Formula Nippon

FN_Rd1:野田英樹リポート

全日本選手権フォーミュラ・ニッポン  第1戦
鈴鹿サーキット

【予選】

2000年3月25日(土)
天候:晴れ  コース・コンディション:ドライ
観客動員数:17,000人(主催者発表)


予選1回目 14:20~15:05
予選2回目 16:15~17:00


No.7 LeMansレナード99L MF308(野田英樹) 
13番手  1分46秒527

No.8 No.7 LeMansレナード99L MF308(五十嵐勇大)
12番手  1分46秒107


 朝のフリー走行でエンジン・トラブルを起してしまい,そのエンジンの載せ
換えで予選1回目を走行することができませんでした。2回目の予選にはかろ
うじて間に合ったのですが、車の状態を確認するところから始めなければなら
ず、思ったようなタイムアタックができませんでした。結果として13位で予
選を終えました。

● 野田英樹選手の談話:

  朝のフリー走行で思わぬトラブルが発生し、レース用のエンジンが壊れてし
まいました。直して、1回目の予選には走れる予定でしたが、直している途中
にまた違うトラブルが発生してしまいました。マシンは2回目の予選に間にあっ
たのですが、セッティングもできないまま、いきなりタイム・アタックするし
かない状態でした。途中、赤旗による中断もあり、満足のいく結果を出すには
時間が足りませんでした。


【決勝】

2000年3月26日(日)
天候:雨/ 曇
コース・コンディション:ウェット/ドライ
観客動員数:35,000人(主催者発表)


決勝レース 14:30~16:37


No.7 LeMansレナード99L MF308(野田英樹)
リタイア

No.8 No.7 LeMansレナード99L MF308(五十嵐勇大)
リタイア


 雨が降ったりやんだりの変わりやすい天候でのレースとなりました。今年か
らレース中でのタイヤ交換を義務付けられたので、予選の順位が良くなかった
こともあり、1周目にタイヤ交換を終わらせる作戦を取りました。前半単独で
走行して、他チームがタイヤ交換を始めたころにポジションを上げる考えでし
たが、天候の問題でスピンする車が続出し、その中の1台と接触してしまい、
その場でリタイアとなってしまいました。

● 野田英樹選手の談話:

  前半のコース上の渋滞を逃れるために、1周目にピットインし、タイヤ交換
を済ませて、あとは自分のペースを守って走るという作戦でした。雨が強くな
り、何台もコースアウトし、自分の目の前でも3台がスピンして行き場がふさ
がれる状態になってしまった。そこには同じチームメイトの五十嵐選手のマシ
ンもありました。そこへの接触だけは回避できたのですが、他のマシンとの接
触は避けきれず、リタイアとなってしまいました。無理はしていなかったので、
これからだっただけに残念でなりません。しかし、朝のフリー走行では2番手
につけることができました。マシンの仕上がりは好感触なので、次回のもてぎ
は期待して下さい。

●チーム監督の談話:

  1周目でピットインしてタイヤ交換を済ませるという作戦はうまく行ったの
ですが・・・・・・。スピンしてコース上に戻ったマシンに接触してしまい、不運で
した。マシンの調子は良いので、もてぎには優勝目指してがんばりたいと思い
ます。

●Project Royal Oak 談話:

 先日行なわれた鈴鹿の事前テストでは、期待できる仕上がりになっていたの
で楽しみにしていたのですが、思わぬトラブルからレース全体の流れが変わっ
てしまったような気がします。

 原因が何であれ、皆様には期待を裏切る形になってしまい大変申し訳なく思っ
ております。しかしながら、結果が出せる状態であることに変わりはありませ
ん。今週末のもてごで開催されますGT選手権開幕戦には、気持ちをあらたに
優勝目指して頑張りたいと思います。これからも野田英樹をよろしくお願い申
し上げます。


  資料提供:Project Royal Oak    [URL http://home.att.ne.jp/red/noda/]


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