手綱を僅かに緩めて1分4秒台、それでも2位西濱よりは0.5秒速いペースでリードは8.829秒。ここで12位を争っていた内田美保乃(RaiseUP miiisuke VITA)と鈴木悠太(ELEV Racing Dream)が接触。それぞれマシンにダメージを負いストップしてしまう。そして14周目、4位を走る山本を佐藤孝洋がロックオン、最終コーナーからの加速で山本をオーバーテイク。4位佐藤孝洋、5位山本の順でファイナルラップへ。
後方の混乱をよそに兒島はそのまま15周を走り切ってチェカードフラッグの下を通過。2位以下に10秒以上の大差をつけるぶっちぎりで優勝を飾った。2位西濱、3位佐藤元春が表彰台を獲得。4位佐藤孝洋、5位山本、6位大沢というトップ6になった。
第4戦を終えてVITA筑波シリーズのランキングは4連勝の兒島が80ポイントと大きくリード、2位には52ポイントの西濱が上がって47ポイントの山本が3位にダウン。残り2レースということでシリーズチャンピオン争いはこの3人に絞られて、次戦第5戦は10月26日(日)に行われる。






Text: Junichi SEKINE
Photo: Asako SHIMA
Kazuhiro NOINE
ポールポジション 兒島弘訓(ZR WINMAX VITA)1分3秒183
「気温的には自分のコースレコード(第1戦の1分2秒909)を狙えるかなと思っていたのですが、(直前の)スーパーFJの予選辺りから晴れてきてしまって、路面温度が上がって、厳しいかなと思いつつ1分2秒台を狙っていたのですがかなわずでした。1回ピットに入って(ショックアブソーバーの)減衰変えたり、いくつかセットを変えてみたのですが、そもそも路面のコンディションが雨上がりということもあってパフォーマンスを出せきれずでした。コンディションの割には悪くない予選だったと思いますが、目標タイムには届かず、という感じでした。決勝に向けてのクルマの方向性とかはセット変えた時の感触の違いとか、どちらの方がよかったかというのはタイヤがタレた時の雰囲気もわかったので、それはよかったかなと思います」
2位 西濱康行(ETA 白波ワークス VITA)1分3秒650(+0.467秒)
「前回よりは少し(兒島との)差が詰まったかな、という気もしますが、やっぱりまだ差は大きいなと思います。今日までけっこう準備してきたのですが、それでも兒島君は遠かったです。まだまだ精進します。路面改修されて、全開率が高くなった気がするし、タイムも上がっていると思います」
3位 佐藤元春( KOSHIDO×ビーンズVITA)1分3秒950(+0.767秒)
「前半でタイム出ましたね。今回のレースウィークは天候が不安定で、ドライでしっかり練習ができなかったのですが。想像よりタイヤの熱の入りが早かったので、自分の想定より早い段階でタイムが出ました。ただ、まだ少し心残りがあるのですが3番手スタートということで、自分としては満足のいく予選アタックでした。筑波の習熟に関してはままだこれからだと思います。なので決勝もここのライバルたちに揉まれながら成長できたらなと思います」
4位 山本龍(お先にどうぞ⭐︎VITA)1分4秒026(+0.843秒)
「タイヤがいい時に、うまく走れなくて、その後はわりとすぐにタイヤがズルズルになってしまった感じでした。前回からのエンジンの吹けについてはエンジン本体以外のところを変えてみたけれどあまり変わらない感じで、ちょっと苦しいですね。2列目スタートなので表彰台目指して頑張ります」
5位 佐藤考洋(Tipo ETA VITA-01)1分4秒452(+1.269秒)
「もう精いっぱいでした。車両が旧型なので、若干マシンの差を感じつつも今できることのベストをやって。それでも上位に上がるにはちょっと無理があったので、順当な予選の順位なのかなと思います」
6位 土屋伊津季(ディープレーシングVITA)1分4秒734(+1.551秒)
「序盤、前のクルマに詰まってしまって、タイムを出すのに苦労しました。もうちょっと行けたかもしれないのですが、詰まってしまって。位置取りの部分をもっと工夫すればもう少しタイム出せたのかな、と思います。タイヤの持ちはいつも通りという感じで、5、6周くらいで一番タイムが出て、そこから下がってくるという感じでした。その意味ではタイヤの美味しいところは使えたと思います。今回レース参加3回目で、まだポイント取れたことがないので、このまま行きたいですね」
Text: Junichi SEKINE

VITA筑波シリーズ第4戦予選は9月14日(日)に開催され、開幕3連勝の兒島弘訓(ZR WINMAX VITA)が2番手に0.467秒の差でポールポジションを獲得した。
9月中旬に入り前日まで気温20度台と暑さも一段落かと思われた筑波サーキットだが、今日の筑波は猛暑が復活。2カ月前の第3戦までは兒島が怒涛の3連勝で60ポイントを荒稼ぎ。シリーズ2番手の39ポイント山本龍(おさきにどうぞ☆VITA)を引き離し、本日の結果いかんではチャンピオンに大きく近づくことになる。
筑波サーキットは8月に路面の補修が行われ、第1ヘアピンの入り口からダンロップコーナーを経て80Rまでの舗装が新しくなった。に変化について印象を聞くと思ったほどグリップが向上していないとのことだが、今日は雨あがりでもあり予選~決勝とコンディションの変化が大きいだろうと予想している。
15分間の予選は午前10時50分コースオープン。筑波シリーズ規則によって前戦優勝の兒島を先頭に13台のVITA-01がコースイン。すでに気温29.5度、路面温度37.4度で、路面はほぼドライコンディションだ。
ウオームアップを終えて計測1周目、早くも兒島が1分4秒208をマークしてトップ。2番手に4秒518で山本がつけるが、直後に大沢良明(ビーンズ☆SPM☆VITA)が4秒400のタイムで山本を上回る。
残り時間12分。兒島はトップタイムを1分3秒573まで短縮。2番手には3秒904で西濱康行(ETA白波ワークス VITA)が上がってくる。山本も4秒066までタイムを詰めて3番手。大沢4番手にドロップ。後方で順位を上げてきたのがおぎねぇ(ORC白岩設備ワコーズVITA)、4秒902で6番手へ進出。
残り時間10分、タイムアタックに入った佐藤元春(KOSHIDO×ビーンズVITA)が1分4秒022で13番手から3番手へと一気にポジションアップ。初めての筑波でのVITAレースだが十勝のVITAのチャンピオン経験者、今年はFCR-VITAに参戦し上位入賞、さらにスーパー耐久ST-5Rクラスでもオートポリスでの第5戦ではクラス優勝を飾っている。土屋伊津季(ディープレーシングVITA)が8番手、こちらも筑波VITAレース初出場の山口心愛(FIRSTGARAGE大和設備工業VITA)が9番手へそれぞれ順位を上げている。
トップ兒島はさらにタイムを削り取り1分3秒183。2番手西濱3秒814、3番手佐藤元春3秒950とトップ3は揃って1分3秒台。4番手山本、5番手大沢、6番手には佐藤孝洋(Tipo ETA VITA-01)がつけている。
このあたりで各車タイヤのピークを終えたかタイムを短縮するが少なくなる。そんな中で2番手西濱は1分3秒650まで自己ベストを削り取るが、トップ兒島とは0.467秒の差。大沢も1分4秒109と詰めるも5番手変わらず。
15分の予選が終わりチェカードフラッグ。残り時間3分に早々とピットインした兒島が1分3秒183でポールポジション。2番手西濱3秒650でフロントロウを獲得。セカンドロウ3番手に佐藤元春3秒950、4番手山本4秒026。5番手タイムは4秒109の大沢だが、ホワイトラインカットがあり7番グリッドに降格。替わって佐藤孝洋が4秒452で5番グリッド、土屋が4秒734で6番グリッドを獲得した。
筑波VITAシリース第4戦決勝は本日最終のレースとして午後3時42分スタート予定だ。





Text: Junichi SEKINE
Photo: Asako SHIMA
優勝 兒島弘訓(ZR WINMAX VITA)
「ここまですごいバトルを、レース全周にわたってできたというのは今シーズン初めてだったので、それがすごい刺激になりました。中盤でのペースが柿沼さんに対してビハンドがあったので、ちょっと練習走行の時と同じ差かなと思ったのですが。後半のペースは僕の方がよさそうだったので、そこをちょっと冷静に見ながら、残り2周で抜くと決めて、そこに照準を合わせて。ちょっとずつミラーに見せてタイヤ削りながらという感じでした」
2位 柿沼一峰(プラチナ恵比寿制動屋NUTECVITA)
「すごいバトルでした。あんなに毎周ずっとバトルをして疲れました(笑)。抜かれて抜いて、抜かれて抜いて、何回それをやったか覚えていないぐらいずっとやっていました。クリーンにバトルできて当たらなくてよかったです。ホントによかった」
3位 カワモトミツル(シンエイジャパン&オートルックVITA)
「スタート直後の1コーナーのバトルでホイールを接触してしまってから速度が上がらなくなりました。だから前のバトルを指くわえて見ていました(笑)。3位で御の字です。前の2台の最高のバトルを楽しみました。あれは柿沼選手がしんどかったでしょうね。あの中に入っていたら私もきつかったと思います。今回は3位で十分です。あれ以上はクルマも無理だったので(スピードが)出ませんでした」
4位 志賀卓弥(シードソリューション・マーズ01)
「カワモトさんについていくだけでもう必死で、離されないように頑張ったのですが。今回は調子が上がらない原因もいくつかあって、それは次回までにクリアして、次のSUGOはいいところに立てるように頑張ります。特にドライバー側ですね、体重増やしてしまったし、あとセッティング出しに練習とかも来られなかったのですし、ぶっつけ本番みたいな感じだったので、次回は練習もセッティングもちゃんと出せるように、時間をつくります」
5位 小松寛子(XCELL-LITEマーズ01)
「予選がダメダメだったので、決勝までの間に監督にいろいろ教えてもらって、できるだけ集中力あげて頑張ったら、まわりがどんどんと(笑)倒れていったので。それでも1台自分で抜くこともできたので、結果としてはよかったかな、と思っていて、全体としてはよいレースだったと思います」
6位 平川圭介(ELEVレーシングドリームVITA)
「6位ですか、ちょっと嬉しいですね。90度コーナーで大スピンしてしまって(苦笑)。それでなんとか追い上げようというところだったのですが、ちょっと周回数が足らず、不甲斐ない結果になってしまいました。セッティングもできていなくて、練習走行に比べて新品タイヤのフィーリングがよくなくて、いまいちな結果になりました。90度のスピンはブレーキでタイヤをロックさせてしまいました。でもグラベルにはまらずにすぐ復帰できてよかったです。11月のもてぎでリベンジするので、そこでいい結果を残せたらなと思います」
Text: Junichi SEKINE

VITAもてぎSUGOシリーズ第4戦決勝が8月31日(土)にモビリティリゾートもてぎで行われ、フロントロウから発進の兒島弘訓(ZR WINMAX VITA)が柿沼一峰(プラチナ恵比寿制動屋NUTECVITA)とスタートからゴールまでバトルを繰り広げて0.585秒差でフィニッシュ。優勝を遂げた。
午前中の予選に続いて行われた第4戦決勝は午後3時15分にコースイン開始。さすがも猛暑もすこしやわらいできたが気温31.9度、風が抜けるストレートの路面温度はやや下がったようだがまだ熱い。9台のVITA-01がグリッドに整列しレーススタート。10周または30分間の戦いが始まった。
ポールシッターの兒島がホールショットを奪い第1コーナーへ飛び込む、2番グリッド柿沼、3番グリッドカワモトとグリッド通りにスタートしたが、蹴り出しのよかったカワモトがアウトから柿沼に並びかけてターンインで接触。柿沼はイン側の縁石に乗って暴れるマシンを御して並走のままでコーナーを抜け、2位のポジションを守る。その後方では6番手スタートの窪田俊浩(A-PEX☆TOKAIDENSO☆VITA)が第3コーナーへのブレーキングで5位志賀卓弥(シードソリューション・マーズ01)のインからオーバーテイク、その勢いのまま第4コーナーに向けて4位イシカワヨシオ(東京IRCニルズvivoVITA)のイン側にノーズをねじ込むが、ここで接触して両車スピン。イシカワはグラベルストップ。
オープニングラップを終えてトップ兒島と2位柿沼は0.631秒の差、3位カワモト1.559秒差。その後方には上位の混乱に乗じてポジションを上げた4位志賀、5位平川圭介(ELEVレーシングドリームVITA)、6位小松寛子(XCELL-LITEマーズ01)、7位山口心愛(FIRSTGARAGE大和設備工業VITA)と続く。接触があった窪田は再スタートするもそのままピットに戻りガレージイン。イシカワの方はオフィシャルの手でコースに戻され1周遅れでレースに復帰する。
2周目に入ると柿沼がペースアップ。2分14秒903とトップ兒島より0.3秒以上速いラップタイムを刻んで0.318秒差まで接近する。カワモトはこの2台のペースについていけないか2秒以上にギャップがひらいている。4位志賀は単独走行で、平川を小松が仕留めて5位に上がってメインストレートに戻ってくる。
3周目、柿沼が第1コーナーで兒島のリヤに張り付くと第3コーナーへのブレーキングでアウトからオーバーテイク、トップに浮上する。しかし兒島はテール・ツー・ノーズで追走。90度コーナーからの加速で柿沼のアウト側に出てセカンドアンダーブリッジを並走。ビクトリーコーナーで前に出てトップの座を奪い返す。平川が90度コーナーで単独スピン、山口が先行して6位に。しかし山口にはジャンピングスタートスタートの判定が下されフィニッシュタイムに5秒加算が課せられることになる。
コントロールライン上でトップ兒島と2位柿沼は0.094秒の差。兒島のスリップストリームから抜け出た柿沼が4周目の第1コーナーでイン側から前に出て再逆転。とはいえ兒島は今回も柿沼を逃がさない。0.116秒差でコントロールラインを通過すると続く5周目にお返しとばかりに第1コーナーでイン伺うが、ここは沼がブロックラインを通って首位を守る。3位カワモトはこの2台から2.6秒後方。4位以下に動きはなく、6位を走る山口と平川のギャップは6.036秒。山口は5秒加算ペナルティを抱えているがこの間合いなら順位を守れる。
5周目を終えてトップ柿沼と2位兒島は依然0.393秒の差、トップ2台だけが2分15秒台で3位以下をちぎる一騎打ちでレースは後半戦へ。兒島は勝負どころを変えて6周目のダウンヒルストレートでスリップストリームから抜け出してインかアウトにラインをスイッチ、90度コーナーへのブレーキングでチャンスを伺うがインを押さえた柿沼がポジションを守る。兒島は7周目のヘアピンで今度はアウト側から仕掛けるがここも柿沼がうまく抑え込む。オーバーテイクのチャンスを模索する兒島とそれを阻止する柿沼の息詰まる攻防が展開する。後方では5秒のペナルティをめぐる6位の山口と7位平川の間で続きがあり、7周目平川が山口とのギャップを3.743秒まで縮め実質6位に順位を戻す。
8周目のS字のアプローチでついに兒島が突破口を見出す。柿沼のインにノーズをねじ込むと、サイド・バイ・サイドで左~右と駆け抜けV字コーナーでインを奪ってオーバーテイクに成功する。トップを奪回された柿沼が逆襲を開始、6周目とは立場を入れ替えてダウンヒルストレートで兒島のスリップストリームから抜け出してインから90度コーナーへのレイトブレーキングでみたびトップに返り咲き。両車はテール・ツー・ノーズでコントロールラインを通過し9周目へ。ここで前の周のリプレイを見るかのように柿沼のインを差して兒島がS字で再びトップへ出る。ダウンヒルストレートで柿沼をうまく牽制してオーバーテイクのチャンスを与えずにメインストレートまで戻っていよいよレースはファイナルラップへ。2台の差は0.249秒だ。
第1コーナーから柿沼が兒島のスキを狙って激しくプレッシャーかける。第3コーナーへの加速でサイド・バイ・サイドになると、インから柿沼が先行してターンするが、アウトから進入した兒島がクロスラインでインに切れ込み柿沼の前に出る。S字でも柿沼がインを狙うが兒島が被せて守る。柿沼なおも諦めず90度コーナーで仕掛けにいくがここも兒島がラインを封じると勝負あり。ビクトリーコーナーを立ち上がるとそのままチェカードフラッグの下を駆け抜けて10周に渡ったドッグファイトを制して兒島が優勝を飾った。3位カワモト。トップグループからは7秒以上離されてしまったが、4位以下を寄せ付けずに表彰台を守った。以下4位志賀、5位小松とMARS RACING勢が入り、6位に平川、7位山口となり、オープニングラップの接触~スピンから再スタートを切ったイシカワも1周遅れながら8位完走となった。
VITAもてぎSUGOシリーズ第5戦は10月26日(日)にスポーツランドSUGOで行われる。






Text: Junichi SEKINE
Photo: Asako SHIMA
ポールポジション 兒島弘訓(ZR WINMAX VITA)2分14秒439
「もてぎにまだ慣れ切れていないというか、難しい部分がまだあります。タイムのバラつきも大きくて、ピークを出しに行くタイミングがタイヤのおいしい所をちょっと過ぎた時だったので、いまひとつ決めきれていない感じはあるのですが。めちゃくちゃ僅差ですが、なんとかポールを取れてよかったなと思います。昨日からセットをかなり大きく変えて、それは悪くなかったなと。ヤリスのラジアルタイヤの路面になってしまっていて、それを見越してちょっと曲がらない方向にセットしたのがよかったです。昨日の練習走行が3番手だったので、それを考えれば良くはなったかなと思います。決勝が3時半ごろからで多少路面温度下がってくると思うのですが、直前にヤリスカップもありますし、路面は相変わらず悪い状況かなと思うので、タイヤマネジメントをしっかりしつつ。タイム差見ると間違いなく柿沼さんとバチバチのバトルになるだろうなという感じなので、楽しくバトルできればなと思います」
2位 柿沼一峰(プラチナ恵比寿制動屋NUTECVITA)2分14秒481(+0.042秒)
「路面が昨日と違いすぎるので、クルマもぜんぜん止まらなくて。決勝はどうなるか分からないですが、頑張ります。決勝で涼しくなって路面温度も下がってくればいいですね」
3位 カワモトミツル(シンエイジャパン&オートルックVITA)2分14秒815(+0.376秒)
「ちょっとうまくできませんでしたね、タイヤのいいところを使い切れずで。路面にラバーが乗っていたのかな? すごい滑って思ってたより上手にできませんでした。私は経験が浅いのでそういう場合にどうしたらいいか、どう対処したらいいのかは、これから勉強していきます。(前回までと)まったく違う路面になっていて、びっくりした所があって、攻めきれなかったというか、どうしたものかな、という感じですね。それでも兒島選手は上手にこなしていたので、私の実力不足、これも経験を重ねて、次に活かせられればいいかな、と。決勝はせっかく兒島選手みたいな上手な人と走れるので、こういう機会もあまりないので、1個でも2個でも学んで、頑張りたいと思います」
4位 イシカワヨシオ(東京IRCニルズvivoVITA)2分14秒857(+0.418秒)
「なかなか難しいですね。練習中もずっとどんぐり(の背比べ)と分かっていたので、ちょっとでも失敗したらアウトだな、と思っていました。もうちょいこの辺り(3番手)までは行きたかったです。決勝はミスのないように、昨日とかも何回がミスしているし、今年になってからミスが多いのですよ。それを無くせばなんとか3番手ぐらい行けるのではないかな、と思います。体調はもうすっかり、握力も少しずつ戻っていて、腰も大丈夫。あとは暑さだけですね(笑)。昨日もいむらさんダウンしてたし、熱中症対策を十分していっぱい水飲んで。でもあまり飲むと決勝前にトイレ行きたくなっちゃうんですよね(苦笑)。決勝はちょっと夕方で一昨日の午後も走っているので、同じくらい気温下がってくれれば、何とかなるかな」
5位 志賀卓弥(シードソリューション・マーズ01)2分15秒316(+0.877秒)
「なんか全然、今週ダメダメで、思ったタイムも出せず、ちょっと迷走していたのですが。予選もちょっと冷静さに欠けていたような気がするのですが、でも今週はタイムも(全体的に)そんなに出ていないですし、あと前回から体重が8キロ増えてしまって(苦笑)、それもちょっと影響あるみたいで。仕方ないかなと思います」
6位 窪田俊浩(A-PEX☆TOKAIDENSO☆VITA)2分15秒469(+1.030秒)
「路面が悪いより人間が悪いですね(笑)。路面温度が高いのでタイムはそれなりかな、という気がします。コンディションは皆さん一緒なので、単純に今回初日から調子悪くて、なんか乗り切れていないですね。予選開始前のファストレーンへの進入も勘違いしていて、本来1分前からなのに2分前に出てしまって、とかもう冴えていないです。でも(上位を)狙える位置ではあるので、あきらめずに、ポイント(首位)も守りたいので、粘って頑張りたいと思います」
Text: Junichi SEKINE

VITAもてぎSUGOシリーズ第4戦予選が8月31日(土)にモビリティリゾートもてぎで行われ、兒島弘訓(ZR WINMAX VITA)が2番手の柿沼一峰(プラチナ恵比寿制動屋NUTECVITA)に0.042秒という僅差でポールポジションを獲得した。
8月も終わりというのに一向に猛暑が収まらない栃木県のモビリティリゾートもてぎに9台のVITAが集結。シリーズ参戦している8名に加えて注目されるのVITAもてぎ初見参の兒島で、FIA-F4参戦経験があり、スーパーフォーミュラではチーム無限のデータエンジニアも務めているというマルチタレントで現在筑波シリーズ3連勝中なだけに目が離せない。
15分間の予選は午前10時コースオープン。この時間ですでに気温31.7度、路面温度50度超という厳しいコンディション。兒島を先頭に全車がコースインしてタイムアタックを開始。まずは計測1周目、兒島が2分15秒061でトップ。続いて2番手に15秒284のカワモトミツル(シンエイジャパン&オートルックVITA)、3番手15秒777の窪田俊浩(A-PEX☆TOKAIDENSO☆VITA)、とシリーズの上位ランカーが続く。4番手はイシカワヨシオ(東京IRCニルズvivoVITA)の15秒823。昨年は最終戦で惜しくもチャンピオンを逃し今年こそと意気込むイシカワはここまでシリーズ4位。
残り時間8分、カワモトが2分14秒815のトップタイムをマークするが、すかざず柿沼が14秒503で逆転。兒島3番手にドロップ。イシカワは15秒429で4番手を守り、窪田5番手にドロップと目まぐしくポジションが入れ替わる。6番手は志賀卓弥(シードソリューション・マーズ01)、7番手小松寛子(XCELL-LITEマーズ01)とMARS RACING勢が並ぶ。志賀は目下ランキングトップの窪田とは2.5ポイント差のシリーズ2位だ。小松も2回入賞でランキング7位につけている。
いったん3番手に落ちた兒島だが残り時間5分40秒に2分14秒439を叩き出してトップに再浮上。このあたりで各車タイヤのピークが終わったか自己ベストを更新するが少なくなる中、イシカワが2分14秒台に入れて14秒857を出すも4番手変わらず。そして残り3分、2番手の柿沼が2分14秒481と兒島に迫るが0.042秒届かない。さらに平川圭介(ELEVレーシングドリームVITA)、山口心愛(FIRSTGARAGE大和設備工業VITA)がそれぞれ15秒210、17秒216と自己ベストを更新するがポジションは7番手、9番手で変わらず。
15分が経過しチェカードフラッグが振られて予選は終了。上位に変動はなくトップ兒島、2番手柿沼、3番手カワモト、4番手イシカワ、5番手志賀、6番手窪田、7番手平川、8番手小松、9番手山口という結果になった。
決勝は本日午後3時25分スタート予定だ。





Text: Junichi SEKINE
Photo: Asako SHIMA
優勝 金澤力也(ファイブコアジャパンv.Gra)
「予選の後にも言った通り、決勝の間うまくタイヤマネジメントして、タイヤをタレさせないような運転ができて、後半までペースが維持できたので、自分なりにはいいレースができたと思います。開幕戦はクルマの調子がよくて勝てて、今回もよかったのですが、その間の2レースがちょっとよくなくて。それがなかったらチャンピオン狙えたので、ちょっと悔しいなとは思いますね。チャンピオン取れなかったので、来年も出るかもしれません(笑)」
2位 山下亮生(AKILAND RACING)
「金澤選手が速くて、すごい頑張ったのですが、追いつけなかったです。無理してもよくないなとは思ったので、少しだけ(笑)安全パイを引きながらも必死に追いかけました。でも追いつけなかったので、素直に『おめでとう』とお祝いの言葉を贈りたいと思います」
3位 イノウエケイイチ(ワコーズ三和EDニルズ)
「なんとか抑えきってしまいました(笑)。前に出て、そのまま行くのかなと思ったら離れなくて。最後ミスしたので(再逆転した)、という感じでしたね。まぁまぁ付いていけたので」
4位 OOKA(G-TECH)
「スタートは失敗してしまいました。それで最下位近くまで落ちて、そこからはもう死ぬ気で走ろうと頑張っていたら、かなりいいところでは挽回できて4位まで行けたのはよかったと思います。レースとしてはすごく楽しかったですね」
5位 いむらせいじ(オートルックV.GRANZ)
「これは今の実力でございます、ちょっと射程距離じゃなかったので。スタート決まって3位には上がれたのですが、路面温度も高くて、ちょっとミスでペースが落ちてしまうので。イノウエ選手も頑張っていたので、序盤はちょっとやり合っていたのですが、そうしたら後ろからどんどん来ちゃうので、もう譲っていかせて最後の方で(勝負)と思っいたら、集中力切れて(苦笑)、暑いし『5位でいいや、後ろいないし』となってしまって。ちょっとでもスキがあったら行ってやろうと思っていたのですが、差が縮まるわけでもなく10周終わった、という感じです」
6位ハヤシヒロキ(ZENKAIRACING Winmax vGranz)
「この前(7月)もその前(5月)の大会も出ていたのですが、8月やはり気温も路面温度も高くて。もうめっちゃしんどかったです。今回は1位2位の金澤君とか山下君が若手枠というか、速い2人でばーっと行ってましたが、3番以降のところは4台5台が同じようなタイムレンジだったので、そこでうまいことワチャワチャやりながら楽しくレースできて。一発狙ってやろうかと思っていましたが、みんな速い方ばかりで、そんな易々とは上に行けなかったですね。でも皆さんと一緒に絡んでレースがやれて、レースの場でいろいろとコミュニケーション取れるのが、やっぱり楽しいです。こういうレースを他のところでもいっぱいやって欲しいし、継続して運営していただきたいなと思います」
Text: Junichi SEKINE

v.Granzもてぎシリーズ最終第4戦決勝が8月30日(土)にモビリティリゾートもてぎで行われ、ポールポジションからスタートの金澤力也(ファイブコアジャパンv.Gra)が一度もトップを譲らず10周を走り切りトップチェッカー、優勝を飾った。2位には山下亮生(AKILAND RACING)が入りシリーズチャンピオンを獲得した。
決勝は午後2時20分にコースイン開始。気温は36度を超え、路面温度も60度超という猛暑を超えて炎暑といえそうな厳しいコンディションだ。
予選の際にパドルシフトのトラブルを抱えていたイノウエケイイチ(ワコーズ三和EDニルズ)も修復なったとのことで9台のv.Granzがグリッッドに整列しレースがスタート。
ポールシッターの金澤、2番手山下とフロントロウの2台がポジションを守って第1コーナーへ飛び込んだのに対して3番グリッドのOOKA(G-TECH)が課題と言っていたスタートで失速して大きく順位を落とし、いむらせいじ(オートルック V.GRANZ)3位へアップ。そして6番手スタートのイノウエがインサイドから5番手スタートの西濱康行(Arcobaleno V.Granz)を差して4位にポジションを上げる。OOKAは最後尾で第2コーナーをターンするが、第3コーナーへ向けての加速で前を行く牧野淳(JAMC麻布ワコーズEDニルズ)をオーバーテイク、8位へ上がる。
トップ金澤は山下をやや引き離しオープニングラップだけで1.374秒の差をつける。対していむらとイノウエは3位を争ってテール・ツー・ノーズ状態で戻ってくると、コントロールライン上ではサイド・バイ・サイドの0.087秒差でいむらが僅かに先行。5位ハヤシヒロキ(ZENKAIRACING Winmax vGranz)と6位西濱も0.514秒差と接近戦で、さらにヘアピンで前を行く國廣隆一(R estate Racing with Rn-S)も仕留めたOOKAが西濱と0.519秒差の7位まで浮上している。
いむら対イノウエの3位争いは続く2周目の第1コーナーでイノウエがアウトから仕掛けるがイン側いむらが順位を守る。しかし続く第5コーナーで今度はイン側からイノウエがブレーキング勝負に持ち込みオーバーテイクに成功する。これでイノウエ3位、いむら4位となり、バトルの間に後続も接近。5位グループのハヤシ~西濱~OOKAもすぐ後ろに迫っている。その中で動きを見せたのが勢いのあるOOKAでS字の出口で西濱を抜いて6位に進出すると。90度コーナーでアウトからハヤシに並びかけてターンイン、セカンドアンダーブリッジで前に出てこれで5位。
2周目を終えてトップ金澤と2位山下の差は1.443秒。3位以下はそこから5秒以上離れてレースは早くも一騎打ちの様相。
3周目、6位を争うハヤシと西濱が第3コーナーへの進入でサイド・バイ・サイドになると僅かに接触したか、イン側西濱がスピン。ただちにレースに復帰するが最下位まで順位を落としてしまう。
勢いにのって順位を挽回するOOKAが、イノウエとの3位争いに敗れたいむらに接近。0.145秒差で4周目に入るとテール・ツー・ノーズ状態で追走。第1コーナーでアウトから狙うがここはラインがワイドになりいむらが守る。しかしOOKAはプレッシャーをかけ続け、ダウンヒルストレートで右サイドに出るとインから90度コーナーへのブレーキングでオーバーテイクに成功、4位に上がる。トップ金澤は山下に対して4周目で2.230秒差と着実にリードを拡げている。
元々予選3番手と速かったOOKAの挽回はさらに続き、5周目には3位イノウエをロックオン。ペースは明らかにOOKAが速く、4周目に0.9秒あった差が5周目に入ってみるみる縮まり、テール・ツー・ノーズでダウンヒルストレートを通過、イノウエがなんとかポジションを守って最終コーナーを抜けるが、メインストレートでは0.083秒差と並走状態で6周目に突入。OOKAが勝負を仕掛けたのは第3コーナー。ブレーキングで僅かに先行するとそのまま大外刈りでイノウエを仕留めて3位に返り咲く。しかし黙って引き下がるイノウエではなく、第5コーナーから130R~S字とOOKAを攻め立てる。このバトルの間にいったんは引き離されたいむらも追いついて三つ巴の展開に。こうなるとイノウエは前を追いつつ後方も抑えなければならない展開。
6周目にトップ金澤は2分4秒826とこの日のファステストラップを叩き出して、2位山下との差を2.935秒まで拡げて独走状態。3位OOKA、4位イノウエ、5位いむら、6位ハヤシと続く。
後半戦に入って上位のポジションが落ち着き始めている中で3位争いは接近戦が続き、OOKAを先頭にイノウエ、いむらまでが6周目0.677秒差、7周目1.177秒差、8周目1.624秒差と僅かずつ拡大しているがワンミスが命取りの展開だ。
そのミスが出たのが9周目のOOKA。9周目の90度コーナー手前でミスがあり失速。イノウエに逆転を許してしまう。OOKAは再度挽回すべくイノウエを追うが、ビクトリーコーナーではラインがワイドになり縁石ぎりぎりで持ちこたえる間に0.470秒差まで離される。一方トップ7金澤は山下に5.947秒の大差をつけてファイナルラップへと入り、最後まで2分4秒台のペースを崩さずフィニッシュラインを通過。今シーズン2勝目を飾った。2位は山下、優勝でチャンピオンを飾る希望はかなわなかったが、しっかりゴールまでマシンを運んでチャンピオンを獲得した。山下によるとレースキャリアを通じてひとつのシリーズでチャンピオンを獲得するのは初めてのことだそうだ。3位フィニッシュは9周目の逆転で表彰台を獲得したイノウエ、4位OOKAはスタートミスからオーバーテイクショーを演じてみせてくれたが惜しい結果に。以下5位いむら、6位ハヤシというトップ6になった。






Text: Junichi SEKINE
Photo: Asako SHIMA
Junichi SEKINE
ポールポジション 金澤力也(ファイブコアジャパンv.Gra)2分4秒310
「今回はクルマもバランスよく仕上がっています。決勝はたぶん路面温度がかなり高くてタイヤにはきついと思うのですが、うまくタイヤマネジメントしながら、ペースを落とさず、守り切れればなと思います。チャンピオン争いは僕が勝ったとしても山下君が4位以上入れば取られてしまうので、そこはどうなるか分かりませんが、まずは今回のレースでベストを尽くせればなと思います」
2位 山下亮生(AKILAND RACING)2分4秒546(+0.236秒)
「ポールを取りたかったので、正直悔しい気持ちが多いです。でもレースは何があるかわからないので、最後までプッシュして、格好よく決められたらいいなと思います。自信はないのですが、優勝してチャンピン決められたら格好いいなと思うので、できるように頑張ります。(最近2連勝で)クルマにもかなり慣れてきて、走らせ方もだいぶわかってきましたので、勢いのまま行きたかったのですが、中々金澤君も速かったので、いいバトルしながらチェッカー受けられればいいなと思っています」
3位 OOKA(G-TECH)2分5秒479(+1.169秒)
「1秒1は僅差ですね。スリップストリームをつかわせて貰おうと思っていたのですが、1番に(コースに)出て行ってしまったものですから、待っていてもなかなか後ろが来なくて。もう開き直って自分一人で走っていました。私スロースターターなものですから、ほんとは一番タイヤがいい時に(アタックを)やりたいのですが、段々後から調子がよくなるので(苦笑)。でも3位になれたので、よかったです。決勝はスタートが課題ですので、スタートうまく行って、そのままポジションキープしてなんとか表彰台に行けたら、というふうに思っています」
4位 イノウエケイイチ(ワコーズ三和EDニルズ)2分5秒652(+1.342秒)
「ピットインしたのは 昨日ミッションが壊れて、それを確認したらやっぱりシフトが入らなかったので、そのエラーを消したりしていました。解決はしなかったのですがとりあえず応急処置で出ました。決勝までに解消します。とにかく暑いので、いむらさんが少しでも上にいけるように補助しますよ(笑)」
5位 いむらせいじ(オートルック V.GRANZ)2分5秒661(+1.351秒)
「暑くなって路面温度も高くなって、きついのはわかっていたので、2分5秒台前半にいければと思って走っていたのですが、5秒6どまりでした。でも昨日の最終のセッションと同じような感じだったので、その時6秒切れなかったことを考えれば、タイイヤがよかった分ちょっと上がったのかな。1位2位の人はもう届かないと最初から思っていたので、2番手グループでなるべく粘れるように頑張りたいと思います」
6位 西濱康行(Arcobaleno V.Granz)2分5秒752(+1.442秒)
「最後バランス崩して回ってしまいました。流して走っていたのですが、気が抜けてたみたいで(苦笑)。ニュータイヤでこの路面温度で走るのが初めてだったので、とりあえずタイヤと路面の感じを見ながら徐々にタイムを上げて行って、ここまで来られたという感じです。上手な人たちと大きくは水を開けられなかったので、今のタイムとポジションは満足しています。v.Granzでもてぎに参戦させていただくのは2回目で、毎回1年ぶりなので、慣れたかと言われるとなんとも言えないですが(笑)、与えられた時間でできる限り習熟したいなと思って取り組んでいます」
Text: Junichi SEKINE

v.Granzもてぎシリーズ最終第4戦予選が8月30日(土)にモビリティリゾートもてぎで行われ、シリーズランキング2位の金澤力也(ファイブコアジャパンv.Gra)が2番手に0.236秒の差でポールポジションを獲得した。
8月最後の週末を迎えたもてぎだが、朝から夏の太陽が照り付けて温度はどんどん上昇。午前11時55分のコースオープン時点で気温34.5度という厳しいコンディションだ。
國廣隆一(R estate Racing with Rn-S)を先頭に9台のv.Granzがコースインして15分間の予選が始まるが、昨年のチャンピオンで今年初参戦のイノウエケイイチ(ワコーズ三和EDニルズ)が計測ラップに入らずピットイン。前日から発生していたミッションの不具合が解決していないとのことで、リヤカウルを開けて応急処置にとりかかる。
計測1周目のトップはOOKA(G-TECH)の2分5秒723、2番手に6秒778で西濱康行(Arcobaleno V.Granz)がつける。西濱は昨年10月のもてぎv.Granz第2戦で2位に入って以来の参戦だ。
残り時間10分を切ってタイムアタックが本格化。まず金澤が2分5秒662でトップに立ちOOKA2番手にドロップし、残り時間8分にはいむらせいじ(オートルック V.GRANZ)が6秒007で3番手に浮上。西濱も自己ベストを2分6秒140まで短縮するが4番手にドロップ。
残り時間7分、金澤はトップタイムを2分4秒579まで短縮して予選は後半戦。以下。2番手OOKA、3番手いむら、4番手西濱と続き、5番手にはシミュレータでおなじみ「ZENKAI RACING」代表のハヤシヒロキ(ZENKAIRACING Winmax vGranz)が6秒309で上がってくる、6番手國廣、7番手牧野淳(JAMC麻布ワコーズEDニルズ)、8番手にはシリーズポイント首位の山下亮生(AKILAND RACING)がつけて、このタイミングでイノウエが応急処置を終えてピットアウト。
残り時間5分、ここまでスローペースだった山下がギアを上げて2分5秒280をマークし、一気に2番手に上がり、OOKA以下がそれぞれ一つずつポジションを落とす。さらに残り4分、いむらが5秒796で4番手から3番手へアップ。残り3分30秒、金澤はトップタイムを4秒310まで短縮。2番手山本も自己ベストを4秒546まで削り取るがトップからは0.236秒の差がある。そして残り2分15秒、3番手に応急処置を施したイノウエが5秒559で進出してくる。
チェカードフラッグが振られて15分間の予選が終了。トップ金澤、2番手山下は変わらず、最後の最後にOOKAが2分5秒479と自己ベストを更新して3番手に上がる、以下4番手イノウエ、5番手いむら、6番手西濱、という結果となった。金澤はv.Granzではキャリア初のポールポジション獲得だ。
v.Granzもてぎシリーズ第4戦決勝は本日午後2時30分スタート予定。暑さもピークとなる時間帯の戦いだ。





Text: Junichi SEKINE
Photo: Asako SHIMA

- レース8優勝 酒井涼(KF MOTORSPORT F110)
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「とりあえず僕、新品タイヤ履いてたんで、落ち着いていけば勝てるなっていう状況でした。本当落ち着いて走ることに専念して,って感じです。クルマは今週に入ってからはずっと好調でしたね」

- レース8決勝2位 加納康雅(AKILAND F110)
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「スタートで豊島君を前に行かしちゃって、それをなんとかオープニングランプのヘアピンで外側から抜き替えして、あとは横ばいですね」
「酒井選手はめちゃくちゃ速かったです。昨日パイパーコーナーでスピンしたらしくて、プレッシャーかけたワンチャン行けるかなと思ったんですけど、もう手も足も出なかったですね。(最後に落合選手が追い上げてきたが)これでもし抜かれでもしたら、俺はチームに帰れないって、もう意地でしたね」

- レース8決勝3位 落合蓮音(HOJUST & EAGLE)
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「最低限の結果だなと思います。1位を狙ってたし、ペース的にも1位とは変わらずに走れてはいたんで、そこはやっぱ悔しいところが大きい。」
「最後スリップついてちょっとタイム上がったのはあったんですけど、それにしてもやっぱり予選の順位が痛かったんで、今後はすごい反省して、次に生かさないといけないですね。来月はFIA-F4のSUGOがあるんで、そこでミスしちゃ本当いけないんで。結果3位だったんですけど、同じミス繰り返さないといけない」
「今シーズン応援してくださったスポンサーとかチームはじめ、両親に本当に感謝していますし、これからも頑張るので、応援してもらえると嬉しいです」
Text&Photo: Kazuhisa SUEHIRO

「GSTR GRAND PRIX F110 CUP」第4戦レース8決勝が8月31日、岡山県美作市の岡山国際サーキットで行われ、昨日惜しくも勝利を逃した酒井涼(KF MOTORSPORT F110)が後続に付け入る隙を与えず、見事ポール・トゥ・ウィンでシーズンを締め括った。

レース8決勝は午前8時45分より12周で行われた。天候は晴れ。路面はドライ。気温は32℃。路面温度は36℃だ
ホールショットを決めたのは酒井。予選3位の豊島里空斗(Dr.Dry Racing Fl10) が2番手に上がり、予選2位の加納康雅(AKILAND Fl10)が3番手。前日優勝の落合蓮音は9番手からのスタートながら、この1周で4台を抜き去り、5番手で帰ってくると、2周目には上野晴紀(TEJ―project)を捉えて4番手に浮上してきた。
3周を終えた時点で酒井のリードは1秒100。2番手の豊島と加納のギャップは0秒977。その0秒411後方に落合が迫ってきた。
4周目に入ると、加納が豊島をヘアピンで捉えて2番手を奪い返す。続いて落合も豊島を攻略し、3番手に浮上した。その後方では予選6位の杉田悠真(AKILAND F110)が上野を捉えて5番手に上がる。
6周終わって酒井のリードは1秒470。加納と落合の差は1秒462だ。
落合は8周目に1分33秒875、10周目に1分33秒815とファステストを更新し、加納を猛然と追い上げるが、11周目には杉田が1分33秒790を叩き出し、これがこのレースのファステストラップとなった。
11周終わって酒井のリードは2秒101。もはや誰一人彼のポジションを脅かすものはなく、最後は後続に2秒104差をつけてチェッカー。酒井涼が最終戦でついに今季初優勝を成し遂げた。
一方、11周終了時点で加納と落合のギャップは0秒488。最後までオーバーテイクのチャンスを模索する落合だったが、加納は最後までポジションを守り切り、加納康雅が2位、落合蓮音は3位に終わった。

Text&PHOTO: Kazuhisa SUEHIRO

- レース7優勝 落合蓮音(HOJUST & EAGLE)
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「今回のレースに関しては、自分の走りもできましたし、満足いくレースだったと思ってます。ミスもなくいけてよかったんじゃないかなと。」
「新品タイヤで出てって、周りのほとんどのドライバーが中古タイヤだったので、そこの点でもう僕は前半に行くしかないっていうので、とにかく前半逃げることを意識しました。明日は9番手というスタート順なんで、諦めてるわけじゃないんですけど、まだ勝ちに行きやすいポジションの時にかける方向で行きました」
「明日は追い上げのレースにはなりますが、マシンのポテンシャルもすごく高いですし、チームの皆さんがすごくいいクルマを作ってくれてるんで、それに合わせて僕もクルマのポテンシャルを最大限に出して明日も勝ちたい」
「(宮田莉朋選手のコースレコードを抜きたいと言っていたが)中古タイヤになるので冷静に考えれば難しいかもしれませんが、そのくらいの気持ちで、気は抜かずに行きたいなと。現実的に考えれば難しいかもしれませんが、抜けたらすごい嬉しいです」

- レース7決勝2位 杉田 悠真(AKILAND Fl10)
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「もてぎからスタートはあまり上手いこといってなかったんですけど、今回それを改善することができて、結構いいスタートを切れました。酒井涼君と同じようなペースで、なかなか追いつことができませんでしたが、運良く前がスピンしてしまって、僕が上がったっていう感じですね。次は6番手スタートなので、スタートを今日のように上手いことやって上位を狙っていきたいと思います」
「もちろん1位を狙ってたので、悔しい部分はあるんですけど、僕としては岡山は得意なコースで、予選はあんまり良くなかったんですけど、最低限のことはできたかなと思います。次はもちろんもう1位狙ってガンガン行っていきたいと思います」

- レース7決勝3位 中丼 陽斗(HELM GSTR Fl10)
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「今日のレースのスタートは前のクルマがストールしちゃって、それを避けた関係で遅れちゃったんですけど、4位のポジションキープで走っていました。少しペースが足りてなくて、最後前のドライバーがスピンしちゃったので、それでラッキーという感じでした」
「表彰台乗れたのは良かったですけど、まだまだトップスリーのドライバーたちと比べると、単純に速さが足りてないなと思うので、しっかりそこを改善していきたいと思います。明日も5番手スタートなので、まずは表彰台を目指して頑張ります」
Text: Kazuhisa SUEHIRO

「GSTR GRAND PRIX F110 CUP」第4戦レース7決勝が8月30日、岡山県美作市の岡山国際サーキットで行われ、予選2位からスタートした落合蓮音(HOJUST & EAGLE)が後続を大きく引き離す速さを見せつけ、第3戦もてぎでのレース5、レース6に続いて3連勝を飾った。
レース7決勝は午前11時35分より12周で行われた。天候は晴れ。路面はドライだ。
スタートでトップに立ったのはポールポジションの酒井涼(KF MOTORSPORT F110)。しかし落合はすぐに酒井をとらえてトップに浮上する。一方、予選3位の上野晴紀(TEJ -project)はスタートで痛恨のストール。グリッドから動き出せずにレースを終えることに。
レースはトップの落合が頭一つ抜け出し、その後方で酒井と杉田悠真(AKILAND F110)が2位争いをしながらついていく展開となるが、酒井はパイパーコーナーで姿勢を乱たことで、杉田と中井陽斗(HELM MOTORSPORT)の先行を許してしまった。
結局レース7は落合蓮音が後続を5秒548引き離す独走で優勝。2位に杉田悠真が続き、中井陽斗が3位という結果となった。
レース8決勝は明日31日午前8時45分より12周で行われる。
Text & Photo: Kazuhisa SUEHIRO

- レース7、レース8ポールポジション 酒井涼(KF MOTORSPORT F110)
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「昨日の練習の感じだと、もう少しタイム的に周りと僅差になるのかなと思ったんですけど、意外と走り始めてから、自分が抜けてる感じだったので、別に焦ることなくアタックできました」
「赤旗の影響は全然なくて、落ち着いて走れました。クルマも問題ありません」

- レース7予選2位 落合蓮音(HOJUST & EAGLE)
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「僕の思ったよりちょっと終わるのが早かった。スリップにつかれるのを嫌って譲ったりしてたら時間がなかった、みたいな感じなんで、僕の計算ミスっていうのが大きいです。そこは悔しいところで、チームにも申し訳ないなっていうのはありますね。15分でも少ないんですけど、赤旗でさらに短くなっちゃったんでそれがちょっと痛かった」
「クルマのポテンシャルとしては全然トップ狙えるので、レース1は1位を狙っていけると思いますし、レース2も追い上げのレースで優勝は狙ってきたいです。 いやーもう普通にあれですね連勝を普通にチャンピオンも取ったし、勝って終わりたいって感じです」

- レース7予選3位 上野晴紀(TEJ―project)
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「(赤旗中断で)残り周回は結構限られてたので、なるべく早い段階でタイムは出したいなと思ってました。時間もそうですし、位置取りがちょっと悪くて、前に詰まっちゃってって感じで、クリアラップが取れませんでした」
「クルマ自体はそんなに悪くないので、決勝もやれるだけやってみます」

- レース8予選3位 豊島 里空斗(Dr. Dry Racing F110)
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「延長がなかったっていうのもあって、ちょっと厳しかったかなと思うんですけど、位置取りは別に悪くはなかったです。前に居た落合選手と酒井選手が途中で後ろに下がって、僕だけ前に行ってアタックして、その次の周で僕が後ろ下がったんですけど、下がんないで前ずっと走っていたかったかなぁって。そのままアタックしていたらセカンドもベストもタイムが上がったと思います」
「クルマは悪くないんですけど、時間がなかった影響でタイヤが全然暖まらなくて、内圧が想定より低めになっちゃいました。決勝は表彰台は行けるかなあと思ってます」
Text&Photo: Kazuhisa SUEHIRO
GT500クラス 14号車ENEOS X PRIME GR Supra(TGR TEAM ENEOS ROOKIE)
- 福住仁嶺(TGR TEAM ENEOS ROOKIE)
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「50分って本当に長いなって。スプリントっていう感じじゃないぐらい、体感としてはすごく長かったです。一番心配していた決勝のスタートの時の天気と、かなり路温も下がっていっている状態で、チョイスしたタイヤが逆方向のものだったので、スタートしてすぐは柔らかいタイヤの人たちに抜かれるんじゃないかなとかって、すごく心配はあったんですけども、フォーメーションでしっかりタイヤ暖まってくれましたし、スタートも悪くなかったし、少しギャップを作れたのがすごく、後半に響いたかなと思います」
「36号車(実際は1号車)が最後の最後まで、本当にまた今日もそうでしたけども、近づいてきて、前2台がぶっちぎっているレースでつまんない展開だったかもしれないですけども、トップ走ってて2秒ぐらいでずっと後ろにつかれちゃうと、すごく精神的にもきついし、それはGT300もすごく似たような状態だったんですけど、最後まで抑えることができて、このスプリントというか、ガチンコレースで1号車に勝てたっていうのが、本当にみんなにとって自信になったかなと思います」
「今日の500に関しては、スタート時間も遅かったし、あの路温も下がってきて、気温も下がってきてる状態で、よりまあ空力(の影響)が出る方向になっちゃったかなというところで、まあその、そういう空力が出ると、後ろで走ってるクルマの空力が乱れちゃってなかなか抜けなかったりとか、そういう展開になりやすかったりするので、なかなかオーバーテイクも難しかったりしたのかなと思うんですけども。これがもっとそのすごく暑い時に、あのタイヤの落ちがもっと大きい時とか、そういうサーキットでしてるんであれば、すごくぐちゃぐちゃになって、展開としては面白くなるんじゃないかなと思うんで。まあ今日はちょっと300も500も、比較的に安定してたかなっていうところであるんでしたけど。もっと違う時期とか、違うサイクルでやったら面白い展開になったりするんじゃないかなっていうのは思いました」
GT300クラス 777号車D'station Vantage GT3(D'station Racing)
- 藤井誠暢(D'station Racing)
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「昼と同じ2人なんで、写真撮影なしで出るだけじゃないですか(笑)。先ほど言いましたけど、昔JAFグランプリっていうのがあって、すごい楽しかったんですけど、それは年末で特別戦でした。スーパーGTのシリーズ戦でこういったフォーマットのレースが初めてあって、で、ポイントもあるわけで、お客さんもいっぱいいる中で、真夏で対応もきついので、終わってみてなんですけど、まず優勝できて嬉しかったです」
「普段のGTと違ってまた本当にガチバトルみたいな感じで、ドライバーはずっと50分間プレッシャーがかかっていて、僕たちここにいるってことは突破してたんで特に後ろが気になるんで、できれば最初の5分くらいでやめてもらいたかったんですけど(笑)意外と50分が長かったです。GT500のやつも見ててそうでしたが、やっぱり300と500がいて、いつものスーパーGTのいろんな面白さとか、終わってくるチャンスだったりって生まれますが、このフォーマットだと本当にラップタイムなりのレースがあるんで、ずっと50分気を抜けなくて、彼らと相談しながら、あるもの全てを使い切って50分戦うレースになりまして、終わってみたら優勝に来て、ホッとしてるっていう気持ちが一番です」
「GTは2人でやるレースなんで、みんなドライバーは多分一人でレースを楽しみ、楽しみたいっていうか、自分で好きにセットしてやりたいって人がまあ多いと思うんですけど、まあそういう意味でもこういう、まあ自分次第で勝負できるレースはあったら面白いかなというのが印象です。いろいろ考えましたけど、意外と楽しみました。」
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Kazuhiro NOINER

2025オートバックス スーパーGT第4戦「富士GTスプリントレース」レース2の決勝が8月3日、静岡県小山町の富士スピードウェイで行われ、GT500クラスもポルシッターの福住仁嶺(ENEOS X PRIME GR Supra)が優勝、予選に続いて4位までをトヨタGRスープラ勢が独占する結果となった。
(天候:曇り コース:ドライ)
GT500クラスのレース2決勝は午後4時50分に2周のフォーメーションラップを開始。厚い雲が上空を覆い尽くし、雨が心配される状況となっている。路面はドライ。全車スリックを装着して走り始めた。
スタートでトップに立ったのはポールの福住。予選2位の山下健太(au TOM'S GR Supra)が2番手。その背後に予選3位の石浦宏明(KeePer CERUMO GR Supra)がぴったりつけ、予選5位の関口雄飛(DENSO KOBELCO SARD GR Supra)が4番手に浮上した。
ここで順位を落とした予選4位の国本雄資(WedsSport ADVAN GR Supra)は2周目の1コーナーで平峰一貴(TRS IMPUL with SDG Z)と接触、この影響から平峰の12号車だけでなく大草りき(Modulo CIVIC TYPE R-GT)や松下信治(ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8)にも抜かれて一気に7番手に後退、その後も8周目に名取鉄平(リアライズコーポレーションADVAN Z)に抜かれて8番手に後退するなど、ジリジリと順位を落とし、21周目にタイヤ交換を行ったことで完全に勝負権を失った。
その名取は12周目に大草の64号車を捉えて6番手に浮上すると、前を行く松下の8号車を追い上げ、18周目の最終コーナーでアウトから並びかける。両車は並走したままホームストレートを駆け抜けるが、続く19周目の1コーナーで松下が僅かにオーバーラン、名取はここで5番手に上がった。
その松下に今度は三宅淳詞(Niterra MOTUL Z)とジュリアーノ・アレジ(Deloitte TOM'S GR Supra)が襲い掛かる。
最後尾スタートのアレジは1周目に12番手に浮上すると、3周目に塚越広大(Astemo CIVIC TYPE R-GT)を捉えて11番手、10周目には10番手を走行すると予選9位の三宅と共に19号車を捉えて10番手、15周目に三宅が64号車を捉えると、アレジも17周目にこれを抜き去っていた。
三宅は20周目の1コーナーで8号車を攻略、続いてアレジも21周目にこれを捉え、7番手に浮上する。
その後2台は前を行く名取の24号車に接近。28周目の1コーナーでついに三宅が24号車に並びかけるが、コカコーラコーナーで両車は接触、コースを飛び出した三宅の3号車はアレジの37号車の接近を許し、ダンロップコーナーでアウトから並びかけられるが、ここで三宅はアレジを押し出してしまった。
一方、トップ争いは福住が山下を大きく引き離せはしないものの、終始1.5秒から2秒強のリードを保って周回を重ねていたが、終盤に入って山下のペースが福住を上回るようになり、29周目には1秒413、30周目には1秒235とその差は徐々に詰まり始める。
そして33周目、ついにその差は0秒931と1秒を割り込んだが、レースはここで規定の50分に達したため、34周目が最終ラップということとなり、福住仁嶺(ENEOS X PRIME GR Supra)がそのまま0秒728差で逃げ切って今季初優勝。
2位には山下健太(au TOM'S GR Supra)が続き、1号車はレース1優勝の坪井翔と合せて17.5ポイントを獲得、ドライバーズランキングでもトップを維持し、さらにそのリードを広げた。
3位は今季をもってGT500の活動を終えることを先ごろ発表した石浦宏明(KeePer CERUMO GR Supra)が入り、関口雄飛(DENSO KOBELCO SARD GR Supra)が4位。
5番手を走行していた平峰一貴(TRS IMPUL with SDG Z)には2周目の接触の件で10秒のタイムペナルティが課せられたが、平峰は後続に対して大差をつけていたため、そのままニッサン勢最上位の5位でフィニッシュした。
一方、名取鉄平(リアライズコーポレーションADVAN Z)にも三宅との接触により5秒が加算され、こちらは10位に降着。これにより三宅淳詞(Niterra MOTUL Z)が6位、ジュリアーノ・アレジ(Deloitte TOM'S GR Supra)が7位となり、大草りき(Modulo CIVIC TYPE R-GT)もホンダ勢最上位の8位を獲得している。
次戦の舞台は三重県の鈴鹿サーキット。8月24日に300kmの決勝レースが行われる。





Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Kazuhiro NOINE

2025オートバックス スーパーGT第4戦「富士GTスプリントレース」レース2の決勝が8月3日、静岡県小山町の富士スピードウェイで行われた。2日のレース1は2クラス混走だったが、この日のレース2は各クラス別々に50分間のタイムレースが行われ、GT300クラスは藤井誠暢(D'station Vantage GT3)が他を寄せ付けない走りでポール・トゥ・ウィン。レース1に続いて777号車が2連勝を達成した。
(天候:晴れ コース:ドライ)
GT300クラス決勝は午後2時15分に2周のフォーメーション開始。気温32℃、路面温度は42℃だ。
ポールポジションの藤井がトップで1コーナーに飛び込み、予選3位の堤優威(HYPER WATER INGING GR86 GT)が予選2位の谷口信輝(グッドスマイル初音ミクAMG)を抜いて2番手に浮上した。
3番手の4号車に続いてザック・オサリバン(CARGUY Ferrari 296 GT3)が4番手。ところが5番手でオープニングラップを終えた井口卓人(SUBARU BRZ R&D SPORT)は5周目にトラブルに見舞われ、早々と戦列を去ってしまう。
これで5番手に繰り上がったのが予選8位の菅波冬悟(LEON PYRAMID AMG)だ。菅波は1周目に木村偉織(マッハ車検エアバスターMC86マッハ号)と野中誠太(Green Brave GR Supra GT)をかわして6番手に浮上すると、61号車のトラブルで5番手。13周目には7号車、そして22周目についに4号車を捉えて3番手まで上がってきた。
一方、トップの藤井は2位の堤に全く付け入る隙を与えずに周回を重ね、31周目に規定の50分を迎えてそのままフィニッシュ。前日のチャーリー・ファグに続いて777号車が2連勝を達成した。2位は2号車の堤。3位は菅波の65号車だった。




Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Kazuhiro NOINE
GT500クラス 14号車ENEOS X PRIME GR Supra(TGR TEAM ENEOS ROOKIE)
- 福住仁嶺(TGR TEAM ENEOS ROOKIE)
-

「14号車にとっては、昨日のフリー走行から、専有の時もちょっとトラブルが出てしまって、すごいあたふたした状態で予選に間に合ったって感じなんですけども。昨日の予選はちょっとまとめきれなかったかなというところで、まあ微妙な順位で悔しい思いをしちゃって。決勝もスタートしてすぐに接触によりリタイアということで、まあメカニックさんもその予選の前もあたふたしてましたし、決勝後も修復するために、夜中の3時ぐらいまでかかったということだったので、僕自身はもう結果で恩返ししたいなって思いもありました。そういうメカニックさんの頑張り、チーム全員の頑張りがあったことが、今回のこのポールという結果に繋がったと思います」
「昨日は色々と課題が多くて、大嶋さんから色々とフィードバックをもらって、そこでクルマをアジャストしたことが、今日の予選に繋がったかなというところではあるんですけども、実際にフリー走行の流れで言うと、まだまだ詰めないといけないところが多いなって。自分はいろいろ不満を持ったまま、予選に行った状態だったので、その中でうまくまとめられたからポールなんですけども、決勝ちょっと心配かなっていう部分はまだまだあるので、まあ、あの、いろいろ不安要素はあるんですけども、このポールはまずは一つ、チーム恩返しできてよかったかなと思います。」
GT300クラス 777号車D'station Vantage GT3(D'station Racing)
- 藤井誠暢(D'station Racing)
-

「まずあのスプリントっていうレースで、ドライバー一人が走るんで、このレースは結構楽しみにしてました。だいぶ前の話なんですけど、2010年からJAFグランプリがあり、結構その時も楽しかった記憶があったので、今回このレースをすごく楽しみにしてたんですけど、そういう中でまず昨日のレースでチャーリー(ファグ)が優勝できました。ただちょっとペース的には苦しいものがあって、ポール取れるほどじゃないなっていう状況だったので、その中からデータとかを見て、今日すごい細かいところのセットアップをちょっと変えたのが良い方向に行き、結果的にボールが取れました。」
「いつものQ1、Q2も別にやることは一緒なんですけど、まあ一人でやるっていうのは違ってて。その昔、JAFグランプリをやってたんで。時期は違いますけど、それと同じような感じで、一人でいつもよりもちょっとプレッシャーのある中で楽しめるんで、そういう意味ではすごく楽しめました。で、昔JAFグランプリやった時に僕3位、2位。 、1位だっ たんですね。なので、結構この富士のスプリント、意外といい結果が多いので、まあ今回もボールをまず取りたいと思ってましたし、ええ、決勝を勝てるように行きたいと思ってます」

Text: Kazuhisa SUEHIR
Photo: Kazuhiro NOINE

2025オートバックス スーパーGT第4戦「富士GTスプリントレース」レース2の公式予選が8月3日、静岡県小山町の富士スピードウェイで行われ、GT500クラスは福住仁嶺(ENEOS X PRIME GR Supra)がポールポジションを獲得した。
(天候:晴れ 路面:ドライ)
GT500クラスの公式予選は午前11時30分より10分間で行われた。気温33℃、路面温度は49℃だ。
今回も残り時間8分のあたりから徐々にコースインするドライバーが出始め、残り6分を切った頃にようやく全車がコース上に出揃った。
各車2周目、3周目と徐々にペースを上げていくなか、大草りき(Modulo CIVIC TYPE R-GT)は3周目からアタックを開始して1分28秒137を記録。
続いて早めに走行を開始していた千代勝正(MOTUL AUTECH Z)が4周目に1分28秒632。ここからは4周目にアタックしたドライバーが続々とタイムを刻む。
松下信治(ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8)は1分28秒544、三宅淳詞(Niterra MOTUL Z)は1分28秒552、平峰一貴(TRS IMPUL with SDG Z)は1分28秒145で大草に次ぐ2番手だ。
そしてここで2周目から1分31秒447とハイペースで周回を重ねていた山下健太(au TOM'S GR Supra)が1分27秒675でトップに立つ。
ここでチェッカーフラッグが提示され、コース上の各車は最後の計測となる。
石浦宏明(KeePer CERUMO GR Supra)が4周目に1分27秒938。
三宅は5周目にもアタックを続行するが、タイムは1分28秒452に留まる。
そして最後の最後に福住が1分27秒477を5周目に叩き出して山下を上回り、見事トップに躍り出た。続いて国本雄資(WedsSport ADVAN GR Supra)も1分28秒004と27秒台まであと少しと迫る。
この結果、福住がポールポジション。山下が予選2位、石浦が予選3位、国本が4位と、上位4台をトヨタ勢が占める結果となった。
トヨタ勢各チームはこの大会に臨むにあたり、通常はリヤクォーターウィンドウあたりに位置している給油口を取り除くというモディファイを行い、空気抵抗の低減と低重心化を図ったようだ。数値的には僅かなものと思われるが、そこまでするトヨタの本気が上位独占につながったと言えるだろう。
ニッサン勢最上位は平峰の5位、ホンダ勢は大草の6位が最高だった。


Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Kazuhiro NOINE

2025オートバックス スーパーGT第4戦「富士GTスプリントレース」レース2の公式予選が8月3日、静岡県小山町の富士スピードウェイで行われ、GT300クラスは藤井誠暢(D'station Vantage GT3)がポールポジションを獲得した。
(天候:晴れ 路面:ドライ)
GT300クラスの公式予選は午前11時より20分間で行われた。開始時の気温は33℃、路面温度は50℃に達した。
最初にアタックに入ったのは城内政樹(アールキューズAMG GT3)、松井孝允(HOPPY Schatz GR Supra GT)、永井宏明(apr GR86 GT)の3台。少し遅れてハリー・キング(seven × seven PORSCHE GT3R)も走行に加わる。ここで松井が残り12分で1分38秒587をマーク。キングが残り8分を切ったところで1分38秒114で上回るが、これは走路外走行との判定。
この頃には全車がコースに出てきており、終盤に向けて相次いでタイムアタックに取り掛かった。
まずは坂口夏月(METALIVE S Lamborghini GT3)が1分38秒504で25号車を上回るが、すぐにザック・オサリバン(CARGUY Ferrari 296 GT3)が1分37秒388を記録してトップに立った。
続いて残り3分を切ったところで菅波冬悟(LEON PYRAMID AMG)が1分37秒479、キングも1分37秒646そして井口卓人(SUBARU BRZ R&D SPORT)が1分37秒666と上位陣は軒並み1分37秒台に突入。
残り2分を切ったところで藤井の777号車が1分37秒379。すぐに堤優威(HYPER WATER INGING GR86 GT)が1分37秒300でこれを上回るが、藤井はチェッカー直前に1分36秒888までタイムを短縮して再びトップに。続いて谷口信輝(グッドスマイル初音ミクAMG)も1分37秒275を叩き出し、2番手に割って入った。
これによりGT300クラスは藤井誠暢がポールポジションを獲得。谷口信輝が予選2位、堤優威は予選3位で午後の決勝に臨むこととなった。


Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Kazuhiro NOINE

2025オートバックス スーパーGT第4戦「富士GTスプリントレース」レース2の公式練習が8月3日、静岡県小山町の富士スピードウェイで行われ、レース1優勝の藤井誠暢(D'station Vantage GT3)がトップタイムだった。
藤井の777号車は5周目に1分36秒946を記録。これはレース1のポールタイムをも上回るものだ。この時点で2番手にはハリー・キング(seven × seven PORSCHE GT3R)が1分37秒513で続き、木村偉織(マッハ車検エアバスターMC86マッハ号)が1分37秒583で3番手。
その後、堤優威(HYPER WATER INGING GR86 GT)が9周目に1分37秒239を記録して2番手、ザック・オサリバン(CARGUY Ferrari 296 GT3)が10周目に1分37秒421で3番手に食い込んできて、2クラス混走は終了。
専有走行では野中誠太(Green Brave GR Supra GT)が1分37秒165で2番手に上がってくると、谷口信輝(グッドスマイル初音ミクAMG)も1分37秒224、1分37秒090と立て続けに好タイムを記録。
しかしそれでも藤井が序盤に記録した1分36秒台には誰一人近づくことができず、公式練習は777号車がトップ。4号車が2番手、52号車が3番手という結果となった。


Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Kazuhiro NOIME

2025オートバックス スーパーGT第4戦「富士GTスプリントレース」のレース2公式練習が8月3日、静岡県小山町の富士スピードウェイで行われ、GT500クラスは山下健太(au TOM'S GR Supra)がトップタイム。1号車は二日続けて公式練習トップと好調ぶりを見せている。
レース2の公式練習はレース1同様に午前8時30分より、混走40分、専有走行各10分間で行われた。天候は晴れ。路面はドライだ。
序盤トップに立ったのは石浦宏明(KeePer CERUMO GR Supra)。4周目に1分28秒095をマークした。2番手に福住仁嶺(ENEOS X PRIME GR Supra)が1分28秒211で続いて山下健太(au TOM'S GR Supra)が1’28.325で3番手。
結局、その後も大きな順位変動がなく混走は終了。午前9時20分からの専有走行に移行する。
当初はガレージで待機していた各ドライバーが動き出したのは残り8分を切ったところ。ここから予選を想定した激しいアタック合戦が展開された。
まずは千代勝正(MOTUL AUTECH Z)が1分28秒608で5番手に浮上すると、大草りき(Modulo CIVIC TYPE R-GT)は1分28秒106で2番手にジャンプアップ。そしてここでジュリアーノ・アレジ(Deloitte TOM'S GR Supra)が1分27秒794でトップに浮上した。
国本雄資(WedsSport ADVAN GR Supra)は1分28秒075、平峰一貴(TRS IMPUL with SDG Z)も1分27秒816までタイムを縮める。
さらに福住仁嶺(ENEOS X PRIME GR Supra)が1分27秒528を叩き出し、37号車のタイムを上回ってきたが、山下はそれをさらに上回る1分27秒330を記録し、1号車はレース1に続いて公式練習をトップで終えた。
また2番手は14号車。3番手には19号車、4番手には37号車とここでもスープラ勢が上位を独占している。


Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Kazuhiro NOINE
■GT500クラス
FUJI GT SPRINT RACE -RIJ- (2025/08/03) Race 2 GT500 Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2025 AUTOBACS SUPER GT Round 4 GT500 class 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model Team | Tire | Lap | Time | Behind | Gap |
| 1 | 14 | 福住 仁嶺 | ENEOS X PRIME GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM ENEOS ROOKIE | BS | 34 | 50'22.936 | - | - |
| 2 | 1 | 山下 健太 | au TOM'S GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM au TOM'S | BS | 34 | 50'23.664 | 0.728 | 0.728 |
| 3 | 38 | 石浦 宏明 | KeePer CERUMO GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM KeePer CERUMO | BS | 34 | 50'43.444 | 20.508 | 19.780 |
| 4 | 39 | 関口 雄飛 | DENSO KOBELCO SARD GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM SARD | BS | 34 | 50'56.572 | 33.636 | 13.128 |
| 5 | *12 | 平峰 一貴 | TRS IMPUL with SDG Z NISSAN Z NISMO GT500 TEAM IMPUL | BS | 34 | 51'07.669 | 44.733 | 11.097 |
| 6 | 3 | 三宅 淳詞 | Niterra MOTUL Z NISSAN Z NISMO GT500 NISMO NDDP | BS | 34 | 51'12.215 | 49.279 | 4.546 |
| 7 | 37 | ジュリアーノ・アレジ | Deloitte TOM'S GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM Deloitte TOM'S | BS | 34 | 51'12.537 | 49.601 | 0.322 |
| 8 | 64 | 大草 りき | Modulo CIVIC TYPE R-GT Honda CIVIC TYPE R-GT Modulo Nakajima Racing | DL | 34 | 51'13.073 | 50.137 | 0.536 |
| 9 | 23 | 千代 勝正 | MOTUL AUTECH Z NISSAN Z NISMO GT500 NISMO | BS | 34 | 51'16.550 | 53.614 | 3.477 |
| 10 | *24 | 名取 鉄平 | リアライズコーポレーションADVAN Z NISSAN Z NISMO GT500 KONDO RACING | YH | 34 | 51'16.701 | 53.765 | 0.151 |
| 11 | 8 | 松下 信治 | ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8 Honda CIVIC TYPE R-GT ARTA | BS | 34 | 51'20.414 | 57.478 | 3.713 |
| 12 | 100 | 山本 尚貴 | STANLEY CIVIC TYPE R-GT Honda CIVIC TYPE R-GT STANLEY TEAM KUNIMITSU | BS | 34 | 51'20.736 | 57.800 | 0.322 |
| 13 | *17 | 塚越 広大 | Astemo CIVIC TYPE R-GT Honda CIVIC TYPE R-GT Astemo REAL RACING | BS | 34 | 51'22.747 | 59.811 | 2.011 |
| 14 | *16 | 佐藤 蓮 | ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16 Honda CIVIC TYPE R-GT ARTA | BS | 33 | 50'28.327 | 1Lap | 1Lap |
| 15 | 19 | 国本 雄資 | WedsSport ADVAN GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM WedsSport BANDOH | YH | 33 | 51'29.839 | 1Lap | 1'01.512 |
| ---- 以上規定周回数(70% - 23 Laps)完走 ---- |
- Fastest Lap: CarNo. 14 福住仁嶺(ENEOS X PRIME GR Supra) 1'28.441 (3/34) 185.737 km/h
- CarNo. 12は、SpR.13-1.a(他車への接触)により、タイムペナルティー10秒を科した。
- CarNo. 24は、SpR.13-1.b(他車をコースアウトさせた)により、タイムペナルティー5秒を科した。
- CarNo. 17は、SpR.13-1.a(他車への接触)により、タイムペナルティー5秒を科した。
- CarNo. 16は、RD Note(複数回の走路外走行)により、ドライビングスルーペナルティーを科した。
FUJI GT SPRINT RACE -RIJ- (2025/08/03) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2025 AUTOBACS SUPER GT Round 14 GT300 class 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model Team | Tire | Lap | Time | Behind | Gap |
| 1 | 777 | 藤井 誠暢 | D'station Vantage GT3 Aston Martin Vantage GT3 EVO D'station Racing | DL | 31 | 50'58.204 | - | - |
| 2 | 2 | 堤 優威 | HYPER WATER INGING GR86 GT TOYOTA GR86 HYPER WATER Racing INGING | BS | 31 | 50'59.475 | 1.271 | 1.271 |
| 3 | 65 | 菅波 冬悟 | LEON PYRAMID AMG Mercedes GT3 K2 R&D LEON RACING | BS | 31 | 51'01.364 | 3.160 | 1.889 |
| 4 | 5 | 木村 偉織 | マッハ車検エアバスターMC86マッハ号 TOYOTA 86 MC TEAM MACH | YH | 31 | 51'09.694 | 11.490 | 8.330 |
| 5 | 4 | 谷口 信輝 | グッドスマイル初音ミクAMG Mercedes GT3 GOODSMILE RACING & TeamUKYO | YH | 31 | 51'12.315 | 14.111 | 2.621 |
| 6 | 52 | 野中 誠太 | Green Brave GR Supra GT TOYOTA GR Supra 埼玉Green Brave | BS | 31 | 51'13.084 | 14.880 | 0.769 |
| 7 | 18 | 野村 勇斗 | UPGARAGE AMG GT3 Mercedes GT3 TEAM UPGARAGE | YH | 31 | 51'13.348 | 15.144 | 0.264 |
| 8 | 666 | ハリー・キング | seven × seven PORSCHE GT3R PORSCHE 911 GT3R seven × seven Racing | YH | 31 | 51'15.791 | 17.587 | 2.443 |
| 9 | 45 | ケイ・コッツォリーノ | PONOS FERRARI 296 Ferrari 296 GT3 PONOS RACING | DL | 31 | 51'20.563 | 22.359 | 4.772 |
| 10 | 56 | 平手 晃平 | リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 KONDO RACING | YH | 31 | 51'22.036 | 23.832 | 1.473 |
| 11 | 0 | 元嶋 佑弥 | VENTENY Lamborghini GT3 Lamborghini HURACAN GT3 EVO2 JLOC | YH | 31 | 51'24.250 | 26.046 | 2.214 |
| 12 | 62 | 平木 玲次 | HELM MOTORSPORTS GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 HELM MOTORSPORTS | YH | 31 | 51'46.394 | 48.190 | 22.144 |
| 13 | 9 | 冨林 勇佑 | PACIFICアイドルマスターNAC AMG Mercedes GT3 PACIFIC RACING TEAM | YH | 31 | 51'47.110 | 48.906 | 0.716 |
| 14 | 87 | 坂口 夏月 | METALIVE S Lamborghini GT3 Lamborghini HURACAN GT3 EVO2 JLOC | YH | 31 | 51'47.605 | 49.401 | 0.495 |
| 15 | 96 | 高木 真一 | K-tunes RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 K-tunes Racing | DL | 31 | 51'48.353 | 50.149 | 0.748 |
| 16 | 60 | 吉本 大樹 | Syntium LMcorsa LC500 GT TOYOTA LEXUS LC500 LM corsa | DL | 31 | 51'50.151 | 51.947 | 1.798 |
| 17 | *7 | ザック・オサリバン | CARGUY Ferrari 296 GT3 Ferrari 296 GT3 CARGUY MKS RACING | YH | 31 | 51'55.627 | 57.423 | 5.476 |
| 18 | 26 | 安田 裕信 | ANEST IWATA RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 ANEST IWATA Racing | YH | 31 | 51'55.917 | 57.713 | 0.290 |
| 19 | 11 | 大木 一輝 | GAINER TANAX Z NISSAN FAIRLADY Z GAINER | DL | 31 | 51'57.578 | 59.374 | 1.661 |
| 20 | 360 | 清水 啓伸 | RUNUP RIVAUX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 TOMEI SPORTS | YH | 31 | 52'02.826 | 1'04.622 | 5.248 |
| 21 | 20 | 平中 克幸 | シェイドレーシングGR86 GT TOYOTA GR86 SHADE RACING | MI | 31 | 52'13.104 | 1'14.900 | 10.278 |
| 22 | 48 | 柴田 優作 | 脱毛ケーズフロンティアGO&FUN猫猫GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 NILZZ Racing | YH | 31 | 52'13.499 | 1'15.295 | 0.395 |
| 23 | 25 | 松井 孝允 | HOPPY Schatz GR Supra GT TOYOTA GR Supra HOPPY team TSUCHIYA | YH | 31 | 52'13.822 | 1'15.618 | 0.323 |
| 24 | 30 | 永井 宏明 | apr GR86 GT TOYOTA GR86 apr | MI | 31 | 52'49.191 | 1'50.987 | 35.369 |
| 25 | 22 | 城内 政樹 | アールキューズAMG GT3 Mercedes GT3 R'Qs MOTOR SPORTS | YH | 30 | 51'21.249 | 1Lap | 1Lap |
| ---- 以上規定周回数(75% - 21 Laps)完走 ---- |
| - | 61 | 井口 卓人 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 R&D SPORT | DL | 4 | 6'37.646 | 27Laps | 26Laps |
| - | *31 | 小山 美姫 | apr LC500h GT TOYOTA LEXUS LC500h apr | BS | 2 | 6'15.039 | 29Laps | 2Laps |
| 28 | 6 | 片山 義章 | UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI Ferrari 296 GT3 VELOREX | YH | 1 | 2'51.334 | 30Laps | 1Lap |
- Fastest Lap: CarNo. 4 谷口信輝(グッドスマイル初音ミクAMG) 1'38.098 (8/31) 167.453 km/h
- CarNo. 7は、RD Note(複数買いの走路外走行)により、競技結果に対して40秒加算のペナルティーを科した。
- CarNo. 31は、SpR.13.1.a(他車への衝突行為)により、ドライビングスルーペナルティーを科したが、リタイアのため未消化。
FUJI GT SPRINT RACE -RIJ- (2025/08/03) Race 2 GT500 Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2025 AUTOBACS SUPER GT Round 4 GT500 class 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model Team | Tire | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 14 | 福住 仁嶺 | ENEOS X PRIME GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM ENEOS ROOKIE | BS | 1'27.477 | - | - | 187.784 |
| 2 | 1 | 山下 健太 | au TOM'S GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM au TOM'S | BS | 1'27.675 | 0.198 | 0.198 | 187.360 |
| 3 | 38 | 石浦 宏明 | KeePer CERUMO GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM KeePer CERUMO | BS | 1'27.938 | 0.461 | 0.263 | 186.800 |
| 4 | 19 | 国本 雄資 | WedsSport ADVAN GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM WedsSport BANDOH | YH | 1'28.004 | 0.527 | 0.066 | 186.660 |
| 5 | 39 | 関口 雄飛 | DENSO KOBELCO SARD GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM SARD | BS | 1'28.033 | 0.556 | 0.029 | 186.598 |
| 6 | 64 | 大草 りき | Modulo CIVIC TYPE R-GT Honda CIVIC TYPE R-GT Modulo Nakajima Racing | DL | 1'28.137 | 0.660 | 0.104 | 186.378 |
| 7 | 12 | 平峰 一貴 | TRS IMPUL with SDG Z NISSAN Z NISMO GT500 TEAM IMPUL | BS | 1'28.145 | 0.668 | 0.008 | 186.361 |
| 8 | 24 | 名取 鉄平 | リアライズコーポレーションADVAN Z NISSAN Z NISMO GT500 KONDO RACING | YH | 1'28.186 | 0.709 | 0.041 | 186.274 |
| 9 | 3 | 三宅 淳詞 | Niterra MOTUL Z NISSAN Z NISMO GT500 NISMO NDDP | BS | 1'28.425 | 0.948 | 0.239 | 185.771 |
| 10 | 8 | 松下 信治 | ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8 Honda CIVIC TYPE R-GT ARTA | BS | 1'28.544 | 1.067 | 0.119 | 185.521 |
| 11 | 23 | 千代 勝正 | MOTUL AUTECH Z NISSAN Z NISMO GT500 NISMO | BS | 1'28.632 | 1.155 | 0.088 | 185.337 |
| 12 | 17 | 塚越 広大 | Astemo CIVIC TYPE R-GT Honda CIVIC TYPE R-GT Astemo REAL RACING | BS | 1'28.676 | 1.199 | 0.044 | 185.245 |
| 13 | 100 | 山本 尚貴 | STANLEY CIVIC TYPE R-GT Honda CIVIC TYPE R-GT STANLEY TEAM KUNIMITSU | BS | 1'28.683 | 1.206 | 0.007 | 185.231 |
| 14 | 16 | 佐藤 蓮 | ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16 Honda CIVIC TYPE R-GT ARTA | BS | 1'28.712 | 1.235 | 0.029 | 185.170 |
| 15 | 37 | ジュリアーノ・アレジ | Deloitte TOM'S GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM Deloitte TOM'S | BS | 1'29.743 | 2.266 | 1.031 | 183.043 |
FUJI GT SPRINT RACE -RIJ- (2025/08/03) Race 2 GT300 Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2025 AUTOBACS SUPER GT Round 4 GT300 class 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model Team | Tire | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 777 | 藤井 誠暢 | D'station Vantage GT3 Aston Martin Vantage GT3 EVO D'station Racing | DL | 1'36.888 | - | - | 169.544 |
| 2 | 4 | 谷口 信輝 | グッドスマイル初音ミクAMG Mercedes GT3 GOODSMILE RACING & TeamUKYO | YH | 1'37.275 | 0.387 | 0.387 | 168.870 |
| 3 | 2 | 堤 優威 | HYPER WATER INGING GR86 GT TOYOTA GR86 HYPER WATER Racing INGING | BS | 1'37.300 | 0.412 | 0.025 | 168.826 |
| 4 | 7 | ザック・オサリバン | CARGUY Ferrari 296 GT3 Ferrari 296 GT3 CARGUY MKS RACING | YH | 1'37.388 | 0.500 | 0.088 | 168.674 |
| 5 | 61 | 井口 卓人 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 R&D SPORT | DL | 1'37.413 | 0.525 | 0.025 | 168.630 |
| 6 | 5 | 木村 偉織 | マッハ車検エアバスターMC86マッハ号 TOYOTA 86 MC TEAM MACH | YH | 1'37.456 | 0.568 | 0.043 | 168.556 |
| 7 | 52 | 野中 誠太 | Green Brave GR Supra GT TOYOTA GR Supra 埼玉Green Brave | BS | 1'37.462 | 0.574 | 0.006 | 168.546 |
| 8 | 65 | 菅波 冬悟 | LEON PYRAMID AMG Mercedes GT3 K2 R&D LEON RACING | BS | 1'37.479 | 0.591 | 0.017 | 168.516 |
| 9 | 666 | ハリー・キング | seven × seven PORSCHE GT3R PORSCHE 911 GT3R seven × seven Racing | YH | 1'37.646 | 0.758 | 0.167 | 168.228 |
| 10 | 45 | ケイ・コッツォリーノ | PONOS FERRARI 296 Ferrari 296 GT3 PONOS RACING | DL | 1'37.706 | 0.818 | 0.060 | 168.125 |
| 11 | 18 | 野村 勇斗 | UPGARAGE AMG GT3 Mercedes GT3 TEAM UPGARAGE | YH | 1'37.759 | 0.871 | 0.053 | 168.034 |
| 12 | 0 | 元嶋 佑弥 | VENTENY Lamborghini GT3 Lamborghini HURACAN GT3 EVO2 JLOC | YH | 1'37.907 | 1.019 | 0.148 | 167.780 |
| 13 | 6 | 片山 義章 | UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI Ferrari 296 GT3 VELOREX | YH | 1'37.928 | 1.040 | 0.021 | 167.744 |
| 14 | 9 | 冨林 勇佑 | PACIFICアイドルマスターNAC AMG Mercedes GT3 PACIFIC RACING TEAM | YH | 1'37.933 | 1.045 | 0.005 | 167.735 |
| 15 | 87 | 坂口 夏月 | METALIVE S Lamborghini GT3 Lamborghini HURACAN GT3 EVO2 JLOC | YH | 1'37.969 | 1.081 | 0.036 | 167.673 |
| 16 | 62 | 平木 玲次 | HELM MOTORSPORTS GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 HELM MOTORSPORTS | YH | 1'38.055 | 1.167 | 0.086 | 167.526 |
| 17 | 31 | 小山 美姫 | apr LC500h GT TOYOTA LEXUS LC500h apr | BS | 1'38.128 | 1.240 | 0.073 | 167.402 |
| 18 | 60 | 吉本 大樹 | Syntium LMcorsa LC500 GT TOYOTA LEXUS LC500 LM corsa | DL | 1'38.390 | 1.502 | 0.262 | 166.956 |
| 19 | 96 | 高木 真一 | K-tunes RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 K-tunes Racing | DL | 1'38.458 | 1.570 | 0.068 | 166.841 |
| 20 | 25 | 松井 孝允 | HOPPY Schatz GR Supra GT TOYOTA GR Supra HOPPY team TSUCHIYA | YH | 1'38.587 | 1.699 | 0.129 | 166.622 |
| 21 | 26 | 安田 裕信 | ANEST IWATA RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 ANEST IWATA Racing | YH | 1'38.793 | 1.905 | 0.206 | 166.275 |
| 22 | 20 | 平中 克幸 | シェイドレーシングGR86 GT TOYOTA GR86 SHADE RACING | MI | 1'38.821 | 1.933 | 0.028 | 166.228 |
| 23 | 11 | 大木 一輝 | GAINER TANAX Z NISSAN FAIRLADY Z GAINER | DL | 1'38.938 | 2.050 | 0.117 | 166.031 |
| 24 | 48 | 柴田 優作 | 脱毛ケーズフロンティアGO&FUN猫猫GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 NILZZ Racing | YH | 1'39.102 | 2.214 | 0.164 | 165.756 |
| 25 | 360 | 清水 啓伸 | RUNUP RIVAUX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 TOMEI SPORTS | YH | 1'39.155 | 2.267 | 0.053 | 165.668 |
| 26 | 30 | 永井 宏明 | apr GR86 GT TOYOTA GR86 apr | MI | 1'39.169 | 2.281 | 0.014 | 165.645 |
| 27 | 22 | 城内 政樹 | アールキューズAMG GT3 Mercedes GT3 R'Qs MOTOR SPORTS | YH | 1'40.280 | 3.392 | 1.111 | 163.809 |
| 28 | 56 | 平手 晃平 | リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 KONDO RACING | YH | 1'40.855 | 3.967 | 0.575 | 162.875 |
- 第4戦優勝 佐藤樹(HYDRANGEA Kageyama Racing)
-
「スタートでなんとか前に出れて、気づいたら終わったって感じになったんです。予選で前に出れてたんで、こういう形で勝てたとは思うんで、そこはポジティブに捉えて、また明日も頑張ります。明日もポールなので、しっかり走って優勝できるようにしたいです」
「なんか,SCについて毎回終わってるみたいな。レースしたいなって。予選もずっと調子良かったし、それが決勝で見せれたら良かったですね。まあ、しょうがないです」
- 第4戦決勝2位 新原光太郎(HFDP with B-Max Racing)
-
「僕にはスタートとSC再開っていう2回チャンスがあったにもかかわらず、前とバトルすらできなかったっていうのは結構悔しいですね」
「スタートはベストではなくて。でもまあ並べるには並べる距離感だったんですけど、まあ差し切るほどではなかったかなって感じですね。あとちょっと足りなかったですね」
「スタートのミートの上手さであったり、SCDの合わせの上手さやったり、そういう部分のちょこちょこした改善は絶対あると思うので、無駄にはせず明日に生かしたいなと思います。今日スタートとSC再開の練習はできたんで、明日はうまく合わせればと思います」
- 第4戦決勝3位 白崎稜(HYDRANGEA kageyama Racing)
-
「スタートで全部決まってたと思うんで ちょっとスタートを見直す必要がありそうですね。単純にホンダの2人の新原選手と百瀬選手がスタート上手いので、ここをどう倒すかを考えなきゃいけないですね。そんな感じを考えさせられるレースでした」
「明日は前に出てバトルできればなんとかいけるんじゃないかなって考えてます。ペースは悪くはないと思うんで」
Text: Kazuhisa SUEHIRO


2025FIA-F4選手権シリーズ第4戦の決勝が8月2日、静岡県小山町の富士スピードウェイで行われた。レースは1周目にトラブル車両がコース状に撒いたオイルのため赤旗中断となり、再開後もアクシデントによりセーフティーカーが導入されるあれた展開となり、規定周回に達するのを待たずして制限時間を迎え、終了という残念な結果となった。優勝はポールポジションからスタートした佐藤樹(KageyamaチームスタイルMCS4)だった。
第4戦決勝は午後5時15分にフォーメーション開始。スーパーGTの決勝中に降った雨は収まり、天候は曇り。路面はドライでの戦いとなった。
スタートでは佐藤が予選2位からスタートを決めた新原光太郎(HFDP with B-Max Racing)の追い上げを退け、トップで1コーナーに飛び込む。3番手は白崎稜稜(Kageyama YBS Verve MCS4)だ。
ところがその後方で武藤雅奈(TGR-DC RS F4)がマシントラブルによりホームストレート上にオイルを撒き散らしたため、1周を終えずして赤旗中断となってしまう。
レースは午後5時40分にセーフティーカー(SC)の先導で再開。4周目から追い越しが可能となったが、その直後に1コーナーで後方集団数台によるクラッシュが発生、再びSCが導入された。
結局、レースはSC先導のまま制限時間の午後5時50分に達したため、5周終了をもってチェッカーフラッグが提示されることとなった。
これにより、ポールポジションの佐藤樹が5月の第3戦に続いて2連勝。2位に新原光太郎がつけ、白崎稜が3位という結果となった。
インディペンデントクラスも予選トップのDRAGON選手(#30 B-MAX TEAM DRAGON)がそのまま優勝となっている。










Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Kazuhiro NOINE

GT500クラス 1号車au TOM'S GR Supra(TGR TEAM au TOM'S)
- 坪井翔(TGR TEAM au TOM'S)
-
「予選があまりにダサすぎたんで。よく2位で収まれたなっていうぐらいの大失敗を正直したので、あれで2位取れるスピードがあるってことは、勝てるのかなっていうふうに決勝前は思ってました。とはいえ、始まってみないとレースは分かんないしっていう感じでレースは進んだんですけど、雨がどうなるかっていうところで、イレギュラーだけは起きないでくれというふうに思ってレースしてて。でも本当に一応守り抜けたので良かったです」
「このフォーマットに関しては、35周はほぼワンスティントですし、GT300と混走だし、そう考えると、ドライバーとしてやらなきゃいけないことは、普段のワンスティントとあんまり変わらないのかなっていう印象はありました」
「あとはちょっとこのスケジュールだとちょっとメカさんかわいそうかなって。見てるお客さんに楽しんでもらえたらそれが一番なんですけど。チーム側を見てると、本当にお昼も食べれずにずっとメンテナンスしているのがまた明日も続くので、ちょっとこの暑さで、メカさんたちはにはちょっと酷なスケジュールかなっていうのは感じました。フリー走行を金曜日にやるとか、そういう対策をしていただけると、多分チームの人たちは倒れなくて済むのかなと思うような1日でした」

GT300クラス 777号車D'station Vantage GT3(D'station Racing)
- チャーリー・ファグ(D'station Racing)
-
「まず、優勝会見の場に戻ってこられて本当に嬉しいです。スーパーGTの表彰台の頂点に戻ってこられて、2度目の優勝を飾ることができて、本当に最高の気分です。そして、GTAとスーパーGTの主催者の方々に、私たちにドライバー1人でレースをするチャンスを与えてくれたことに感謝したいと思います。スプリントレースはとても楽しかったので、他の皆さんにも楽しんでいただけたと思います。観戦するのも楽しかったはずです。」
「(通常のレースフォーマットとの違いについて)言うまでもなく一番大きいのは、練習走行と予選、そして決勝レースがすべて1日で行われるということだと思います。ですから、一日はとても忙しいです。一人で走るので自分の好みに合わせてマシンをセッティングする機会がずっと多くなりますし、少し自由度も高まります。自分の好きなようにレースに臨むことができ、ピットストップ戦略があることも良いことですが、今日は、最初から最後まで自分の筋書き通りに走行できたのもとても嬉しかったです。」
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Kazuhiro NOINE

8月2日に富士スピードウェイで行われた、スーパーGT第4戦「富士GTスプリントレース」のレース1決勝は、チャーリー・ファグ(D'station Vantage GT3)がGT300クラスを制した。
スタートでトップに立ったのはポールポジションの平良響(HYPER WATER INGING GR86 GT)。山内英輝(SUBARU BRZ R&D SPORT)が2番手で続き、予選4位のファグが3番手に浮上。4番手は片岡龍也(グッドスマイル初音ミクAMG)だ。
一方、スタートで5番手に後退した予選3位の小林利徠斗(CARGUY Ferrari 296 GT3)は8周目の1コーナーでロベルト・メルヒ・ムンタン(UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI)に捉えられ、6番手に落ちてしまった。しかし6号車には6周目のリスタートの際、コントロールラインの手前で追い越したとしてドライブスルーペナルティが下る。
上位陣では10周目にファグが山内を捉えて2番手に。さらに21周目のコカコーラコーナーではトップの平良を捉えてトップに浮上した。ペースの上がらない61号車を捉えて3番手を走行していた片岡もこの周のヘアピンで平良を抜いて2番手に。
続いてセクター3で7号車の小林、予選7位から着実に順位を上げてきた蒲生尚弥(LEON PYRAMID AMG)も平良を抜き去り、2号車は5番手まで後退してしまった。
そしてレース終盤。7号車を捉えて3番手に浮上した蒲生が31周目の1コーナーで4号車のインに飛び込む。しかし片岡はかろうじてこれを抑え込んだ。
こうして2台がバトルを展開する間にトップのファグはリードを広げることに成功。その差は0秒785と大きなものではなかったが、なんとか逃げ切って蒲生尚弥(LEON PYRAMID AMG)が今季初優勝をものにした。
2位は片岡龍也(グッドスマイル初音ミクAMG)。蒲生尚弥(LEON PYRAMID AMG)が3位と、FIA-GT3勢が表彰台を独占してレース1は幕を閉じた。
スーパーGT第4戦、レース2決勝は3日の午後2時15分より50分間の時間レースで行われる。混走のレース1とは異なり、今度はGT300のみの戦いだ。




Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Kazuhiro NOINE
GT500クラス
FUJI GT SPRINT RACE -RIJ- (2025/08/03) Race 2 Free Practice Weather:Sunny Course:Dry
2025 AUTOBACS SUPER GT Round 4 GT500 class 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model Team | Tire | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 1 | 山下 健太 | au TOM'S GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM au TOM'S | BS | 1'27.330 | - | - | 188.100 |
| 2 | 14 | 福住 仁嶺 | ENEOS X PRIME GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM ENEOS ROOKIE | BS | 1'27.522 | 0.192 | 0.192 | 187.688 |
| 3 | 19 | 国本 雄資 | WedsSport ADVAN GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM WedsSport BANDOH | YH | 1'27.643 | 0.313 | 0.121 | 187.429 |
| 4 | 37 | ジュリアーノ・アレジ | Deloitte TOM'S GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM Deloitte TOM'S | BS | 1'27.794 | 0.464 | 0.151 | 187.106 |
| 5 | 12 | 平峰 一貴 | TRS IMPUL with SDG Z NISSAN Z NISMO GT500 TEAM IMPUL | BS | 1'27.816 | 0.486 | 0.022 | 187.059 |
| 6 | 38 | 石浦 宏明 | KeePer CERUMO GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM KeePer CERUMO | BS | 1'27.922 | 0.592 | 0.106 | 186.834 |
| 7 | 64 | 大草 りき | Modulo CIVIC TYPE R-GT Honda CIVIC TYPE R-GT Modulo Nakajima Racing | DL | 1'28.106 | 0.776 | 0.184 | 186.444 |
| 8 | 17 | 塚越 広大 | Astemo CIVIC TYPE R-GT Honda CIVIC TYPE R-GT Astemo REAL RACING | BS | 1'28.145 | 0.815 | 0.039 | 186.361 |
| 9 | 24 | 名取 鉄平 | リアライズコーポレーションADVAN Z NISSAN Z NISMO GT500 KONDO RACING | YH | 1'28.215 | 0.885 | 0.070 | 186.213 |
| 10 | 23 | 千代 勝正 | MOTUL AUTECH Z NISSAN Z NISMO GT500 NISMO | BS | 1'28.340 | 1.010 | 0.125 | 185.950 |
| 11 | 100 | 山本 尚貴 | STANLEY CIVIC TYPE R-GT Honda CIVIC TYPE R-GT STANLEY TEAM KUNIMITSU | BS | 1'28.476 | 1.146 | 0.136 | 185.664 |
| 12 | 16 | 佐藤 蓮 | ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16 Honda CIVIC TYPE R-GT ARTA | BS | 1'28.575 | 1.245 | 0.099 | 185.456 |
| 13 | 3 | 三宅 淳詞 | Niterra MOTUL Z NISSAN Z NISMO GT500 NISMO NDDP | BS | 1'28.585 | 1.255 | 0.010 | 185.435 |
| 14 | 8 | 松下 信治 | ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8 Honda CIVIC TYPE R-GT ARTA | BS | 1'28.650 | 1.320 | 0.065 | 185.299 |
| 15 | 39 | 関口 雄飛 | DENSO KOBELCO SARD GR Supra TOYOTA GR Supra GT500 TGR TEAM SARD | BS | 1'28.701 | 1.371 | 0.051 | 185.193 |
GT300クラス
FUJI GT SPRINT RACE -RIJ- (2025/08/03) Race 2 Free Practice Weather:Sunny Course:Dry
2025 AUTOBACS SUPER GT Round 4 GT300 class 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | Driver | Car Maker Model Team | Tire | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 777 | 藤井 誠暢 | D'station Vantage GT3 Aston Martin Vantage GT3 EVO D'station Racing | DL | 1'36.946 | - | - | 169.443 |
| 2 | 4 | 谷口 信輝 | グッドスマイル初音ミクAMG Mercedes GT3 GOODSMILE RACING & TeamUKYO | YH | 1'37.090 | 0.144 | 0.144 | 169.191 |
| 3 | 52 | 野中 誠太 | Green Brave GR Supra GT TOYOTA GR Supra 埼玉Green Brave | BS | 1'37.165 | 0.219 | 0.075 | 169.061 |
| 4 | 18 | 野村 勇斗 | UPGARAGE AMG GT3 Mercedes GT3 TEAM UPGARAGE | YH | 1'37.222 | 0.276 | 0.057 | 168.962 |
| 5 | 2 | 堤 優威 | HYPER WATER INGING GR86 GT TOYOTA GR86 HYPER WATER Racing INGING | BS | 1'37.239 | 0.293 | 0.017 | 168.932 |
| 6 | 7 | ザック・オサリバン | CARGUY Ferrari 296 GT3 Ferrari 296 GT3 CARGUY MKS RACING | YH | 1'37.251 | 0.305 | 0.012 | 168.911 |
| 7 | 65 | 菅波 冬悟 | LEON PYRAMID AMG Mercedes GT3 K2 R&D LEON RACING | BS | 1'37.271 | 0.325 | 0.020 | 168.877 |
| 8 | 666 | ハリー・キング | seven × seven PORSCHE GT3R PORSCHE 911 GT3R seven × seven Racing | YH | 1'37.387 | 0.441 | 0.116 | 168.675 |
| 9 | 56 | 平手 晃平 | リアライズ日産メカニックチャレンジGT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 KONDO RACING | YH | 1'37.421 | 0.475 | 0.034 | 168.617 |
| 10 | 5 | 木村 偉織 | マッハ車検エアバスターMC86マッハ号 TOYOTA 86 MC TEAM MACH | YH | 1'37.583 | 0.637 | 0.162 | 168.337 |
| 11 | 0 | 元嶋 佑弥 | VENTENY Lamborghini GT3 Lamborghini HURACAN GT3 EVO2 JLOC | YH | 1'37.630 | 0.684 | 0.047 | 168.256 |
| 12 | 96 | 高木 真一 | K-tunes RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 K-tunes Racing | DL | 1'37.712 | 0.766 | 0.082 | 168.114 |
| 13 | 60 | 吉本 大樹 | Syntium LMcorsa LC500 GT TOYOTA LEXUS LC500 LM corsa | DL | 1'37.771 | 0.825 | 0.059 | 168.013 |
| 14 | 9 | 冨林 勇佑 | PACIFICアイドルマスターNAC AMG Mercedes GT3 PACIFIC RACING TEAM | YH | 1'37.798 | 0.852 | 0.027 | 167.967 |
| 15 | 45 | ケイ・コッツォリーノ | PONOS FERRARI 296 Ferrari 296 GT3 PONOS RACING | DL | 1'37.849 | 0.903 | 0.051 | 167.879 |
| 16 | 61 | 井口 卓人 | SUBARU BRZ R&D SPORT SUBARU BRZ GT300 R&D SPORT | DL | 1'37.883 | 0.937 | 0.034 | 167.821 |
| 17 | 31 | 小山 美姫 | apr LC500h GT TOYOTA LEXUS LC500h apr | BS | 1'37.922 | 0.976 | 0.039 | 167.754 |
| 18 | 6 | 片山 義章 | UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI Ferrari 296 GT3 VELOREX | YH | 1'38.158 | 1.212 | 0.236 | 167.351 |
| 19 | 11 | 大木 一輝 | GAINER TANAX Z NISSAN FAIRLADY Z GAINER | DL | 1'38.225 | 1.279 | 0.067 | 167.236 |
| 20 | 20 | 平中 克幸 | シェイドレーシングGR86 GT TOYOTA GR86 SHADE RACING | MI | 1'38.283 | 1.337 | 0.058 | 167.138 |
| 21 | 87 | 坂口 夏月 | METALIVE S Lamborghini GT3 Lamborghini HURACAN GT3 EVO2 JLOC | YH | 1'38.341 | 1.395 | 0.058 | 167.039 |
| 22 | 26 | 安田 裕信 | ANEST IWATA RC F GT3 TOYOTA LEXUS RC F GT3 ANEST IWATA Racing | YH | 1'38.423 | 1.477 | 0.082 | 166.900 |
| 23 | 360 | 清水 啓伸 | RUNUP RIVAUX GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 TOMEI SPORTS | YH | 1'38.439 | 1.493 | 0.016 | 166.873 |
| 24 | 62 | 平木 玲次 | HELM MOTORSPORTS GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 HELM MOTORSPORTS | YH | 1'38.506 | 1.560 | 0.067 | 166.759 |
| 25 | 30 | 永井 宏明 | apr GR86 GT TOYOTA GR86 apr | MI | 1'38.707 | 1.761 | 0.201 | 166.420 |
| 26 | 25 | 松井 孝允 | HOPPY Schatz GR Supra GT TOYOTA GR Supra HOPPY team TSUCHIYA | YH | 1'39.142 | 2.196 | 0.435 | 165.690 |
| 27 | 48 | 柴田 優作 | 脱毛ケーズフロンティアGO&FUN猫猫GT-R NISSAN GT-R NISMO GT3 NILZZ Racing | YH | 1'39.734 | 2.788 | 0.592 | 164.706 |
| 28 | 22 | 城内 政樹 | アールキューズAMG GT3 Mercedes GT3 R'Qs MOTOR SPORTS | YH | 1'40.706 | 3.760 | 0.972 | 163.116 |

2025オートバックス スーパーGT第4戦「富士GTスプリントレース」レース1の決勝が8月2日、静岡県小山町の富士スピードウェイで行われ、GT500クラスはポイントリーダーの坪井翔(au TOM'S GR Supra)が今季2勝目を挙げた。
(天候;曇り コース:ドライ)
レース1決勝は午後3時15分に静岡県警先導でパレードランを開始。給油もドライバー交代もサクセスウェイトもない、35周のガチンコバトルの幕が上がった。朝から強い陽射しが降り注いでいたコース上空は少し曇ってきている。

ホールショットを決めたのはポールの阪口晴南(WedsSport ADVAN GR Supra)。予選3位の大湯都史樹(KeePer CERUMO GR Supra)が予選2位の坪井をインから抜いて2番手で2コーナーを立ち上がる。すかさずヘアピンでアウトから並びかける坪井。大湯は懸命にこれを抑え込むが、続くダンロップ進入で坪井にインを取られて後退を余儀なくされる。
坪井は一気にトップを伺うが、阪口はこれを退けた。
しかしこの周のコカコーラコーナー一つ目に並走状態で飛び込んだ牧野任祐(STANLEY CIVIC TYPE R-GT)と大嶋和也(ENEOS X PRIME GR Supra)が接触するアクシデントが発生。これにより大嶋の14号車はコースを飛び出してウォールに前から突っ込んだため、早くも2周目からセーフティーカー(SC)が導入されることとなった。
車両回収ののちSCは5周目にピットイン。6周目からレースが再開されると、すぐさな坪井が1コーナーで阪口にアウトから並びかける。
ここでは阪口が坪井を押さえ込んだが、坪井は再びコカコーラ一つ目で大外から並びかけて阪口を攻略、見事トップに浮上した。続いて大湯もヘアピンで阪口のインに飛び込んで2番手に上がってきた。
そこから坪井と大湯2台によるトップ争いが展開される。坪井は大湯を大きく突き離せないものの、それでも周回を重ねるごとに着実に2秒、3秒とリードを広げていき、最後は2.529秒差をつけてフィニッシュ。開幕戦岡山に続いて今季2勝目を挙げた。
その後方では熾烈な3位争いが最後まで繰り広げられた。
まずは予選5位からスタートしたサッシャ・フェネストラズ(DENSO KOBELCO SARD GR Supra)が6周目のリスタートで佐々木大樹(Niterra MOTUL Z)を抜いて4番手に浮上し、徐々に19号車の背後に迫る。
その後方では予選11位からスタートした笹原右京(Deloitte TOM'S GR Supra)が周回を重ねるごとに着実に順位を上げ、7周目の1コーナーで佐々木の3号車をアウトからを抜いて6番手に。続いて13周目のコカコーラ手前でベルトラン・バゲット(TRS IMPUL with SDG Z)を捉えて5番手に浮上してきた。
フェネストラズは26周目の2コーナー立ち上がりでついに阪口を捉えて3番手に浮上すると、同じ週で笹原も阪口を抜いて4番手につける。
レースはこのままフェネストラズが笹原を従えてチェッカーフラッグを受けたのだが、フェネストラズに対して走路外から3号車を抜いたとの裁定が下り、5秒のタイム加算を受けることになった。
これによりレースは坪井翔が優勝、大湯都史樹が2位、笹原右京が3位に繰り上がって、サッシャ・フェネストラズは阪口晴南に次ぐ5位に降着となった。
スーパーGT第4戦はこのあと8月3日にレース2の予選と決勝を行う。





Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Kazuhiro NOINE