SUPER GT

SGT:911 GT3 Rが奇跡的な追い上げで2位フィニッシュ

プレスインフォメーション 2011年10月16日 レースレポート: スーパーGT第8戦 ツインリンクもてぎ PJ11_0297.JPG ポルシェ AG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:マティアス・ミューラー)がカスタマーレーシングチーム向けに製造、販売するFIA GT3規格に準拠したレーシングマシン、ポルシェ911 GT3 Rは、10月15日(土)から16日(日)に栃木県のツインリンクもてぎにて行われたスーパーGT第8戦 GT300クラスにおいて、ピットスタートから驚異的な追い上げを見せて2位でゴールし、ドライバー/チームランキングでも見事シリーズ3位を獲得いたしました。 HANKOOK KTR(ハンコックKTR、 #33、影山正美/藤井誠暢)の911 GT3 Rはヘビーウェットで行われた土曜日の予選ではQ3に進出し7番手グリッドを獲得しました。朝までの雨から一転、汗ばむほどの陽気の中、迎えた日曜の決勝スタート直前のウォームアップ走行でも好タイムを記録。911 GT3 Rとツインリンクもてぎの相性の良さを見せつけ、レースでの快走を期待させたが残念ながらトラブルによりピットからのスタートを余儀なくされることになった。 影山は、ピットロード出口でライバル全車が目の前を通り過ぎるのを待ち22番手からコースに出る。当初は定石通りの1ストップ作戦を想定していたが、最後尾からのスタートとなったため急遽戦略を変更。「2ピットストップも視野に入れて、とにかくプッシュしました。タイヤの信頼性も高かったので不安なく攻め続ける事ができました」という影山は見事なドライビングで瞬く間に順位を上げていき3周目には14位、6周目には13台抜きの9番手にポジションアップ。タイトル争いを繰り広げる上位2台と遜色ないタイムで走行を続け、15周目にはついに3位に浮上する。25周目にドライバーチェンジするまでの間、911 GT3 Rのラップタイムが落ちる事はなかった。 PJ11_0295.JPG タイムロスなくピットストップを終えて、ステアリングを託された藤井は6位でコースに復帰し、すべてのチームがドライバーチェンジを終えた35周目には2位に上がる。911 GT3 Rは素晴らしいラップタイムで一時はトップを伺うかに思えたが、そのままチェッカーを受け最下位スタートから見事ポディウムフィニッシュとなる2位でゴール。レース後、「最終戦の結果でシリーズランキングが決まるので、トップを目指して走りました。トラクションが必要とされるこのサーキットで、ポルシェのアドバンテージを充分に発揮できました」と藤井は語りました。このレースで15ポイントを得た結果、ハンコックKTRはGT300クラスの2011シーズンランキングにおいて見事3位を獲得しました。 同じく911 GT3 Rを駆るTEAM ART TASTE(チームアートテイスト、 #15、清水康弘/ティム・ベルグマイスター)は12番グリッドからポイント圏内フィニッシュに向けてスタートしましたが、13位でゴール。惜しくもデビューシーズンで2度目のポイント獲得はなりませんでした。 スーパーGTの次戦は静岡県の富士スピードウェイにて11月12日(土)、13日(日)に特別戦として開催される予定です。 ポルシェジャパンKK.・プレスリリース

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