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SUPER FORMULA LIGHTS

第7戦岡山決勝 野村勇斗がポールtoウィンで初優勝を飾る

優勝した野村勇斗(B-MAX RACING TEAM)

 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第7戦の決勝がが、6月21日、岡山国際サーキットで行われ、ポールポジションからスタートした野村勇斗(HFDP WITH B-MAX RACING)が、完璧なレース内容で初優勝を飾った。

 マスタークラスは、清水康弘(GNSY RACING 324)が逆転優勝。

 日差しは雲に遮られたものの、蒸し暑さが続くなか、午後1時30分にスタートを迎えた。このレース結果がそのまま第9戦のグリッドになるため、抜きにくいコースでのスタートの先陣争いが注目された。

 ほどんどの車両がニュータイヤを履くなか、5番グリッドのエステバン・マッソン(PONOS Racing TOM'S TGR-DC SFL) 、10番グリッドの卜部和久(B-MAX RACING 324)はユーズドタイヤを選択した。

 スタートでは、フロントローイン側のザック・デビッド(B-MAX RACING 324)が好ダッシュ見せたが、1コーナーの位置取りで順位を下げてしまう。しかし、すぐに順位を戻して、1周目は、野村、デビッド、小林利徠斗(モビリティ中京 TOM'S TGR-DC SFL)、三井優介(DELiGHTWORKS)の順で終える。

 トップを守った野村は、ここからジワジワと2位以下を引き離していき、6周目には2秒、折返しとなる13周目には3秒と完全に独走。まったく危なげない展開でレースをコントロールし続けた。

 5周目から続いた2位争いは、終始、小林がラインを変えてデビッドを攻め立て、20周目についに攻略に成功。ペースの落ちたデビッドは、終盤、逆にケイレン・フレデリック(Pilot ONE Racing with B-MAX)に攻められる展開となる。

 終盤になっても、野村のペースは大きく落ちることはなく、誰にも脅かされずに25周のレースを走り切って、嬉しい初優勝を遂げた。

 2位はスーパーフォーミュラでも速さを見せている小林、3位には初表彰台のデビッドが入った。

 マスタークラスは、スタートでDRAGON(TEAM DRAGON 324)が先行したものの、シフトにトラブルを抱えて、その症状が徐々にひどくなりペースダウン。13周目に逆転した清水がクラス優勝を飾った。

 第8、9戦の決勝は、明日6月22日の午前9時45分、午後2時からそれぞれ18周で行われる。

レースがスタートした

ザック・デビッドと小林利徠斗の2位争い

優勝は野村勇斗(HFDP WITH B-MAX RACING)

決勝2位は小林利徠斗(モビリティ中京 TOM\'S TGR-DC SFL )

決勝3位はザック・デビッド(B-MAX RACING 324)

決勝4位はケイレン・フレデリック(Pilot ONE Racing with B-MAX )

決勝5位は佐野雄城(モビリティ中京 TOM\'S TGR-DC SFL)

決勝6位は三井優介(DELiGHTWORKS)

マスタークラス優勝は清水康弘(GNSY RACING 324)

表彰式

Text: Shigeru KITAMICHI
Photo: Atsushi BESSHO

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