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第3戦岡山公式予選 有岡綾平がポールポジション 2位に中島僚斗が、3位に増本千春が続く

 VITA岡山シリーズ第3戦の公式予選が5月25日、岡山国際サーキットで行われ、有岡綾平(山田車輌Moty’s VITA制動屋)がポールポジションを獲得した。

 VITA岡山シリーズ第3戦が5月25日、予選・決勝が同日のワンデーレースとして行われた。この日は1日雨模様で、一時小雨が落ちたり、ときおり日も差す不安定な天候となった。公式予選は、午前11時36分から10分間の予定で始まった。開始前、コースに落ちた小雨はやんだが、路面はダンプコンディションだ。気温20度、路面温度は23度と湿度は高いが、過ごしやすい気候ではある。

 エントリーは29台だったが、坂本洋一(STILLWAY☆ふんわり☆VITA)が昨日、雨の練習走行中にクラッシュしたため、予選には28台(内トロフィークラス14台)が出走した。

 計測1周目、まずトップタイムをマークしたのは1分45秒219で、中島僚斗(&GコーポレーションANGLE TMR)。2位には清水康友(ENDLESS☆カーブテイックTrace)が、3位には長田茂久(TRACE☆愉快なおっさんVITA)が続く。

 計測2周目、中島はタイムを1分45秒314まで削る。2位には有岡綾平(山田車輌Moty’s VITA制動屋)が僅差でつけ、3位にMAKOTO(まこと君グラホ号テックワールド)が上がる。

 予選終了まで残り5分あまり、マイクナイトコーナーでコースアウト車両があり赤旗が提示された。車両回収後、セッションは11時50分から残り5分15秒で再開した。

 赤旗直後に先頭を走っていた中島だが、真っ先にピットインしたとき、オフィシャルが予選は終了したと勘違いして、ピットに入れられ、本来なら再開後トップで予選アタックできるはずが、最後尾でコースインすることとなった。

 再開後、増本千春(SANNO清水炉工業所TMR)のスリップストリームを利用して、1分43秒967とタイムを更新し、トップに立ったのは有岡。中島は、前が詰まっていてアタックを諦めたため、2位に落ちた。

 予選終了前には、再びコースアウト車両があり、赤旗が提示された。残り時間もわずかのためこの赤旗をもって予選は終了となった。

 ポールポジションを獲得したのは有岡。1分43秒967で開幕から3戦連続のポールポジションとなった。

 2位には、赤旗後にアタックを諦めた中島。それでも赤旗前のタイム1分44秒314を有岡以外は上回ることができず、この位置にとどまった。

 3位には、シフトミスをしたというものの1分44秒489で増本が、4位にはトロフィークラストップの長田茂久(TRACE☆愉快なおっさんVITA)が1分44秒720で、5位にはMAKOTO(まこと君グラホ号テックワールド)が1分44秒871で、6位には新車を導入した下垣和也(SOUEISHA-VITA)が1分45秒140で入った。

 以下、7位には清水が、8位には吉田和成(日本リアルエステートwithハラタテ)が、9位には松本匡史(m・dent with萬雲塾VITA)が、10位には木村一廊(KOO′ON with ABBEY)が入った。

 決勝は午後3時55分より10周で行われる。果たして有岡の3連勝なるかに注目だ。

Text: Yoshinori OHNISHI

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