(Photo:K.Takeshita)
リチャード・ライアン(ポールポジション) 「今日の予選は難しかった。いつもなら予選2回目の最後のほうでベストタイムが出る ものだが、今回はそうじゃなかった。朝の早い時間に出したタイムが今日のベストに なったから、あのときのトラックコンディションがベストだったということだろう。 クルマは金曜の時点でタイムも出ていたし、セッティングも出ていたが、そこから 更にセッティングを進めていくとオーバーステアに陥って却ってタイムが悪くなった。 結局、今朝の状態がベストだと分かった。明日は天候が崩れるという話があるが、 今までもウェットでも速かったので、明日も自分がミスさえしなければ大丈夫だと思う。 ポールからスタートということでレースには自信があるけど、過信するのは良くない のでミスしないように気をつけて走ろうと思う」 脇阪寿一(予選総合2位) 「今年に入ってから一番いい状態だ。クルマは菅生からあまり触っていなくて、微調整 しただけだが、セッティングの幅の狭いクルマをメカニックが良く合わせてくれた。 ホンダにお世話になっている頃からもてぎは走りこんでいるので、こう走ればタイム が出る、というのがわかっていて、そうなるようにクルマを合わせていった。明日は スタートで前に出ればチャンスはあると思うし、勝つことによってチームの雰囲気も よくしていきたい」 アンドレ・ロッテラー(予選総合3位) 「リチャードとは逆に、走るごとにタイムを詰めていく状況だった。セッションが進む につれてセッティングも良くなってきたが、ライアンを追い越すには時間が足りなかった。 今回はクルマを煮詰めるのが遅かったが、いつも完璧なコンディションで走れるわけ ではないので、今日の3位には満足している。明日は55周もの長いレースになるので、 クルマ、ブレーキ、ギヤボックス全てに負担が掛かるだろうけど、ウチのクルマは レースではいつも調子がいいので安心している」
2004年6月5日 ツインリンクもてぎ(栃木県) 予選総合結果 天候:晴れ/コース:ドライ
P No Driver Am Pm Best Time Gap ---------------------------------------------------------------- 1 40 リチャード・ライアン 1'37.128 1'37.417 1'37.128 2 7 脇阪寿一 37.140 37.308 37.140 0.012 3 31 アンドレ・ロッテラー 37.223 37.242 37.223 0.095 4 1 本山 哲 37.301 37.533 37.301 0.173 5 20 井出有治 37.608 37.632 37.608 0.480 6 41 服部尚貴 37.636 37.691 37.636 0.508 7 32 小暮卓史 38.087 37.766 37.766 0.638 8 4 立川祐路 37.949 37.808 37.808 0.680 9 3 道上 龍 37.828 37.866 37.828 0.700 10 19 ブノワ・トレルイエ 37.867 38.019 37.867 0.739 11 25 片岡龍也 38.113 37.965 37.965 0.837 12 11 松田次生 38.294 38.005 38.005 0.877 13 8 土屋武士 38.327 38.071 38.071 0.943 14 2 金石年弘 38.228 38.146 38.146 1.018 15 28 野田英樹 39.047 39.392 39.047 1.919 ---------------以上予選通過車両---------------------------------- 予選通過基準タイム(107%) 1'43.927 参加台数:15台 出走台数:15台 シャーシーは全車Lola B351、エンジンは全車無限MF308、タイヤは全車BSです。