Japanese F3

JF3:第9戦鈴鹿でR.ストレイトが今季3勝目 (TOYOTA)

第9戦ポール・トゥ・ウィンでR.ストレイトが今季3勝目
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第9戦、ポール・トゥ・ウィンで今季3勝目を挙げたR.ストレイト

 全日本F3第5大会(第9戦、第10戦)が7月7日(土)と8日(日)の両日、三重県の鈴鹿サーキットで開催された。12台がエントリーした今大会には、トヨタ・トムス3S-GEエンジン搭載車が5台、トヨタ・トムス1AZ-FEエンジン搭載車が2台出場した。

 7日(土)午前中に第9戦、第10戦の予選が行われた。第9戦の予選は、朝から続く雨によってウェットコンディションの下で開始。セッションが進むにつれて路面は改善されて行く中で、R.ストレイト(INGING)がトップタイムをマークし、今季2度目となるポールポジションを獲得した。3番手にはTDPドライバーの大嶋和也(TOM'S)がつけた。

 続いて行われた第10戦の予選時には雨は止み、ウェット部分が残るものの、各車タイムアップ。第9戦でポールポジションを獲得したR.ストレイトは惜しくも2番手。3番手にR.ストレイトとランキング首位を争うO.ジャービス(TOM'S)が続き、大嶋和也が4番手から決勝レースへ臨むこととなった。

 7日(土)午後4時過ぎに、天候、路面コンディション共に回復した好コンディションで第9戦の決勝レースがスタート。ポールポジションのR.ストレイトはポジションを守り、首位でレースを開始。3番手グリッドの大嶋和也が好スタートで2位に浮上した。この2台は後続を引き離しながら首位争いを繰り広げたが、R.ストレイトが首位を守り切り、ポール・トゥ・ウィンで今季3勝目を挙げた。大嶋和也は2位表彰台を獲得。予選9番手と後方スタートを強いられたO.ジャービスが素晴らしい追い上げで4位に入った。

 8日(日)は好天に恵まれ、30度近い暑さの下で、午後1時に第10戦の決勝レースがスタート。スタート直後に、予選3番手、4番手のO.ジャービスと大嶋和也が軽く接触。この接触で大嶋和也は6位まで後退を余儀なくされた。2番手スタートのR.ストレイトはポジションを守って序盤戦に突入したが、その後、O.ジャービスがR.ストレイトをかわし、2位に浮上。O.ジャービスは首位を追うが叶わず、2位でチェッカーを受けた。大嶋和也は6番手から激しい追撃で、3位までポジションを上げてフィニッシュし、今大会連続表彰台となった。R.ストレイトは4位。TDPドライバーの関口雄飛(ナウモータースポーツ)が好走を見せ5位でフィニッシュした。

Text & Photo: トヨタ自動車株式会社



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