菅生に続いての連続PP。今季絶好調のライアン(Photo:K.Takeshita)
全日本選手権第3戦の公式予選2回目がツインリンクもてぎで行われ、#31アンドレ・ ロッテラーがトップタイムを記録したものの、#40リチャード・ライアンの午前中の タイムには惜しくも届かず、菅生に続いてのライアンのポールポジションが確定した。 好天に恵まれたツインリンクもてぎの気温は午前中より更に高くなり、タイムアップ は難しい状況となった。それでも少しでもコンディションのいいタイミングでアタック しようと、各チームともセッション終盤に向けてニュータイヤを温存して様子を伺う。 今回も最初に動いたのはライアンだった。残り6分で4セット目を投入、最後のタイム アタックに入る。続いて各車残り5分前後で一斉にコースイン。しかし、IMPULの#20 井出有治だけはピットガレージ内で待機のまま。結局井出はコースインせず、4セット 目を残して決勝に臨むこととなった。この判断が功を奏するか、要注目だ。 コース上では#7脇阪寿一、#31アンドレ・ロッテラー、#1本山哲らが激しいタイムアタ ック合戦を繰り広げるが、どうしても午前中のライアンのタイムには届かない。それ どころか、自身のタイム更新すら出来ずにチェッカーを受けることとなった。 第3戦決勝は明日6月6日午後2時30分より、55周で行われる。
2004年6月5日 ツインリンクもてぎ(栃木県) 予選2回目 天候:晴れ/コース:ドライ
P.-No.-Driver--------------Team-------------------------Time-----Gap--- 1 31 アンドレ・ロッテラー PIAA NAKAJIMA RACING 1'37.242 - 2 7 脇阪寿一 Team LeMans 37.308 0.066 3 40 リチャード・ライアン DoCoMo TEAM DANDELION 37.417 0.175 4 1 本山 哲 TEAM ADiRECT 5ZIGEN 37.533 0.291 5 20 井出有治 mobilecast TEAM IMPUL 37.632 0.390 6 41 服部尚貴 DoCoMo TEAM DANDELION 37.691 0.449 7 32 小暮卓史 PIAA NAKAJIMA RACING 37.766 0.524 8 4 立川祐路 Yellow Hat KONDO Racing Team 37.808 0.566 9 3 道上 龍 Yellow Hat KONDO Racing Team 37.866 0.624 10 25 片岡龍也 Team LeMans Spirit 37.965 0.723 11 11 松田次生 COSMO OIL RACING TEAM CERUMO 38.005 0.763 12 19 ブノワ・トレルイエ mobilecast TEAM IMPUL 38.019 0.777 13 8 土屋武士 Team LeMans 38.071 0.829 14 2 金石年弘 TEAM ADiRECT 5ZIGEN 38.146 0.904 15 28 野田英樹 CARROZZERIA Team MOHN 39.392 2.150 ----------------------------------------------------------------------- 予選通過基準タイム(107%)1'44.049 参加台数:15台 出走台数:15台 シャーシーは全車Lola B351、エンジンは全車無限MF308、タイヤは全車BSです。