SUPER FORMULA

第5戦SUGOフリー走行2回目 坪井翔がトップタイム。 PP大湯都史樹は13番手

 2023年全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦のフリー走行2回目が6月18日、宮城県村田町のスポーツランドSUGOで行われ、坪井翔(P. MU/CERUMO・INGING SF23)がトップタイムを記録。ポールシッターの大湯都史樹(TGM GP SF23)は13番手だった。

 フリー走行2回目は午前10時より30分間で行われた。天候は公式予選日に続いて晴れ。路面はドライでの走行となった。

 コースオープン直後から各チーム決勝に備えてダブルピットでのタイヤ交換やスタートの練習に余念がない。コース幅の狭いSUGOではアクシデントやそれによるセーフティーカーへの対応が勝負を左右することも多い。スタートとピット作業の成否は非常に重要だ。

 こうした中、コース上ではまず松下信治(BYOUBUGAURA B-MAX SF23)が3周目に1分9秒082を出してトップに。続いて山本尚貴(TCS NAKAJIMA RACING SF23)が同じく3周目に1分8秒639、山下健太(REALIZE Corporation KONDO SF23)は4周目に1分8秒796を出してきた。今回が復帰戦となる野尻智紀(Red Bull MOTUL MUGEN SF23)も5周目に1分8秒957を記録して3番手につける。

 予選2番手の宮田莉朋(VANTELIN TOM'S SF23)は6周目に1分8秒680を記録、この時点で2番手に浮上する。続いて坪井が8周目に1分8秒636でトップに立った。残り時間は17分だ。

 坪井と宮田はこの前後の周でもコンスタントに1分8秒台を連発、好調ぶりを見せる。他の多くのドライバーは1分9秒台前半から10秒台前半といったペースだ。この辺りが決勝でのペースということか。

 先週ルマン24時間レースで2位入賞を果たした平川亮(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF23)も12周目に1分8秒659で3番手に浮上してきた。

 その後もフリー走行は大きなクラッシュや中断もなく午前10時30分にチェッカーフラッグが提示されて終了。坪井翔がトップタイム。山本尚貴が2番手、平川亮が3番手という結果となった。

 ポールシッターの大湯都史樹はベストタイム1分9秒202で13番手だった。

 第5戦決勝はこのあと午後2時30分より51周で行われる。昨シーズンよりも2周短いレース距離での開催だが、これが結果にどう影響するかにも注目したい。

Text: Kazuhisa SUEHIRO


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