Inter Proto Series

IPS:第1戦富士ジェントルマンドライバー決勝レース2 #3卜部が独走優勝!

インタープロトシリーズ第1戦、ジェントルマンドライバーによる決勝レース2は、#3卜部治久(INGING MOTORSPORT)が後続を23秒以上引き離す圧倒的な速さで優勝、2位には昨日の欠場でピットスタートとなった#4AKIRA(RSS)がつけ、決勝レース1優勝の#16渡邊久和(東名スポーツ)は3位だった。

決勝レース2は午前9時25分より15周で行われた。
スターティンググリッドは決勝レース1の順位とされ、#16渡邊がポールポジションからスタート。
渡邊はそのままホールショットを奪ってトップでオープニングラップを戻ってきた。
その後方では2番手スタートの#19伊藤良男と3番手スタートの#37澤田透が昨日に続いて接触、伊藤がスピンを喫して後方に沈む。
この間に2位に浮上したのは昨日のレースで#36三浦勝と接触してリタイヤとなった卜部。
卜部はトップの渡邊を上回るペースで追い上げ、3周目の1コーナーでインを突いてトップに立つと、そのまま一気に予選タイムをも上回るハイペースでリードを広げて行く。
一方の渡邊は後方から迫ってきた澤田にも抜かれて3位に後退してしまった。

その後方では、ピットスタートとなったAKIRAが卜部に匹敵するハイペースで周回を重ね、4周目に4位、9周目のヘアピンで渡邊を抜き去って3位、10周目の1コーナーでは澤田をも攻略して2位に浮上してきた。
しかしトップの卜部は全く付け入る隙を与えず、終始独走状態のまま15周を走り切り、初勝利を挙げた。
3位には澤田のスピンにより渡邊が入った。

Text:Kazuhisa SUEHIRO


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