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FORMULA REGIONAL JAPANESE CHAMPIONSHIP

第5戦富士レース11/12公式予選 鈴木斗輝哉、梅垣清がポールを分け合う

 フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ選手権第5戦Race11、12の公式予選が、9月27日、富士スピードウェイスで行われ、レース11は鈴木斗輝哉(マツモトキヨシTOM’S TGR-DC FR)が、レース12は梅垣清(PONOS RACING TOM’S TGR-DC FR)がポールポジションを獲得した。

 マスタークラスも、赤松昌一朗(SHOEI-GIGS Ride-Eagle)とアキタ(ACR FRegional)が、ポールを分け合った。

 年一度の世界耐久選手権「富士6時間レース」のサポートレースとして組まれたレースには、総合優勝を狙う若手11台とマスタークラス4台の計15台がエントリー。マスタークラス常勝の鳥羽豊は欠場し、13号車は三浦愛 (AIWIN)がドライブする。

 前日の金曜日に行われた練習走行では、やはり鈴木、梅垣、大宮賢人(PONOS RACING F111/3)、卜部和久(B-MAX RACING F111)のランキング上位者が速く、予選、レースはこの4人を中心に進むものと思われた。

 曇天となった土曜日。午前8時30分からレース11、午前9時からレース12の予選が、それぞれ15分間行われた。

レース11予選

 鈴木が常にリードし、これに梅垣が食い下がり、大宮、卜部が迫るといった、予想どおりの展開となった。

 鈴木は、徐々にペースを上げ、計測4周目に1分37秒31のトップタイムをマークすると、アタックを終了。ピットに入って他車の様子を見る余裕を見せた。

この時点で梅垣は37秒65とやや差をつけられていたが、その後37秒51、クールダウンラップを挟んで37秒49と必死にタイムを削った。しかし、鈴木のタイムには僅かに届かず。卜部も最後まで攻めたが37秒86まで詰めるのがやっとだった。

 4位以下は、大宮、三浦、ワン・ジョンウェイ(SKYMOTORSPORTS F111/3)と続いた。

 マスタークラスは赤松が、アキタ(ACR FRegional)を抑えてクラスポールを獲得した。

レース12予選

 15分のインターバルで始まったレース12の予選も、鈴木と梅垣のトムス勢の戦いとなった。

 鈴木が計測4周目に、レース11予選のタイムを大きく上回る1分36秒57をマーク。次の周も36秒55と僅かながらタイムアップ。これに対し、梅垣も36秒63、36秒57と、ほぼ同タイムで追随し、次の周に36秒47と、ついに鈴木を逆転することに成功した。

 3位はレース11と同じく卜部だったが、タイムは37秒15と、トップ2人には引き離された。4位には三浦が大宮を抑えて入った。

 マスタークラスは、1分38秒84をマークした赤松が連続クラスポールかと思われたが、終了間際にアキタが1分38秒68をマークして逆転した。

 レース11の決勝は、本日午後1時30分から、レース12は、午後5時から15周で行われる。

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Kazuhiro NOINE

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