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第2戦富士優勝記者会見 三宅淳詞「本当にびっくりしているし、とても嬉しい」

GT500クラス 3号車Niterra MOTUL Z(NISMO NDDP)

高星明誠(NISMO NDDP)

GT500クラスで優勝した高星明誠(NISMO NDDP)

 「優勝できて嬉しいです。今年から僕たちはチームメイトとタイヤが変わったことで、パフォーマンスのいいところを見つけられずに苦戦していたんですけど、その中でも予選2位が取れて、ロングランのペースも比較的安定していました。次戦以降につなげられるいいデータも取れて、全てにおいて収穫のあったレースだったと思います」

 「タイヤのマネジメントには苦戦しました。今年はテストで雨が多かったので、ブリヂストンタイヤになってからロングランをやれていませんでしたから。本格的なロングランをできたのは前回のレースという状況で、タイヤチョイスについて常にチームと話し合いながらやっていましたから」

三宅淳詞(NISMO NDDP)

GT500クラスで優勝した三宅淳詞(NISMO NDDP)

 「僕自身GT500クラスにステップアップできて2戦目に優勝できたということに本当にびっくりしていますし、とても嬉しいです」

 「今週を振り返ると、予選でも思った以上のパフォーマンスを発揮できたと思いますし、フロントローに並ぶことができました。ファーストスティント、セカンドスティントで高星選手がスタートダッシュを決めてくれて、かなりマージンを作って僕にパスをしてくれたので、僕自身慌てることなく、接触とか凡ミスをしないように本当に落ち着いてレースすることができました」

 「僕はかなりのマージンを作っていただいたので、特に苦戦はしませんでしたが、いきなりトップで出て行くので、そこでドキドキはしました」

GT300クラス 88号車JLOC Lamborghini GT3(JLOC)

元嶋佑弥(JLOC)

GT300クラスで優勝した元嶋佑弥(JLOC)

 「本当に嬉しいです。自分のスティントは後ろを一度も見ることなく、自分のラップタイムだけを見て走るだけでした。プッシュしながらも、タイヤを壊さないように、他のクルマと当たらないようにと、すごく冷静に走ることができました。プッシュしていても、それに応えてくれるヨコハマタイヤさんのおかげで、2時間疲れたなあというよりも、最後の最後まで楽しく走ることができました」

 「自分が乗り終わって、小暮さんが走っているのを見ているのが苦しかったです(笑) もう早く終わんないかな、何事も起きてほしくないなって。僕らはそもそも四輪交換する予定ではなかったですし、二輪交換で行ってタイムを稼いでいこうと思っていましたが、思った以上にクルマの調子が良くてギャップが作れたので」

 「実は僕、宿題を出されていたんですよ。後続に20秒以上のマージンを作らないと四輪交換はさせないぞって。そんな宿題を出したのは小暮さんじゃないかなと思って、頑張ってプッシュしました」

小暮卓史(JLOC)

GT300クラスで優勝した小暮卓史(JLOC)

 「昨年度の最終戦で優勝できまして、1レース挟んで第2戦でまた優勝できたことが本当に嬉しいですね。チームスタッフをはじめスポンサーさん、ヨコハマタイヤさんに感謝したいなと思ってます」

 「レースは前半のスティントで元嶋選手にマージンを作って貰ったので、僕としてはすごく気が楽でした。それでも何かがあるかもしれないという危機感を持ちながら、タイヤを使いすぎず、状況を見ながら確実に走って、狙い通り優勝できたのでホッとしています」

※ なお、会見前に行った抽選により、第3戦の公式予選Q1ではGT300クラスはグループB(このレースの決勝順位偶数のチーム)が先に走行することが決まった。

GT500クラスのフォトセッション

GT300クラスのフォトセッション

Text: Kazuhisa SUEHIRO
Photo: Motorsports Forum


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