優勝 兒島弘訓(ZR WINMAX VITA)
「レース自体も赤旗が出ずに終われたということでしたが、赤旗を想定して序盤は飛ばさずにタイヤマネジメントしていました。中盤以降(1分)3秒6というターゲットタイムをずっと出せるように狙って走っていて。一回3秒4に入れて、そこからもう一声いけるかなというところだったのですがちょっとグリップダウンしてしまって、それ以降は3秒6を目指して走っていて、ペースコントロールという部分では、いいレースができたと思います。スタートも悪くはなかったですが抜群というわけではなかったので解析が必要かと思いますが、失敗ではないスタートだったので、次回もこういうスタートができるように、練習してきたいと思います」
2位 西濱康行(ETA 白波ワークス VITA)
「スタートはうまく行ったのですが、その先でシフトミスをしてしまって、後ろの人たちに迷惑をかけてしまいました。その後は兒島さんには逃げられてしまったので(後ろの)佐藤さんを気にしながら、距離が開くかどうかを見ながらのレースをしていました。想定していたのとは違いますがが、2位はキープできたので、ヨシとします」
3位 佐藤元春(KOSHIDO×ビーンズVITA)
「スタートでちょっと並ばれたのですが、1コーナーで冷静に対処して3位をキープしたまま、最後まで順位を死守できたのはよかったです。ただ前を行く兒島選手と西濱選手に対して中盤から後半自分のペースが遅くて、ついて行くのがやっとだったので、まだまだトップ2に食らいつくには練習が必要かな、というレースでした。来週が十勝(3時間)で、再来週が岡山でMEC120分と3週連続でVITAでのレースなので、今日はちょうどいいトレーニングにもなりました」
4位 佐藤考洋(Tipo ETA VITA-01)
「まずは順位を落とさないように、と。ラッキーなことに大沢さんがペナルティで下がったので、順位をキープして抜かれたくないなと思っていたのですがスタートを失敗して(苦笑)抜かれてしまって。それからは前のクルマがやりあっていたので、チャンスがこないかという思いで見ていて。で、チャンスが来たので、それを活かせたかなと思います。レースは楽しめました」
5位 山本龍( お先にどうぞ☆VITA)
「終盤佐藤(考洋)さんに接近されて、振り切ろうと思っていましたがだめでした。あまりいいところの無かったレースでした」
6位 大沢良明(ビーンズ☆SPM☆VITA)
「スタートはばっちり決まりました。前の龍さんは抜けそうだったのですが、ちょっと気を抜いたら(順位を)戻されて、続いて後ろからコーナーでインを差されて。放っておけば(相手が)まっすぐ行ってくれそうだったのにこちらも同調してしまって(笑)、順位をひとつ下げました。次は出られないのですが、最終戦また頑張ります」
Text: Junichi SEKINE