◇AWDインプレッサ、3戦連続のポイント獲得を狙う
SUPER GT第9戦(最終戦)は、11月4~5日に静岡県の富士スピードウェイにおいて開催される。SUPER GTで唯一シンメトリカルAWD機構を持つ「クスコ スバルADVANインプレッサ」は、小林且雄と菊地靖のコンビで参戦。3戦連続となるポイント獲得を目指す。
10年ぶりのAWD GTマシンとして注目された「クスコ スバルADVANインプレッサ」は第5戦SUGOラウンドでデビュー。第6戦の鈴鹿はスキップしてマシンの熟成に時間を費やし、第7戦もてぎでは7位で初ポイントを獲得。さらに第8戦オートポリスでは9位で2戦連続のポイントを獲得した。
第9戦富士は昨年全面改修され、来年にはF1日本GPが開催される近代的なサーキットに生まれ変わった。ゴールデンウィークの第3戦もこの富士で500kmレースとして開催されたが、インプレッサは新型車両を開発中で参戦しておらず、AWD車としては初のチャレンジとなる。
予選はスーパーラップ進出をかけてトップ10狙い。そして決勝レースでは、まずは3戦連続のポイント獲得、そして上位入賞を目指すことになる。また路面状況が悪化した場合には、シンメトリカルAWD機構の優れたトラクションをいかして表彰台を狙う。
今回、GT300クラスのエントリー台数は27台(計42台)。タイムスケジュールは以下のとおり。
4日(土) | 7:30~8:45 | 公開車検 |
10:30~11:30 | 予選1回目 | |
14:10~14:40 | 予選2回目 | |
(14:45~ | スーパーラップ) | |
5日(日) | 9:05~9:35 | フリー走行 |
14:05~ | 決勝レース(66周) |
■小林且雄
「インプレッサは、他の車両に比べて前面投影面積や空気抵抗など の面で不利。特にストレートの長い富士では苦戦を強いられると思 いますが、菊地と共に粘り強い走りでレースを組み立てていきたい ですね。上位入賞のチャンスもあると思うし、来年につながるような レースにしたいです」
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Text: スバルテクニカインターナショナル株式会社