Formula Nippon

FN:A.ユーンRd.1鈴鹿リリース(3/26)

>>>アレックス、14位で予選通過を果たすもスタートできず

マレーシアのフォーミュラ・ニッポンレーサー、アレックス・ユーンは、2000
年フォーミュラ・ニッポン第1戦に参戦し20台中14位で予選を通過したが、予
選2回目の11周目、16位から14位に順位を上げた後の超高速コーナー130Rで大
アクシデントを演じてしまい、日曜日の35周の決勝レースをスタートすること
ができなかった。

「車は回収できたエンジンを除いて全損になってしまった」と、鈴鹿サーキッ
トのメディカルセンターで診断を受けたアレックスは語った。

「完全に僕のミスさ。前周に順位を上げ、もう1周アタックした際に130Rの出
口でリアをコースから落としてしまったんだ。僕はそのラップを失いたくな
かったから、全開のままいったんだ。それで全てオシマイさ。スピードは
250km/h、僕はマシンを守ることはできなかった。あまりに突然の出来事だっ
たしね。
今考えてみると、あのラップを失敗しても、車がコースを外れたときアクセル
を戻すべきだった。そうすれば大きなダメージを負う事もなかったかもしれ
ないし、日曜日のレースに出る事ができたかもしれない」

チーム・マレーシアの本間監督は「非常に大きなアクシデントだったが、アレッ
クスに怪我がなかったのは幸いだった。もてぎで行われる次戦までにはアレッ
クスにニューカーを用意する。良い週末にはならなかったが、第2戦には復活
するよ」と語った。

1999年最終戦の勝者、英国人のラルフ・ファーマンは、有名な5.89kmと距離の
ある鈴鹿サーキットを1分47秒579、平均速度201.86km/hで走りポールポジショ
ンに就いた。
日曜日午後2時30分スタートのレースには、フロントロー、ファーマンの隣に
は1分44秒842で日本の金石、3番手には1分45秒029でドイツのミハエル・クル
ムが並ぶことになった。F1から復帰した高木虎之介は、1分45秒046で2列目、
4位となった。

レースは、高木がミハエル・クルムを逆転して優勝し、服部が3位に入賞した。

第2戦は4月15~16日に、東京の北に位置するツインリンクもてぎで開催され
る。

アレックス・ユーンとチーム・マレーシアは、マレーシア青年スポーツ省、マ
レーシア航空、タグ・ホイヤー、パン・グローバル保険、ブライルクリーム、
日本のルマンのスポンサードを受けています。


情報提供:Alex Yoong Racing for Malaysia

          ** FMOTOR4F SysOp 北島滋穂(sdi00685@nifty.com) **



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