FJ1500
優勝 吉田馨(MYST&HobbBase)

「スタートをちょっと失敗というか、イン側のグリッドだったので路面がちょっと濡れていて。シビアなスタートだったのですが、うまく決められて。そこからは自分のペースで(酒井を)抜けて、離していけたので、いいレース展開だったのかなと思います。(シナリオ通り?)前に出て、ちぎるという最高の結果になりました」
2位 酒井翔太(ファーストガレージ)

「吉田選手と僕のタイヤのロットの違いもあるのかなと思いますが、その差があったとしてもペースが全然なかったと思います。チームメイトの光山選手も僕と同じロットのタイヤなので、でも後半僕よりペースがよさそうだったので、他に原因があるのではないかなと思うので。次のレースまでにデータとか見てセッティングも見直していこうかなと思います。僕の問題もあるかもしれないですし」
3位 光山勇正(Fガレージ丸和精光KK-F)

「最後の方にラインをいろいろ変えてみたらペースが上がって。(酒井に)追いつくかなと思ったのですが、ちょっと時間が足りなかったです。もしかしたらですが、ペースがよかったので『抜けたらいいな』という気持ちで走っていました。(いい感じを掴んだ?)スタートですごいミスが出てしまったので、そこをしっかり、次のレースで(コースイン時の)スタート練習をしっかりやって、もっといい順位を目指せたらと思います」
スーパーFJ
優勝 切替悠喜(ファーストガレージRSD制動屋S2)

「最後は3速から抜けなくなってしまいました。1周違っていたらヤバかったのですが、ファイナルラップに出てくれたので、運がよかったかなと思います。レースの流れとしては何回か危ないところがあったのですが、そこを落ち着いて対処できたのはよかったです。(村上選手の)前に出てからは順調でした。最後にトラブル出ましたが、原因を見つけて次のレースをやりたいと思います」
2位 畠山退三(Hobby Base& MYST)
「運がよかったですね。板倉選手が詰めてきているのは見えていたし、心配はありましたよ(笑)。序盤に前(のアクシデント)をうまくよけられたので、巻き込まれなかったので大丈夫でした」
3位 板倉慎哉(AMORE Racing with F)

「最後ちょっとがんばって詰めて、1コーナーで行けるかなと思ったのですが、第2コーナーのアウト側がまだちょっと濡れていたので、それで接触してもいけないので引いた感じです。次のレースもあるので(クルマを)壊しちゃいけないなと思いまして。ですので次のレースもがんばります」
Text & Photo: Junichi SEKINE


2026年スーパーFJ(S-FJ)/FJ1500筑波・富士選手権シリーズ第4戦決勝が6月21日(日)に富士スピードウェイで開催され、FJ1500はスタート直後のバトルを制した吉田馨(MYST&HobbBase)がトップに立つとそのまま独走で優勝。S-FJは切替悠喜(ファーストガレージRSD制動屋S2)がスタートでトップに立った磐上隼斗(アルビレックス富士吟景GIA・KKS2)を2周目に仕留めると後続を突き放して優勝、開幕から4連勝となった。
第4戦決勝は午後1時10分フォーメーションラップ開始。午前の予選では小雨が次第にやんでいく方向だったが、その後再び雨足が強くなり、さらに11時5分開始予定だった「Lamborghini Super Trofeo Asia」Race2決勝の頃から富士スピードウェイ名物ともいえる霧がおり始めて視界不良となりスケジュールが延伸。当初予定の12時50分から20分遅れの開始となった。この段階で雨は止んで薄日も差し始めているが路面はセミウエットということでタイヤの選択が分かれた。上位はほとんどがスリックタイヤを選択。3番グリッドのFJ1500光山勇正(Fガレージ丸和精光KK-F)はグリッド上でレインからスリックに交換。7番グリッドのS-FJ2番手磐上隼斗(アルビレックス富士吟景GIA・KKS2)はレイン。以下12番手S-FJ宇髙希(テイク エヌエーティー)、14番手S-FJ前田大道(ELEVレーシングドリームKKSⅡ)、16番手FJ1500デワン クリストファー(InfernoR.KK-F)、そしてS-FJ勢の20番手野村大樹(WRS NONURA KKS-Ⅱ)、21番手野口伸周(野口商會 ZAP10VED)、22番手井伊諒河(RD10VアルビGIA訪問介護こころ10V)、23番手フェリペ昌(WRS MASA KKS-Ⅱ)がレインを選択した。予選中にギアが破損して早々にアタックを中断したS-FJポールポジションの切替はインターバルの間に修復を完了、6番グリッドについた。イン側偶数列の路面にはウエットパッチが残っている。
23台が整列して12周の決勝がスタート。ポールポジションの酒井の加速がよく、ホールショットを奪い第1コーナーへ。フロントロウの吉田は一瞬出遅れたかに見えたが順位を守って加速していく。4番グリッドの村上太晟(ファーストガレージ BLAU KK-F)の蹴り出しがよく、3番手光山勇正(Fガレージ丸和精光KK-F)の前に出る。さらに5番手スタートの鈴木大翔(ZAP SPEED KK-F)も第1コーナーで光山のインから差しに行くが、ここは光山が守る。後方では切替のアウトから磐上が仕掛けて大外刈りで総合6位、S-FJのトップに出る。レインタイヤの威力か。10番手スタートのS-FJ内藤大輝(RCIT RaiseUP MT)も第2コーナー出口でS-FJ板倉慎哉(AMORE Racing with F)を仕留めて9位へアップすると前を行くS-FJ畠山退三(Hobby Base& MYST)に迫っている。この間に総合15番手、S-FJジェントルマンクラスの2位だった秋山が第2コーナーでスピン。最後尾まで落ちてしまう。
トップに立った酒井だが吉田もテール・ツー・ノーズでコカ・コーラコーナーを通過。後方では100R出口で野村大樹(WRS NONURA KKS-Ⅱ)がスピン、これを後続の井伊諒河(RD10VアルビGIA訪問介護こころ 10V)がアウト側に回避しようとしたが、野村が戻ってきて接触。揃ってコースアウトしてしまう。野村はレースに復帰したが井伊はダメージが大きくここでマシンを降りることになり、ほろ苦いデビュー戦となってしまった。この間にも前方ではバトルが展開、アドバンコーナーで内藤が畠山のインを差して8位に浮上する。
酒井対吉田のトップ争いはストレートに戻ってきてもテール・ツー・ノーズ状態。ここからスリップストリームを効かせた吉田が酒井の右サイドに出ると並走から前に出て、0.042秒差でコントロールラインを通過、トップで2周目へ入るとGRコーナーへのブレーキングでは吉田のマシンが左右に暴れるほどのハードブレーキで酒井を制する。S-FJのトップ争いもストレートで磐上を捉えた切替がGRコーナーでインから仕掛けてオーバーテイク。逆転で総合6番手、S-FJトップを取り戻す。
トップに立った吉田は酒井とのギャップを拡げ始め、セクター1だけで0.7秒の差をつける。2周目を終えて1.141秒の差。3位村上はこのペースについて行けないか酒井と2.991秒の差で、逆に光山がストレートで0.017秒差と並びかけると3周目のGRコーナーで3位を奪い返す。鈴木~切替と続き、さらに総合7番手の磐上から畠山、内藤の3台が0.2秒以内のサイド・バイ・サイドでコントロールラインを通過するとGRコーナーでは磐上が前。逆にGRコーナーでラインがワイドになった内藤を抜いて畠山が総合7番手、S-FJ3位のポジションを取り戻す。
トップ吉田はここで一気にギアを上げて3周目に酒井との差を2.628秒とすると、さらに4周目にここまでの最速ラップ1分55秒005をマークして3.600秒までマージンを広げる。後続では磐上が畠山に0.139秒差と迫られ、内藤のペースもやや悪く板倉に逆転を許してS-FJ5位まで後退する。5周目にも吉田は54秒251の最速ラップで酒井と4.731秒差と独走状態に持ち込む。光山~村上の3位4位は変わらないが、切替が村上より0.7秒近く速いペースで0.590秒差まで迫っている。そしてここまでレインタイヤで粘ってきた磐上が畠山と板倉にオーバーテイクを許し6番手畠山、7番手板倉、8番手磐上の順、それぞれS-FJの2位~4位だ。
村上と切替による4番手争いが激しくなり、並走でコントロールラインを通過して7周目へ。村上が僅かに前に出てGRコーナーへ。そのままサイド・バイ・サイドで第2コーナーを抜けてファーストガレージの2台が交錯する。コカ・コーラコーナー出口で村上が前に出て2台はそのままセクター3へ。テール・ツー・ノーズでつづら折りを駆け上がるとパナソニックオートモーティブコーナーを抜けてストレート勝負で8周目へ。ここで最高速で有利と言われるS-FJの切替がじわりと前に出てストレートエンドへ。総合4番手でGRコーナーをターンするとじわじわと村上を引き離していく。
後続のバトルをよそにトップ吉田は7周目に1分53秒751と今回のファステストラップをマークして酒井との差は6.606秒。もはや吉田を脅かす者はなく、後続も順位が落ち着いてきている中で、内藤が磐上を仕留めて総合8番手、S-FJの4位へ。レインタイヤという磐上のギャンプルは裏目に出てしまった。
このまま終盤戦かと思われたレースで緊張が増してきたのが、2位酒井に対し3位光山がじわじわと近づいていることで、8周目に3.279秒あった差は9周目2.912秒、11周目1.920秒と接近しつつファイナルラップへ。さらに総合6番手の畠山に7番手の板倉が仕掛けて、こちらも9周目に0.8秒あった差が一気に縮まり10周目を終えて0.551秒差、さらに11周目0.311秒となりファイナルラップ。ストレートではスリップストリームを効かせて板倉がテールに張り付くとGRコーナーでアウトからオーバーテイクを試みる。2台は並んで第2コーナーを抜けると畠山が引き離して勝負あり。このままポジションを守り切る。
トップ吉田はただ一人1分53秒台で走り続け、2位酒井に12.270秒の大差をつけてフィニッシュラインを通過、ぶっちぎりの勝利をあげた。2位酒井に続いて光山が1.553秒差まで詰めたが3位、ここまでがFJ1500のトップ3となった。そして総合4番手争いはパナソニックオートモーティブコーナーまで先行していた切替がストレートでいきなりスローダウン。村上が前に出てフィニッシュ、切替は惰性でそのままフィニッシュラインを通過しS-FJでの優勝は飾ったが総合では5番手にドロップ。切替によると最後にミッショントラブルが出たとのことで、後続が近ければS-FJ優勝も逃すところだった。そして最後までバトルを続けた畠山がS-FJの2位とジェントルマンクラスの優勝、板倉がS-FJ3位という結果に。以下総合8番手内藤がS-FJ4位、総合9位の小嶋がFJ1500ジェントルマンクラスの優勝という結果となった。
筑波/富士スーパーFJ/FJ1500選手権第5戦は本日午後4時10分スタート予定。第4戦で異次元の速さを見せた吉田が再び席巻するか。酒井がインターバルの間に勝機を見出すか、はたまた速さを身につけつつある光山が一皮むけるか。そして目標は1台でも多くFJ1500を倒すことと公言する切替がどこまで順位を上げるか、雨上がりの富士で注目は尽きない。








Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
富士チャンピオンレースシリーズ第3戦 -RIJ- (2026/06/21) Final Race Weather:Cloudy Course:Wet/Dry
2026 FJ1500/スーパーFJ筑波・富士選手権シリーズ Round 4 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | No | G | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Lap | Time | Behind | Gap |
| 1 | 56 | | FJ1500 | 1 | 吉田 馨 | MYST & Hobby Base MYST KK-F | 12 | 22'57.038 | - | - |
| 2 | 52 | | FJ1500 | 2 | 酒井 翔太 | ファーストガレージ MYST KK-F | 12 | 23'09.308 | 12.270 | 12.270 |
| 3 | 77 | | FJ1500 | 3 | 光山 勇正 | Fガレージ丸和精光KK-F MYST KK-F | 12 | 23'10.861 | 13.823 | 1.553 |
| 4 | 48 | | FJ1500 | 4 | 村上 太晟 | ファーストガレージBLAU KK-F MYST KK-F | 12 | 23'19.426 | 22.388 | 8.565 |
| 5 | 51 | | S-FJ | 1 | 切替 悠喜 | ファーストガレージRSD制動屋S2 MYST KK-S2 | 12 | 23'22.297 | 25.259 | 2.871 |
| 6 | 38 | G | S-FJ | 2 | 畠山 泰三 | Hobby Base & MYST MYST KK-S2 | 12 | 23'27.491 | 30.453 | 5.194 |
| 7 | 55 | | S-FJ | 3 | 板倉 慎哉 | AMORE Racing with F MYST KK-S2 | 12 | 23'27.773 | 30.735 | 0.282 |
| 8 | 22 | | S-FJ | 4 | 内藤 大輝 | RCIT RaiseUP MT MYST KK-S2 | 12 | 23'35.440 | 38.402 | 7.667 |
| 9 | 11 | G | FJ1500 | 5 | 小嶋 健太郎 | Rn-sports制動屋KK-F MYST KK-F | 12 | 23'47.475 | 50.437 | 12.035 |
| 10 | 14 | | FJ1500 | 6 | 鈴木 大翔 | ZAP SPEED KK-F MYST KK-F | 12 | 23'48.159 | 51.121 | 0.684 |
| 11 | 15 | | S-FJ | 5 | 相田 有羽音 | ZAP SPEED 10V ED TOKYO R&D RD10V | 12 | 23'49.835 | 52.797 | 1.676 |
| 12 | 67 | | S-FJ | 6 | 磐上 隼斗 | アルビレックス・富士吟景GIA・KKS2 MYST KK-S2 | 12 | 23'49.976 | 52.938 | 0.141 |
| 13 | 3 | G | S-FJ | 7 | 秋山 健也 | スーパーウィンズKKS2 ED MYST KK-S2 | 12 | 23'57.503 | 1'00.465 | 7.527 |
| 14 | 2 | | S-FJ | 8 | 松下 彰臣 | Abel Hosho&PARM ZAP 10V ED TOKYO R&D RD10V | 12 | 24'04.512 | 1'07.474 | 7.009 |
| 15 | 16 | G | FJ1500 | 7 | 青合 正博 | TEAM HERO'S RnーSPORTS MYST KK-F | 12 | 24'05.698 | 1'08.660 | 1.186 |
| 16 | 4 | G | S-FJ | 9 | 古里 拓 | HOLOSレヴレーシング MYST KK-F | 12 | 24'12.860 | 1'15.822 | 7.162 |
| 17 | 72 | | S-FJ | 10 | 前田 大道 | ELEVレーシングドリームKKSII MYST KK-S2 | 12 | 24'12.893 | 1'15.855 | 0.033 |
| 18 | 43 | | S-FJ | 11 | 宇高 希 | テイクエヌエーティー MYST KK-S2 | 12 | 24'12.963 | 1'15.925 | 0.070 |
| 19 | 13 | | FJ1500 | 8 | クリストファー・デワン | InfernoR. KK-F MYST KK-F | 12 | 24'14.692 | 1'17.654 | 1.729 |
| 20 | 8 | G | S-FJ | 12 | 野村 大樹 | WRS NOMURA KKS-II MYST KK-S2 | 12 | 24'41.452 | 1'44.414 | 26.760 |
| 21 | 7 | G | S-FJ | 13 | 野口 伸周 | 野口商會ZAP 10V ED TOKYO R&D RD10V | 12 | 24'56.198 | 1'59.160 | 14.746 |
| 22 | 25 | | S-FJ | 14 | フェリペ昌 | WRS MASA KKS-II MYST KK-S2 | 12 | 24'56.450 | 1'59.412 | 0.252 |
| ---- 以上規定周回数(90% - 10 Laps)完走 ---- |
| - | 36 | | S-FJ | - | 井伊 諒河 | アルビ・GIA・訪問介護こころ TOKYO R&D RD10V | 0 | - | 12Laps | 12Laps |
- Fastest Lap(FJ1500): CarNo. 56 吉田馨(MYST & Hobby Base) 1'53.751 (7/12) 144.410 km/h
- Fastest Lap(S-FJ): CarNo. 51 切替悠喜(ファーストガレージRSD制動屋S2) 1'54.688 (11/12) 143.230 km/h
FJ1500
第4戦/第5戦ポールポジション 酒井翔太(ファーストガレージ)

「路面が(前に走った)カートを見てもけっこうしぶきが上がっていたので、自分の予選もレインタイヤかなと思って、その選択は正しかったと思います。予選は最後のほうでちょっとずつ(路面が)乾いてきていたので、1周クールダウンを入れて、そうしたらタイムが上がったので。思うように行けたかなという感じです」。決勝は雨でも晴でも気を抜かないようにがんばります」
第4戦2位/第5戦2位 吉田馨(MYST&HobbBase)

「セクター1と2は酒井選手と同じかそれ以上速いぐらいのタイムでしたが、セクター3で伸び悩んで。そこはちょっとレースに向けて改善していきたいです。(スリックでは行けなかった?)まだところどころしぶきも出ていたので、スリックは無理でしたね。難しい予選にはなりましたが、決勝は大丈だと思うので、自信を持っていきます」
第4戦3位/第5戦3位 光山勇正(Fガレージ丸和精光KK-F)

「少し雨が降っていたのですが、だんだん(路面が)乾いてきて。最後にまた雨が降ってきました。最後のあたりの周に路面もだいぶ乾いてきたので、アタックに行ったのですが、1コーナーでミスしてしまって。もうちょっと(タイムを)上げられたかなと思います。決勝は予報としてはドライで行けそうなので、練習してきたところをしっかり発揮できるように、前の選手を抜かしていきたいと思います」
スーパーFJ
第4戦ポールポジション/第5戦2位 切替悠喜(ファーストガレージRSD制動屋S2)

「ペースはもっと上げられたのですが、途中でギアが壊れてしまって、5周くらいしかできなかったです。練習ではペースが総合でトップを狙えるくらい調子よかったので、決勝はまずはS-FJでの優勝が最低条件だと思っていますので、そこは落ち着いて行けば。大丈夫だと思います。(金曜日は総合トップだった?)ドライだと速いのですが雨だとコーナーで差が多くなるのか、ちょっとFJ1500の方が速いのかなと思います」
第4戦2位/第5戦ポールポジション 磐上隼斗(アルビレックス富士吟景GIA・KKS2)

「中途半端なコンディションで、セミウエットに近いコンディションでしたね。クルマのフィーリングはよくて。(要望は)欲張ればいっぱいありますが、最低限フロントロウが取れたので、よしとして切り替えて決勝に挑もうかと思っています。このクルマはふだんオーナーさんが乗っているのですが、いいクルマに仕上げてくれているので、とてもありがたいです」
第4戦3位/第5戦3位 板倉慎哉(AMORE Racing with F)

「今日はドライになるかと思って昨日乗らなかったのですが、今日もウエットだったのでぶっつけのセットで行って。最後の方(路面が)乾いてくるかと思ったので、うまくスリップストリームにつけて、徐々に自分のコンディションも上げて、最後1周でまとめられた感じです。決勝はとりあえず(順位を)キープできて表彰台に乗れたらな、という感じで。ただ後ろの人もタイムが近いので、レースをやり切りたいなと思います」
Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Junichi SEKINE



2026JAF筑波/富士スーパーFJ(S-FJ)/FJ1500選手権シリーズ第4戦/第5戦予選が6月21日(日)に富士スピードウェイで開催され、第4戦はFJ1500が酒井翔太(ファーストガレージ)、S-FJが切替悠喜(ファーストガレージRSD制動屋S2)がポールポジション。セカンドベストタイムで決定される第5戦はFJ1500が酒井、S-FJは磐上隼斗(アルビレックス富士吟景GIA・KKS2)がそれぞれポールポジションを獲得した。
第3戦から4週間のインターバルで開催の本大会、舞台を筑波から富士に移しての高速バトルとなるが、梅雨まっただなかの富士スピードウェイは朝から雨。今年から始まったFJ1500シリーズとしては初の富士でのレースが生憎のコンディションとなってしまった。
本大会は全国を転戦する「FJジャパンリーグ」の第2戦、第3戦も兼ねているため普段の筑波富士シリーズよりエントリーが多くFJ1500が8台、S-FJが15台の計23台が出場。午前8時25分から20分間の予選が開始された。前日から降り続いた雨はほとんど止んだ状態だが路面はほぼウエット。全車がレインタイヤでコースインした。
まずは残り時間15分、FJ1500の吉田馨(MYST&HobbBase)が2分3秒478のトップタイム。2番手以下はまだ2分5秒以上だ。
残り13分50秒、酒井が4秒120で2番手へ浮上。続いて残り12分40秒にFJ1500の光山勇正(Fガレージ丸和精光KK-F)が4秒992の3番手タイム。以下4番手村上太晟(ファーストガレージ BLAU KK-F)、5番手鈴木大翔(ZAP SPEED KK-F)とFJ1500勢が続き、総合6番手にS-FJトップの切替悠喜(ファーストガレージRSD制動屋S2)が5秒720でつけている。
トップ吉田は続く周回でセクター1、2と区間ベストを出してベストタイムを0.4秒上回るペースで走るがセクター3で失速。逆にここで1.2秒以上も上回る区間ベストで走った酒井が2分3秒429でトップに立つ。吉田は3秒478と0.049秒差の2番手にドロップ。この2台が群を抜いており3番手光山以下は1.5秒離れている。そして切替が5秒064でFJ1500の間に割って入り総合4番手。村上5番手で鈴木6番手。S-FJ2位3位は相田有羽音(ZAP SPEED 10VED)の6秒431と宇髙希(テイク エヌエーティー)6秒925。全体では7番手と8番手でS-FJも切替のタイムが群を抜いている。
残り11分、相田が2分5秒469で鈴木を追い落として総合6番手に上がる。さらに村上が4秒739で切替を上回り4番手。しかし切替がすぐに4秒710で4番手を取り返す。今日と同様ウエットだった前日の練習走行の際の話として、FJ1500は最低地上高が低く水に乗ってしまう可能性がありドライより車高を上げているため、S-FJに比べて有利なコーナリングスピードが減じられているという声があったが、蓋を開けてみればトップ3がFJ1500。切替は別としてS-FJ勢はトップから2秒以上離されている状態だ。
残り10分を切って予選は後半戦。酒井はトップタイムを2分2秒931まで短縮。吉田は自己ベストを3秒191まで縮めるが酒井との差は0.26秒と拡大。3番手には鈴木が4秒410で上がり4番手光山4秒466。S-FJトップの切替は4秒719で総合5番手にダウン。FJ1500の村上を挟んでS-FJ2位相田が5秒459の全体7番手で、S-FJ3位は磐上隼斗(アルビレックス富士吟景GIA・KKS2)が5秒484、0.025秒差の全体8番手だ。6台がエントリーのS-FJジェントルマンクラスのトップは5秒607の畠山退三(Hobby Base& MYST)で総合は9番手、磐上に0.123秒差と迫っている。最高速が他のマシンに比べて3キロぐらい速い。S-FJジェントルマンクラス2位は秋山健也(スーパーウィンズKKS2)。7秒895で総合15番手と畠山からはかなり差がある。秋山に0.113秒差でS-FJジェントルマンクラス3位の古里拓(HOLOSレヴレーシング)、さらにFJ1500ジェントルマンクラスのトップ青合正博(TEAM HERO'S Rn SPORTS)が続いている。今回S-FJデビューの井伊諒河(アルビGIA訪問介護こころ 10V)は11秒848の総合22番手で走行を続けている。
残り8分30秒、光山が2分4秒267で3番手、鈴木4番手にドロップ。さらに村上が4秒435で5番手に上がりトップ5台がFJ1500で占められる。切替は4秒710まで自己ベストを削るが総合6番手に落ちる。S-FJの2位には磐上が5秒510で浮上、さらに板倉慎哉(AMORE Racing with F)が5秒413で3位に上がり相田は4位にダウン、総合の6~8番手に並ぶ。後方ではFJ1500ジェントルマンクラスの順位が入れ替わり小嶋健太郎(Rn-sports制動屋KK-F)が総合13番手でクラストップ。小嶋は鈴鹿のFJ1500の他FIA-F4インディペンデントクラスにも出場している。クラス2位の青合は総合17番手。今回3シーズンぶりS-FJ参戦の前田大道(ELEVレーシングドリームKKSⅡ)を挟んで19番手には今回から新車のFJ1500に変更してご機嫌のデワン クリストファー(InfernoR.KK-F)が続く。
このあたりでレコードラインはかなり乾いてきており、タイヤも限界に近づいたかタイムアップする選手が少なくなる中、残り6分20秒に村上が2分4秒065で光山を上回り3番手。吉田がセクター1で区間ベストを出すとラップタイムは3秒185。0.006秒短縮するが2番手変わらずで残り時間は2分に。
光山が3秒910と2分3秒台に入れて3番手を奪い返す。S-FJトップの切替は早々に予選をやめたがS-FJ2位の磐上は4秒894で切替に0.184秒差と迫る。酒井がベストタイムを0.4秒上回るペースで走るとセクター3で区間ベストを出して2秒090と一気に0.841秒削り取ってみせる。吉田も3秒102を出すが大きくギャップがあるままで20分間の予選が終了した。
FJ1500のトップは酒井、2番手吉田とは1.012秒の大差をつけて第4戦のポールポジションを決めた。3番手光山、4番手村上、5番手鈴木とFJ1500勢が続き、6番手にS-FJポールポジションの切替、4列目7番手にS-FJ2位の磐上で8番手は最後にS-FJ3位のタイムを出した板倉が並んだ。S-FJジェントルマンクラスのトップは総合9番手の畠山、クラス2位の秋山は総合15番手。入れ替わりの多かったFJ1500ジェントルマンクラスのトップは総合13番手の青合となった。
セカンドベストタイムで決まる第5戦のグリッドはポールポジションに2分2秒931の酒井、フロントロウは0.254秒差の3秒186で吉田。3番手3秒910の光山、4番手村上、5番手鈴木とここまでは第4戦と同じだが、6番手は磐上4秒955で切替を0.106秒上回りS-FJのポールポジション。4列目にS-FJ2位の切替と3位の板倉が並んだ。S-FJジェントルマンクラスのトップは総合9番手の畠山、クラス2位の秋山は総合15番手。FJ1500ジェントルマンクラスのトップは総合13番手の青合と第4戦と同じ並びとなった。
筑波/富士スーパーFJ(S-FJ)/FJ1500選手権シリーズ第4戦は本日12時50分スタート予定。予報では午前中に雨が止むと見られているが、路面のコンディションがどうなるか。各陣営は雨雲レーダーをにらみながら待つことになる。









Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
富士チャンピオンレースシリーズ第3戦 -RIJ- (2026/06/21) Qualifying Weather:Rain Course:Wet
2026 FJ1500/S-FJ筑波・富士選手権シリーズ Round 4 富士スピードウェイ 4.563km
| Pos | № | G | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 52 | | FJ1500 | 1 | 酒井 翔太 | ファーストガレージ MYST KK-F | 2'02.090 | - | - | 134.547 |
| 2 | 56 | | FJ1500 | 2 | 吉田 馨 | MYST & Hobby Base MYST KK-F | 2'03.102 | 1.012 | 1.012 | 133.441 |
| 3 | 77 | | FJ1500 | 3 | 光山 勇正 | Fガレージ丸和精光KK-F MYST KK-F | 2'03.815 | 1.725 | 0.713 | 132.672 |
| 4 | 48 | | FJ1500 | 4 | 村上 太晟 | ファーストガレージBLAU KK-F MYST KK-F | 2'03.864 | 1.774 | 0.049 | 132.620 |
| 5 | 14 | | FJ1500 | 5 | 鈴木 大翔 | ZAP SPEED KK-F MYST KK-F | 2'04.410 | 2.320 | 0.546 | 132.038 |
| 6 | 51 | | S-FJ | 1 | 切替 悠喜 | ファーストガレージRSD制動屋S2 MYST KK-S2 | 2'04.710 | 2.620 | 0.300 | 131.720 |
| 7 | 67 | | S-FJ | 2 | 磐上 隼斗 | アルビレックス・富士吟景GIA・KKS2 MYST KK-S2 | 2'04.894 | 2.804 | 0.184 | 131.526 |
| 8 | 55 | | S-FJ | 3 | 板倉 慎哉 | AMORE Racing with F MYST KK-S2 | 2'04.961 | 2.871 | 0.067 | 131.455 |
| 9 | 38 | G | S-FJ | 4 | 畠山 泰三 | Hobby Base & MYST MYST KK-S2 | 2'05.091 | 3.001 | 0.130 | 131.319 |
| 10 | 22 | | S-FJ | 5 | 内藤 大輝 | RCIT RaiseUP MT MYST KK-S2 | 2'05.329 | 3.239 | 0.238 | 131.069 |
| 11 | 15 | | S-FJ | 6 | 相田 有羽音 | ZAP SPEED 10V ED TOKYO R&D RD10V | 2'05.459 | 3.369 | 0.130 | 130.934 |
| 12 | 43 | | S-FJ | 7 | 宇高 希 | テイクエヌエーティー MYST KK-S2 | 2'05.924 | 3.834 | 0.465 | 130.450 |
| 13 | 16 | G | FJ1500 | 6 | 青合 正博 | TEAM HERO'S RnーSPORTS MYST KK-F | 2'06.085 | 3.995 | 0.161 | 130.284 |
| 14 | 72 | | S-FJ | 8 | 前田 大道 | ELEVレーシングドリームKKSII MYST KK-S2 | 2'06.163 | 4.073 | 0.078 | 130.203 |
| 15 | 3 | G | S-FJ | 9 | 秋山 健也 | スーパーウィンズKKS2 ED MYST KK-S2 | 2'06.408 | 4.318 | 0.245 | 129.951 |
| 16 | 13 | | FJ1500 | 7 | クリストファー・デワン | InfernoR. KK-F MYST KK-F | 2'06.734 | 4.644 | 0.326 | 129.616 |
| 17 | 2 | | S-FJ | 10 | 松下 彰臣 | Abel Hosho&PARM ZAP 10V ED TOKYO R&D RD10V | 2'06.771 | 4.681 | 0.037 | 129.579 |
| 18 | 11 | G | FJ1500 | 8 | 小嶋 健太郎 | Rn-sports制動屋KK-F MYST KK-F | 2'07.048 | 4.958 | 0.277 | 129.296 |
| 19 | 4 | G | S-FJ | 11 | 古里 拓 | HOLOSレヴレーシング MYST KK-F | 2'07.213 | 5.123 | 0.165 | 129.128 |
| 20 | 8 | G | S-FJ | 12 | 野村 大樹 | WRS NOMURA KKS-II MYST KK-S2 | 2'07.621 | 5.531 | 0.408 | 128.715 |
| 21 | 7 | G | S-FJ | 13 | 野口 伸周 | 野口商會ZAP 10V ED TOKYO R&D RD10V | 2'09.469 | 7.379 | 1.848 | 126.878 |
| 22 | 36 | | S-FJ | 14 | 井伊 諒河 | アルビ・GIA・訪問介護こころ TOKYO R&D RD10V | 2'10.574 | 8.484 | 1.105 | 125.805 |
| 23 | 25 | G | S-FJ | 15 | フェリペ昌 | WRS MASA KKS-II MYST KK-S2 | 2'12.324 | 10.234 | 1.750 | 124.141 |
| ---- 以上基準タイム(130% - 2'39.903)予選通過 ---- |
2026JAF筑波/富士スーパーFJ(S-FJ)/FJ1500選手権シリーズ第4戦/第5戦が6月21日(日)に富士スピードウェイで開催される。本大会にはFJ1500が8台、S-FJが15台の計23台がエントリーしている。その中で今回レースデビューを迎える新人と、普段は同シリーズに参戦するチームの代表が3シーズンぶりに出場という対照的な2名が共にS-FJにエントリーしている。レースを前日に控えた練習走行の前とレース後に話を聞いた。

36号車「アルビGIA訪問介護こころ 10V」をドライブする井伊諒河は今回がS-FJデビュー。東日本のS-FJではお馴染みの「新潟国際自動車大学校(GIA)の学生でもある。昨年まではJAFカート新潟選手権に参戦。2024年ランキング3位、2025年同5位の実績を残している。この時のライバルは今年もてぎSUGOシリーズで初優勝した小林留魁だ。
練習走行前インタビュー
――これまでのモータースポーツ歴は?
「高校生からずっとカートに乗っていて、4輪はフォーミュラもふくめてほとんど初めてになります。ですのでけっこう緊張しています。今はGIAの生徒ですが、校内でのドライバーのオーディションでは去年千分の1秒差で負けてしまって、メカニックとして帯同していました」
――練習はかなり積んだ?
「練習の機会もミニサーキットで乗れたのが2回か3回、シフト練習ぐらいでした。こういう大きなコースは感覚が違います。今週の月曜日に初めて(富士を)走って、その後が今日なので、未経験のことが多くて、探り探りな所があります」
――富士スピードウェイの印象は?
「道がすごく広いので、走行ラインとか初めてだとすごく迷います。いまだにまったく詰めきれていないところがいっぱいあるので、難しいけれどそれ以上にハイスピードで楽しいです」
――カートと感触の違いは?
「違いますね。カートはタイヤからフレームへダイレクトにつながっているので、すぐに車両の反応というか、操作からの応力が出るのですが、フォーミュラとか4輪はバネがついているので、車体からの反応を待つ時間が少しあります。自分の中でその感覚が育っていないので、そこが難しいですね」
――今日は雨だがウエットで走るのは初めて?
「初めてですね。4輪を含めても雨は初めてなので、わからないことだらけです」
――カート時代はウエットで速かった?
「特別速かったということはないですが、それなりには乗れていました。ただ車体のセッティングに頼っていた部分があって、ドライバーの実力で走れていたという感じがないです。(36号車は実績のあるマシンだが?)そこはクルマに頼らないドライバーになりたいですが、しっかりクルマを信じて頑張っていきたいです」
レース後コメント(第4戦はオープニングラップにリタイヤ、第5戦は19位完走)
「一つ目のレースは車両を壊してしまって、気が落ち込んでいることもあったのですが、そこも経験ということで。(気持ちの)切替えを自分なりにしっかりやりました。マシンを直してくれた皆さんに感謝です。そして2レース目にジェントルマンの方の後ろについて引っ張ってもらったので、今日の朝よりも車両の動きに対する理解度が深まった気がします。特にセクター3とか自己ベストで走れて、周りの人に教えて貰った車両の動きも体感できたので、今後につながるいい勉強になったと思います」

そして久々実戦のチーム代表は72号車「ELEVレーシングドリームKKSⅡ」の前田大道。「ELEVレーシングドリーム」の代表としてチームを率いて、今は選手を指導する立場だが、元はといえばS-FJのドライバーであり、2020年の「スーパーFJ日本一決定戦」では15台抜きでジャンプアップ賞を獲得するなど実績がある。最後にS-FJに出たのは2023年筑波の開幕戦ということで3シーズンぶりの参戦だ。
練習走行前インタビュー
――今回参戦の目的は?
「久しぶりに公式戦に出て、どれぐらい戦えるかという興味もありますし、あと最近うちのチームからFIA-F4とかKYOJO Formulaとか大きな舞台に出て行っている選手がたくさんいる中で、新しく育っていくドライバーさんがいて『レースに強いドライバーとは何なのか』ということをもう一度しっかりと見つめ直してコーチングして行けたらいいな、ということで半分(自分の)修行だと思って今回参戦しました」
――参戦に向けてトレーニングは行った?
「フィジカル面でも久しぶりだったので、しっかりスタミナや筋力をつけました。それに関しては今週月曜日の富士のスポーツ走行枠で40分を3回問題なく走行できました。ただ、その時はドライの走行しかできなかったので、(富士の)レインでの経験はないので、そこがちょっと不安です」
――富士でもレース経験は?
「2年前の5月にFCR-VITAに1戦だけ参戦させていただきましたが、フォーミュラで富士を走るのは今回初めてなのです。お恥ずかしいことで(笑)。どこまで戦えるかはわからない状態ではありますが、やれるだけやっていって、初心に戻って、自分の走り、クルマの動きを確認しながら、少しずつペース上げられたらなと思います」
――3年前と比べてS-FJの感触は変わった?
「3年前は感じられなかったコーナーの中での曲がり方の変化や、『車体がこれくらい動くからタイヤのグリップが変化するのか』というような、3年前では感じ取るでことができなかった部分も今はすごく感じられるようになりました。そしてマシン自体もバージョンアップしてきているので、フロントのアライメントまわりとか変更してきているので、違った走りができるのではないかなと思っています」
レース後コメント(第4戦は17位、第5戦は10位で共に完走)
「久しぶりのレースでしたが、予選は雨、1レース目も雨で途中からドライになってきて、レインタイヤだと苦しい展開で。2レースはドライで、今日1日難しいコンディションだったと思います。ジャパンリーグということで西の方の速いチームさんドライバーさんがいて、さらにFJ1500とS-FJの混走というのが自分の経験で初めてで。早いFJ1500の人は先に行ってくれるからいいですが、S-FJの間にいるFJ1500がブレーキング開始は早いけれどコーナリングは速い、とすごく難しかったですね。ウェットタイヤの選択は自分の判断で、1コーナーとセクター2が心配で選びましたが、完全にミスでしたね。後悔したのはフォーメーションラップが終わってグリッドに並んだ瞬間でした。左側のレコードラインがかなり乾いていましたので。あと5周目にリヤタイヤのブロックが剥離する感触が背中に伝わってきて、その後急にリヤが苦しくなりました。タワーを見たら『6周目』とあって、これはまずいと(苦笑)。その後は頑張りましたが抜かれて、最後に同じレインの43号車を抜けたのはちょっと良かったのかな、と思います」
「久しぶりにレースに出ていろいろなチームの方から『いい汗かいた?』といった会話もあれば『もっと速く走らなきゃいけないだろう』みたいなポジティブな喝もいただけたので、またこっそりと(笑)S-FJに参戦したいな、と思っています」
対照的な両名がそれぞれにいい経験を積めたということで、今後が楽しみだ。


Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
- 第4戦優勝 白崎稜(HYDRANGEA Kageyama Racing)
-

「正直嬉しいですね。スタートラインに立ったっていう感じですけれども」
「(武藤選手が1秒前後の間隔でついてきていたが)プレッシャーはもちろんありました。ただ、自分が速いところと遅いところは後ろ見ながらわかってるので、ここは無理しない、ここは勝負かけるべきっていうのを自分の許容範囲内で判断して問題なく走りました。正直、あのままSCが入んなければ、2秒ぐらいはいけたんじゃないかなって思ってます。結構序盤で離せてたのに、そこでSC入ってしまった。コールドタイヤでアドバンテージがあるというか、自信があるので、これからもその戦略はやっていこうかなと思っています」
「次の富士は8月になりますからね。気温が高いんで、そこにアジャストしていけるような車のセットアップと、自分のドライビングを合わせ込んで4連勝していきたいなと思います。目標は4連勝です」
- 第4戦決勝2位 武藤雅奈(TGR-DC Racing School)
-

「昨日も言った通り、スタートがこのレースの決め手でした。昨日よりはいいスタートを切れたんですけど、それでも全然良くなくて。そこで(白崎選手の)後ろについた時点でほぼほぼ勝負権はなかった。タイム差は開かなかったんだけど、チャンスはなかったですね。セク2とセク3は自分の方が全然速いんですけど、結局セクター1で追いつけない限りはオーバーテイクに行けないんで厳しかったです」
「次の富士は路温がだいぶ上がってくるので、第1戦、第2戦とは状況が変わってくると思います。一応(第2戦で)優勝はしているんで、しっかり自信を持って頑張ります」
- 第4戦決勝3位 酒井龍太郎(MITSUSADA RACING F4)
-

「昨日がすごい悔しくて、今日もスタートで同じミスしちゃったんですけど、最後の最後に(ポジションを)戻していけたのはすごく良かったです」
「スタート直後に5番手なりましたが、そこからしっかり狙っていって(バックストレートで酒井涼選手に)アウトから仕掛けて、オーバーテイクできました。昨日酒井涼選手を抜けなくて苦労したので、今日にはその対策を兼ねてセット変更したので、ストレートに関しては少しは取り戻せたかなって感じですが、スリップ効いてるのかなって思うぐらいの状態ではありました。気温が下がったことでマイナスに働いて、ペースが厳しくなってしまったようで、ルー選手との間にちょっと差ができて、その差を縮められない状態になっていました」
「(ファイナルラップの状況は)モスエスで前の周にトップか2番手の選手が芝生を撒いたんですよ。そこをルーが左側のタイヤで踏んでしまって、そこで体制を崩したので、僕は芝生を避けながら、アトウッドで狙いを定めました。それまでずっと飛び込みだけでタイムを稼いでたんですけど、最後は立ち上がりで稼ごうとしたら、それがうまくマッチして、しっかり加速できて、もう早い段階で並べたっていう形でした。リボルバーではF110で練習したことを活かしました。イン側のラインは厳しいかなと思いましたが、あそこでインを締める選手はいないと思ったので差しに行きました。当然相手も粘ってくるだろうから、そこはちゃんとラインも残した上で行って、ちょっと接触はあって、僕もスピンしながら踏んで行ってたんで、よく耐えれたなっていう感じです。ダブルヘアピンの1個目は絶対奥でブレーキ踏んでやろうと思って、普段のレコードラインより奥にいったので全然止まらなかったんですけど、なんとか止める、曲げるっていう。絶対負けたくなかったんで、必死に飛び込んで行ったっていう形です」
「明日富士に行きます。今日使ったマシンを持って行って練習して、次の富士大会は必死に挑んでいこうと思います。FIA-F4が2回終わって表彰台に乗れたので、F4のこともだいぶ掴めてきました。この結果が岡山だけにならないように、富士でももう一発決めたいなと思ってます」
Txet:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI


2026年FIA-F4選手権第4戦の決勝が6月14日、岡山県美作市の岡山国際サーキットで行われ、チャンピオンクラスは白崎稜(Kageyama ZAISEI Verve MCS4)、インディペンデントクラスはHIROBON(TEAM 5ZIGEN F4)がいずれもポール・トゥ・ウィンで第3戦に続いて2連勝を達成した。
第4戦は午前11時05分よりインディペンデントクラスの決勝が、午後1時よりチャンピオンクラスの決勝がそれぞれ15周で行われた。この日の岡山国際サーキットは曇り。初夏の強い陽射しのもとで行われた第3戦とは打って変わって、低い気温と路面温度の中での戦いとなった。
■チャンピオンクラス
スタートでトップに立ったのはポールポジションの白崎。予選2位の武藤雅奈(TGR-DC RS F4)が2番手につけ、予選5位のルーユーデが3番手にジャンプアップしてきた。
予選3位の酒井龍太郎(MITSUSADA RACING F4)は今回もスタートで出遅れて5番手で1コーナーを立ち上がったが、その周のバックストレートでアウトから酒井涼(TGR-DC RS F4)を捉えて4番手に順位を戻す。
トップの白崎はタイヤの冷えている序盤でリードを広げて主導権を握る作戦だったというが、その目論見は3周目にセーフティーカーが入ったことで白紙に戻されてしまった。
2周目の1コーナーで村田将輝(湘工冷熱ZAP SPEED MCS4-24)と塩田惣一朗(Bionic Jack Racing)が接触し、2台はそのままウィリアムズコーナーアウト側に飛び出して止まってしまったたことによるセーフティーカーランだ。
この2台の回収を終えてセーフティーカーがピットに戻ったのは7周終わり。8周目から追い越しが可能となるが、ここでは上位6台に順位変動はなし。
その後も白崎は0秒9から1秒1の間隔で武藤を従えて周回を重ねる。路面温度が予想外に下がったことでタイヤのコンディションに不安を抱えていたという白崎だったが、落ち着いて武藤との差をコントロールして付け入る隙を与えない。
3番手以下はルー、酒井龍太郎、酒井涼の3台が0秒3から0秒5の間隔で接戦を繰り広げていたが、次第に酒井涼が遅れ始め、ルーと酒井龍太郎の一騎打ちに。
バックストレートでルーのテールに食らいついてオーバーテイクのチャンスを窺う酒井龍太郎だったが、いま一歩決め手を欠いた状態が何周も続いていたが、ファイナルラップでようやく酒井龍太郎がアウトからルーに並びかけ、リボルバーコーナーで並走状態に持ち込むと、そのままダブルヘアピン一つ目まで粘ってルーを攻め落とした。
これにより、チャンピオンクラスの決勝は白崎稜が最後まで武藤雅奈の接近を許さず、第3戦に続いて2連勝を達成。酒井龍太郎が参戦4レース目にして初の表彰台を獲得することとなった。






■インディペンデントクラス
インディペンデントクラスもまたポールポジションのHIROBONがホールショットを決め、予選2位のKENTARO(baum beauty clinic)が2番手に続く。第3戦でジャンプスタートの判定を受けた植田正幸(Rn-sports MCS4)も今回は無難にスタートを決めて3番手で1コーナーを立ち上がると、この周のリボルバーコーナーでKENTAROのインをついて2番手に浮上する。
しかしオープニングラップの1コーナーで鳥羽豊(Kageyama HYDRANGEA MCS4)がグラベルに飛び出して止まってしまったことにより、2周目からセーフティーカーが導入されることに。
18号車の回収が終わり、セーフティーカーがピットに戻ったのは4周終わり。5周目からレースは再開となる。
そこからはHIROBONと植田が1秒前後の間隔で一進一退の攻防を繰り広げるが、徐々に植田はアンダーステアに苦しめられるようになり、そこへKENTAROが追いついてきた。
そして11周目のヘアピンでついにKENTAROが植田のインをつき、2番手を奪い返すことに成功する。
こうした後続のバトルを尻目にHIROBONは落ち着いて周回を重ね、最後は2位に1秒457の差をつけてチェッカーを受け、岡山大会を2連勝で締め括った。2位はKENTARO、3位には植田正幸が入った。
2026年FIA-F4選手権は、このあと富士スピードウェイに舞台を移して8月1日、2日の両日に第5戦、第6戦を行う。




Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Ayumi NAGAMI
Yoshinori OHNIHSI
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 -RIJ- (2026/06/14) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2026 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 4 Champion class 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Driver | CarTeam | Lap | Time | Behind | Gap |
| 1 | 16 | 白崎 稜 | Kageyama ZAISEI Verve MCS4 HYDRANGEA Kageyama Racing | 15 | 27'01.046 | - | - |
| 2 | 29 | 武藤 雅奈 | TGR-DC RS F4 TGR-DC Racing School | 15 | 27'02.221 | 1.175 | 1.175 |
| 3 | 73 | 酒井 龍太郎 | MITSUSADA RACING F4 MITSUSADA RACING | 15 | 27'07.290 | 6.244 | 5.069 |
| 4 | 19 | ルー ユーデ | ナビクルATEAM Buzz Racing AKILAND RACING | 15 | 27'07.613 | 6.567 | 0.323 |
| 5 | 35 | 酒井 涼 | TGR-DC RS F4 TGR-DC Racing School | 15 | 27'07.842 | 6.796 | 0.229 |
| 6 | 36 | 濵邊 誠己 | TGR-DC RS F4 TGR-DC Racing School | 15 | 27'08.592 | 7.546 | 0.750 |
| 7 | 60 | 熊谷 憲太 | OTG DL F4 CHALLENGE OTG MOTOR SPORTS | 15 | 27'08.989 | 7.943 | 0.397 |
| 8 | 28 | 三浦 柚貴 | TGR-DC RS F4 TGR-DC Racing School | 15 | 27'10.938 | 9.892 | 1.949 |
| 9 | 17 | 鈴木 悠太 | Kageyama TEAMSTYLE MCS4 HYDRANGEA Kageyama Racing | 15 | 27'11.459 | 10.413 | 0.521 |
| 10 | 51 | 黒沢 和真 | HFDP with B-Max Racing Team HFDP with B-Max Racing Team | 15 | 27'12.119 | 11.073 | 0.660 |
| 11 | 3 | 山本 聖渚 | TEAM 5ZIGEN F4 TEAM 5ZIGEN | 15 | 27'12.958 | 11.912 | 0.839 |
| 12 | 37 | 五十嵐 文太郎 | TGR-DC RS F4 TGR-DC Racing School | 15 | 27'16.237 | 15.191 | 3.279 |
| 13 | 45 | 鈴木 恵武 | PONOS RACING PONOS RACING | 15 | 27'16.647 | 15.601 | 0.410 |
| 14 | 15 | 中里 龍昇 | Kageyama AMEROID MCS4 HYDRANGEA Kageyama Racing | 15 | 27'17.201 | 16.155 | 0.554 |
| 15 | 42 | 箕浦 稜己 | JMS RACING with B-MAX B-MAX ENGINEERING | 15 | 27'17.717 | 16.671 | 0.516 |
| 16 | 2 | 岡澤 圭吾 | RAGNO MOTOR SPORTS RAGNO MOTOR SPORTS | 15 | 27'18.772 | 17.726 | 1.055 |
| 17 | 43 | 中井 陽斗 | JMS RACING with B-MAX B-MAX ENGINEERING | 15 | 27'19.234 | 18.188 | 0.462 |
| 18 | 38 | 寺島 知毅 | TGR-DC RS F4 TGR-DC Racing School | 15 | 27'20.104 | 19.058 | 0.870 |
| 19 | 21 | 落合 蓮音 | HOJUST&EAGLE MCS4-24 イーグルスポーツ | 15 | 27'21.951 | 20.905 | 1.847 |
| 20 | 50 | 百瀬 翔 | HFDP with B-Max Racing Team HFDP with B-Max Racing Team | 15 | 27'22.299 | 21.253 | 0.348 |
| 21 | 62 | 小熊 孝誠 | HELM MOTORSPORTS F4 HELM MOTORSPORTS | 15 | 27'23.099 | 22.053 | 0.800 |
| 22 | 87 | 豊島 里空斗 | Dr.Dry Racing Team Dr.Dry Racing Team | 15 | 27'23.775 | 22.729 | 0.676 |
| 23 | 54 | 酒井 翔太 | PONOS RACING PONOS RACING | 15 | 27'24.276 | 23.230 | 0.501 |
| 24 | 7 | 高木 彪乃介 | ナビクルATEAM Buzz Racing Buzz Racing | 15 | 27'24.774 | 23.728 | 0.498 |
| 25 | 48 | 村上 太晟 | BLAUフジタ薬局Bellona フジタ薬局レーシング | 15 | 27'29.519 | 28.473 | 4.745 |
| 26 | 8 | ソン ハリム | ナビクルATEAM Buzz Racing Buzz Racing | 15 | 27'33.495 | 32.449 | 3.976 |
| 27 | 80 | 翁長 実希 | OTG Motor Sports MCS4 OTG MOTOR SPORTS | 14 | 27'50.768 | 1Lap | 1Lap |
| ---- 以上規定周回数(90% - 13 Laps)完走 ---- |
| - | 99 | 塩田 惣一朗 | Bionic Jack Racing Bionic Jack Racing | 2 | 3'30.120 | 13Laps | 12Laps |
| - | 14 | 村田 将輝 | 湘工冷熱ZAP SPEED MCS4-24 ZAP SPEED | 2 | 3'30.361 | 13Laps | 0.241 |
- Fastest Lap: CarNo. 16 白崎稜(Kageyama ZAISEI Verve MCS4) 1'34.314 (13/15) 141.345 km/h
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 -RIJ- (2026/06/14) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry
2026 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 4 Independent class 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Driver | CarTeam | Lap | Time | Behind | Gap |
| 1 | 5 | HIROBON | TEAM 5ZIGEN F4 TEAM 5ZIGEN | 15 | 26'59.952 | - | - |
| 2 | 55 | KENTARO | baum beauty clinic フィールドモータースポーツ | 15 | 27'01.409 | 1.457 | 1.457 |
| 3 | 11 | 植田 正幸 | Rn-sports MCS4 Rn-sports | 15 | 27'03.243 | 3.291 | 1.834 |
| 4 | 30 | DRAGON | B-MAX TEAM DRAGON B-MAX ENGINEERING | 15 | 27'04.327 | 4.375 | 1.084 |
| 5 | 71 | 大山 正芳 | ダイワN通商アキランド AKILAND RACING | 15 | 27'10.996 | 11.044 | 6.669 |
| 6 | 98 | IKARI | Bionic Jack Racing Bionic Jack Racing | 15 | 27'12.490 | 12.538 | 1.494 |
| 7 | 61 | WILLIAM | HELM MOTORSPORTS F4 HELM MOTORSPORTS | 15 | 27'12.973 | 13.021 | 0.483 |
| 8 | 10 | 中島 功 | Rn.SHINSEI.MCS4 Rn-sports | 15 | 27'13.698 | 13.746 | 0.725 |
| 9 | 22 | 清水 剛 | ZAP FIRST RACING ZAP SPEED | 15 | 27'21.033 | 21.081 | 7.335 |
| 10 | 12 | 小嶋 健太郎 | Rn-sports ELPA朝日電器 Rn-sports | 15 | 27'22.100 | 22.148 | 1.067 |
| 11 | 86 | 大阪 八郎 | Dr.Dry Racing Team Dr.Dry Racing Team | 15 | 27'24.918 | 24.966 | 2.818 |
| 12 | *40 | ⾚松 昌⼀朗 | GIGS Ride with Eagle Sports イーグルスポーツ | 15 | 27'27.952 | 28.000 | 3.034 |
| 13 | 77 | MOTOTINO | A-PEX MCS4-24 ZAP SPEED | 15 | 27'30.437 | 30.485 | 2.485 |
| 14 | 44 | SYUJI | JMS RACING with B-MAX B-MAX ENGINEERING | 15 | 27'31.333 | 31.381 | 0.896 |
| 15 | 23 | YUGO | S2R Racing N-SPEED | 15 | 28'00.942 | 1'00.990 | 29.609 |
| ---- 以上規定周回数(90% - 13 Laps)完走 ---- |
| - | 96 | 齋藤 真紀雄 | CSマーケテイングアキランド AKILAND RACING | 5 | 11'01.428 | 10Laps | 10Laps |
| - | 18 | 鳥羽 豊 | Kageyama HYDRANGEA MCS4 HYDRANGEA Kageyama Racing | 0 | - | 15Laps | 5Laps |
- Fastest Lap: CarNo. 55 KENTARO(baum beauty clinic) 1'36.732 (14/15) 137.812 km/h
- CarNo. 40は、岡山国際サーキット4輪一般競技規則第4章18条2(危険なドライブ行為)により、タイムペナルティー5秒を科した。
- 第3戦、第4戦ポールポジション 白崎稜(HYDRANGEA Kageyama Racing)
-

「スーパーフォーミュラ・ライツとの併催ってことで、練習走行からなかなか路面が読めないところがありました。それを予選でどうやって組み立てられるかなっていうので、1周1周確かめながら走りました」
「タイヤに横から力をかけないで、ブレーキングだけで温めて、路面が乗ってきたなって思ったらアタックをかけました。予想してた通りにポールを二つとも取れたのは良かったかなと思います。クムホのラバーは初めて経験しますし、F4のみんなも多分苦戦してると思うので、その中で(ポールを)取れたのは良かったかなと思います」
「岡山ではスーパーFJのコースレコードを持っています。F4は初めてだけど、サーキット自体はよくわかっているので、決勝もこのまま転がして、ちゃんとポール・トゥ・ウィンで2連勝を決めるように、影山(正彦)さんの機嫌を損ねないように頑張りたいと思います」
- 第3戦、第4戦予選2位 武藤雅奈(TGR-DC Racing School)
-

「この週末通していい状態とはいえなくて、昨日の朝はトラブルで走れなくて、FPを3本しか走っていない状況で、不安もあったんですけど、なんとかうまく車を直せました。コース上の場所取りは良くなかったんですけど、なんとか2位になりました。昨日、一昨日のパフォーマンスからは考えるところもあるけど、いいんじゃないかと思います」
「岡山は四輪を始めた時に2回走ったくらいでそんなに走ってはないんですけど、上手い人のロガーを見ながら学べた部分もあったんで、それで路面の状況にもアジャストできて、2位に繋がったんじゃないかな。岡山では久しぶりの開催で、車も当時とは違うし、データもないんですが、それはみんな同じですよね」
「決勝はスタートさえ決めれれば全然勝てるし、スタートで行けなくてもいろいろ駆け引きとかしながらチャンスを見逃さないようにするだけです」
- 第3戦、第4戦予選3位 酒井龍太郎(MITSUSADA RACING)
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「もうシンプルにめちゃくちゃ嬉しいです。FIA-F4に関してはまだデビューして2回目で、(四輪)レースとしても3回目にはなるんですけど、4輪コースの中では一番得意なのが岡山なので、そこでしっかりと決められたっていうところと、去年のチャンピオンチームには勝てなかったんですけども、ちゃんとメーカー系のチームの中に割り込めたのは、結構シンプルに嬉しいところですね」
「専有走行でも一発目がトップで始まって、一日目の木曜日も総合トップで終わりましたし、昨日もニュータイヤを入れたタイミングでちゃんと3番手でした。そこの自信は結構でかかったので、今日の予選に関してはプレッシャーもなく、自分のペースでやれました。決勝もプレッシャーのない状態で行きたいんですけど、ちょっとどうやら無理そうです。勝ちは欲しいですけども、自分がどこまで行けるかっていう挑戦をメインに持っていきたいと思うので、そこで勝てるんだったら勝ちますし、表彰台なら表彰台で、ポイントを取れればそれだけでもすごいことなので」
「決勝の課題はスタートになるのかな。自分的にはスタートはもう普通にやろうと。すごく良いスタート、スペシャルスタートを狙うっていうのも一つですけど、そこで変にリズム崩すってのをF110で経験しているので、今回は周りに合わせるというよりも自分のペースを活かしてどれだけやれるかっていうのをちょっと試していきたいと思います。こんだけ抜けないコースではあるんですけど、今回出るメンバーの中では抜く練習は一番したと思うので、そこはいろいろ考えて組み立てていこうと思います」
Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI


FIA-F4選手権第3戦、第4戦の公式予選が6月13日、岡山県美作市の岡山国際サーキットで行われ、チャンピオンクラスは白崎稜(Kageyama ZAISEI Verve MCS4)、インディペンデントクラスはHIROBON(TEAM 5ZIGEN F4)がポールポジションを獲得した。
通常はスーパーGTのサポートレースとして行われるFIA-F4選手権だが、今回は全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権(SFL)との併催として、2019年以来7年ぶりに岡山で開催されることとなった。
この日は朝から好天に恵まれ、真夏を思わせる陽気のもと、公式予選は午前9時30分からインディペンデントクラスの走行がスタート。チャンピオンクラスは午前10時から予定されていたものの、インディペンデントクラスで赤旗中断があった影響で5分遅れの午前10時5分より走行が開始された。
■チャンピオンクラス
序盤に速さを見せたのは富士大会でダブルポールを獲得している酒井涼(TGR-DC RS F4)だ。計測1周目に1分35秒136でトップに浮上すると、その後も1分34秒057、1分33秒715と計測3周目までは順調にタイムを削っていったが、その後はタイムが伸び悩んだ。
これに代わってトップに立ったのが今季で3シーズン目を迎えた白崎だ。白崎は初の併催となるSFLの履くクムホタイヤのラバーの影響を考え、なるべくタイヤに負荷をかけないよう慎重に走り出し、残り時間が8分を切った計測6周目に1分33秒718を記録して2番手に浮上すると、次の周では1分33秒561を叩き出してトップに浮上、さらに計測8周目には1分33秒506までタイムを更新する。
第2戦優勝の武藤雅奈(TGR-DC RS F4)も残り6分を切った計測8周目に1分33秒662までタイムを縮めて2番手に。3番手には先月岡山で開催されたF110CUPで2連勝を達成した15歳の新鋭、酒井龍太郎(MITSUSADA RACING F4)が食い込み、事前練習の成果を見せつけた。
その後武藤は計測10周目に1分33秒557までタイムを縮めるも、いま一歩白崎に及ばず。
この結果ベストタイムでグリッドを決める第3戦は白崎稜がポールポジションを獲得。武藤雅奈が予選2位、酒井龍太郎が予選3位となり、酒井涼は結局予選4位から決勝に臨むこととなった。
またセカンドベストタイムで争う第4戦のグリッドも白崎がポールを獲得、予選2位に武藤、3位に酒井龍太郎、4位に酒井涼とここまでは第3戦と同じだった。
■インディペンデントクラス
富士スピードウェイで連勝を果たした鳥羽豊(Kageyama HYDRANGEA MCS4)がレース後のコメントで「岡山は関西勢が圧倒的に強い」と語った通り、インディペンデントクラスは上位を関西勢が占めることとなる。
まずは2022年以来の参戦となるHIROBON(TEAM 5ZIGEN F4)が計測1周目に1分37秒866を記録してトップに立つと、計測2周目には1分36秒279、3周目に1分35秒630と着実にタイムを縮めた。
これに対してKENTARO(baum beauty clinic)も計測2周目の区間タイムでHIROBONを上回ったが、その直後に金山和弘(Team橋本組MCS4-24)がダブルヘアピンの一つ目でスピン。そのままグラベルに捕まったため、予選は開始からわずか8分で赤旗中断となり、車両改修ののち午前9時44分に残り時間12分で再開された。
再開後もHIROBONは快調にタイムを上げていき、計測8周目に1分35秒614を記録する。
対するKENTAROも計測7周目に1分35秒台に突入。1分35秒844、9周目には1分35秒750までタイムを削ってきた。
そして終了間際にはHIROBONが1分35秒543を記録。KENTAROもアタックを続けたが1分35秒618に終わり、HIROBONが第3戦のポールポジションを獲得。KENTAROが予選2位につけ、予選3位には植田正幸(Rn-sports MCS4)が1分35秒848で続いた。
またセカンドベストタイムで争う第4戦のグリッドにおいてもHIROBONがポールポジションを獲得、予選2位も同じくKENTAROが、予選3位も植田が獲得する結果となっている。
第3戦決勝はチャンピオンクラスが13日の午後1時50分より、インディペンデントクラスは同日の午後0時50分より、いずれも15周で行われる。
第4戦決勝は14日の午前11時05分よりインディペンデントクラスが、チャンピオンクラスは午後1時より、こちらも15周で行われる。




Text:Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Ayumi NAGAMI
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 -RIJ- (2026/06/13) Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2026 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 4 Champion class 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Driver | CarTeam | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 16 | 白崎 稜 | Kageyama ZAISEI Verve MCS4 HYDRANGEA Kageyama Racing | 1'33.561 | - | - | 142.482 |
| 2 | 29 | 武藤 雅奈 | TGR-DC RS F4 TGR-DC Racing School | 1'33.662 | 0.101 | 0.101 | 142.329 |
| 3 | 73 | 酒井 龍太郎 | MITSUSADA RACING F4 MITSUSADA RACING | 1'33.678 | 0.117 | 0.016 | 142.304 |
| 4 | 35 | 酒井 涼 | TGR-DC RS F4 TGR-DC Racing School | 1'33.747 | 0.186 | 0.069 | 142.200 |
| 5 | 19 | ルー ユーデ | ナビクルATEAM Buzz Racing AKILAND RACING | 1'33.996 | 0.435 | 0.249 | 141.823 |
| 6 | 36 | 濵邊 誠己 | TGR-DC RS F4 TGR-DC Racing School | 1'33.998 | 0.437 | 0.002 | 141.820 |
| 7 | 60 | 熊谷 憲太 | OTG DL F4 CHALLENGE OTG MOTOR SPORTS | 1'34.007 | 0.446 | 0.009 | 141.806 |
| 8 | 28 | 三浦 柚貴 | TGR-DC RS F4 TGR-DC Racing School | 1'34.064 | 0.503 | 0.057 | 141.721 |
| 9 | 17 | 鈴木 悠太 | Kageyama TEAMSTYLE MCS4 HYDRANGEA Kageyama Racing | 1'34.173 | 0.612 | 0.109 | 141.556 |
| 10 | 51 | 黒沢 和真 | HFDP with B-Max Racing Team HFDP with B-Max Racing Team | 1'34.210 | 0.649 | 0.037 | 141.501 |
| 11 | 15 | 中里 龍昇 | Kageyama AMEROID MCS4 HYDRANGEA Kageyama Racing | 1'34.218 | 0.657 | 0.008 | 141.489 |
| 12 | 43 | 中井 陽斗 | JMS RACING with B-MAX B-MAX ENGINEERING | 1'34.250 | 0.689 | 0.032 | 141.441 |
| 13 | 2 | 岡澤 圭吾 | RAGNO MOTOR SPORTS RAGNO MOTOR SPORTS | 1'34.266 | 0.705 | 0.016 | 141.417 |
| 14 | 3 | 山本 聖渚 | TEAM 5ZIGEN F4 TEAM 5ZIGEN | 1'34.269 | 0.708 | 0.003 | 141.412 |
| 15 | 37 | 五十嵐 文太郎 | TGR-DC RS F4 TGR-DC Racing School | 1'34.300 | 0.739 | 0.031 | 141.366 |
| 16 | 45 | 鈴木 恵武 | PONOS RACING PONOS RACING | 1'34.300 | 0.739 | 0.000 | 141.366 |
| 17 | 42 | 箕浦 稜己 | JMS RACING with B-MAX B-MAX ENGINEERING | 1'34.347 | 0.786 | 0.047 | 141.295 |
| 18 | 62 | 小熊 孝誠 | HELM MOTORSPORTS F4 HELM MOTORSPORTS | 1'34.354 | 0.793 | 0.007 | 141.285 |
| 19 | 54 | 酒井 翔太 | PONOS RACING PONOS RACING | 1'34.456 | 0.895 | 0.102 | 141.132 |
| 20 | 38 | 寺島 知毅 | TGR-DC RS F4 TGR-DC Racing School | 1'34.470 | 0.909 | 0.014 | 141.111 |
| 21 | 21 | 落合 蓮音 | HOJUST&EAGLE MCS4-24 イーグルスポーツ | 1'34.493 | 0.932 | 0.023 | 141.077 |
| 22 | 50 | 百瀬 翔 | HFDP with B-Max Racing Team HFDP with B-Max Racing Team | 1'34.618 | 1.057 | 0.125 | 140.891 |
| 23 | 87 | 豊島 里空斗 | Dr.Dry Racing Team Dr.Dry Racing Team | 1'34.630 | 1.069 | 0.012 | 140.873 |
| 24 | 80 | 翁長 実希 | OTG Motor Sports MCS4 OTG MOTOR SPORTS | 1'34.682 | 1.121 | 0.052 | 140.796 |
| 25 | 99 | 塩田 惣一朗 | Bionic Jack Racing Bionic Jack Racing | 1'34.695 | 1.134 | 0.013 | 140.776 |
| 26 | 14 | 村田 将輝 | 湘工冷熱ZAP SPEED MCS4-24 ZAP SPEED | 1'35.346 | 1.785 | 0.651 | 139.815 |
| 27 | 8 | ソン ハリム | ナビクルATEAM Buzz Racing Buzz Racing | 1'35.514 | 1.953 | 0.168 | 139.569 |
| 28 | 48 | 村上 太晟 | BLAUフジタ薬局Bellona フジタ薬局レーシング | 1'35.580 | 2.019 | 0.066 | 139.473 |
| ---- 以上基準タイム(105% - 1'38.316)予選通過 ---- |
| - | 7 | 高木 彪乃介 | ナビクルATEAM Buzz Racing Buzz Racing | 1'41.829 | 8.268 | 6.249 | 130.914 |
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 -RIJ- (2026/06/13) Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2026 F4 JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 4 Independent class 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Driver | CarTeam | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 5 | HIROBON | TEAM 5ZIGEN F4 TEAM 5ZIGEN | 1'35.614 | - | - | 139.423 |
| 2 | 55 | KENTARO | baum beauty clinic フィールドモータースポーツ | 1'35.648 | 0.034 | 0.034 | 139.374 |
| 3 | 11 | 植田 正幸 | Rn-sports MCS4 Rn-sports | 1'36.185 | 0.571 | 0.537 | 138.595 |
| 4 | 30 | DRAGON | B-MAX TEAM DRAGON B-MAX ENGINEERING | 1'36.202 | 0.588 | 0.017 | 138.571 |
| 5 | 71 | 大山 正芳 | ダイワN通商アキランド AKILAND RACING | 1'36.274 | 0.660 | 0.072 | 138.467 |
| 6 | 98 | IKARI | Bionic Jack Racing Bionic Jack Racing | 1'36.339 | 0.725 | 0.065 | 138.374 |
| 7 | 40 | ⾚松 昌⼀朗 | GIGS Ride with Eagle Sports イーグルスポーツ | 1'36.500 | 0.886 | 0.161 | 138.143 |
| 8 | 22 | 清水 剛 | ZAP FIRST RACING ZAP SPEED | 1'36.545 | 0.931 | 0.045 | 138.079 |
| 9 | 12 | 小嶋 健太郎 | Rn-sports ELPA朝日電器 Rn-sports | 1'36.676 | 1.062 | 0.131 | 137.892 |
| 10 | 18 | 鳥羽 豊 | Kageyama HYDRANGEA MCS4 HYDRANGEA Kageyama Racing | 1'36.679 | 1.065 | 0.003 | 137.887 |
| 11 | 96 | 齋藤 真紀雄 | CSマーケテイングアキランド AKILAND RACING | 1'36.698 | 1.084 | 0.019 | 137.860 |
| 12 | 61 | WILLIAM | HELM MOTORSPORTS F4 HELM MOTORSPORTS | 1'36.715 | 1.101 | 0.017 | 137.836 |
| 13 | 10 | 中島 功 | Rn.SHINSEI.MCS4 Rn-sports | 1'36.745 | 1.131 | 0.030 | 137.793 |
| 14 | 77 | MOTOTINO | A-PEX MCS4-24 ZAP SPEED | 1'37.704 | 2.090 | 0.959 | 136.441 |
| 15 | 86 | 大阪 八郎 | Dr.Dry Racing Team Dr.Dry Racing Team | 1'37.741 | 2.127 | 0.037 | 136.389 |
| 16 | 44 | SYUJI | JMS RACING with B-MAX B-MAX ENGINEERING | 1'38.490 | 2.876 | 0.749 | 135.352 |
| 17 | 23 | YUGO | S2R Racing N-SPEED | 1'40.118 | 4.504 | 1.628 | 133.151 |
| ---- 以上基準タイム(105% - 1'40.454)予選通過 ---- |
| - | 9 | 金山 和弘 | Team橋本組MCS4-24 Team橋本組 | 1'43.936 | 8.322 | 3.818 | 128.260 |
優勝 酒井翔太(ファーストガレージ FG108)

「スタートで2速がはじかれてしまって、立ち上がれなかったのですが。でも金井さんはスタートの出足早かったので(2速に)入っていても抜かれていたかもという印象でした。筑波は前に出られたら抜けるところが少ないので、なんとか一発で抜けるところを探して、第2コーナーでうまく合わせられたので。そこはよかったと思います。前に出てからはペースがあったですし、次のレースも同じような展開になる感じなので、しっかりスタート決めて押さえて、自分のペースで走れればと思っています」
2位 金井亮忠(チームNATS 正義 001)

「スタートはうまく決まって前に出られたのですが、なかなかペースも上がらず、でした。このタイム差で18周ブロックし続けるのはきついかな、というところですかね。いろいろセット変更したのがあまりいい方向に行かなかったので、それも踏まえて、もう1レースあるので、アジャストしたいと思っています」
3位 KAMIKAZE(ファーストガレージ Rd04W)

「(村上が迫っていたが?)岡山もあんな感じで、もっと後ろに(迫って)来ていたのですが、ここは僕のホームコースでもあって、昨日も一昨日も練習していて。村上君は今日ぶっつけ本番できているので、その差の分だと思います。体力的には不安でしたよ。10周目まではよかったのですが『残りL8』と(サインが)出ているのを見て『まだ8周もあるのか』と(笑)。次のレースもあるので体力を温存していました。次は体力との勝負だと思います(苦笑)」
4位 村上太晟(ファーストガレージ FG108)

「温度が高ったのかリヤが流れている感じで、タイムが出しづらい状況でした。リヤが暴れているので最終コーナーとかカウンター当てながら曲がっている感じでした。リヤをうまくコントロールできずに、滑らすとタイヤがいたむので、それを抑えられなくて(前と)差が開いていった感じです」
5位 長嶋重登(ミスト☆T.U.CGROUP)ジェントルマンクラストップ

「順当に行きまししたね、前は見えなかったです(苦笑)。31号車若い子なので、抑えられてよかったです。ずっと(後ろに)見えていました。いつ来るかなと思って、楽しかったです。次も行けそうな気がします」」
6位 大蔦健太(MYST☆ダイヤ設備)

「スタートを完全にミスしました。その後はがんばったのですが、長嶋さんに追いつけそうで追いつけなかったので、次はがんばって抜きます」
Text: Junichi SEKINE
Photo: Asako SHIMA
Junichi SEKINE

2026年Formula Beat(F-Beat)地方選手権シリーズ第4戦決勝が5月31日(日)に筑波サーキットで開催され、ポールポジションの酒井翔太(ファーストガレージ FG108)がスタートで金井亮忠(チームNATS 正義 001)の先行を許すも3周目にトップを奪い返すと、そこから一気に引き離して4.521秒の差で優勝した。
筑波サーキットで6年ぶり開催の決勝は午前10時55分にフォーメーションラップ開始。晴天に恵まれたコースは温度がぐんぐん上がり、既に気温28.9度、路面温度45.8度と厳しいコンデション。2レース行われる本大会では2セットのタイヤが使えるが、全車予選で使ったユーズドタイヤを投入している。予選でクラッシュした富澤もぐら(柏南同窓会公認車ハンマーR疾風)はノーズとフロントイウングを交換しただけで修復が完了、7番グリッドにつけると18周の決勝がスタートした。

ポールシッター酒井の蹴り出しがやや弱く、ホールショットを決めたのはフロントロウ2番手スタートの金井で、第1コーナーへの加速で酒井の前に出るとトップでターンイン。3番グリッドKAMIKAZE(ファーストガレージ Rd04W)、4番手村上太晟(ファーストガレージ FG108)とグリッド順にレース開始。後方では8番手スタートの松本隆行(SHOUEI☆ミスト)が加速で富澤の前に出ると、第1コーナーアウト側から6番手大蔦健太(MYST☆ダイヤ設備)に仕掛けて前に出る。しかし大蔦は最終コーナーでアウトから松本に並びかけてサイド・バイ・サイドでコーナリング、コントロールライン上では0.000秒差、そこから前に出て6位のポジションを奪い返す。
トップに立った金井に対して酒井はプレッシャーをかけるが金井も動じず、オープニングラップで0.307秒の差。2周目も酒井は金井のテールに張り付いてチャンスを伺うが、金井もスキを見せない。3位KAMIKAZEはこの2台からすでに3秒以上離されて、後方0.363秒差に村上が迫っている。
0.296秒差で入った3周目、酒井は満を侍したかのようにテール・ツー・ノーズで金井を追うと、第1ヘアピンのブレーキングでアウトから仕掛けて大外刈りでオーバーテイク。トップの座を奪い返すと一気に差をひろげていく。3周目を終えると早くも0.747秒の差。
4周目に酒井はセクター1で全体ベストを出すと2位金井との差を拡大。金井もセクター2で全体ベストを粘っているが、その差は0.869秒にひろがる。酒井は5周目もセクター1、2、3と全体ベストを刻むと54秒000とここまでの最速ラップで金井との差は1.198秒。後方で接戦なのはKAMIKAZEと村上の3位争いが0.594秒差、GGクラス松本とGクラス富澤の7位争いが0.461秒差だ。
酒井は7周目に53秒889、8周目に53秒861と最速ラップを更新し続けて金井を2.310秒差に突き放す。この2台のペースが群を抜いており、3位KAMIKAZEは金井から9.308秒の差、以下村上~長嶋~大蔦~松本~富澤~中村祥貴(ファーストガレージ FG108)と続く。
レースは折り返しの9周目。酒井は早くもバックマーカーに追いつき中村をラップ遅れにする。そのため僅かにタイムをロスして金井が1.927秒差とマージンを削り取るが、続く10周目に酒井は53秒792とこの日のファステストラップをマークして、再び金井を2.537秒後方へと追いやる。
ここからは酒井が金井との差をじわじわと拡大。12周目3.842秒、14周目4.905秒と危なげないレース運びを見せる。3位以下ははるか後方、3位KAMIKAZEでも酒井からは21秒以上離されていて、レースは淡々と進んでいく。
酒井は13周目以降53秒台のペースを維持して金井に6.442秒の差をつけてファイナルラップへ。最後はさすがに3秒ちかくペースを落として余裕のチェカードフラッグ、優勝した。
2位金井、スタートで魅せたが最速ラップ54秒台で酒井に差をつけられた。以下3位KAMIKAZE、4位村上、5位長嶋はGクラスのトップ。6位大蔦、7位唯一のGGクラス松本、8位富澤はGクラス2番手、最後尾9位の中村がGクラス3番手という結果に。
F-Beat第5戦決勝はこの後午後1時55分開始予定。トップに立ってからは他を圧倒した酒井が連勝するか、短いインターバルの間に金井が学生たちと共に逆転の目を見つけるかどうか。





Text: Junichi SEKINE
Photo: Asako SHIMA
筑波チャレンジクラブマンレース第2戦 -RIJ- (2026/05/31) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2026 Formula Beat Round 4 筑波サーキット 2.045km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Lap | Time | Behind | Gap |
| 1 | 6 | | | 酒井 翔太 | ファーストガレージFG108 FG108 | 18 | 16'22.279 | - | - |
| 2 | 72 | | | 金井 亮忠 | チームNATS正義001 NATS 001 | 18 | 16'26.800 | 4.521 | 4.521 |
| 3 | 9 | | | KAMIKAZE | ファーストガレージRD04W SYNERGY RD04W | 18 | 16'50.818 | 28.539 | 24.018 |
| 4 | 48 | | | 村上 太晟 | ファーストガレージ FG108 FG108 | 18 | 16'52.346 | 30.067 | 1.528 |
| 5 | 63 | G | 1 | 長嶋 重登 | ミスト☆T.U.C.GROUP Dallara F301 | 18 | 17'17.761 | 55.482 | 25.415 |
| 6 | 31 | | | 大蔦 健太 | MYST☆ダイヤ設備 MYST KK-ZS | 17 | 16'23.362 | 1Lap | 1Lap |
| 7 | 76 | GG | 1 | 松本 隆行 | SHOUEI☆ミスト Dallara F307 | 17 | 17'05.800 | 1Lap | 42.438 |
| 8 | 36 | G | 2 | 富澤 もぐら | 柏南同窓会公認車ハンマーR疾風 疾風 | 17 | 17'05.959 | 1Lap | 0.159 |
| 9 | 3 | G | 3 | 中村 祥貴 | ファーストガレージFG108 FG108 | 17 | 17'17.220 | 1Lap | 11.261 |
| ---- 以上規定周回数(90% - 16 Laps)完走 ---- |
- Fastest Lap: CarNo. 6 酒井翔太(ファーストガレージFG108) 53.792 (10/18) 136.860 km/h
第4戦/第5戦ポールポジション 酒井翔太(ファーストガレージ FG108)

「もうちょっと行ける感じはあったのですが、シフトがたまに落ちなことがあったので、そこは決勝までに原因見つけられればなと思っています。金井さんは序盤アタックしていなかったのかもしれないですが、そんなにペースが上がっていなかったので。でも決勝では近いだろうなと思うので、しっかりミスなく走れたらなと思います」
第4戦/第5戦2位 金井亮忠(チームNATS 正義 001)

「タイムを見られなかったので、どのくらい酒井君と差があるかはわかっていなかったです。順位だけは見られて、ずっと2番だったので、とにかく頑張りました(笑)。ちょっと届かなかったですね。昨日(トラブルで)走れなかったのが大きくて、セットアップを詰め切れていないので、レースではセットの変更もして、もって(前に)迫れるようにしたいと思います」
第4戦/第5戦3位 KAMIKAZE(ファーストガレージ Rd04W)

「昨年までジェントルマンクラスにいて、今年はチャンピオンクラスなので、若手と一緒に戦わなくてはいけないので。筑波サーキットで1秒以上の差がついているので、もう少し練習を重ねてついて行けるように。F-Beatでは54秒台で走れたのが今回初めてなので、もう少し上があるなと感じです。ドライバーとクルマを鍛えていけば、53秒台に入るのではないかな、と思っています」
第4戦/第5戦4位 村上太晟(ファーストガレージ FG108)

「クルマが第1コーナーでものすごくアンダー(ステア)で、それにアジャストしようと作業したりしたのですが、そこに時間を費やしてしまって、タイムが上がらなかったです。セッティングは理想に近づいてきているのですが、まだ1コーナーが気になります」
第4戦/第5戦5位 長嶋重登(ミスト☆T.U.CGROUP)ジェントルマンクラストップ

「あと数周ほしかったですね。昨日の練習ではもうちょっと速かったから。筑波をフォーミュラで走るのは初めてで、ポルシェとかで走っていますが、全然違うので。でも筑波は走り慣れているので、面白いです。レースでは1台くらいは上を喰いたいですね」
第4戦/第5戦6位 大蔦健太(MYST☆ダイヤ設備)

「上とは僅差ですね。長嶋さんとコンマ2、3くらいなので。決勝ではスタートでがんばります。ふだんハコでは筑波を走っていますが、フォーミュラだと初めてなので、この金土日と調整している感じです。(筑波を)走り慣れているので、うまくやれたかなと思います」
Text: Junichi SEKINE
Photo: Asako SHIMA

2026年Formula Beat(F-Beat)地方選手権シリーズ第4戦/第5戦公式予選が5月31日(日)に筑波サーキットで開催され、ベストタイムによる第4戦、セカンドベストによる第5戦それぞれのポールポジションを酒井翔太(ファーストガレージ FG108)が獲得した。
前回筑波でこのクラスのレースがあったのは2020年、まだJAF-F4と呼ばれていた時代で実に6年ぶり。F-Beatとしては初開催ということになる。今回のエントリーは9台、その中で4人が筑波の経験者で、KAMIKAZE(ファーストガレージ Rd04W)、富澤もぐら(柏南同窓会公認車ハンマーR疾風)、松本隆行(SHOUEI☆ミスト)が2020年。金井亮忠(チームNATS 正義 001)が2019年に出場していた。一方2009年生まれの村上太晟(ファーストガレージ FG108)は当時小学生だ。
予選は午前8時20分コースオープン。気温24.7度、路面温度32.1度のドライコンディションだ。金井を先頭に20分間の予選がスタート。
まずは計測3周目に酒井が54秒350のトップタイム。2番手金井56秒981、3番手村上太晟(ファーストガレージ FG108)57秒295と酒井が一人突出したタイムを出すと、続く周回では53秒866とトップタイムを削り取る。ちなみに2019年の予選では55秒がポールポジション争いのタイム。そしてこのカテゴリーが「F4」と呼ばれていた頃のコースレコードが2006年の54秒397秒だ。今回は前日の練習走行でトップグループが54秒台で周回しており、ニュータイヤを投入する予選でトップは53秒台に入るだろうという声が聞かれていた。2番手金井55秒870、3番手にはKAMIKAZEの56秒331、4番手57秒295の村上太晟(ファーストガレージ FG108)、5番手は富澤57秒495、6番手長嶋重登(ミスト☆T.U.CGROUP)57秒703。長嶋のマシンはメタリックの車体に「快獣ブースカ」の絵柄が名物だ。
6分経過、金井は自己ベストを55秒212まで短縮するが酒井とは1.346秒の大差がある。その酒井はここでピットイン、タイヤの内圧調整だったとのこと。3番手KAMIKAZEが55秒460をマークした直後に赤旗が提示。富澤が第1ヘアピンで単独クラッシュ。モニターを見ると1ヘアに向かってブレーキングを行うところでタイヤがロックアップ、ターンインできずにアウト側のスポンジバリアにまっすぐ刺さってしまった。富澤のマシンはフロントウイングが大きく曲がってしまっているが、スポンジバリアから引き出されると自走でパドックに戻った。チームによると減速時のシフトロックによるもので、ドライバーはいたって元気だそうだ。
残り時間10分から予選再開。この時点でトップ酒井、2番手金井、3番手KAMIKAZE、4番手村上、5番手富澤はクラッシュしたものの、ジェントルマンクラス(Gクラス)のトップ、6番手Gクラス2位の長嶋、7番手グランドジェントルマンクラス(GGクラス)トップの松本隆行(SHOUEI☆ミスト)、8番手大蔦健太(MYST☆ダイヤ設備)、9番手Gクラス3位の中村祥貴(ファーストガレージ FG108)の順。
まずは残り時間8分に金井が54秒636と自己ベスト更新、酒井とは0.770秒差とするが、酒井はセクター1、3と全体ベストを出して53秒663とトップタイムを押し上げると、残り時間7分に金井が54秒404と再び酒井と0.741秒の差。後続でポジションを上げたのが大蔦で58秒771の7番手、さらに長嶋が57秒096とクラッシュ前の富澤を上回り5番手へ。
残り6分、酒井はセクター1、2と再び全体ベストを出して53秒518。金井も53秒台に入れて53秒999、酒井と0.481秒差。KAMIKAZEに続く村上も56秒093まで自己ベストを短縮するが4番手変わらず。大蔦57秒264で6番手へ進出すると続く周回で56秒823と長嶋を上回り5番手へ。
残り4分20秒、金井は53秒998と0.001秒を削り取ると、続いてセクター1、2、3で自己ベストを出して53秒758。酒井と0.240秒差。いつも予選では後半にペースが上がってくる金井なので、どこまで酒井に迫れるか。KAMIKAZEは55秒123、村上55秒709とそれぞれ自己ベストを更新するが3~4番手変わらず。
残り2分40秒、金井はふたたびセクター1で自己ベストを出すと53秒616、ついに酒井と0.098秒差まで接近。金井のマシンは前日のフリー走行でミッショントラブルに見舞われて、学生たちと深夜までミッション交換作業を行ったそうだが、その甲斐あって調子よく走っている。短い筑波で酒井と金井だけがトップスピード時速200キロに達している。後方では長嶋が56秒342と大蔦を逆転、5番手を奪い返す。
ここでチェッカードフラッグが振られて予選終了。金井は終盤酒井に肉薄するも2番手で酒井の第4戦ポールポジションが確定、金井2番手。3番手KAMIKAZE、4番手村上とファーストガレージの先輩後輩がセカンドロウに並び、3列目にGクラストップの長嶋と大蔦、エントラントこそ違うが同じMYSTのメンテナンスで実質的にチームメイトの二人が並ぶ。クラッシュした富澤が7番手。約2時間後のレースに間に合うか? 8番手唯一のGGクラス松本、9番手中村というスターティンググリッドとなった。
各自のセカンドベストタイムで決定する第5戦のグリッドは53秒620の酒井がポールポジション。0.138秒差の53秒758で金井がフロントロウに並ぶ、以下KAMIKAZE~村上~長嶋~大蔦~富澤~松本~中村、と第4戦とまったく同じグリッド順となった。
F-Beat第4戦決勝は午前10時55分、同じく第5戦決勝は午後1時55分にそれぞれ開始予定。予選タイムで3番手以下を大きく引き離した酒井と金井の一騎打ちが予想される。





Text: Junichi SEKINE
Photo: Asako SHIMA
筑波チャレンジクラブマンレース第2戦 -RIJ- (2026/05/31) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2026 Formula Beat Round 4 筑波サーキット 2.045km
| Pos | № | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 6 | | | 酒井 翔太 | ファーストガレージFG108 FG108 | 53.518 | - | - | 137.561 |
| 2 | 72 | | | 金井 亮忠 | チームNATS正義001 NATS 001 | 53.616 | 0.098 | 0.098 | 137.310 |
| 3 | 9 | | | KAMIKAZE | ファーストガレージRD04W SYNERGY RD04W | 54.845 | 1.327 | 1.229 | 134.233 |
| 4 | 48 | | | 村上 太晟 | ファーストガレージ FG108 FG108 | 55.268 | 1.750 | 0.423 | 133.205 |
| 5 | 63 | G | 1 | 長嶋 重登 | ミスト☆T.U.C.GROUP Dallara F301 | 56.342 | 2.824 | 1.074 | 130.666 |
| 6 | 31 | | | 大蔦 健太 | MYST☆ダイヤ設備 MYST KK-ZS | 56.526 | 3.008 | 0.184 | 130.241 |
| 7 | 36 | G | 2 | 富澤 もぐら | 柏南同窓会公認車ハンマーR疾風 疾風 | 57.495 | 3.977 | 0.969 | 128.046 |
| 8 | 76 | GG | 1 | 松本 隆行 | SHOUEI☆ミスト Dallara F307 | 58.149 | 4.631 | 0.654 | 126.606 |
| 9 | 3 | G | 3 | 中村 祥貴 | ファーストガレージFG108 FG108 | 58.627 | 5.109 | 0.478 | 125.574 |
| ---- 以上基準タイム(130% - 1'10.190)予選通過 ---- |

5月23日、全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦の決勝が、鈴鹿サーキットで行われ、サッシャ・フェネストラズ(VANTELIN TOM'S SF23)が、雨に翻弄されたレースを大逆転で制した。
午後2時45分、今にも泣き出しそうな空のもと、スタートを迎えた。

フロントローに並んだ、岩佐歩夢(AUTOBACS MUGEN SF23)と野尻智紀(AUTOBACS MUGEN SF23)のチーム無限コンビは順当にスタートを切ったものの、3番グリッドの野村勇斗(San-Ei Gen with B-Max SF23)はホイールスピンで出遅れ、8番グリッドの小出峻(ThreeBond SF23)はスタートできずにピットへ。
タイヤ交換の許される8周までは、岩佐、野尻、福住仁嶺(NTT docomo Business ROOKIE SF23)、阪口晴南(SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23)、佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING SF23)、イゴール・オオムラ・フラガ(PONOS NAKAJIMA RACING SF23)のオーダーでレースは進むが、ここからレースが動く。
上位陣では、3位の福住、7位の太田格之進(DOCOMO DANDELION M6Y SF23)が早くもタイヤ交換を行う。5位の佐藤もピットに入ってくるが、トラブルのようでそのままクルマをガレージへ入れてしまった。
10周過ぎから、怒涛の追い上げを見せたのは、早めのタイヤ交換を見送った野村勇斗(San-Ei Gen with B-Max SF23)。トップを上回るペースで追い上げ、先行する阪口晴南(SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23)を捕らえて2位の野尻に迫った。野村は16周目にタイヤ交換を行うがここでタイムロスし、後退してしまった。
もう一人、ファステストタイムを更新しながら追い上げたのが、9周目にタイヤ交換を行った太田。ピットインしているため位置としては中団だったが、タイヤ交換組では福住仁嶺(NTT docomo Business ROOKIE SF23)とともにハイペースで走り、上位陣のピット作業を待った。
ここまでは、ステイアウトを選択した岩佐、野尻の無限の二人と、早めにピットに入った太田の戦いとなっていた。しかし、両チームの作戦に狂いが生じ始めたのが、19周目に130Rで起きた野中誠太(KCMG Elyse SF23)のクラッシュと、セーフティカー(SC)ラン中に降り出した雨だった。
ピット作業を済ませていなかったクルマは、SCの出たタイミングで一斉にピットに滑り込んだが、この頃から僅かながら雨が降り出した。雨雲レーダーには映らないほどの雨雲だったが、確実に路面を濡らしていった。
特に西コースはスリックタイヤで走るのは困難な状態になり、22周目にリスタートを迎えると、フラガが2コーナーで、名手・野尻がダンロップコーナーでコースアウト。再びSCが導入されると、上位陣はこぞってピットに入ってレインタイヤに交換した。
一方、中団以降の選手は、半ばギャンブルとも言える判断をしてコースに留まり、SCの後に続く車列は、スリック組とレインタイヤ組にくっきり分かれた。
しかし、天のいたずらか、5周のSCの間に雨は止み、路面は乾いていった。
これで、リスタート後は、スリック組のトップを走っていたフェネストラズを先頭に、ルーク・ブラウニング(REALIZE Corporation KONDO SF23)、大湯都史樹(SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23)、松下信治(DELiGHTWORKS SF23)、坪井翔(VANTELIN TOM'S SF23)、チャーリー・ブルツ(TEAM GOH SF23)が、残り4周で表彰台を争うことになった。
残り2周になると、逃げるフェネストラズを、松下、坪井が猛追するという展開になり、結局、この順位のままチェッカーを迎えた。
昨年からスーパーフォーミュラに復帰したフェネストラズは、昨年秋の富士大会以来の勝利で、自身シリーズ3勝目となった。
天候に翻弄されたレースは、終わってみれば予選でQ2進出を逃したトムスが優勝と3位、フロントローに並んだチーム無限はノーポイントと、誰も予想できなかった結果となった。
明日は、第5戦の予選が午前10時25分から、決勝が午後2時45分から31周で行われる。







Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Atsushi BESSHO
- 第4戦優勝 サッシャ・フェネストラズ(VANTELIN TEAM TOM'S)
-

「本当にハッピーです。昨年の優勝は赤旗で終わったので、そんなに気分良くはなかったです。今日こそは本当の優勝だと思うので本当に嬉しいです」
「コンディションが難しくて、とてもハードなレースでした。雨で路面が濡れている中、こんなにハイダウンフォースでハイパワーの車にスリックタイヤを履かせてコントロールするのはとても難しい。その中で我慢して本当に良かったと思いますし、ステイアウトというチームの指示を素直に受け入れて、そのおかげで優勝することができて、とても嬉しいです」
「まさか記者会見に呼ばれるなんて思っていませんでしたね。僕らのスタート位置を考えると、もうギャンブルするしかなかったし、その中で何ができるか、セーフティーカーがもし出てきたら、それを利用して、とにかくベストを尽くす。そのチャンスを逃さないっていうのが、僕らの考え方だし、やり方だったと思う。ご覧のように3人ともかなり後ろの方からのスタートで、ギャンブルが当たったといえるし、運が良かった面はありますね」
「この1年間スタートがあまりうまくいってなかったんですが、今日は意外といいスタートでした。そして最初のセーフティーカーが入った時にタイヤを交換。2回目のセーフティーカーでもウェットタイヤに交換したいと言ったのにチームはステイアウトと言ってきました」
「まだエンジニアとは話ができていないので、どういう考えで決めたかわからないんですが、僕らは基本的に、ポイント圏外にいるときはできるだけリスクを取ろうと考えています。でも今回はポイント圏内にいたし、路面状況はドライバーが一番よくわかっている。特にセクター3に関しては、非常に濡れていてグリップがなかった。もしセーフティカーが2周早く入ってきたら、違う結果になっていたかもしれません。おそらくセーフティカーも安全を考えて、ちょっと長めに行った。それによって、僕らはこんな結果を出せたともいえます。それに僕らのチームはスーパーフォミュラライツにも参戦しているので、そこで西コースの新しい舗装がすぐに乾いていくということを知っていたのかもしれません。これはこのあと確認したいと思っています」
「チャンピオンシップについては7月のレースの結果を見て考えたいです。今はとにかく目の前のレースに集中するだけです」
- 第4戦決勝2位 松下信治(DELiGHTWORKS RACING)
-

「今日のレースは本当にいい内容だったと思うんですね。ファーストスティントで隣に太田選手がいて、彼がすごい勢いで抜いていったんですが、その後ろの後ろぐらいについていけて、2台ぐらい抜かしていて、よしよしと思っていました。カーパフォーマンスもすごく良かったんですけど、ピット入った時に多分10秒ぐらいかかったかな。それでもう一気に15 、 6番手まで落ちて、終わったと思ったんですね。ただまあこれが僕らの実力なのかなと思って、そこからまた切り替えて、 15番手でも何か得るものがあるだろうっていうふうに切り替えたことが、まあ運を引き寄せたのかなと今思ってるんです」
「その後、雨が降ってきて。そこでのストラテジーに関しては、トムスさんととかとは違って、ロジックなんて存在しなくて。僕らのチームはこうなったらこうするみたいなシミュレーションもできてないですし、エンジニアが『どうする?』って言ってきて、僕が『いや、これまだ空が明るいから止むんじゃない?』って思ったんですね。直前になってエンジニアがBox Boxって言ったんですけど、もう遅かったんで入れなかった。無限などのトップチームの人たちしっかりロジックを組み立ててやってると思うんですけど、僕らはそうじゃなかったんです」
「表彰台に帰ってきたのは本当に3年ぶりということで、実力ではないとは思いつつも、これもレースなので、ポイントを持って帰ってチームのモチベーションにはなっていると思いますので、こんな僕でも応援してくれているファンの人たちが今日喜んでくれていると思うので、良かったなと思っています」
- 第4戦決勝3位 坪井翔(VANTELIN TEAM TOM'S)
-

「ただ運が良かったってだけで、実力的には四脱したっていう事実だけが残るので、あまり良くない週末だったんですけど、運が良かったので記者会見にこれたということで、運も実力のうちってことがわかりました」
「レースって本当に最後まで何が起きるかわからないので、ストラテジーも含めてしっかり生き残ったということです。もしかしたらスリックタイヤでステイアウトしたことでスピンしてるかもしれないし、ちゃんとチームの作戦だったり、自分の運転だったりところがしっかり走り切れたから、この結果を得られました。予選が終わった時点では終わったなって思ったんですけど、ここに戻ってこれて本当に良かったなと思います」
「レースペースに関しては、明日に向けて結構課題が残るなっていう印象はあったんですけど、ピット入るタイミングでセーフティーカーが出て、順位が後ろの方だったから同じタイミングでサッシャと入らなきゃいけなくなり、サッシャの後ろで止まってる時間は長かったかなとは思うんですけど、まあ幸い順位はさほどロスすることなく、ピットアウトできました。作戦に関してはサッシャと同じような状況で、水が増えた段階でウェットに換えたいと言ったら、向こうはちょっと考えるって言ったんで、あ、これステイアウトだなって。あの時は自分も15位だったし、前で入っていく車両もいっぱい見えたし、まあそりゃそうだよなと思いながら、あとはもう天に祈るばかりと思いながら、 乗ってたんですけど、路面がみるみる乾いていて、そこからは運が良かったなと思います。スタート後もオーバーテイクはめちゃめちゃできたかなと思いますし、やるべきことはしっかりやった3位なので、まだまだ先の話になりますけど、チャンピオンシップを考えると、今日ポイントを取れなかったらかなりやばいなと思っていたので、一つそこは良かったかなと思います。」

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI
- レース4優勝 大宮賢人(PONOS RACING)
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「嬉しいというよりホッとしています。肩の荷が降りたって感じですね」
「(FIA-)F4を2年やって、フォーミュラリージョナルも今年2年目で、まだ勝ててなかったんで、勝たないとっていうプレッシャーも結構ありましたし、そこの気持ちは凄いありましたね」
「スタートは自信を持って挑めましたし、いいスタートを切って最初に間隔を開けられたのは良かったなと思います。その後、良いペースで走っていたんですけど、中盤ぐらいで自分のタイムがタレてきちゃって、ミスもあり、一瞬追いつかれる場面もあったんですけど、その後も何とか立て直して、良いペースで走れたから良かったかなと思います」
「(ウェット宣言が出ていたが)自信はありますけど、別にどっちでも良いなと。次の決勝も連勝できるかどうかはわかりませんが、やることをやるだけだなと思ってます」
- レース4決勝2位 三浦柚貴(TOM'S TGR-DC)
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「スタートが全て。スタートでうまく決めれなくて、順位が上げられなかったんで、それが全てだし、多少のミスもあって、レースペースは全体的に大宮選手の方が速かったので、そこは反省点です。ちょっとスタートの反応が遅れたんですけど、前のレースもそういう感じもあったんで、ちゃんとデータを見て分析して、改善しないといけないなって思います」
「ダウンフォースが抜ける中で、前についていくこともできなかったんで、そこも課題です。まずはスタートを分析して、明日はしっかり決めて優勝します」
- レース4決勝3位 武藤雅奈(TOM'S TGR-DC)
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「スタートは前回の富士大会のF4の時からの課題で、どうにか成功できるように練習してきたんですけど、結果うまくいかなくて、少し焦りがありました。ですがペースはあったので、冷静にしっかり切り替えて、結果的に3位になれてよかったです。でももっと早く抜けたらとか、まだまだ満足していないことはあります」
「明日は5番手スタートで、一つ有利なポジションからスタートできることですし、表彰台もしくは真ん中を目指したいと思います。雨には自信がないので、今からてるてる坊主を作ります(笑)」
- マスタークラスレース4優勝 AKITA(ABBEY RACING)
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「始まってすぐ、鳥羽さんがストレート戦略で来てるっていうのが分かって、セク1、セク2は結構追いつくんですけど、セク3、セク4でどんどん離れちゃって、これはちょっときついなと思って、なんとかセク1、セク2で稼ぐようにしました。最後はスプーンで鳥羽さんがミスったんで、僕も一瞬の隙を突いて抜くことができたんですけど、それからは守り一方で、もうなんとしても残り2周ブロックしようということで結構頑張りました」
「多分最後は鳥羽さんの方がタイヤもきつかったと思うんですよね。我慢して、辛抱勝ちみたいなとこですけど、でもちょっと明日は考えないと。明日6番スタートなので、なんとかせめてポジションアップしたいなと。総合で表彰台を狙っていきたいです」
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

フォーミュラリージョナルジャパニーズ選手権第2戦は5月23日、鈴鹿サーキットでレース4の決勝を行い、ポールポジションからスタートした大宮賢人(PONOS RACING F111/3)が一度もトップを譲ることなくポールトゥウィン、初優勝を飾った。
決勝は午後1時、フォーメーションラップが始まる。雨は上がったが、ウエット宣言が出される中、17台(うちマスタークラス9台)がグリッドを離れ、1周を回って整列。シグナルブラックアウトでレースがスタートした。

ポールポジションの大宮賢人(PONOS RACING F111/3)、予選2位の三浦柚貴(PONOS RACING TOM'S TGR-DC FR)が順位を守って1コーナーへ向かう一方、予選3位の洞地遼⼤(PONOS RACING F111/3)はストールして後続に飲まれた。3位には予選4位からリンチェンファ(RAGNO MOTOR SPORTS with TLM F111/3)が上がり、4位奥本隼士(Rn-sports F111/3)、5位下野璃央(Dr.Dry F111)、6位武藤雅奈(マツモトキヨシ TOM'S TGR-DC FR)と続く。武藤はスプーンで下野をパスして5位に上がった。
1周目、トップで戻ってきたのは大宮、0秒8差で2位に三浦、3位リン、4位奥本、5位武藤、6位に下野がつける。スタートを失敗した洞地は10位まで落ちた。
4周目、トップ大宮はじりじりと三浦を離し差は1秒1まで広がる。洞地は鳥羽豊(AIWIN F111/3)をスプーンで、シケインで下野をパスして6位まで順位を回復してきた。
6周目、武藤が130Rアウトから奥本をパスして4位に浮上、前を走る3位リンに狙いを定める。
9周目、シケインで洞地が奥本をパス、5位に上がる。マスタークラスのトップを走っていた鳥羽はスプーンでミスを犯し、AKITA(ACR Formula R)にクラストップを譲った。
10周目、トップ大宮と2位三浦の差は1秒2。武藤が前を走るリンを捉え、3位に浮上。4位にリン、5位に洞地、6位に奥本がつける。
レースは13周を回り終了。大宮がポールトゥウィンでうれしい初優勝を飾った。2位に三浦、3位に武藤、4位にリン、5位に洞地、6位に奥本が入った。
マスタークラスは、最終ラップまでAKITAと鳥羽の争いとなったが、AKITAが鳥羽を退けクラス優勝、2位に鳥羽が、3位に大きく遅れて⾚松昌⼀朗(GIGS Ride with Eagle Sports)が入った。
レース5決勝は明日24日、午前9時30分より13周で行われる。









Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Atsushi BESSHO
Yoshinori OHNISHI
NGKスパークプラグ全日本スーパーフォーミュラ選手権 -RIJ- (2026/05/23) Final Race Weather:Cloudy Course:Dry/Wet
2026 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 4 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Cls | Cls Pos | Driver | Car Team | Lap | Time | Behind | Gap |
| 1 | 54 | | | 大宮 賢人 | PONOS RACING F111/3 PONOS RACING | 13 | 25'22.320 | - | - |
| 2 | *37 | | | 三浦 柚貴 | PONOS RACING TOM'S TGR-DC FR TOM'S TGR-DC | 13 | 25'23.970 | 1.650 | 1.650 |
| 3 | 38 | | | 武藤 雅奈 | マツモトキヨシ TOM'S TGR-DC FR TOM'S TGR-DC | 13 | 25'29.431 | 7.111 | 5.461 |
| 4 | 48 | | | リン チェンファ | RAGNO MOTOR SPORTS with TLM F111/3 RAGNO MOTOR SPORTS | 13 | 25'32.413 | 10.093 | 2.982 |
| 5 | *45 | | | 洞地 遼⼤ | PONOS RACING F111/3 PONOS RACING | 13 | 25'32.927 | 10.607 | 0.514 |
| 6 | 10 | | | 奥本 隼士 | Rn-sports F111/3 Rn-sports | 13 | 25'35.067 | 12.747 | 2.140 |
| 7 | 86 | | | 下野 璃央 | Dr.Dry F111 Dr.Dry Racing Team | 13 | 25'42.702 | 20.382 | 7.635 |
| 8 | 44 | M | 1 | AKITA | ACR Formula R ABBEY RACING | 13 | 25'45.652 | 23.332 | 2.950 |
| 9 | 13 | M | 2 | 鳥羽 豊 | AIWIN F111/3 AIWIN | 13 | 25'45.785 | 23.465 | 0.133 |
| 10 | 40 | M | 3 | ⾚松 昌⼀朗 | GIGS Ride with Eagle Sports イーグルスポーツ | 13 | 25'56.989 | 34.669 | 11.204 |
| 11 | 88 | | | リ シュエンユ | TLM by Z.SPEED F111/3 Team LeMans | 13 | 26'07.062 | 44.742 | 10.073 |
| 12 | 11 | M | 4 | 植田 正幸 | Rn-sports F111/3 Rn-sports | 13 | 26'12.016 | 49.696 | 4.954 |
| 13 | 46 | M | 5 | 入榮 秀謙 | アポロ電工フジタ薬局Bellona フジタ薬局レーシング | 13 | 26'37.185 | 1'14.865 | 25.169 |
| 14 | 36 | M | 6 | ポール・ウォン | SKYMOTORSPORTS F111/3 SKY MOTORSPORTS | 13 | 27'07.422 | 1'45.102 | 30.237 |
| 15 | *18 | M | 7 | YUKI | NILZZ Racing NILZZ Racing | 13 | 27'26.271 | 2'03.951 | 18.849 |
| 16 | 60 | M | 8 | セイメイ | RUNUP × SOL F111/3 TOMEI SPORTS | 12 | 25'42.829 | 1Lap | 1Lap |
| 17 | 23 | M | 9 | YUGO | S2R Racing N-SPEED | 12 | 26'29.246 | 1Lap | 46.417 |
| ---- 以上規定周回数(75% - 9 Laps)完走 ---- |
- Fastest Lap: CarNo. 38 武藤雅奈(マツモトキヨシ TOM'S TGR-DC FR) 1'56.657 (12/13) 179.202 km/h
- CarNo. 37,45は、フォーミュラリージョナル選手権統一規則書第31条6(スタート手順)違反により、訓戒とした。
- CarNo/ 18は、フォーミュラリージョナル選手権統一規則書第31条7(反則スタート)により、タイムペナルティー5秒を科した。
NGKスパークプラグ全日本スーパーフォーミュラ選手権 -RIJ- (2026/05/23) Final Race Weather:Cloudy/Rain Course:Dry/Wet
2026 SUPER FORMULA Round 4 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Driver | Car Team Engine | Lap | Time | Behind | Gap |
| 1 | 37 | サッシャ・フェネストラズ | VANTELIN TOM'S SF23 VANTELIN TEAM TOM'S TOYOTA TGR-D TRD 01F | 31 | 1:05'12.423 | - | - |
| 2 | 22 | 松下 信治 | DELiGHTWORKS SF23 DELiGHTWORKS RACING Honda M-TEC HR-417E | 31 | 1:05'13.183 | 0.760 | 0.760 |
| 3 | 36 | 坪井 翔 | VANTELIN TOM'S SF23 VANTELIN TEAM TOM'S TOYOTA TGR-D TRD 01F | 31 | 1:05'13.582 | 1.159 | 0.399 |
| 4 | 3 | ルーク・ブラウニング | REALIZE Corporation KONDO SF23 REALIZE KONDO RACING TOYOTA TGR-D TRD 01F | 31 | 1:05'19.062 | 6.639 | 5.480 |
| 5 | 53 | チャーリー・ブルツ | TEAM GOH SF23 TEAM GOH TOYOTA TGR-D TRD 01F | 31 | 1:05'22.842 | 10.419 | 3.780 |
| 6 | 39 | 大湯 都史樹 | SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23 SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING TOYOTA TGR-D TRD 01F | 31 | 1:05'23.386 | 10.963 | 0.544 |
| 7 | *6 | 太田 格之進 | DOCOMO DANDELION M6Y SF23 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E | 31 | 1:06'09.442 | 57.019 | 46.056 |
| 8 | 97 | ロマン・スタネック | ナビクルBuzz MK SF23 ナビクルBuzz MK Racing TOYOTA TGR-D TRD 01F | 31 | 1:06'13.411 | 1'00.988 | 3.969 |
| 9 | *19 | ザック・オサリバン | WECARS IMPUL with SDG SF23 TEAM IMPUL TOYOTA TGR-D TRD 01F | 31 | 1:06'17.756 | 1'05.333 | 4.345 |
| 10 | 14 | 福住 仁嶺 | NTT docomo Business ROOKIE SF23 NTT docomo Business ROOKIE TOYOTA TGR-D TRD 01F | 31 | 1:06'18.303 | 1'05.880 | 0.547 |
| 11 | *5 | 牧野 任祐 | DOCOMO DANDELION M5S SF23 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E | 31 | 1:06'26.734 | 1'14.311 | 8.431 |
| 12 | 38 | 阪口 晴南 | SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23 SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING TOYOTA TGR-D TRD 01F | 31 | 1:06'29.124 | 1'16.701 | 2.390 |
| 13 | 1 | 岩佐 歩夢 | AUTOBACS MUGEN SF23 TEAM MUGEN AUTOBACS Honda M-TEC HR-417E | 31 | 1:06'29.473 | 1'17.050 | 0.349 |
| 14 | 10 | ジュジュ | HAZANA ANDO Triple Tree SF23 HAZAMA ANDO Triple Tree Racing Honda M-TEC HR-417E | 31 | 1:06'31.216 | 1'18.793 | 1.743 |
| 15 | 50 | 野村 勇斗 | San-Ei Gen with B-Max SF23 San-Ei Gen with B-Max Honda M-TEC HR-417E | 31 | 1:06'31.593 | 1'19.170 | 0.377 |
| 16 | 28 | 小林 利徠斗 | KDDI TGMGP TGR-DC SF23 KDDI TGMGP TGR-DC TOYOTA TGR-D TRD 01F | 31 | 1:06'34.158 | 1'21.735 | 2.565 |
| 17 | 7 | 小林 可夢偉 | KDDI TGMGP TGR-DC SF23 KDDI TGMGP TGR-DC TOYOTA TGR-D TRD 01F | 31 | 1:06'54.427 | 1'42.004 | 20.269 |
| 18 | 12 | 小出 峻 | ThreeBond SF23 ThreeBond Racing Honda M-TEC HR-417E | 30 | 1:06'43.975 | 1Lap | 1Lap |
| ---- 以上規定周回数(90% - 27 Laps)完走 ---- |
| - | 65 | イゴール・オオムラ・フラガ | PONOS NAKAJIMA RACING SF23 PONOS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E | 22 | 42'47.245 | 9Laps | 8Laps |
| - | 16 | 野尻 智紀 | AUTOBACS MUGEN SF23 TEAM MUGEN AUTOBACS Honda M-TEC HR-417E | 22 | 42'48.215 | 9Laps | 0.970 |
| - | 9 | 野中 誠太 | KCMG Elyse SF23 KCMG TOYOTA TGR-D TRD 01F | 17 | 29'29.191 | 14Laps | 5Laps |
| - | 4 | 笹原 右京 | REALIZE Corporation KONDO SF23 REALIZE KONDO RACING TOYOTA TGR-D TRD 01F | 17 | 30'13.717 | 14Laps | 44.526 |
| - | 8 | 山下 健太 | KCMG Cayman SF23 KCMG TOYOTA TGR-D TRD 01F | 14 | 24'52.778 | 17Laps | 3Laps |
| - | 64 | 佐藤 蓮 | PONOS NAKAJIMA RACING SF23 PONOS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E | 12 | 1:05'04.787 | 19Laps | 2Laps |
- Fastest Lap: CarNo. 36 坪井翔(VANTELIN TOM'S SF23) 1'39.718 (29/31)
- CarNo. 6は、公式通知No. 25(レコノサンスラップ時のホワイトラインカット)により、訓戒とした。
- CarNo. 19は、全日本スーパーフォーミュラ選手権統一規則第21条2(シグナリングプラットフォーム人員超過)により、罰金5万円を科す。
- CarNo. 5は、公式通知No. 25(レコノサンスラップ時のホワイトラインカット)により、訓戒とした。

5月23日、全日本スーパーフォーミュラ選手権(SF)の第4戦の公式予選が鈴鹿サーキットで行われ、波乱の予選を岩佐歩夢(AUTOBACS MUGEN SF23)が制し、今季3度目のポールを獲得。チームメイトの野尻智紀(AUTOBACS MUGEN SF23)がフロントローに並び、3位にはルーキーの野村勇斗(San-Ei Gen with B-Max SF23)が入った。
前回のオートポリス大会に続いて、今大会も天候は不安定だ。フリー走行の行われた昨日、金曜日は夏のような暑さになることもあったが、第4戦の予選、決勝が行われる土曜日は、朝から上空は雲に覆われ、時折霧雨が降る天候となった。
なんとか泣き出さずに堪えている空のもと、予選が始まった。昨日のフリー走行でA、B各グループの勢力図は概ね見えているが、Aグループでは野村勇斗(San-Ei Gen with B-Max SF23)、Bグループでは小林利徠斗(KDDI TGMGP TGR-DC SF23)の若手二人に注目だ。
■Q1グループA
午前9時15分、グループAの公式予選Q1が始まった。
最初にアタックに入ったのは、他車よりウォームアップを1周少なくした坪井翔(VANTELIN TOM'S SF23)と岩佐歩夢(AUTOBACS MUGEN SF23)。続いて、好調の小林可夢偉(KDDI TGMGP TGR-DC SF23)、牧野任祐(DOCOMO DANDELION M5S SF23)とポールを争うを思われるメンバーがアタックに入る。
ところが、ここで波乱が。牧野がデグナーカーブでコースオフ。優勝候補の一角がQ1で姿を消すことになってしまった。
トップは、順当に岩佐が奪い、福住仁嶺(NTT docomo Business ROOKIE SF23)、佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING SF23)、可夢偉と続くが、好タイムを出していた坪井は走路外走行でベストタイム抹消となり、まさかのQ1突破ならず。代わって、6位に滑り込んだのが、セットを合わせきれずタイムが伸びなかった野村。ギリギリながらQ2に駒を進めた。
順位:岩佐-福住-佐藤-可夢偉-大湯-野村/松下-山下坪井-笹原-Juju-坪井-牧野
■Q1 グループB
このグループでも波乱があった。今回速さを見せているトヨタのホープ、小林利徠斗(KDDI TGMGP TGR-DC SF23)が、最後のアタックに入るのが僅か1〜2秒遅く、コントロールライン通過時にチェッカーが振られてしまった。セクタータイムは上位に進出できるものだったが、これですべて水の泡となってしまった。
また、サッシャ・フェネストラズ(VANTELIN TOM'S SF23)は7位で通過ならず。これによりチームトムスはQ2に1台も送り込むことができないという波乱も起きた。
トップタイムをマークしたのは、太田格之進(DOCOMO DANDELION M6Y SF23)。野尻智紀(AUTOBACS MUGEN SF23)、阪口晴南(SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23)と実力者は順当にQ2へ進んだ。
順位:太田-野尻-阪口-フラガ-小出-オサリバン/フェネストラズ-ブラウニング-野中-ブルツ-スタネック-利徠斗
■Q2
Q2への進出は、4強のトムス、ダンディライアンが崩れたことで、いつもとは異なるチーム構成となった。無限、ナカジマ、そしてセルモが2台ずつ、ダンディライアン、KCMGが1台。そして1台体制のインパル、スリーボンド、ルーキー、B-Maxが加わることになった。
Q2では、大湯、佐藤、イゴール・オオムラ・フラガ(PONOS NAKAJIMA RACING SF23)は、ユーズドタイヤによるウォームアップを行わず。ニュータイヤを履きピットで待機するという作戦に出た。
しかし、速かったのはオーソドックスな作戦で臨んだチーム無限の二人。岩佐が1分37秒119、野尻が1分37秒137と、3位以下を大きく引き離して、フロントロー確保に成功した。岩佐は今季3度目のポールポジション。
この二人に続いたのは、何とルーキーの野村。Q1からのアジャストが上手くいき、先輩の上位常連ドライバーを抑えて自身最高グリッドを獲得した。
このQ2でも、波乱は起き、ポール候補の太田がスプーンコーナーで姿勢を乱してしまい、最下位(12位)に沈んでしまった。
決勝は、本日の午後2時45分から31周で争われる、ただ、天候は下り坂だ。







Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Atsushi BESSHO
- 第4戦ポールポジション 岩佐歩夢(TEAM MUGEN AUTOBACS)
-

「すごく難しい予選でしたね。風向きをはじめ、とにかくコンディションが全然昨日と違う状況だったので、マシンのセットに関してはもうぶっつけ本番で出たとこ勝負でしたし、それよりもドライビングでのアジャストがすごい難しかったですね。本当にそこに関してはQ1からQ2でどれだけ詰められるかっていうところが重要だったんですけども、そこに関してはいいステップを踏めて、マシンも元々良かったですし、自分のアジェストもうまくいったからこそのポールポジションだと思います」
「ただQ2もいろいろ細かいミスはあったんで、自分的にはちょっと納得というか、スッキリはしていません。車がよく、チームのみんながしっかりといい仕事をしたからこその結果だっていう風に思ってます」
「コンディションもまだまだ変わっていくと思うんで、それに対してしっかりとアジャストをして、自分たちができることを最大限やるしかないかなと思ってます。もちろん勝ちは狙いに行きますが、それよりも自分たちが持っているものを全て出し切れるかどうかが大事だと思うし、そこに集中します」
- 第4戦予選2位 野尻智紀(TEAM MUGEN AUTOBACS)
-

「まず近差で2位というところで、スタートグリッドとしては申し分ないというふうに思いますが、負けは負けなので。近差で負けたという点は自分でもうちょっとどうにかしなきゃいけないところがあったなというふうには感じています。コンディション変化もあったので、少し難しい予選になったかなという印象はあるんですけど、その中でも状況を理解して、車とタイヤと相談しながら攻め切れたかなというふうには思います」
「(決勝の)天候はわからないので、基本はドライベースでいろいろ考えて、そこからレインに落とし込むとかということになるのかなと思いますが、いずれにしてもどんな状況になっても、しっかりグリップを感じ取って、攻めていくということをやるだけかなというふうには思うので、難しく考えずにシンプルにいこうかなと思っています」
「」
- 第4戦予選3位 野村勇斗(San-Ei Gen with B-Max)
-

「昨日の調子がすごく良くて、今日は天気予報で風向きが変わることがわかっていたので、それに向けてQ1をアジャストしていったつもりだったんですが、ちょっと想定とは違うバランスになってしまっていました。ギリギリでなんとか通過できたんですが、昨日のフィーリングが失われつつあったんで、Q2に向けてどうしようかと思っていました。チームの皆さんに相談しつつ、今あるデータでなんとか持ち直せたって感じです。でもまさか3番手になるとはちょっと思っていなかったんで、想定外といえば想定外ですが本当に嬉しいです」
「温度が下がるとエアロの効果も増えますし、タイヤの内圧も変わってくるので、難しかったですがQ2ではいい形になったんで、データも増えたしいい結果で終われたので、自信にもつながったと思います」
「決勝はあんまり気負わずいきたいなと思いますが、表彰台あるいは優勝を狙えるチャンスがあると思います。まずは冷静さを失わずに戦っていきたいです」

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinoir OHNISHI
- レース4、レース5ポールポジション 大宮賢人(PONOS RACING)
-

「予選前に雨がちょっと降ってたので、路面が汚れていましたが、そういうコンディションには自信ありましたし、最初からプッシュしていけるようにっていう意識で行きました。赤旗が出て走行時間が残り6分しかない中でしたが、そこで自分の自信が結果に繋がったので、そこはすごく良かったと思います」
「決勝はどうなるかはもちろん分りませんが、自信を持ち、自分のことに集中していけたら、優勝できるんじゃないかなと思ってます。次は天気がどうなるか分かりませんが、このカテゴリーに限らず、路面が悪い時の対応には自信を持っています」
- レース4予選2位、レース5予選3位 三浦柚貴(TOM'S TGR-DC)
-

「生き残りゲームでした。どんどん路面が乾いく中で、限界を探るのが難しいコンディションだったので、そこを含めて(1周を)まとめるっていうのが難しいセッションでした。2本目はもうほぼドライでしたが、もともとの路面が汚いので、ミュウは低いなって思いました」
「自分もミスがあったし、(トップは)全く遠い存在じゃないんで、なおさら悔しい。まとめれば、おそらくいけたんだろうかなって思うんですけど、力がまだ足りてない。反省してレースで追いかけたいなって思います。決勝は優勝しか考えてないんで」
- レース4予選3位、レース5予選2位 洞地遼⼤(PONOS RACING)
-

「1回目の予選の直前に結構雨が降っちゃって、スリックで行ったんですけど、赤旗が出たり、タイヤも温まらないし、路面も乾いてないという状況で、1周しかアタックできませんでした。2回目の予選は多分大宮君がシンプルにめっちゃ雨のスリックが速くて、2回目はいつも通りの様子みたいな感じでしたね。ポールは全然狙えたんですが、自分にも結構ミスあったので、ちょっと悔しいです」
「まだ1周をまとめるために改善していかないとと思います。決勝では大宮選手に届くと思うので、優勝を狙います」
- マスタークラスレース4、レース5予選1位 AKITA(ABBEY RACING)
-

「Q1は残り6分でのアタックになっちゃいましたね。急いで(タイヤを)温めないといけないなと思って行ったんですが、松っちゃんコーナーでスピンしそうになりました。それでちょっとこれはやっぱり危ないなと思って、もう少しペースを落として、最後の一周でできるだけアタックしようということでやりました。さすがにああいう状況だと、小さい頃から雨でカートやってきてる子たちとは差が出ちゃうなと思ったので、もっとカートとかそういうので練習していかないといけないなと思いました。 」
「Q2はもうほぼドライだなっていう感じだったんで、徐々に徐々にプレッシュしていって、最後のラップでアタックしましたが、シケインでガッツリ引っかかっちゃってて、あれがなかったらまだ上がったんで、結構車のポテンシャルもいいなと思います。できれば決勝は総合でもっと上位を目指したいですね。総合表彰台が夢なんで」
「僕、最初に本格的に始めたのがフェラーリチャレンジなんです。フェラーリチャレンジを3シーズンくらいやって、去年はGT3に出たんですがコスト的にすごかったんで、今年はリュージョナルに専念しておきます。この車もシンプルなんで、安いのにGT3よりも速いタイムで走れるんで、練習にはもう本当に最適だなと思います。最終的にはハコで海外でレースしてみたいんで、練習のためには一番いい車ですね。 将来はデイトナとか出てみたいと思います。そのためには仕事を頑張らないとね」
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

フォーミュラリージョナルジャパニーズ選手権第2戦は5月23日、鈴鹿サーキットでレース4の公式予選を行い大宮賢人(PONOS RACING F111/3)がポールポジションを獲得した。
レース4の公式予選は午前8時15分より15分間の予定で行われた。鈴鹿は雨模様、鈍色の雲が空を覆う。開始直前、コースに小雨が落ちてきた。ウエット宣言が出される中、18台(うち9台がマスタークラス)が出走、植田正幸(Rn-sports F111/3)がウエットタイヤ、他はドライタイヤを履いてコースインした。ところが、YUKI(NILZZ Racing)が濡れた路面に足をすくわれたか逆バンクでコースアウト。ここで赤旗が提示された。
8時24分、残り6分で予選が再開された。残り時間が少ないためアタックできるのは2周。
まずは、奥本隼士(Rn-sports F111/3)が1分4秒572でトップに立ち、2位には三浦柚貴(PONOS RACING TOM'S TGR-DC FR)が、3位には洞地遼⼤(PONOS RACING F111/3)が続く。
最終アタックラップ。ここで大宮賢人(PONOS RACING F111/3)が2分00秒409を出しトップに浮上し、初ポールポジションを獲得。2位には三浦柚貴(PONOS RACING TOM'S TGR-DC FR)が上がり、洞地は3位につけた。4位リンチェンファ(RAGNO MOTOR SPORTS with TLM F111/3)が、奥本は5位に落ちた。6位は武藤雅奈(マツモトキヨシ TOM'S TGR-DC FR)となった。
マスタークラスはAKITA(ACR Formula R)がポールポジションを獲得した。
レース4の決勝は本日午後1時より13周で行われる。






Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Atsushi BESSHO
NGKスパークプラグ全日本スーパーフォーミュラ選手権 -RIJ- (2026/05/23) Knock Out Q2 Weather:Cloudy Course:Dry
2026 SUPER FORMULA Round 4 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | № | Gr | Driver | Car Team Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 1 | A | 岩佐 歩夢 | AUTOBACS MUGEN SF23 TEAM MUGEN AUTOBACS Honda M-TEC HR-417E | 1'37.119 | - | - | 215.253 |
| 2 | 16 | B | 野尻 智紀 | AUTOBACS MUGEN SF23 TEAM MUGEN AUTOBACS Honda M-TEC HR-417E | 1'37.137 | 0.018 | 0.018 | 215.214 |
| 3 | 50 | A | 野村 勇斗 | San-Ei Gen with B-Max SF23 San-Ei Gen with B-Max Honda M-TEC HR-417E | 1'37.600 | 0.481 | 0.463 | 214.193 |
| 4 | 38 | B | 阪口 晴南 | SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23 SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING TOYOTA TGR-D TRD 01F | 1'37.617 | 0.498 | 0.017 | 214.155 |
| 5 | 14 | A | 福住 仁嶺 | NTT docomo Business ROOKIE SF23 NTT docomo Business ROOKIE TOYOTA TGR-D TRD 01F | 1'37.647 | 0.528 | 0.030 | 214.090 |
| 6 | 64 | A | 佐藤 蓮 | PONOS NAKAJIMA RACING SF23 PONOS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'37.699 | 0.580 | 0.052 | 213.976 |
| 7 | 65 | B | イゴール・オオムラ・フラガ | PONOS NAKAJIMA RACING SF23 PONOS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'37.804 | 0.685 | 0.105 | 213.746 |
| 8 | 12 | B | 小出 峻 | ThreeBond SF23 ThreeBond Racing Honda M-TEC HR-417E | 1'37.851 | 0.732 | 0.047 | 213.643 |
| 9 | 19 | B | ザック・オサリバン | WECARS IMPUL with SDG SF23 TEAM IMPUL TOYOTA TGR-D TRD 01F | 1'38.215 | 1.096 | 0.364 | 212.851 |
| 10 | 39 | A | 大湯 都史樹 | SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23 SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING TOYOTA TGR-D TRD 01F | 1'38.267 | 1.148 | 0.052 | 212.739 |
| 11 | 6 | B | 太田 格之進 | DOCOMO DANDELION M6Y SF23 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'39.001 | 1.882 | 0.734 | 211.162 |
| 12 | 7 | A | 小林 可夢偉 | KDDI TGMGP TGR-DC SF23 KDDI TGMGP TGR-DC TOYOTA TGR-D TRD 01F | 1'39.874 | 2.755 | 0.873 | 209.316 |
Aグループ
NGKスパークプラグ全日本スーパーフォーミュラ選手権 -RIJ- (2026/05/23) Knock Out Q1 Weather:Cloudy Course:Dry
2026 SUPER FORMULA Round 4 class 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Driver | Car Team Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 1 | 岩佐 歩夢 | AUTOBACS MUGEN SF23 TEAM MUGEN AUTOBACS Honda M-TEC HR-417E | 1'37.401 | - | - | 214.630 |
| 2 | 14 | 福住 仁嶺 | NTT docomo Business ROOKIE SF23 NTT docomo Business ROOKIE TOYOTA TGR-D TRD 01F | 1'37.903 | 0.502 | 0.502 | 213.530 |
| 3 | 64 | 佐藤 蓮 | PONOS NAKAJIMA RACING SF23 PONOS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'37.967 | 0.566 | 0.064 | 213.390 |
| 4 | 7 | 小林 可夢偉 | KDDI TGMGP TGR-DC SF23 KDDI TGMGP TGR-DC TOYOTA TGR-D TRD 01F | 1'38.269 | 0.868 | 0.302 | 212.734 |
| 5 | 39 | 大湯 都史樹 | SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23 SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING TOYOTA TGR-D TRD 01F | 1'38.362 | 0.961 | 0.093 | 212.533 |
| 6 | 50 | 野村 勇斗 | San-Ei Gen with B-Max SF23 San-Ei Gen with B-Max Honda M-TEC HR-417E | 1'38.424 | 1.023 | 0.062 | 212.399 |
| ---- 以上Q2進出 ---- |
| 7 | 22 | 松下 信治 | DELiGHTWORKS SF23 DELiGHTWORKS RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'38.495 | 1.094 | 0.071 | 212.246 |
| 8 | 8 | 山下 健太 | KCMG Cayman SF23 KCMG TOYOTA TGR-D TRD 01F | 1'38.565 | 1.164 | 0.070 | 212.096 |
| 9 | 4 | 笹原 右京 | REALIZE Corporation KONDO SF23 REALIZE KONDO RACING TOYOTA TGR-D TRD 01F | 1'38.626 | 1.225 | 0.061 | 211.964 |
| 10 | 10 | ジュジュ | HAZANA ANDO Triple Tree SF23 HAZAMA ANDO Triple Tree Racing Honda M-TEC HR-417E | 1'39.839 | 2.438 | 1.213 | 209.389 |
| ---- 以上基準タイム(107%)予選通過 ---- |
| - | 36 | 坪井 翔 | VANTELIN TOM'S SF23 VANTELIN TEAM TOM'S TOYOTA TGR-D TRD 01F | 1'45.835 | 8.434 | 5.996 | 197.526 |
| - | 5 | 牧野 任祐 | DOCOMO DANDELION M5S SF23 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'54.548 | 17.147 | 8.713 | 182.502 |
Bグループ
NGKスパークプラグ全日本スーパーフォーミュラ選手権 -RIJ- (2026/05/23) Knock Out Q1 Weather:Cloudy Course:Dry
2026 SUPER FORMULA Round 4 class 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | No | Driver | Car Team Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 6 | 太田 格之進 | DOCOMO DANDELION M6Y SF23 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'37.467 | - | - | 214.485 |
| 2 | 16 | 野尻 智紀 | AUTOBACS MUGEN SF23 TEAM MUGEN AUTOBACS Honda M-TEC HR-417E | 1'37.662 | 0.195 | 0.195 | 214.057 |
| 3 | 38 | 阪口 晴南 | SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23 SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING TOYOTA TGR-D TRD 01F | 1'37.698 | 0.231 | 0.036 | 213.978 |
| 4 | 65 | イゴール・オオムラ・フラガ | PONOS NAKAJIMA RACING SF23 PONOS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'37.845 | 0.378 | 0.147 | 213.656 |
| 5 | 12 | 小出 峻 | ThreeBond SF23 ThreeBond Racing Honda M-TEC HR-417E | 1'38.112 | 0.645 | 0.267 | 213.075 |
| 6 | 19 | ザック・オサリバン | WECARS IMPUL with SDG SF23 TEAM IMPUL TOYOTA TGR-D TRD 01F | 1'38.216 | 0.749 | 0.104 | 212.849 |
| ---- 以上Q2進出 ---- |
| 7 | 37 | サッシャ・フェネストラズ | VANTELIN TOM'S SF23 VANTELIN TEAM TOM'S TOYOTA TGR-D TRD 01F | 1'38.221 | 0.754 | 0.005 | 212.838 |
| 8 | 3 | ルーク・ブラウニング | REALIZE Corporation KONDO SF23 REALIZE KONDO RACING TOYOTA TGR-D TRD 01F | 1'38.289 | 0.822 | 0.068 | 212.691 |
| 9 | 9 | 野中 誠太 | KCMG Elyse SF23 KCMG TOYOTA TGR-D TRD 01F | 1'38.899 | 1.432 | 0.610 | 211.379 |
| 10 | 53 | チャーリー・ブルツ | TEAM GOH SF23 TEAM GOH TOYOTA TGR-D TRD 01F | 1'38.996 | 1.529 | 0.097 | 211.172 |
| 11 | 97 | ロマン・スタネック | ナビクルBuzz MK SF23 ナビクルBuzz MK Racing TOYOTA TGR-D TRD 01F | 1'39.194 | 1.727 | 0.198 | 210.751 |
| ---- 以上基準タイム(107%)予選通過 ---- |
| 12 | 28 | 小林 利徠斗 | KDDI TGMGP TGR-DC SF23 KDDI TGMGP TGR-DC TOYOTA TGR-D TRD 01F | 1'47.637 | 10.170 | 8.443 | 194.219 |
NGKスパークプラグ全日本スーパーフォーミュラ選手権 -RIJ- (2026/05/23) Qualifying Weather:Cloudy Course:Dry
2026 FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP Round 4 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | № | Cls | Cls Pos | Driver | Car Team | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 54 | | | 大宮 賢人 | PONOS RACING F111/3 PONOS RACING | 2'00.409 | - | - | 173.618 |
| 2 | 37 | | | 三浦 柚貴 | PONOS RACING TOM'S TGR-DC FR TOM'S TGR-DC | 2'01.138 | 0.729 | 0.729 | 172.573 |
| 3 | 45 | | | 洞地 遼⼤ | PONOS RACING F111/3 PONOS RACING | 2'01.217 | 0.808 | 0.079 | 172.461 |
| 4 | 48 | | | リン チェンファ | RAGNO MOTOR SPORTS with TLM F111/3 RAGNO MOTOR SPORTS | 2'02.693 | 2.284 | 1.476 | 170.386 |
| 5 | 10 | | | 奥本 隼士 | Rn-sports F111/3 Rn-sports | 2'02.879 | 2.470 | 0.186 | 170.128 |
| 6 | 38 | | | 武藤 雅奈 | マツモトキヨシ TOM'S TGR-DC FR TOM'S TGR-DC | 2'03.718 | 3.309 | 0.839 | 168.975 |
| 7 | 86 | | | 下野 璃央 | Dr.Dry F111 Dr.Dry Racing Team | 2'03.799 | 3.390 | 0.081 | 168.864 |
| 8 | 88 | | | リ シュエンユ | TLM by Z.SPEED F111/3 Team LeMans | 2'03.875 | 3.466 | 0.076 | 168.760 |
| 9 | 44 | M | 1 | AKITA | ACR Formula R ABBEY RACING | 2'06.268 | 5.859 | 2.393 | 165.562 |
| 10 | 13 | M | 2 | 鳥羽 豊 | AIWIN F111/3 AIWIN | 2'07.604 | 7.195 | 1.336 | 163.829 |
| 11 | 40 | M | 3 | ⾚松 昌⼀朗 | GIGS Ride with Eagle Sports イーグルスポーツ | 2'12.117 | 11.708 | 4.513 | 158.232 |
| ---- 以上基準タイム(110% - 2'12.449)予選通過 ---- |
| - | 46 | M | - | 入榮 秀謙 | アポロ電工フジタ薬局Bellona フジタ薬局レーシング | 2'13.953 | 13.544 | 1.836 | 156.064 |
| - | 11 | M | - | 植田 正幸 | Rn-sports F111/3 Rn-sports | 2'18.628 | 18.219 | 4.675 | 150.801 |
| - | 36 | M | - | ポール・ウォン | SKYMOTORSPORTS F111/3 SKY MOTORSPORTS | 2'30.306 | 29.897 | 11.678 | 139.084 |
| - | 60 | M | - | セイメイ | RUNUP × SOL F111/3 TOMEI SPORTS | 2'33.641 | 33.232 | 3.335 | 136.065 |
| - | 23 | M | - | YUGO | S2R Racing N-SPEED | 3'04.271 | 1'03.862 | 30.630 | 113.448 |
| - | 18 | M | - | YUKI | NILZZ Racing NILZZ Racing | no time | - | - | - |

5月22日、全日本スーパーフォーミュラ選手権(SF)の第4、5戦のフリー走行が鈴鹿サーキットで行われ、午前は福住仁嶺(NTT docomo Business ROOKIE SF23)、午後は太田格之進(DOCOMO DANDELION M6Y SF23)がトップタイムをマークした。
前回オートポリス大会は悪天候のため中止となってしまったが、第4、5戦の行われる鈴鹿も週末の天候が不安定との予報が出ている。サポートレースも含め、予定どおり開催されるのか心配されるところだが、フリー走行の行われた金曜日は、朝方まで雨が降っていたものの、その後は好天に恵まれ、一時は夏のような日差しが照りつけた。
■フリー走行1回目
朝一番で行われたSFライツの走行の間に、濡れていた路面は完全ドライへと変わり、各チームは午前10時50分から1時間の走行枠のなかで用意したプログラムをこなしていった。
開始30分を迎える頃、松下信治(DELiGHTWORKS SF23)がスプーンコーナーでコースオフ。エンジンを止めてしまい、走行は中断。ここまでのトップタイムは、ザック・オサリバン(WECARS IMPUL with SDG SF23)の1分38秒650。阪口晴南(SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23)、太田格之進(DOCOMO DANDELION M6Y SF23)が続いた。
残り15分を切った頃から動きが激しくなり、岩佐歩夢(AUTOBACS MUGEN SF23)の1分38秒457を筆頭に、坪井翔(VANTELIN TOM'S SF23)、福住、野尻智紀(AUTOBACS MUGEN SF23)らが、オサリバンのタイムを更新。
そして、残り5分を切ると、ほとんどのクルマがニュータイヤに変えてアタックモードに入った。
ここで気を吐いたのは、ルーキーの野村勇斗(San-Ei Gen with B-Max SF23)。最後に福住(1分38秒029)に逆転されたものの、坪井、大湯都史樹(SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23)、小林可夢偉(KDDI TGMGP TGR-DC SF23)らを抑えて2番手タイム(1分38秒137)をマークした。
■フリー走行2回目
開始早々、野中誠太(KCMG Elyse SF23)が2コーナーでスピンし、リアからバリアへ。ただ、ダメージはリアウィングに留まり、チームは再走行のため修理に入る。ダメージが大きかったのはロマン・スタネック(ナビクルBuzz MK SF23)。こちらはタイムを上げていたときに、デグナーで飛び出してバリアにクラッシュしてしまった。
このセッションは、終盤に予選のグループ分けに従ってA、Bグループで10分ずつの走行が設定されている。そこを目指してクルマを仕上げるチームもあれば、決勝を想定したロングランを行うチームもあり、最後の走行まで爪を隠すような状態で走行が続いた。
そんななかでも午前トップだった福住は1分37秒台をマーク。坪井、阪口、岩佐、野尻らは、着実に1分38秒前半のタイムを刻んできた。
そして、グループ分けされた10分間の走行で、予選さながらのアタックが始まると、下位にいた野村が急浮上。Aグループでトップの岩佐に次ぐ2位に食い込んだ。しかも、同グループの坪井、福住を抑え、ファンや関係者に速さを印象づけた。
ややコンディションが良くなったと思われるBグループでは、スタネックを除く11台が出走。ポイントリーダーの太田格之進(DOCOMO DANDELION M6Y SF23)が、最後にトップタイムを叩き出した。以下、イゴール・オオムラ・フラガ(PONOS NAKAJIMA RACING SF23)、野尻と続いたが、4位に入ったのはルーキーの小林利徠斗(KDDI TGMGP TGR-DC SF23)だった。
Aグループの野村、Bグループの小林(利)は、同い年の二十歳。フリー走行のトータル順位でも5位、7位と、揃ってベスト10に入った。幸い、天候は回復傾向にあるようだ。週末のレースは、才能溢れる二人の逸材に注目したい。
今大会は2レース制。明日23日は、午前9時15分から第4戦の予選、午後2時45分から第4戦決勝(31周)が、24日は、午前10時25分から第5戦予選、午後2時45分から第5戦決勝(31周)が行われる。





Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Atsushi BESSHO
NGKスパークプラグ全日本スーパーフォーミュラ選手権 -RIJ- (2026/05/22) Free Practice 2 Weather:Sunny Course:Dry
2026 SUPER FORMULA Round 4 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | № | Driver | Car Team Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 6 | 太田 格之進 | DOCOMO DANDELION M6Y SF23 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'37.507 | - | - | 214.397 |
| 2 | 1 | 岩佐 歩夢 | AUTOBACS MUGEN SF23 TEAM MUGEN AUTOBACS Honda M-TEC HR-417E | 1'37.534 | 0.027 | 0.027 | 214.338 |
| 3 | 65 | イゴール・オオムラ・フラガ | PONOS NAKAJIMA RACING SF23 PONOS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'37.597 | 0.090 | 0.063 | 214.199 |
| 4 | 16 | 野尻 智紀 | AUTOBACS MUGEN SF23 TEAM MUGEN AUTOBACS Honda M-TEC HR-417E | 1'37.761 | 0.254 | 0.164 | 213.840 |
| 5 | 50 | 野村 勇斗 | San-Ei Gen with B-Max SF23 San-Ei Gen with B-Max Honda M-TEC HR-417E | 1'37.774 | 0.267 | 0.013 | 213.811 |
| 6 | 36 | 坪井 翔 | VANTELIN TOM'S SF23 VANTELIN TEAM TOM'S TOYOTA TGR-D TRD 01F | 1'37.814 | 0.307 | 0.040 | 213.724 |
| 7 | 28 | 小林 利徠斗 | KDDI TGMGP TGR-DC SF23 KDDI TGMGP TGR-DC TOYOTA TGR-D TRD 01F | 1'37.842 | 0.335 | 0.028 | 213.663 |
| 8 | 14 | 福住 仁嶺 | NTT docomo Business ROOKIE SF23 NTT docomo Business ROOKIE TOYOTA TGR-D TRD 01F | 1'37.846 | 0.339 | 0.004 | 213.654 |
| 9 | 12 | 小出 峻 | ThreeBond SF23 ThreeBond Racing Honda M-TEC HR-417E | 1'37.963 | 0.456 | 0.117 | 213.399 |
| 10 | 3 | ルーク・ブラウニング | REALIZE Corporation KONDO SF23 REALIZE KONDO RACING TOYOTA TGR-D TRD 01F | 1'37.985 | 0.478 | 0.022 | 213.351 |
| 11 | 64 | 佐藤 蓮 | PONOS NAKAJIMA RACING SF23 PONOS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'38.014 | 0.507 | 0.029 | 213.288 |
| 12 | 38 | 阪口 晴南 | SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23 SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING TOYOTA TGR-D TRD 01F | 1'38.056 | 0.549 | 0.042 | 213.197 |
| 13 | 37 | サッシャ・フェネストラズ | VANTELIN TOM'S SF23 VANTELIN TEAM TOM'S TOYOTA TGR-D TRD 01F | 1'38.251 | 0.744 | 0.195 | 212.773 |
| 14 | 53 | チャーリー・ブルツ | TEAM GOH SF23 TEAM GOH TOYOTA TGR-D TRD 01F | 1'38.402 | 0.895 | 0.151 | 212.447 |
| 15 | 7 | 小林 可夢偉 | KDDI TGMGP TGR-DC SF23 KDDI TGMGP TGR-DC TOYOTA TGR-D TRD 01F | 1'38.428 | 0.921 | 0.026 | 212.391 |
| 16 | 5 | 牧野 任祐 | DOCOMO DANDELION M5S SF23 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'38.503 | 0.996 | 0.075 | 212.229 |
| 17 | 22 | 松下 信治 | DELiGHTWORKS SF23 DELiGHTWORKS RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'38.630 | 1.123 | 0.127 | 211.956 |
| 18 | 9 | 野中 誠太 | KCMG Elyse SF23 KCMG TOYOTA TGR-D TRD 01F | 1'38.816 | 1.309 | 0.186 | 211.557 |
| 19 | 8 | 山下 健太 | KCMG Cayman SF23 KCMG TOYOTA TGR-D TRD 01F | 1'38.830 | 1.323 | 0.014 | 211.527 |
| 20 | 19 | ザック・オサリバン | WECARS IMPUL with SDG SF23 TEAM IMPUL TOYOTA TGR-D TRD 01F | 1'38.846 | 1.339 | 0.016 | 211.493 |
| 21 | 97 | ロマン・スタネック | ナビクルBuzz MK SF23 ナビクルBuzz MK Racing TOYOTA TGR-D TRD 01F | 1'38.862 | 1.355 | 0.016 | 211.458 |
| 22 | 4 | 笹原 右京 | REALIZE Corporation KONDO SF23 REALIZE KONDO RACING TOYOTA TGR-D TRD 01F | 1'39.080 | 1.573 | 0.218 | 210.993 |
| 23 | 10 | ジュジュ | HAZANA ANDO Triple Tree SF23 HAZAMA ANDO Triple Tree Racing Honda M-TEC HR-417E | 1'39.252 | 1.745 | 0.172 | 210.627 |
| 24 | 39 | 大湯 都史樹 | SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23 SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING TOYOTA TGR-D TRD 01F | 1'40.181 | 2.674 | 0.929 | 208.674 |
NGKスパークプラグ全日本スーパーフォーミュラ選手権 -RIJ- (2026/05/22) Free Practice 1 Weather:Sunny Course:Dry
2026 SUPER FORMULA Round 4 鈴鹿サーキット 5.807km
| Pos | № | Driver | Car Team Engine | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 14 | 福住 仁嶺 | NTT docomo Business ROOKIE SF23 NTT docomo Business ROOKIE TOYOTA TGR-D TRD 01F | 1'38.029 | - | - | 213.255 |
| 2 | 50 | 野村 勇斗 | San-Ei Gen with B-Max SF23 San-Ei Gen with B-Max Honda M-TEC HR-417E | 1'38.137 | 0.108 | 0.108 | 213.021 |
| 3 | 36 | 坪井 翔 | VANTELIN TOM'S SF23 VANTELIN TEAM TOM'S TOYOTA TGR-D TRD 01F | 1'38.208 | 0.179 | 0.071 | 212.867 |
| 4 | 39 | 大湯 都史樹 | SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23 SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING TOYOTA TGR-D TRD 01F | 1'38.286 | 0.257 | 0.078 | 212.698 |
| 5 | 7 | 小林 可夢偉 | KDDI TGMGP TGR-DC SF23 KDDI TGMGP TGR-DC TOYOTA TGR-D TRD 01F | 1'38.374 | 0.345 | 0.088 | 212.507 |
| 6 | 8 | 山下 健太 | KCMG Cayman SF23 KCMG TOYOTA TGR-D TRD 01F | 1'38.408 | 0.379 | 0.034 | 212.434 |
| 7 | 6 | 太田 格之進 | DOCOMO DANDELION M6Y SF23 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'38.408 | 0.379 | 0.000 | 212.434 |
| 8 | 65 | イゴール・オオムラ・フラガ | PONOS NAKAJIMA RACING SF23 PONOS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'38.421 | 0.392 | 0.013 | 212.406 |
| 9 | 1 | 岩佐 歩夢 | AUTOBACS MUGEN SF23 TEAM MUGEN AUTOBACS Honda M-TEC HR-417E | 1'38.457 | 0.428 | 0.036 | 212.328 |
| 10 | 16 | 野尻 智紀 | AUTOBACS MUGEN SF23 TEAM MUGEN AUTOBACS Honda M-TEC HR-417E | 1'38.638 | 0.609 | 0.181 | 211.939 |
| 11 | 19 | ザック・オサリバン | WECARS IMPUL with SDG SF23 TEAM IMPUL TOYOTA TGR-D TRD 01F | 1'38.650 | 0.621 | 0.012 | 211.913 |
| 12 | 38 | 阪口 晴南 | SANKI VERTEX CERUMO・INGING SF23 SANKI VERTEX PARTNERS CERUMO・INGING TOYOTA TGR-D TRD 01F | 1'38.663 | 0.634 | 0.013 | 211.885 |
| 13 | 12 | 小出 峻 | ThreeBond SF23 ThreeBond Racing Honda M-TEC HR-417E | 1'38.679 | 0.650 | 0.016 | 211.851 |
| 14 | 37 | サッシャ・フェネストラズ | VANTELIN TOM'S SF23 VANTELIN TEAM TOM'S TOYOTA TGR-D TRD 01F | 1'38.732 | 0.703 | 0.053 | 211.737 |
| 15 | 5 | 牧野 任祐 | DOCOMO DANDELION M5S SF23 DOCOMO TEAM DANDELION RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'38.745 | 0.716 | 0.013 | 211.709 |
| 16 | 97 | ロマン・スタネック | ナビクルBuzz MK SF23 ナビクルBuzz MK Racing TOYOTA TGR-D TRD 01F | 1'38.775 | 0.746 | 0.030 | 211.645 |
| 17 | 64 | 佐藤 蓮 | PONOS NAKAJIMA RACING SF23 PONOS NAKAJIMA RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'38.792 | 0.763 | 0.017 | 211.608 |
| 18 | 28 | 小林 利徠斗 | KDDI TGMGP TGR-DC SF23 KDDI TGMGP TGR-DC TOYOTA TGR-D TRD 01F | 1'39.174 | 1.145 | 0.382 | 210.793 |
| 19 | 3 | ルーク・ブラウニング | REALIZE Corporation KONDO SF23 REALIZE KONDO RACING TOYOTA TGR-D TRD 01F | 1'39.186 | 1.157 | 0.012 | 210.768 |
| 20 | 22 | 松下 信治 | DELiGHTWORKS SF23 DELiGHTWORKS RACING Honda M-TEC HR-417E | 1'39.343 | 1.314 | 0.157 | 210.435 |
| 21 | 9 | 野中 誠太 | KCMG Elyse SF23 KCMG TOYOTA TGR-D TRD 01F | 1'39.479 | 1.450 | 0.136 | 210.147 |
| 22 | 53 | チャーリー・ブルツ | TEAM GOH SF23 TEAM GOH TOYOTA TGR-D TRD 01F | 1'39.517 | 1.488 | 0.038 | 210.067 |
| 23 | 4 | 笹原 右京 | REALIZE Corporation KONDO SF23 REALIZE KONDO RACING TOYOTA TGR-D TRD 01F | 1'39.834 | 1.805 | 0.317 | 209.400 |
| 24 | 10 | ジュジュ | HAZANA ANDO Triple Tree SF23 HAZAMA ANDO Triple Tree Racing Honda M-TEC HR-417E | 1'41.205 | 3.176 | 1.371 | 206.563 |
- レース4優勝 酒井龍太郎(MITSUSADA RACING)
-

「ポール・トゥ・ウィンを2戦連続にできたのはすごい嬉しいですし、スポットでこういう結果が残ったのはすごい気持ちいいです」
「(スタートでは)予想していたタイミングで赤信号が全然消えなくて、危ないと思って待ったら、そこで消えて出遅れました」
「(山岡選手をオーバーテイクした時について)アウトウッド侵入ぐらいから、多分ああいうパターンになるだろうなって考えてたというか、分かってたので、絶対そこでインを開けることはないだろうし、僕もともとアウトまくりが結構好きだったんで、それを決めてみようかなって。それが上手くいきました」
「(小熊選手が追い上げていたが)特に前半はタイヤも含めて彼の方が速くなるだろうから、前半の数周、おおよそ5周目ぐらいまでは僕がなんとか耐えて、そうすればきっと彼もいつかミスが出てきて、タイム差も生まれるだろうし、そのなった時に僕がアタックして、離すっていう作戦を入れました。今回は予選で使ったタイヤを履きましたが、最後までなんとか持ちました。最後の周か最後の前の周が多分ベストだったと思います」
「イーグルスポーツさんには急遽お話をいただいてとても嬉しかったですし、本当にいい経験になったので、その経験を生かして、来月のFIA-F4も狙っていきたいです」
- レース4決勝2位 小熊孝誠(HELM MOTORSPORTS)
-

「悔しいです。序盤に抜けたと思うんですけど、最後の方はちょっと行く隙がなかったです。様子を見て行けるところがあったら行こうと思ってたんですけど、ちょっとうまくいかなかった」
「ニュータイヤとユーズドの人がいたと思うんですけど、僕は他と比べてアウトラップとかが、ペースは良かったなと思いました。スタートで3番手に上がり、2周目のバックストレートの後のヘアピンでアウトから山岡選手に並んで、そのまま曲がって次のコーナーでインを取りました。そこからは後続を気にせず、ずっとプッシュで行ってた感じです。予選でちょっと後ろに行っちゃったのが問題かなと。多分僕はあんまりペース変わってないと思うんですけど、前がミスったりして間隔が詰まったり開いたりしていたんだと思います」
「次のもてぎは両方また勝てるように頑張ります」
- レース4決勝3位 山岡宗磨(Drago CORSE)
-

「スタートはうまくいったんですが、ヘアピンで同じ抜かれ方を2回したので悔しいですね。ペースはトップ2台よ一緒くらいで悪くなかったので、もっと練習してきます」
「タイヤは1周だけスクラブしたものでいきました。ペース的にはニューと変わらなかったと思います。次はウィンターカップに出るのは決まっているんですが、それまでの間は練習をして、カートレースにも出る予定です」
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNIHSI

2026F110CUP西日本王者決定戦岡山レース4の決勝が5月17日、岡山県美作市の岡山国際サーキットで行われ、ポールポジションからスタートした酒井龍太郎(MITSUSADA RACING)がレース3に続いて2連勝を飾った。
レース4決勝は午前10時40分にフォーメーション開始、12周の戦いがスタートした。午前中ながら気温は25℃、路面温度は45.1℃まで上昇している。

ホールショットは山岡宗磨(Drago CORSE)。酒井龍太郎はスタートシグナルの消えるタイミングを読み誤り、出遅れて2番手に後退。予選4位の小熊孝誠(HELM MOTORSPORTS F110)が3番手に浮上して1コーナーを抜けていった。
一旦は山岡の先行を許した酒井だったが、すかさずバックストレートでアウトから山岡に並びかけ、リボルバーでインに飛び込んでトップを奪い返した。続いて小熊も山岡の背後を脅かすが、山岡はなんとかポジションを守ってコントロールラインに戻ってきた。4番手には杉田悠真(LAPSアキランドF110)、5番手に松井海翔(EAGLE SPORT SMK F110)が続く。
2周目のヘアピンで小熊がアウトから山岡を捉え、リボルバーで抜き去ってて2番手に浮上。トップの酒井龍太郎との差を1秒021とすると、3周目には1分33秒369のファステストを記録して0秒416差に。その後も4周目に0秒356、5周目0秒301と、小熊は酒井龍太郎を上回るペースで周回を重ねてテールに食らいつく。
しかし小熊はなかなかオーバーテイクのきっかけが掴めず、そんな小熊に山岡と松井も徐々に接近。トップ争いは4台となる。
6周目に予選9位から6番手にジャンプアップしてきた塩田惣一朗(Bionic Jack Racing)が1分33秒303でファステストを更新。酒井龍と小熊の差は0秒462とやや広がり、7周目には0秒656と徐々に小熊が遅れ始める。3番手の山岡も小熊から0秒536とこちらも遅れ始めた。
酒井龍太郎は7周目に1分33秒208とファステストを更新。これに対して小熊も8周目に1分33秒097でこれを上回る。差は0.606とやや縮まった。
その後もトップ2台は1分33秒台前半のペースで一進一退を繰り返すが、酒井龍太郎は最後まで小熊に付け入る隙を与えずに12周を走り切り、レース3に続いて2連勝を達成。スポットでの参戦ながら充分以上の成果を挙げ、来月に行われるFIA-F4選手権第3戦、第4戦に向けて確かな手応えを得ている。
2位はこちらもFIA-F4にも参戦する小熊孝誠でレース1から4戦連続の表彰台。山岡宗磨も3位で表彰台に上がった。
F110CUPはこのあと再びモビリティリゾートもてぎに舞台を移し、12月5-6日にウィンターカップと題してレース5、レース6を行う。









Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Atsushi BESSHO
Yoshinori OHNISHI
岡山チャレンジカップレース第2戦 -RIJ- (2026/05/17) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2026 GSTR GRAND PRIX F110 CUP Round 4 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | No | Driver | Car Team | Lap | Time | Behind | Gap |
| 1 | 55 | 酒井 龍太郎 | MITSUSADA RACING イーグルスポーツ | 12 | 18'49.977 | - | - |
| 2 | 62 | 小熊 孝誠 | HELM MOTORSPORTS F110 HELM MOTORSPORTS | 12 | 18'50.432 | 0.455 | 0.455 |
| 3 | 34 | 山岡 宗磨 | Drago CORSE Drago CORSE | 12 | 18'52.231 | 2.254 | 1.799 |
| 4 | *23 | 松井 海翔 | EAGLE SPORT SMK F110 イーグルスポーツ | 12 | 18'53.270 | 3.293 | 1.039 |
| 5 | 10 | 杉田 悠真 | LAPSアキランドF110 AKILAND RACING | 12 | 18'53.929 | 3.952 | 0.659 |
| 6 | 97 | 塩田 惣一朗 | Bionic Jack Racing Bionic Jack Racing | 12 | 18'54.817 | 4.840 | 0.888 |
| 7 | 71 | 一宮 總太朗 | AKILAND F110 AKILAND RACING | 12 | 18'55.181 | 5.204 | 0.364 |
| 8 | 77 | アイレ・ハルン | KF MOTORSPORT F110 KF MOTORSPORT | 12 | 19'00.397 | 10.420 | 5.216 |
| 9 | 67 | ダンゼル・ウェイタン | KF MOTORSPORT F110 KF MOTORSPORT | 12 | 19'00.708 | 10.731 | 0.311 |
| 10 | 80 | 酒井 翔太 | オーバーテイク!F110 フジタ薬局レーシング | 12 | 19'02.329 | 12.352 | 1.621 |
| 11 | 8 | 石井 大雅 | Bellona&FG フジタ薬局レーシング | 12 | 19'05.047 | 15.070 | 2.718 |
| 12 | 33 | 井上 隆太 | Drago CORSE Drago CORSE | 12 | 19'06.015 | 16.038 | 0.968 |
| 13 | 26 | ソン ハリム | ATEAM Buzz Racing F110 Buzz Racing | 12 | 19'06.824 | 16.847 | 0.809 |
| 14 | 48 | 村上 太晟 | ファーストガレージF110 FIRST GARAGE | 12 | 19'09.338 | 19.361 | 2.514 |
| 15 | 25 | 沼田 拓海 | WARMTECH-KiwiMotorsport スキルスピード | 12 | 19'09.977 | 20.000 | 0.639 |
| 16 | 27 | 金森 智哉 | TK Racing Project F110 カナモリ トモヤ | 12 | 19'13.808 | 23.831 | 3.831 |
| 17 | 18 | 中井 悠斗 | KF MOTORSPORT F110 KF MOTORSPORT | 12 | 19'19.244 | 29.267 | 5.436 |
| ---- 以上規定周回数(90% - 10 Laps)完走 ---- |
| - | 50 | 伊藤 聖七 | イヌイEagle Sport イーグルスポーツ | 3 | 4'54.392 | 9Laps | 9Laps |
- Fastest Lap: CarNo. 62 小熊孝誠(HELM MOTORSPORTS F110) 1'33.097 (8/12) 143.193 km/h
- CarNo. 23は、岡山国際サーキット4輪一般競技規則第8章41条1(チェッカー後ピットレーン速度)違反により、罰金1万円を科す。
- レース3、レース4ポールポジション 酒井龍太郎(MITSUSADA RACING)
-

「今回でフォーミュラカーのレースは2回目なんですけど、それで初めてポールが取れたのですごく嬉しいです」
「練習走行からタイムが出ることが昨日の時点で分かりました。周回数が少ない中でも、燃料が軽い方が当然速いので、それを狙ってタイムを出しに行く作戦で、それがうまくいきました。多分周りより周回数が1、2周少ないところからスタートしましたが、燃料も少ない状態で走っており、地道にタイムを上げられたので、周りの様子を見ながら走り始めて、一人でアタックして、っていう風に切り替えられたので、良い予選でした」
「F110というマシンは久々に乗ったので、FIA-F4から乗りかえた時に色々差を感じました。そこで色んな人から教えてもらい、特に光貞さんには、結構細かいところまで教えてもらいました。あとはもう、自分を信じてタイム出そうっていう話でした。ここまできたらもう決勝は勝つしかありません」
- レース3予選2位、レース4予選9位 塩田惣一朗(Bionic Jack Racing)
-

「最初出ていってからベストタイムを出すまでに、自分だけ時間がかかってしまいましたが、タイヤをじっくり温められていたというメリットもありました。最後は自分のベストタイムが出た次の周、実際にはタイヤのグリップも落ちていないところでクールラップを入れてしまったので、そこで次の周アタック行こうというふうに意気込んだところで赤旗に出くわしました」
「そこでセカンドタイムが出ていないという背景を知りながらもクールラップを入れてしまったという、自分の判断ミスもあり、残念な結果になりましたが、とりあえずはファーストタイムはフロントローということで。そこまで感触は悪くなかったので、もう少しタイムも出たかなと思いました。トップのタイムも見えてましたし、レースペースは十分あると思いますので、決勝は1位を狙ってしっかりと落ち着いていこうと思います。スタートにもかけてますし、そこからのレースペースにも自信があるので、頑張っていきたいと思います」
「これでフォーミュラは2戦目で、岡山は昨日が2回目でした。1回目もこの間初めてチョロチョロ走っただけで、比較的悪くないなという感じです。結構攻略しがいのあるサーキットなので、これからどんどんスキルアップして、もちろんトップの酒井選手も結構岡山を走り込んでいる選手なので、しっかりと抜かせるように頑張っていきたいですね」
- レース3予選3位、レース4予選2位 山岡宗磨(Drago CORSE)
-

「悪くはなかったんですけど、トップの子と比べてコンマ4秒ぐらいですか。(赤旗終了になったが)できれば最後まで走ろうかなと思ったんですけど、まあでも行けて32秒5ぐらいだったかなと。ちょっとあのタイムは今回は見えてなかったんですけどね」
「でもレースペースは悪くないと思うので、決勝では勝ちます。そっちは自信があります」
- レース3予選5位、レース4予選3位 松井海翔(イーグルスポーツ)
-

「フォーミュラに乗り始めたのが去年の12月からなんで、岡山のレースというより岡山の経験もめっちゃ少ないんで、もちろんここでレースするのも初めてですし、練習もまだ3、4回しかしてないです」
「レースはもてぎの開幕戦に続いて今回が2回目ですが、車にはだいぶ慣れてきました。今日の予選はチームメイトに酒井君っていう速いドライバーがいて、昨日からトラブったり色々あって、ちょっとあまり良い流れできてなくて、正直あまり期待してなかった予選だったんですが、自分の実力をしっかり出せる、いい感じの車に仕上げていただいたんで、自分の乗ってるものを全部出せたかなと」
「決勝は前回ストールしちゃってるんで、ちゃんとしっかりスタート決めたい。全然チャンスはあると思うんで、酒井龍太郎選手についていくのは厳しいかもしれないですけど、なるべくついていって、チャンスがあれば優勝も狙いたいです。1レース目は5位からなんで、しっかり頑張りたいと思います」
Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Yoshinori OHNISHI

2026F110CUP西日本王者決定戦Race3/Race4の公式予選が5月16日、岡山県美作市の岡山国際サーキットで行われ、酒井龍太郎(MITSUSADA RACING)がダブルポールを獲得した。
公式予選は午前8時45分より20分間で行われた。天候は晴れ。路面はドライ。気温20℃、路面温度は28.8℃という好コンディションだ。
まずは小熊孝誠(HELM MOTORSPORTS F110)が計測1周目に1分40秒313でトップに。2周目に1分33秒877、3周目は1分33秒322、4周目は1分33秒132と着実にタイムを縮めていき、5周目に1分32秒793と、ついに1分32秒台に突入する。
しかし同じ周に酒井龍太郎(MITSUSADA RACING)が1分32秒719でこれを上回り、さらに杉田悠真(LAPSアキランドF110)が1分32秒640を叩き出してトップに。
6周目に入ると酒井龍太郎が1分32秒460までタイムを縮めてトップに立ち、その後も7周目に1分32秒389、8周目に1分32秒250とタイムを縮め、そのままピットイン。
その後残り時間が4分を切ったところで最終コーナーをオーバーランして縁石でストップした車両が出たため、ポストから赤旗が提示され、セッションは中断。結局この赤旗を持って予選は終了となった。
この結果、ベストタイム1分32秒250、セカンドベスト1分32秒389を記録した酒井龍太郎がレース3、レース4の両方でポールポジションを獲得することに。
今年限定ライセンスを取得したばかりの酒井龍太郎は今月初めに富士スピードウェイで行われたFIA-F4選手権が初めての四輪レース。そこで2レースを戦い、今回がフォーミュラ3戦目での快挙だ。
レース3の予選2位は塩田惣一朗(Bionic Jack Racing)で1'32秒576、3位は山岡宗磨(Drago CORSE)で1分32秒605だった。
レース4は山岡が1分32秒646で予選2位を獲得、3位は松井海翔(EAGLE SPORT SMK F110)で1分32秒663だった。
2026F110CUP西日本王者決定戦はこのあと午後0時50分よりレース3決勝が、明日の午前10時40分よりレース4決勝がいずれも12周で行われる。





Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Atsushi BESSHO
岡山チャレンジカップレース第2戦 -RIJ- (2026/05/16) Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2026 GSTR GRAND PRIX F110 CUP Round 4 岡山国際サーキット 3.703km
| Pos | № | Driver | Car Team | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 55 | 酒井 龍太郎 | MITSUSADA RACING イーグルスポーツ | R1'32.389 | - | - | 144.290 |
| 2 | 34 | 山岡 宗磨 | Drago CORSE Drago CORSE | R1'32.646 | 0.257 | 0.257 | 143.890 |
| 3 | 23 | 松井 海翔 | EAGLE SPORT SMK F110 イーグルスポーツ | R1'32.663 | 0.274 | 0.017 | 143.863 |
| 4 | 62 | 小熊 孝誠 | HELM MOTORSPORTS F110 HELM MOTORSPORTS | R1'32.674 | 0.285 | 0.011 | 143.846 |
| 5 | 10 | 杉田 悠真 | LAPSアキランドF110 AKILAND RACING | R1'32.679 | 0.290 | 0.005 | 143.838 |
| 6 | 80 | 酒井 翔太 | オーバーテイク!F110 フジタ薬局レーシング | R1'32.808 | 0.419 | 0.129 | 143.638 |
| 7 | 71 | 一宮 總太朗 | AKILAND F110 AKILAND RACING | 1'33.007 | 0.618 | 0.199 | 143.331 |
| 8 | 18 | 中井 悠斗 | KF MOTORSPORT F110 KF MOTORSPORT | 1'33.199 | 0.810 | 0.192 | 143.036 |
| 9 | 97 | 塩田 惣一朗 | Bionic Jack Racing Bionic Jack Racing | 1'33.203 | 0.814 | 0.004 | 143.030 |
| 10 | 50 | 伊藤 聖七 | イヌイEagle Sport イーグルスポーツ | 1'33.272 | 0.883 | 0.069 | 142.924 |
| 11 | 77 | アイレ・ハルン | KF MOTORSPORT F110 KF MOTORSPORT | 1'33.328 | 0.939 | 0.056 | 142.838 |
| 12 | 33 | 井上 隆太 | Drago CORSE Drago CORSE | 1'33.351 | 0.962 | 0.023 | 142.803 |
| 13 | 67 | ダンゼル・ウェイタン | KF MOTORSPORT F110 KF MOTORSPORT | 1'33.645 | 1.256 | 0.294 | 142.355 |
| 14 | 26 | ソン ハリム | ATEAM Buzz Racing F110 Buzz Racing | 1'33.779 | 1.390 | 0.134 | 142.151 |
| 15 | 8 | 石井 大雅 | Bellona&FG フジタ薬局レーシング | 1'34.223 | 1.834 | 0.444 | 141.481 |
| 16 | 25 | 沼田 拓海 | WARMTECH-KiwiMotorsport スキルスピード | 1'34.316 | 1.927 | 0.093 | 141.342 |
| 17 | 48 | 村上 太晟 | ファーストガレージF110 FIRST GARAGE | 1'34.324 | 1.935 | 0.008 | 141.330 |
| 18 | 27 | 金森 智哉 | TK Racing Project F110 カナモリ トモヤ | 1'34.699 | 2.310 | 0.375 | 140.770 |
| ---- 以上基準タイム(110% - 1'41.725)予選通過 ---- |
- 'R'マークは従来のコースレコード(1'32.831)を更新した。
FJ1500
優勝 宮本颯斗(制動屋☆ミスト☆KK-F)

「スタートうまく行ったと思ったら追突されて、どうなるかと思ったのですが。荒れるレースだと思っていたので、あきらめずに、決勝のペースは自信があったので、前だけ見て。けっこう危ないシーンもあったのですが、棚ぼただろうが何だろうが勝てたのが嬉しいです。今年は結果だけ目指して目標を立てたので、まずFJ1500デビュー戦を優勝で飾れて嬉しく思います。今シーズンは鈴鹿シリーズに参戦していくと思います。(もてぎは)日本一決定戦に向けてのレースだったので、優勝できてほんとによかったです」
2位 村上太晟(ファーストガレージ KK-F)

「大荒れで、とりあえず他のクルマと当たらないように必死でした。なんとか生き延びで、オーバーテイクもして、やっとの(総合)3位という感じです」
3位 山本龍(おさきにどうぞ☆KK-F)

「他の人がただいなくなっただけで(苦笑)、でも生き残るのは大事なことなので。レースとか予選とかになると『置きに行った』みたいな感じになってしまっていて、もてぎを走るのは久しぶりなので、なんとなくまだブレーキングポイントとかよくわかっていないかな、と(苦笑)。後から見ると『もっといけたかな』みたいな感じがしたので、次回はもっと速く走れるようになりたいです」
スーパーFJ
優勝 藤井翔大(Drago CORSE)

「今回のレースは自分的には もちろん表彰台乗れて嬉しいのですが、前がいなくなったりで、自分のペースがない中でこの順位だったので、開幕戦(優勝)ほど喜べない結果ではないかと思っています。レース強さというか単純に運がよかったのかという部分はありますが、今週自分のペースがレースウィーク通じて無かったので、その中で最低限の結果だけは出せたというか生き残っただけとういか、個人的には(評価が)難しいレースですね」
2位 木幡直生(群馬トヨペットTeam RiNoA)

「だいぶ荒れたレースでしたね。ペース自体は悪くなかったと思うのですが、4輪のバトルが経験なくて、初めてこういう上位争いしたのはすごい勉強になるレースでした。次は絶対総合1位です。(表彰台からの景色はどうだった?)2番手ですからね、もっと高いところに行きたいですね(笑)」
3位 松下彰臣(Abel HOSHO&PARM ZAP 10V ED)

「自分で勝ち取った3位じゃないから。今日はアクシデントいっぱいあったし、避けて避けて、みたいなレースでした。今度は自分で勝ち取った3位とか、本当は真ん中がいいですが(笑)。実力で獲った入賞が欲しいですね。途中はもっと行けるかなと思ったのですが、ちょっと詰め切れなかったです、あと3周くらい欲しかったです」
Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Junichi SEKINE

2026年スーパーFJ、FJ1500もてぎ・菅生選手権シリーズ第4戦決勝は4月25日(土)にモビリティリゾートもてぎで開催され、スタート直後から混沌とした展開になったレースで、FJ1500は宮本颯斗(制動屋☆ミスト☆KK-F)が優勝、スーパーFJ(S-FJ)はジェントルマンクラスの畠山退三(Hobbybase&MYST)がトップチェッカーを受けるもペナルティで降着となり、藤井翔大(Drago CORSE)が開幕戦に続く2勝目をあげた。
全7戦で行われる同シリーズの折り返し、とはいえ前回SUGOでの第2戦/第3戦でFJ1500が行われなかったため、FJ1500にとっては今年2戦目、S-FJにとっては4戦目ということになる。S-FJはここまでの3戦すべて異なる選手がキャリア初優勝を飾るという流れになっている。
午前中に行われた予選に続いて10周で行われる決勝は午後3時45分フォーメーションラップ開始。晴天だが午後1時ごろに17度ほどだった気温は15度位と下がってきている。FJ1500が5台、S-FJが10台の計15台がグリッドに整列して10周のレースが開始。

一番グリッドのFJ1500ポールポジション酒井翔太(ファーストガレージ)の出足が悪く、フロントロウに並んだFJ1500鈴木大翔(ZAP SPEED KKF)が加速で前に出てホールショットを奪う。S-FJが並んだセカンドロウでも混乱があり、4番グリッドの大川烈弥(B-Auto&TAKEFIRST)がエンジンストールで大きく出遅れてしまい、後続車が左右に回避していく。逆にスタートがよかったのが3番グリッドの木幡直生(群馬トヨペットTeam RiNoA)で、鈴木に続いて酒井の前に出て2位で第1コーナーへと進入、さらに5番グリッドのFJ1500宮本颯斗(制動屋☆ミスト☆KK-F)に続いて、7番手スタートのS-FJ畠山退三(Hobbybase&MYST)までもが酒井に先行している。畠山は第2コーナーへの進入で宮本のインを奪い3位進出、宮本はラインがワイドになり失速、すかざず酒井がポジションを奪い返し4位、5位にはS-FJの小林留魁(アルビ新潟第一ホテルギアED)がお馴染みのロケットスタートを決めて8番手からジャンプアップ。6位FJ1500の村上太晟(ファーストガレージ KK-F)に続いて宮本は7位まで落ちている。
スタート失敗で4位に落ちた酒井だがさっそく反撃を開始。第5コーナーでアウトから畠山に仕掛けるが、ここは自重。S字の入り口でインを奪い、サイド・バイ・サイドで抜けるとV字までにオーバーテイク、3位に上がる。さらにダウンヒルストレートで木幡のスリップストリームから抜け出し90度コーナーへイン側からブレーキング勝負でオーバーテイク、これで2位。
後続のバトルをよそにトップ鈴木は2位酒井に0.522秒の差でオープニングラップを終了。鈴木のFJ1500は他のマシンと比較してリヤウイングの上側のメインプレーンがかなり低い位置に取り付けられており、翼端板が垂直尾翼のように立って見える(形状は規格で共通)。予選後に鈴木に聞いた話では、この方がターン時のリヤの挙動がクイックになる印象だとのこと。酒井に続いて0.429秒の差で木幡、さらに畠山~小林~村上が続き、スタートを失敗して最下位まで落ちた大川は12位までポジションを上げている。
2周目に入ると木幡と畠山の3位争いが激しくなり第5コーナー出口でテール・ツー・ノーズになるが、S字では木幡が間合いをひろげて1車長の差に戻す。ロケットスタートで5位に上がった小林だが、村上を仕留めていた宮本がNIPPOヘアピンでインを突くと先行してダウンヒルストレートへ。村上も小林のスリップストリームからオーバーテイクを狙う。ここで小林が挙動を乱してスピン。再スタートを切るも14位までダウン。村上もこれに巻き込まれたか順位を落としてしまう。2周目を終えてトップ鈴木と2位酒井は0.461秒差。3位木幡は酒井との差を0.421秒差に保ち4位畠山は1秒近く遅れている。5位宮本に続く6位にはS-FJの藤井翔大(Drago CORSE)が上がってきている。大川もポジションを上げて9位。
3周目、依然として酒井は鈴木の後方でチャンスを伺う状況。第5コーナーでは鈴木のリヤに接近してプレッシャーをかけるとダウンヒルストレートでは鈴木のスリップストリームを抜け出し右サイドへ。90度コーナーに対してイン側のポジションを取ってブレーキングで前に出る。これで酒井がトップ奪還。しかし鈴木も粘って半車長の差で並走してビクトリーコーナーへ。ここでなんと酒井がスピン、アウト側のグラベルへと飛び出してストップしてしまう。
これでトップ鈴木はひと安心と言いたいところだったが、この間に2位に浮上した木幡が完全にロックオン。テール・ツー・ノーズでストレートを加速すると並びかける勢いでコントロールライン上ではほぼ真横、0.001秒差で4周目に入るとストレートエンドまでに鈴木の前に出てターンイン、なんとS-FJが全体のトップに立った。
しかし鈴木も引き下がらず、第3コーナーでインから切り込んでトップを奪い返す。このバトルの間に3位畠山、4位宮本も接近。第5コーナーでアウトから畠山が木幡と鈴木に先行するが、その直前にセーフティカー(SC)投入が宣言されており微妙なタイミングだ。この段階で見た目の順位はトップS-FJ畠山、以下FJ1500鈴木~S-FJ木幡~FJ1500宮本~FJ1500村上~S-FJ藤井と続きさらに大川が7番手まで上がってきている。
酒井の車両移動のためのSCランは5周目まで続き6周目からレース再開。リスタートをうまく決めたのが7位走行の大川で、第1コーナーへの進入でインから藤井を仕留めて6位進出。鈴木は畠山からトップを奪い返そうとプレッシャーをかけるが畠山もブロックラインで阻止する。そして90度コーナーでは宮本が木幡をインからオーバーテイクして3位へ。
6周目を終えてトップ畠山と2位鈴木は0.541秒の差。3位宮本は鈴木と0.279秒差。4位に落ちた木幡に今度は村上が0.36秒差と迫り、さらに大川もテール・ツー・ノーズで続いて7周目、大川は前の周のリプレイのように第1コーナーで村上をインからオーバーテイク、これで5位。
鈴木はFJ1500が有利と言われる第1セクターで畠山に接近し、第5コーナーで大外刈りを狙うが立ち上がりでスピン。再スタートを切るものの大きくポジションを落としてしまう。これで宮本が2位。3位木幡に対して大川がV字のインを突いてサイド・バイ・サイドで立ち上がるとNIPPOヘアピンを通過しダウンヒルストレートへ。90度コーナーでアウトから木幡に被せてオーバーテイクを完了。これで3位、表彰台圏内まで順位を戻した。
8周目、コントロールライン上でトップ畠山に0.238秒差と迫った宮本は第3コーナーの手前で前に出てついにトップを奪取する。大川に3位を奪われた木幡だが第1コーナーからテール・ツー・ノーズで大川を追いかけまわしてスキを狙う。大川がディフェンシブになることで、5位藤井、6位村上も追いつき木幡から3台がワンパックの状態になり、3ワイドで第5コーナーへアプローチ。藤井が前に立ち4位進出、5位木幡、6位村上の順でターンすると、ファーストアンダーブリッジで村上が木幡に並びかけて5位を奪い取って130Rへ。続くS字でコーナーが有利なFJ1500の村上は藤井に接近すると出口までに仕留めて4位へ。藤井5位、木幡6位。続く9周目の第1コーナーでは木幡が藤井をインからオーバーテイク、順位を取り戻すがS字進入で藤井が再度前に。これで上位はFJ1500が宮本~村上に続く3番手が総合10位の山本龍(おさきにどうぞ⭐︎KK-F)。S-FJは畠山~大川~藤井の順でレースはファイナルラップへ。
ここで異変が起きたのがここまで怒涛の追い上げを見せていた大川で、第2コーナー出口で失速。スローダウンして順を次々と落としていってしまう。レース後確認したところシフトレバーが折れてシフトチェンジできなくなってしまったとのこと。大川はシフトチェンジできないマシンをなだめつつ、総合10位、S-FJの7位でフィニッシュ。そして木幡は最後まであきらめず、藤井のスリップストリームから抜け出し並びかけるが前に出るまでにはいたらずフィニッシュ。
後方の混乱をよそにトップ宮本は2位畠山とのギャップを一気に広げて3秒以上としてフィニッシュラインを通過。FJ1500初優勝を飾った。2番手フィニッシュの畠山だったが、SCランの際に前車を追い越したことと、宮本との接触によりフィニッシュタイムに15秒加算となり、リザルトとしては11位、3番手フィニッシュは村上でFJ1500の2位、4番手藤井はS-FJの優勝、5番手木幡S-FJの2位、6番手松下S-FJの3位という結果になった。
FJ1500優勝の宮本はポディウムに戻ってくるとゆっくりマシンを降り、スタッフに向けて大きく雄たけびを上げ、喜びを爆発させた。一方S-FJ優勝の藤井は対照的に自分の戦いぶりに納得が行かなかったのか固い表彰でマシンを降り立った、
FJ1500/スーパーFJもてぎ・菅生選手権第5戦は7月18-19日にスポーツランドSUGOで開催される。3カ月近いインターバルの間にそれぞれの課題に向き合うことになり、答え合わせは菅生の地で行われる。










Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
Junichi SEKINE
もてぎチャンピオンカップレース第2戦 -RIJ- (2026/04/25) Final Race Weather:Sunny Course:Dry
2026 スーパーFJもてぎ・菅生シリーズ Round 4 モビリティリゾートもてぎ 4.801km
| Pos | No | G | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Lap | Time | Behind | Gap |
| 1 | 56 | | FJ1500 | 1 | 宮本 颯斗 | 制動屋☆ミスト☆KK-F MYST KK-F | 10 | 23'29.769 | - | - |
| 2 | 48 | | FJ1500 | 2 | 村上 太晟 | ファーストガレージKK-F MYST KK-F | 10 | 23'34.294 | 4.525 | 4.525 |
| 3 | 34 | | S-FJ | 1 | 藤井 翔太 | Dorago CORSE MYST KK-S2 | 10 | 23'35.420 | 5.651 | 1.126 |
| 4 | 81 | | S-FJ | 2 | 木幡 直生 | 群馬トヨペットTeam RiNoA MYST KK-S2 | 10 | 23'35.483 | 5.714 | 0.063 |
| 5 | 2 | | S-FJ | 3 | 松下 彰臣 | Abel HOSHO&PARM ZAP 10V ED TOKYO R&D RD10V | 10 | 23'36.169 | 6.400 | 0.686 |
| 6 | 85 | | S-FJ | 4 | 吉田 英翔 | K&G RACING C72 KK2 MYST KK-S2 | 10 | 23'37.515 | 7.746 | 1.346 |
| 7 | 33 | | S-FJ | 5 | 小林 留魁 | アルビ新潟第一ホテルギアED MYST KK-S2 | 10 | 23'39.965 | 10.196 | 2.450 |
| 8 | 87 | G | FJ1500 | 3 | 山本 龍 | おさきにどうぞ☆KK-F MYST KK-F | 10 | 23'46.297 | 16.528 | 6.332 |
| 9 | 8 | | S-FJ | 6 | 佐久間 俊 | CMSC ZAP 10V ED TOKYO R&D RD10V | 10 | 23'47.012 | 17.243 | 0.715 |
| 10 | 43 | | S-FJ | 7 | 大川 烈弥 | B-Auto&TAKE FIRST MYST KK-S2 | 10 | 23'47.968 | 18.199 | 0.956 |
| 11 | *38 | G | S-FJ | 8 | 畠山 退三 | Hobby Base & MYST MYST KK-S2 | 10 | 23'48.155 | 18.386 | 0.187 |
| 12 | 23 | G | S-FJ | 9 | 柴田 泰知 | ZAP SPEED KK-SII ED MYST KK-S2 | 10 | 24'08.407 | 38.638 | 20.252 |
| 13 | 7 | G | S-FJ | 10 | 野口 伸周 | 野口商會ZAP 10V ED TOKYO R&D RD10V | 10 | 24'11.785 | 42.016 | 3.378 |
| ---- 以上規定周回数(90% - 9 Laps)完走 ---- |
| - | 14 | | FJ1500 | - | 鈴木 大翔 | ZAP SPEED KK-F MYST KK-F | 6 | 15'15.625 | 4Laps | 4Laps |
| - | 22 | | FJ1500 | - | 酒井 翔太 | ファーストガレージ MYST KK-F | 2 | 4'15.370 | 8Laps | 4Laps |
- Fastest Lap(FJ1500): CarNo. 56 宮本颯斗(制動屋☆ミスト☆KK-F) 2'02.841 (9/10) 140.699 km/h
- Fastest Lap(S-FJ): CarNo. 81 木幡直生(群馬トヨペットTeam RiNoA) 2'03.784 (10/10) 139.627 km/h
- CarNo. 38は、もてぎチャンピオンカップレース特別規則第28条4.1(衝突)により、競技結果に対して5秒加算のペナルティーを科した。
- CarNo. 38は、国際モータースポーツ競技規則付則H項2.10.10(SC中の追突)により、競技結果に対して10秒加算のペナルティーを科した。
FJ1500
ポールポジション 酒井翔太(ファーストガレージ)2分3秒109

「この週末(もてぎは)FJ1500でほぼ初走行で、セットも方向性も決まっていない中でのスタートだったので、最初は大変だったのですが。新品タイヤを昨日は履かないで今日をむかえたので、新品タイヤのチェックできないままで予選だったので、けっこうアンダーが強くなってしまって、思うようにアタックできなかったような印象です。決勝はこのアンダー傾向を改善できるように、ロガーとか見て、しっかり改善できればなと思います」
2位 鈴木大翔(ZAP SPEED KKF) 2分3秒186(+0.077秒)

「単純に、まとめ切れなかったのと自分の運転が下手でした。すごく悔しいです。(代表との反省会での指摘事項は?)最終ラップに全体ベストを刻めていたらしいのですが、その時に90度コーナーで大きなミスというか自分の癖が出てしまって、そこで台無しにしてしまったようです。(決勝は勝負できる?)気合は十分はいっています」
3位 宮本颯斗(制動屋☆ミスト☆KK-F)2分3秒526(+0.340秒)

「練習は今週木曜日から。もてぎも初めて、クルマも初めてで。でもクルマ速いのは分かっているので、後は自分だけ、という感じです。(実績のあるクルマだが?)S-FJより安定感があって、攻めやすいクルマです。ちょっと頑張りすぎて何度か(練習で)飛び出してしまいました。(前とのタイム差はどう思う?)レースになれば展開が変わると思うので、スタートをしっかり決めて、1勝を狙います」
スーパーFJ
ポールポジション 木幡直生(群馬トヨペットTeam RiNoA)2分3秒340

「順位は納得しているのですが、タイムとしてはまだまだ詰められるところがあったので納得していませんね。決勝は前(FJ1500)についていくどころか、総合1位を狙っていくので、食ってやります(笑)。(今年はトップの方でスタートミスする選手が目立つが?)自分もスタートへたくそなので(苦笑)」
2位 大川烈弥(B-Auto&TAKEFIRST)2分3秒473(+0.133秒)

「今ロガーを見て、明らかにタイムを落としているところがわかったのですよ。自分のミスなのですが、そこがめっちゃ情けないな、悔しいなというところです。逆に言うと簡単なミスだったので、決勝ではそれがなければ速いと思うので、そんなに心配はしていません。自信はある感じです。まずスタートを決めて、早めに前を抜いて、後はペースを掴めれば自分の方が速いとおもっているので、落ち着いていきます」
3位 畠山退三(Hobbybase&MYST)2分3秒953(+0.475秒)ジェントルマンクラス1位
「失敗ばっかりしていてダメでしたね。前を走る若い二人になんとか勝てるようにがんばります。(ジェントルマンでは敵なし?)今は総合を考えているので」
Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE


2026年スーパーFJ/FJ1500もてぎ・菅生選手権シリーズ第4戦公式予選が4月25日(土)にモビリティリゾートもてぎで行われ、FJ1500は今季もてぎ初見参の酒井翔太(ファーストガレージ)が、スーパーFJ(S-FJ)はデビュー4戦目の木幡直生(群馬トヨペットTeam RiNoA)がそれぞれポールポジションを獲得した。
全7戦で行われる同シリーズの折り返しとなる本大会。2週間前に行われたスポーツランドSUGOでの第2戦、第3戦は残念ながらFJ1500は不成立。しかし今回はFJ1500が5台、スーパーFJ(S-FJ)が10台の計15台がエントリーしてきた。
ゴールデンウイーク直前のもてぎは気候も快適で、絶好のレース日和。午前10時10分から15分間の予選は気温14.3度のドライコンディションの中、FJ1500の村上太晟(ファーストガレージ KK-F)を先頭に全車がコースインして開始された。
各車タイヤのウオームアップを行い残り時間10分、酒井が2分4秒515を出してリーダーに立つ。2番手木幡4秒685、3番手FJ1500の鈴木大翔(ZAP SPEED KKF)5秒125、4番手S-FJの松下彰臣(Abel HOSHO&PARM ZAP 10V ED)5秒888、5番手FJ1500の村上6秒081、6番手S-FJの大川烈弥(B-Auto&TAKEFIRST)6秒167と、FJ1500とS-FJが交互に続く。
残り9分、FJ1500の 宮本颯斗(制動屋☆ミスト☆KK-F)が4秒595の2番手タイムを出してくると、木幡が4秒255、大川が4秒504で上回り宮本は4番手にドロップ、5番手村上、6番手鈴木という並びに。酒井はトップタイムを3秒860まで短縮するが、第1戦と同様FJ1500とS-FJのタイムが拮抗している。トップスピードは時に時速200キロを超えるS-FJが有利、それをコーナリングでロードクリアランスが低いFJ1500が巻き返すという構図は開幕戦と同様だ。
宮本は第2セクターで全体ベストタイムを出すと、残り7分に2分3秒838のトップタイムをマークするが、ただちに酒井が3秒738で逆転、木幡4秒255の3番手、大川4秒504の4番手変わらず。5番手村上はFJ1500の3位、これに続いて第1戦S-FJ優勝の藤井翔大(Drago CORSE)が4秒750で鈴木を上回り6番手、S-FJとしては3位だ。
酒井対宮本のトップ争いは残り5分、宮本2分3秒526で再度首位に立つと酒井が3秒109で再逆転、さらに鈴木が3秒186で両者の間に割って入る。酒井とは0.077秒差。S-FJのトップ争いも大川が3秒686と2分3秒台に入れて木幡を逆転、6番手村上に続いてS-FJの3位争いはいったん畠山退三(Hobbybase&MYST)が浮上するが、松下が逆転で全体7番手。8番手に落ちた畠山だがジェントルマンクラスのトップは変わらず。
残り時間4分、ここまで精彩を欠いていた第2戦S-FJ優勝の小林留魁(アルビ新潟第一ホテルギアED)が2分4秒334でS-FJ3位、全体7番手へ浮上する。そして残り2分30秒、村上が3秒613で4番手に浮上すると直後に木幡が3秒340をマークして3番手へ上がりS-FJのトップを奪回。さらに残り5秒、大川が3秒473で全体4番手、木幡に0.133秒と迫ったところで15分間が経過しチェッカードフラッグ。最後のアタックで順位を上げたのが畠山で、3秒953と2分3秒台に入れて小林を逆転、全体7番手でS-FJの3位を獲得した。
全体トップは酒井でFJ1500のポールポジション。2番手鈴木とFJ1500がフロントロウに並ぶ。セカンドロウにはS-FJで初のポールポジション獲得の木幡、里見代表率いるTeam RiNoAととしては久々のポールポジション獲得だ。S-FJ2番手の大川も4番グリッドに並び、3列目に宮本と村上のFJ1500がつけている。
もてぎ・SUGO第4戦は本日午後3時45分スタート予定。FJ1500とS-FJが入り乱れたグリッドからどんなレースが展開するか注目だ。




Text: Junichi SEKINE
Photo: Kazuhiro NOINE
もてぎチャンピオンカップレース第2戦 -RIJ- (2026/04/25) Qualifying Weather:Sunny Course:Dry
2026 スーパーFJもてぎ・菅生シリーズ Round 4 モビリティリゾートもてぎ 4.801km
| Pos | № | G | Cls | Cls Pos | Driver | Car Maker Model | Time | Behind | Gap | km/h |
| 1 | 22 | | FJ1500 | 1 | 酒井 翔太 | ファーストガレージ MYST KK-F | 2'03.109 | - | - | 140.393 |
| 2 | 14 | | FJ1500 | 2 | 鈴木 大翔 | ZAP SPEED KK-F MYST KK-F | 2'03.186 | 0.077 | 0.077 | 140.305 |
| 3 | 81 | | S-FJ | 1 | 木幡 直生 | 群馬トヨペットTeam RiNoA MYST KK-S2 | 2'03.370 | 0.261 | 0.184 | 140.096 |
| 4 | 43 | | S-FJ | 2 | 大川 烈弥 | B-Auto&TAKE FIRST MYST KK-S2 | 2'03.473 | 0.364 | 0.103 | 139.979 |
| 5 | 56 | | FJ1500 | 3 | 宮本 颯斗 | 制動屋☆ミスト☆KK-F MYST KK-F | 2'03.526 | 0.417 | 0.053 | 139.919 |
| 6 | 48 | | FJ1500 | 4 | 村上 太晟 | ファーストガレージKK-F MYST KK-F | 2'03.613 | 0.504 | 0.087 | 139.820 |
| 7 | 38 | G | S-FJ | 3 | 畠山 退三 | Hobby Base & MYST MYST KK-S2 | 2'03.953 | 0.844 | 0.340 | 139.437 |
| 8 | 33 | | S-FJ | 4 | 小林 留魁 | アルビ新潟第一ホテルギアED MYST KK-S2 | 2'03.974 | 0.865 | 0.021 | 139.413 |
| 9 | 34 | | S-FJ | 5 | 藤井 翔太 | Dorago CORSE MYST KK-S2 | 2'04.258 | 1.149 | 0.284 | 139.094 |
| 10 | 2 | | S-FJ | 6 | 松下 彰臣 | Abel HOSHO&PARM ZAP 10V ED TOKYO R&D RD10V | 2'04.329 | 1.220 | 0.071 | 139.015 |
| 11 | 85 | | S-FJ | 7 | 吉田 英翔 | K&G RACING C72 KK2 MYST KK-S2 | 2'04.580 | 1.471 | 0.251 | 138.735 |
| 12 | 87 | G | FJ1500 | 5 | 山本 龍 | おさきにどうぞ☆KK-F MYST KK-F | 2'05.290 | 2.181 | 0.710 | 137.949 |
| 13 | 8 | | S-FJ | 8 | 佐久間 俊 | CMSC ZAP 10V ED TOKYO R&D RD10V | 2'06.432 | 3.323 | 1.142 | 136.703 |
| 14 | 7 | G | S-FJ | 9 | 野口 伸周 | 野口商會ZAP 10V ED TOKYO R&D RD10V | 2'07.305 | 4.196 | 0.873 | 135.765 |
| 15 | 23 | G | S-FJ | 10 | 柴田 泰知 | ZAP SPEED KK-SII ED MYST KK-S2 | 2'07.326 | 4.217 | 0.021 | 135.743 |
| ---- 以上基準タイム(130% - FJ1500: 2'40.255 / S-FJ: 2'40.678)---- |
- 第4戦優勝 新原光太郎(B-MAX RACING TEAM)
「今週は木曜日が雨がらみでスタートでした。木曜日の走行も1セッション目から走ってはいたんですが、自分の危機管理不足でクラッシュしてしまいました。そこをメカニックの方が,金曜のお昼までかけて綺麗に修復してくださり、それがとてもいい車に仕上がったのかなと思ってます」
「金曜日の午前中がダンプだったり、予選がSF後の路面で誰も走ったことがない状況だとか、木曜日の午後と金曜日の午前中を走ってない自分にとってはありがたいコンディションというか、ありがたい状況だったのかなとは思ってたので、そこは出し切ればいいところには行けるんじゃないかなとは考えてたんですが、ダブルポールまでは考えていませんでした」
「前回は3回中3回ともスタートをうまく決めることはできなかったので、少し課題意識を持っていたんですが、しっかりと自分では最高のスタートを決めて、レースラップもちゃんとタイヤのマネジメントもしながら、いいラップで走れたんじゃないかなと思います」
「前半は自分で少しプッシュして、ギャップを作るまでは自分の想定通りだったんですが、最後の数周で三井選手が少しペースを上げたのは少し想定外だったので、そこは少しだけ、自分もプッシュ少し入れて、いいペースで走ろうとは思いました」
「一番前からのスタートと一番いい状況でスタートはできるので、自分の力を出し切って、いい結果で今週末を締めくくられればいいかなと思います」
- 第4戦決勝2位 三井優介(DELiGHTWORKS RACING)
「今週の木金のFPに関してはすごく調子が良くて、FP1、2、3とトップタイムで終えることができました。このレースに向けてチームと作ってきた車が当たったのかなって思っていました。ただFP4でまあエヴァン選手、新原選手がだいぶタイムを上げてきたので、そこで少し焦りもありましたが、自分に自信持って予選に臨みました。QF1に関しては自分のミスで四番手に沈んでしまいましたが、自分の武器はスタートであると思っていたので、スタートでしっかり追い上げれば、表彰台には必ず乗れるんではないかなとは思っていました。その思惑通り、スタートを決めて2位に上がることができたんですけれども、トップの新原選手のペースには及ばず、かつ後ろからエヴァン選手が追いかけてきている状況で、なんとかタイヤマネジメントをして2位を死守できたかなというレースでした」
「富士でもほぼほぼ完璧に近いスタートが決められていましたし、オートポリスでもできるのじゃないかなと思ってやって、思った通りにできたと思います」
「明日は雨予報ですし、実際FP1、2は雨でトップタイムで終えることができています。雨に関しては自信ありますし、そこもしっかりスタート決めて、優勝できるように、雨のレース楽しみたいかなというふうに思っております」
- 第4戦決勝3位 エヴァン・ジルテール(B-MAX RACING TEAM)
「タフなレースではありましたけれども、週末を振り返ってもすごく良かったと思います。最初の2日間はウェットでもドライでも車の調子が非常に良くて、予選でもベースが良かったんですが、残念ながらポールポジションまでは獲得できませんでした。決勝は非常に難しいレースだったというふうに思います。スタートがうまくいかなかったのは良くなかったんですが、レース中のペースは非常に良くて、そのスタートさえ良ければ、とても良いレースができたかなというふうに思っております。この週末に向けてチームが素晴らしい車を作ってくれたので、本当に感謝したいと思いますし、今日優勝した新原選手にも本当におめでとうございますと伝えたいと思っております」
「今日はスタートで全てを失ったと思っておりますので、明日は失敗しないように。ベースペースは本当にいいので、とにかく最初のコーナーが肝心だと思っています」
「木曜日に非常に多くのスタートの練習をしたので、ウェットに関してはドライよりもさらに良いスタート練習ができたと思います。そのフィーリングを実際のレースでも再現できたらなというふうに思っております。ただ、雨が酷ければもしかするとローリングスタートだったりするかもしれませんね。いずれにせよ明日は2つレースがあり、ドライだったりウェットだったりと非常に難しい1日になるかと思いますけれども、その中でベストを尽くして頑張りたいと思っています」

Photo&Text:Kazuhisa SUEHIRO