SUPER GT

SGT:第1戦鈴鹿 レクサスSC430が3位表彰台獲得 (TOYOTA)

SUPER GT開幕 レクサスSC430が3位表彰台獲得
苦戦を強いられるも4台のレクサスSC430がトップ10入りを果たしポイント獲得
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シーズン開幕戦で3位表彰台を獲得したレクサスSC430
(No.36 PETRONAS TOM\'S SC430)

 2008年シーズンのSUPER GTが開幕。第1戦「SUZUKA GT300km」が3月15日(土)、 16日(日)の両日、三重県の鈴鹿サーキットで開催された。2008年も例年通りシリーズは全9戦が予定されている。

 シーズンの開幕戦となった今大会にはGT500クラスに16台、GT300クラスに25台の計41台がエントリー。トヨタ勢はGT500クラスに6台のレクサスSC430、GT300クラスに2台のトヨタMR-Sと1台のトヨタ セリカが出場した。

◆予選◆

 公式練習が行われた14日(金)は降雨に見舞われたが、15日(土)は好天に恵まれ、この季節としては暖かい気温で予選が行われた。

 午前10時10分から行われた予選1回目では、GT500占有時間の終盤に激しいタイムアタック合戦が繰り広げられ、PETRONAS TOM'S SC430 36号車が4番手、ZENT CERUMO SC430 38号車が6番手でスーパーラップ進出を決めた。  午後2時25分から30分間の予選2回目を経て、午後3時からスーパーラップが行われ、36号車は4番手、 38号車は路面温度が下がり、コンディションが悪化する中でタイムアップを果たし、5番手のグリッドを確保した。

 一方、GT300クラスではウェッズスポーツセリカ19号車が7番手、TDPの若手コンビによる期待のライトニング マックィーン apr MR-S 95号車は11番手となった。

◆決勝◆

 16日(日)も空は晴れ渡り、気温17度、路面温度33度と暖かい春の陽気の中で、午後2時に、5.807kmを52周して競われる決勝レースのスタートが切られた。

 グリッド通りの順当なスタートとなったが、直後に3位のGT-Rが後退し、これで36号車が3位、38号車が4位へと躍進した。

 その後、中盤には表彰台を賭け、レクサスSC430同士のバトルも見られたが、順位は変わらず、36号車が3位、38号車が4位でフィニッシュ。レクサスSC430は開幕戦で3位表彰台を獲得した。

 15番手と後方からのスタートながら、果敢な走りで順位を上げた宝山 KRAFT SC430 35号車が6位、13番手からスタートしたENEOS SC430 6号車はペナルティを受けるなど不運もあったが、粘り強く走り抜き9位でチェッカー。4台のレクサス SC430がトップ10フィニッシュを果たし、貴重なポイントを獲得した。

 一方、GT300クラスでは19号車が7位。DOUBLEHEAD avex apr MR-S 31号車が10位。 TDPドライバー平手晃平/国本京佑組の95号車は特性の違う車種が混走するレースに苦戦し、ペナルティを受けての後退もあったが、 13位で完走を果たした。

トヨタ自動車(株)モータースポーツ部主査 林博美のコメント:
 レギュレーション上有利な車輌を相手に苦戦のレースであったが、シリーズは始まったばかり。更なる改良によって速さを上げ、逆転を目指したい。

トヨタ自動車株式会社



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