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NISMOフェスティバル/NISMOモータースポーツニュースフラッシュ


(C)NISMO

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星野、感涙のフィナーレ
~6回目NISMOフェスティバルは過去最多の4万9000人が集結~
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恒例の“NISMOファン感謝デー”となるイベント「NISMO FESTIVAL at FISCO 2002」
が12月1日に富士スピードウェイで開催された。今年は初めて雨に見舞われたが、
昨年の4万5000人を上まわる過去最多となる4万9000名もの熱心なファン
が集まった。

9時にフェスティバルは幕を開けた。ファミリー走行に始まり9時40分からはお
待ちかね、このイベント恒例のニッサン車によるカテゴリー混走模擬レース。 S30
フェアレディZ、ハコスカGT-R、TSサニー、E10チェリーなど往年の名車から最新
のS耐、GTマシンまで19台が一斉にコースイン。何台かのグループに分かれながら
抜きつ抜かれつのバトルを演じた。
パドックの物販テントには掘り出し物や限定品などに長い列ができた。今回は星野
思い出の車両やトロフィー、写真などを展示した「星野ミュージアム」も特設され、
熱心に覗き込むファンの姿が見られた。

11時前からは、チューニングを施されたスカイラインGT-R、シルビアによるチュ
ーナーズバトルが行われたが、残念ながらウェットコンディションのためにパレー
ド走行に変更。それでもGT-R&シルビアオーナーや走り屋たちの視線を釘付けにし
ていた。
その後来年からスタートするK12マーチカップのエキシビションレースがスタート。
プロドライバー9名による5周のバトルはストレートで数台がダンゴになったり、
1コーナーに4台が並んで入ったりの大バトルに。

そしてクライマックスは、8月で現役ドライバーを引退した星野一義のセレモニー
として行われたフィナーレ。スーパーシルエットのシルビア、グループAのカルソ
ニック、R92CP、R390での走りを披露し、長谷見昌弘、福山英朗、土屋圭市、
和田孝夫が伴走した。その後に出場したドライバー全員がパレードをしてグランド
スタンド前に集結。 そこへR390をドライブした星野が登場。花束そしてカーボ
ンブレーキローターを加工した記念品の時計を受け取った後、ファンへ引退の報告。
途中、声が詰まるとスタンドから「頑張れ星野!」と声援が飛んだ。佐々木健一
NISMO社長が最後まで残ってくれたファンにあいさつし、来年のNISMOチームの巻き
返しを誓った。

マイクは再び星野に渡り、星野コールが響く中「恩返しができるのであれば、日本
のモータースポーツに貢献したい」と述べた。さらにセレモニーに立ち会ったドラ
イバーが星野を胴上げ。さらに花火が上がり、星野は「ありがとう!」と手を振り
ながらスタンド下まで歩いてファンに最後のあいさつをして、今年のイベントは終
了した。

上記の詳細情報は「NISMO official web site」をご覧下さい。


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