全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権の開幕大会となる第1戦、第2戦の公式予選が、3月28日、富士スピードウェイで行われ、第1戦は三井優介(DELiGHTWORKS)が、第2戦は梅垣清(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)が、ポールポジションを獲得した。
マスタークラスは、KEN ALEX(BUZZ RACING)が、ダブルクラスポールを奪った。
鈴鹿ではF1日本GPが開催されている週末、富士ではスーパーフォーミュラ・ライツ(SFライツ)選手権の2026シーズンが幕を開けた。
今シーズンのSFライツは、話題のルーキーが目白押しだ。特に海外から、激戦のフォーミュラリージョナル・ヨーロピアン選手権(FRECA)の上位ランカー、エヴァン・ジルテール(ART Grand Prix with B-MAX)とアクシャイ・ボーラ(PONOS Racing TOM'S SFL)が、B-Maxとトムスからエントリーしている。また、元F1ドライバーのアレクサンダー・ヴルツを父に持ち、昨年はユーロカップ3を戦ったオスカー・ブルツ(PONOS Racing TOM'S TGR-DC SFL)も戦いの場を日本に移した。
国内勢では、フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ選手権(FRJ)チャンピオンの梅垣清(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)、同2位の鈴木斗輝哉(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)のトヨタ育成コンビ。鈴木はFIA-F4ジャパニーズ選手権のチャンピオンでもある。
ホンダ育成からはFIA-F4シリーズ4位の新原光太郎(HFDP WITH B-MAX RACING)がエントリー。ここ3年続けてドライバータイトルを獲得しているHFDPとB-Maxのジョイントチームで走るだけにプレッシャーもかかる。B-Maxからはもう一人、新原とHFDPのシートを争った佐藤凜太郎(B-MAX ENGINEERING 324)もエントリーしている。
2年目組としては、ディライトワークスから三井優介(DELiGHTWORKS)と、B-Maxから移籍の卜部和久(DELiGHTWORKS)。二人はルーキーを迎え撃つ立場となる。
第1戦公式予選
午前10時5分から行われた予選は、春の暖かな快晴のもと行われた。
今季を占う上で予選で、速さを見せたのは三井。3周のウォームアップの後、1分32秒493をマークしてトップに出ると、次の周も1分32秒383を出してダメ押し。初ポールポジションを決定的なものとした。
2位は、同様に2周続けてアタックし、三井からコンマ1秒遅れの1分32秒500をマークした梅垣。3位は、アタック1周目に1分32秒611を叩き出したジルテール(ART Grand Prix with B-MAX)が入った。なお、練習走行で好調だった鈴木は、32秒台を二度マークしながらも、ランオフエリア(走路外)走行のペナルティでベスト、セカンドタイムが採用されずに予選不通過。最後尾スタートとなった。
マスタークラスは、4台がすべて1分35秒台の争いとなったが、最後のアタックで清水康弘(ART TASTE RACING 324)を逆転したKEN ALEXがクラスポールを獲得した。
第2戦公式予選
10分間のインターバルを挟んで行われた第2戦予選は、梅垣が一発目のアタックで1分32秒311と、第1戦のポールタイムを上回るタイムでポールを獲得。同じくアタック1周目に32秒611を出したジルテールがフロントローを射止めた。
3位は、第1戦のミスをしっかりカバーしてきた鈴木。第1戦でポールを奪った三井はランオフエリア走行でベストタイムを抹消され4位。新原は、第1戦に続く5位。
マスタークラスは、KEN ALEXが1分35秒130と、2位の今田信宏(JMS RACING TEAM)にコンマ3秒の差をつけて、第1戦に続くクラスポールを奪った。
第1戦の決勝は、本日、午後2時20分から21周で、第2、3戦の決勝は、明日の午前9時45分、午後2時35分から、それぞれ15周で行われる。
Text: Shigeru KITAMICHIPhoto: Kazuhiro NOINE





