スーパー耐久

S耐:第3戦十勝24H決勝15時間経過 視界不良に苦しみながらも順調に周回、首位を維持 (TOYOTA)

トヨタ スープラ HV-R 視界不良に苦しみながらも順調に周回、首位を維持
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夜明けを迎え、順調に周回を重ねるトヨタ スープラ HV-R

 「第14回十勝24時間レース」は15時間目を消化し、雨が降り続く、長く厳しいナイトセッションを終え、朝を迎えた。

 トヨタ スープラ HV-Rは、この時点で373周を走行し、首位を守っている。

 この夜のセッションの間に、ドライバーは平中克幸から、A.クート、片岡龍也と交替し、現在は飯田章がドライブしている。

 この間、午前3時50分に、オイル等で汚れたフロントガラスの清掃作業のため、臨時のピットインを強いられた。また、雨天と前輪回生の効果により、当初の想定よりもフロントブレーキローター、パッドの摩耗は少なかったが、若干フィーリングに変化があったため、念のために交換を行った。しかし、車両自体には大きな問題はなく、首位を守ったまま、順調に周回を重ねている。

トヨタ・チーム・サード ドライバー 平中克幸
 「非常に視界が悪く、下位クラスの競争も激化しており、また、トラブル車も発生している悪条件の中、慎重に走行し、マージンを拡大することが出来た。車両の状態は全く問題ない。尚、ウェット路面では、前輪を駆動することによるコーナリング中の曲がりやすさも実感出来ている」
トヨタ・チーム・サード ドライバー A.クート
 「車両自体は問題ないが、フロントガラスの汚れのため視野が非常に限られている。特にガラス内側の曇りが非常に厄介であった。慎重な走行で順調にペースを維持したものの、大変ハードなスティントであった」
トヨタ・チーム・サード ドライバー 片岡龍也
 「フロントブレーキのフィーリングが若干低下し、念のためにローター、パッドを交換した。また、クラッチの摩耗の影響からか、発信にやや手間取った。しかし、車両自体は非常に安定しており、順調に周回を重ねることが出来た」

Text & Photo: トヨタ自動車株式会社



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