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PORSCHE CARRERA CUP JAPAN

第4戦岡山決勝 渡会太一が6番グリッドから初優勝

優勝は渡会太一(seven × seven Racing)

 ポルシェ・カレラ・カップ・ジャパン(PCCJ)第4戦が25日、岡山国際サーキットで行われ、6番グリッドからスタートした渡会太一(seven × seven Racing)が優勝した。

 決勝レースのグリッドは、第3戦同様、予選が行われなかったため第2戦までのポイントランキング順となった。

  • PP  卜部和久(HYPER WATER RACING)
  • 2位 木村偉織(SKY GROUP 40)
  • 3位 伊東黎明(SHOWA AUTO with BINGO RACING)
  • 4位 Hiro(NGR)
  • 5位 BANKCY(seven x seven Racing)
  • 6位 渡会太一(seven × seven Racing)
  • 7位 佐藤樹(Posrche Japan Junior Programme)
  • 8位 浜崎大(VOING with VENTILER)
  • 9位 Tiger Wu(BINGO RACING)
  • 10位 MOTOKI(HIGHLIT with Rn-sports)
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 午前10時30分からのスタート進行中には小雨も落ちたが、フォーメーションラップが始まる10時45分には雨もやみ、雲間から日差しも顔をのぞかせるようになった。だが、路面は依然としてウェットパッチの残る難しいコンディションだ。13台(内プロアマクラス5台、アマクラス3台)が1周を回り、グリッドに着き、シグナルブラックアウトでスタートが切られた。

決勝がスタートした

 好スタートを切ったのは3番グリッドの伊東。1コーナーアウトから2番グリッドの木村に並びかけ2位に浮上した。続くヘアピンでもトップ卜部にアウトから仕掛けるがここは抜けず。4位にはBANKCY、5位には渡会、6位にはHiroが続く。

 2周目、1コーナーでインから卜部に並びかけた伊東は、ついにモスSでトップに出ることに成功した。卜部は2位に落ち、木村が3位、ウィリアムコーナーでBANKCYをかわした渡会が4位に浮上した。

 続くヘアピン立ち上がりではトップ伊東と2位卜部が接触。伊東はリボルバーコーナーでコースアウトし、これで2位には木村が、3位には渡会が上がる。さらに、レッドマンコーナー立ち上がりでトップ卜部と2位木村が接触。失速した木村は渡会にパスされ3位に落ちた。

 2周目終わりの順位は、トップ卜部、2位渡会、3位木村、4位BANKCY、5位佐藤、6位Hiro、7位Tiger、伊東はコースに復帰したものの8位まで順位を落とした。

 ここからトップ3台は接近戦。0秒3~5の間合いでお互いをけん制し合う。プロアマクラスの4位BANKCYはこれについて行けず遅れ始める。

 8周目に入った1コーナーではトップ卜部に2位渡会が急接近。テールトゥノーズでモスSを立ち上がると、アトウッドコーナーでインを差した渡会がついにトップに躍り出た。パイパー立ち上がりでは、スピードに乗らない2位卜部を、レッドマンコーナーでインを差した木村が2位に浮上。卜部はこの周、トップから3位まで順位を落とした。

 トップに立った渡会はここから2位に上がった木村を突き放す。3位の卜部はペースが上がらず木村との差は開くばかり。

 レースは17周を回ってチェッカー。今シーズンから参戦を始め渡会が4戦目にして初優勝を果たした。2位には3秒3遅れて木村が、3位にはさらに7秒4遅れて卜部が入った。

 プロアマクラストップのBANKCYは、序盤からプロクラスの佐藤を抑える健闘を見せる。終盤には後方から追い上げ、佐藤をパスしてきた伊東が背後まで迫ってきたが、これをしのいで総合で4位、アマクラスで優勝を飾った。

 5位には伊東が、6位には佐藤が、7位にはアマクラスで優勝したHiroが入った。

 第5戦はこの後、午後2時55分より17周で行われる。

プロアマクラス優勝はBANKCY(seven x seven Racing)

アマクラス優勝はHiro(NGR)

表彰式

プロアマクラスの表彰式

アマクラスの表彰式

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Keiichiro TAKESHITA

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