全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第3戦の決勝が3月9日、三重県の鈴鹿サーキットで行われ、ポールポジションからスタートした佐野雄城(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)見事開幕3連勝を達成してみせた。
第3戦決勝は午後0時50分より12周で行われた。天候は晴れ。路面はドライだ。気温13℃、路面温度は20℃まで上昇してきた。
3番手グリッドの小林利徠斗(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL )が会心のスタートを決め、トップで1コーナーに飛び込むと、2番手の野村勇斗(HFDP WITH B-MAX RACING)もS字で佐野を捉えて2番手。佐野は3番手に後退してコントロールラインに戻ってきた。
その後方では卜部和久(B-MAX RACING 324)とDRAGON(TEAM DRAGON 324)が痛恨のストールを喫し、最後方の12番手、13番手に後退してしまった。
トップ3台は2周を終えても1秒152の僅差。小林と野村の差は0秒639だ。その後ろでは4番手の三井優介(DELiGHTWORKS)の後方にはザック・デビッド(B-MAX RACING 324)、そして2周目に森山冬星(JMS RACING TEAM)を捉えたケイレン・フレデリック(Pilot ONE Racing with B-MAX )も迫ってきた。
佐野が3周目のシケインでアウトから野村を攻略し2番手に浮上。野村もすかさずホームストレートでアウトから並びかけるが、佐野はこれを退けて小林を追い上げにかかる。
三井の後方にはデビッド、フレデリック、森山そして荒尾創大(DELiGHTWORKS)が迫る。4周目のシケインで仕掛けるデビッドだったが、三井も一歩も引かない。フレデリックも5周目の1コーナーでデビッドの隙を窺うが、抜くまでには至らない。
5周目のシケインでついにデビッドが三井のインをついて4番手。フレデリックも続く6周目の1コーナーで三井を捉えて5番手に上がってきた。トップの小林と佐野の差は5周を終えて0秒783だ。
トップ争いは6周を終えて0秒508に。後方では伊東黎明(LMcorsa OTG 320)と卜部が相次いで古河悠河(Deloitte. HTP TOM'S SFL)を捉えて9番手、10番手。荒尾も森山を捉えて7番手に浮上する。
そして8周目。なんとトップの小林がデグナーで痛恨のコースオフ。なんとか3番手でコースに復帰するも、汚れたタイヤではペースが上がらずデビッドの猛追を受ける。これで佐野は労せずしてトップに浮上。2番手の野村は8周を終えて3秒811だ。
佐野は野村をなおも引き離し、9周終了時点で4秒005のリードを築く。その後も10周目に4秒423、11周目に5秒016と着実にその差を広げ、最後は5秒961の大差をつけてチェッカーを受け、見事開幕3連勝を成し遂げた。
2位は野村。小林も最後までポジションを守り切り、3位でレースを終えている。
全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権は、このあと舞台を九州のオートポリスに移し、第4戦、第5戦、第6戦が5月17-18日に行われる。
Text: Kazuhisa SUEHIROPhoto: Atshshi BESSHO
Yoshinori OHNISHI