岡山国際サーキットで行われている2025オートバックス スーパーGT公式テストのセッション4が3月16日、岡山県美作市の岡山国際サーキットで行われ、GT300クラスは6号車UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI(片山義章/ロベルト・メリ・ムンタン)がトップタイムを記録した。
スタート練習に続いて行われたセッション4は気温、路面温度共に低く、非常に難しいウェットコンディションで始まったが、時間と共に路面コンディションは回復、この影響でここでの上位タイムがそのまま二日目の総合ベストタイムになる展開となる。
まずは65号車LEON PYRAMID AMG(蒲生尚弥)が17周目に1分36秒604を出してトップに立つ。
すると開始から30分余りが経過したところで96号車K-tunes RC F GT3( 新田守男)がヘアピンでスピン。グラベルに捕まったために1回目の赤旗中断となる。新田は自走でピットに戻り、午後2時8分に走行は再開となるが、その30分後に今度は30号車apr GR86 GT(永井宏明)がパイパーコーナーでスピンし、2回目の赤旗が提示された。
この間に6号車の片山は1分36秒342を28周目に記録してトップに立つと、路面コンディションの良くなった終盤にはメリも40周目に1分36秒015までタイムを縮め、そのままトップで二日間の走行を締め括った。
2番手には45号車PONOS FERRARI 296(ケイ・コッツォリーノ)が続き、フェラーリ296GT3の安定した速さを見せつける格好となった。
3番手には65号車LEON PYRAMID AMG(蒲生尚弥/菅波冬悟/黒澤 治樹)がつけた。
Text&Photo: Kazuhisa SUEHIRO