プレスインフォメーション 2011年10月17日
ポルシェ カレラカップ ジャパン 2011 第11戦 プレビュー 東京. ポルシェ ジャパン株式会社(本社:東京都目黒区 代表取締役社長:黒坂 登志明)とポルシェ カレラ カップ ジャパン (PCCJ) 委員会は、ポルシェ カレラカップ ジャパン 2011年シリーズ 第11戦 (最終戦)を、2011年10月23日(日) ツインリンクもてぎ(栃木県)にて開催いたします。
10月23日(日)のツインリンクもてぎで2011年シーズン最終戦を迎えるPorsche Carrera Cup Japan(PCCJ)。F1日本グランプリと併催された前戦鈴鹿ラウンド(第9戦/第10戦)においてチャンピオンクラス、およびジェントルマンクラスのシリーズチャンピオンが決定。#14 安岡秀徒と#15 神取彦一郎がそれぞれのタイトルを獲得している。各ドライバーとも今シーズンの集大成として、持てる力のすべてを賭けてツインリンクもてぎへと集う。
ツーリングカー、フォーミュラカーと様々なクラスのレースを楽しめる「もてぎチャンピオンカップレース」。イベントの1レースとして開催される第11戦は、今シーズン初めてのサーキットであるツインリンクもてぎで開催。前戦同様ドライバーたちには高い対応力が求められる。サーキットは全長4.8km、14のコーナーをもち、ストレートは最長760mと短い。曲率の小さいコーナーが連続し、ストップ&ゴーの性格をもつ。短い直線とタイトなコーナーで構成されるもてぎのコースは、コーナリングスピードを維持し、立ち上がりのスピード=ストレートでの最高速をいかに高められるかが攻略のカギだ。前戦の鈴鹿サーキットとはガラリと性格の異なるコースに、限られた時間でセッティングを合わせ込む能力も問われる。
なお、今回の予選は、ノックアウト方式を採用。予選をQ1、Q2というふたつのセッションに分けて、それぞれの結果でグリッドを決めていく。Q1セッションは15分間行なわれ、タイムの上位8台のみがQ2に進出。Q2は10分間行なわれ、このタイムによって最終的なグリッドが決定される。短時間で出す一発のタイム、アタックのタイミングを計る冷静さ、コースの状況を見極める力が求められる。12周というレースディスタンスで結果を残すためには上位グリッドが絶対条件。各ドライバーのスリリングなアタックは必見だ。ちなみに、昨年の第11戦もてぎのポールポジションを獲得した#14 安岡のタイムは1分55秒620。これがカレラカップパイロットたちにとって、ひとつのターゲットタイムとなるはずだ。
前述のとおり、両クラスのチャンピオンは鈴鹿ラウンドで確定したが、決勝レースではチャンピオンクラスの2位争いにも注目だ。現在ランキング2位の#47 藤田明(128点)に同3位の#5 高見澤一吉(124点)が僅差で迫る。前戦鈴鹿で一気に10点差を詰め、波に乗る#5 高見澤の追い上げを#47 藤田がしのぎ切れるかがポイントだ。
レース全体を俯瞰すれば「もてぎは得意なコース」と語る全勝チャンピオンの#14 安岡に、チャンピオンクラスの#47 藤田、#5 高見澤、あるいはジェントルマンクラス王者である#15 神取、#16 横幕ゆぅらが一矢報いることができるかどうかも注目したい。また、第10戦でクラッシュ・リタイアを喫してしまった#17 大久保仁、#18 飯田太陽もマシンを修復し戦線に復帰する予定。全13台での熾烈なバトルが繰り広げられる。
専有走行は10月22日(土)10時05〜35分、13時10分〜13時40分の2セッション。予選は10月23日(日)9時45分〜10時にQ1、10時10分〜10時20分でQ2を行なう。決勝レースは同日14時35分から12周でスタート予定だ。泣いても笑っても最終戦、すがすがしいバトルを期待したい。
ポルシェジャパンKK.・プレスリリース