Formula Nippon

FN:第5戦鈴鹿 RV8Jエンジンの本山哲が今季2勝目 (TOYOTA)

トヨタRV8Jエンジンの本山哲が今季2勝目を挙げる
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今季2勝目を挙げた本山哲(#19 Arabian Oasis IMPUL)

 全日本選手権フォーミュラ・ニッポンの第5戦が7月7日(土)と8日(日)の両日、三重県の鈴鹿サーキットで開催された。全9戦で行われている2007年シーズンの折り返しとなる1戦となり激戦が繰り広げられた。

 7日(土)午前10時10分から行われた予選第1回目は、前夜の雨と、直前から再び降り始めた雨によってウェットコンディションで開始。間もなく雨は止んだため、徐々に回復していく路面で各車タイムアタックを続け、松田次生(mobilecast IMPUL)が暫定の2番手、本山哲(Arabian Oasis IMPUL)が3番手と、第2戦鈴鹿で1-2フィニッシュを果たし、鈴鹿を得意とする2台がまず上位につけた。

 予選第1回目終了後も、雨は降らず、路面は乾いて行ったが、予選第2回目開始直前に再び降雨に見舞われた。天候の悪化に対処するために、全車セッションのスタートと共にタイムアタックを開始。その後、雨は一旦強くなったものの、終盤には小降りとなり、各車最後のタイムアタック。その結果、松田次生が第2戦鈴鹿、第3戦もてぎに続き、今季3度目のポールポジションを獲得。チームメイトのB.トレルイエ(mobilecast IMPUL)が2番手に入った。

 8日(日)は前日までの雨は止み、ドライコンディションで午後2時半に43周で競われる決勝レースがスタート。ポールポジションの松田次生、予選2番手のB.トレルイエはポジションを守って序盤戦へ。しかし、20周目にB.トレルイエが激しくクラッシュ。これでレースは赤旗中断となった。

 その後、午後3時40分にレースは再開。松田次生が首位で周回を重ねたが、34周目にピットインしたことで6位まで後退。これで、ノーピットイン作戦の本山哲が首位を奪取。本山哲はそのまま逃げ切り、第2戦鈴鹿に続き今季2勝目となる勝利を挙げた。松田次生は終盤激しい追い上げを見せ、4位でフィニッシュした。

Text & Photo: トヨタ自動車株式会社



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