スーパー耐久シリーズ2003 第6戦 TI Super Taikyu ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ ■開催月日:2003年9月6-7日 ■開催場所:TI サーキット英田 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ ■エンドレスアドバンGT-R、2位表彰台でシリーズランキングトップを守る スーパー耐久シリーズ第6戦は岡山のTIサーキットで開催され、クラス1のポイント リーダーである木下みつひろ/青木孝行組の#1エンドレスアドバンGT-Rが2位表彰 台を獲得し、ランキングトップを守った。 輿水敏明/阪口良平組の#19JMCダンロップGT-R EDはマシントラブルに見舞われク ラス7位完走、またクラス3に参戦した尾本直史/星野一樹組の#23C-WESTアドバン Z33もマシントラブルのためにクラス7位完走という結果に終わった。 6日に行われた予選は気温34℃と蒸し暑い中行われ、#GT-Rの青木は1分37秒125の タイムでポールポジションを獲得、#19GT-Rの阪口は6位となった。またクラス3の #23フェアレディZの尾本は4位とまずまずの位置を確保した。 7日の決勝は109周、約400kmとシリーズ中最も距離の短いレース。 TIはタイトなターンが多くブレーキも燃費も厳しい。ライバル、ポルシェ勢は1回 のピットに対しGT-Rは2回が予想されシリーズチャンピオンを狙う#1GT-Rは無理な 勝負がしづらいところ。 「アタックは最終コーナーでミスったので95点。決勝はGT-Rにはつらいので3位表 彰台を目指します。今回の優勝よりシリーズチャンピオンを確実に取りたいです し」と青木。 決勝日も気温32℃と暑いTI。3万5700人のファンが見守る中、13時過ぎに決勝レー スがスタートした。#1GT-Rの青木は3周目に#25ポルシェにトップを譲り2位をキー プする走行。いっぽう#19 GT-Rの輿水はわずか2周でピットイン。燃料系にトラブ ルを抱えているという。#1GT-Rは35周目のアクシデントによるセーフティカー導 入の際にピットインして燃料補給とタイヤ交換を済ませクラス6位でコース復帰し た。 レース中盤、1ピットを予定しているトップの#25ポルシェがピットイン。しかし サスペンションを壊しており修復に手間取る。これで#33ポルシェ、#109ポルシ ェ、#1GT-Rという順序になった。78周に2回目のルーティーンピット。ドライバー が木下に交代し、タイヤは左側の2本だけを交換して2位でコース復帰した。トップ との差は10秒ほどだったが最後までその差は詰まらず、109周のチェッカー目前に アクシデントによる赤旗中断となりここでレースが成立。#1 GT-Rは2位表彰台を 獲得してポイントリーダーを守った。 いっぽう#19GT-Rは電気系のトラブルにより序盤、満足な走りができずクラス7位。 #23フェアレディZも中盤に左リヤのハブトラブルによりピット作業を要しクラス7 位でレースを終えた。 青木孝行選手(#1エンドレスアドバンGT-R) 「今日は厳しいレースでした。でも泣き言ばかり言ってないで残り2戦、ポルシェ 勢を抑え込んでチャンピオンを守りたいですね。頑張ります」 尾本直史選手(#23C-WESTアドバンZ33) 「激しい2位争いの集団のところにいたので表彰台は行けると思ったんですが、セー フティカーが入ったころからおかしかったんです。残念です」 RACE RESULTS Pos--No.--Class--Class Pos--Machine--(Lap)--Driver 1. #33-C1-1 FALKEN PORSCHE (107) 竹内浩典/田中哲也 2. #1-C1-2 エンドレスアドバンGT-R (107) 木下みつひろ/青木孝行 3. #99-C1-3 CRT-PIRELLIポルシェ (107) 砂子塾長/壷林貴也 4. #109-C1-4 ランドリーOGBアドバンGT3(107) 飯田章 /西澤和之 5. #24-C1-5 PCJ ADVAN PORSCHE (106) 井上貴志/堤明彦 6. #2-C2-1 FUJITSUBO IMPREZA (104) 吉田寿博/清水和夫 35. #23-C3-7 C-WEST アドバン Z33 (90) 尾本直史/星野一樹 36. #19-C1-7 JMCダンロップGT-R ED (86) 輿水敏明/阪口良平 ◆ニスモモータースポーツの詳細は下記WEBサイトをご覧ください。 http://www.nismo.co.jp/M_SPORTS/index.html