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鈴鹿・岡山S-FJ選手権

第1戦鈴鹿公式予選 箕浦稜己が初ポールポジションで、2位が吉田馨 ともに実戦2戦目で大躍進

ポールポジションは箕浦稜己(MYST SEIDOYA KK-SⅡ)

 スーパーFJ地方選手権鈴鹿・岡山シリーズ第1戦は22日、鈴鹿サーキットで公式予選を行い箕浦稜己(MYST SEIDOYA KK-SⅡ)がポールポジションを獲得した。

 公式予選は、前プログラムで赤旗が出たため定刻より5分遅れの午後3時45分より行われた。通常予選は20分間だが、路面張替を行ったことと低気温を考慮して5分延長され25分間となった。参加は20台でうち3台がジェントルマンクラスで、初出場は、五十嵐文太郎(Drago CORSE)と土橋皇太(Rn-sports制動屋KK-S2)の2人だ。正午過ぎまで降り続いていた雪もやみ、雲がはけるとほぼ快晴となった。WET宣言が出されているが、全車ドライタイヤを履いてコースインした。

 序盤、予選をリードしたのは吉田馨(TAKE FIRST kks2)。計測1周目に2分17秒719を出すと、同2周目には15秒018まで縮める。

 しかし計測4周目には箕浦稜己(MYST SEIDOYA KK-SⅡ)が2分14秒とトップに立つ。吉田も14秒566までタイムを縮めるも2位に落ちた。3位には酒井翔太(ファーストガレージKK-SⅡ)が14秒814でつける。

 計測6周目にはトップ箕浦が2分14秒028と若干タイムアップ。同7周目には酒井が14秒282で2位に浮上した。吉田は14秒366までタイムを削るも3位に後退。

 計測8周目、トップ箕浦が2分13秒577とタイムを大幅に短縮。2位には13秒941で吉田が再浮上。酒井はタイムアップならず、14秒282のままで3位に落ちた。

 計測10周目には箕浦が2分13秒155とさらにタイムを縮め、2位以下を突き放す。2位の吉田、3位の酒井ともタイム更新はならず、このまま25分間の予選は終了した。

 計測6周目に2分14秒920で4位に浮上した鈴木七瀬(ネッツトヨタ三重with FORM)は、その後徐々にタイムを縮め同9周目に14秒308まで縮めるも順位は変わらず、4位で予選を終えた。

 計測8周目には10位まで順位を落としていた杉田悠真(LAPS with REV RACING)は、最終となった同10周目に2分14秒733までタイムを縮め5位に浮上した。

ルーキーの五十嵐は、常にトップ6内の順位につける健闘で、最終的にタイムを2分14秒875まで縮め6位に滑り込んだ。

 ジェントルマンクラスは、山根一人(光精工TK-Sport MYST)が一時は総合6位につけ大健闘。最終的には総合9位で予選を終えたが、文句なしで同クラスのポールポジションを獲得した。

 ポールポジションの箕浦と予選2位の吉田は、ともに昨年末の日本一決定戦がスーパーFJのデビュー戦で、いきなり1-2につけ大躍進を果たした。

 箕浦は岐阜市在住の16歳で、鈴鹿のカートX30でチャンピオンを獲得。ミストのエースカー56号車のパフォーマンスを引き出し、ぶっちぎりでのポールとなった。

 決勝は明日23日、午後2時30分からだが、天候状態を考慮しフォーメーションラップが2周となったため当初予定の10周から1周減算され9周で行われる。

予選2位は吉田馨(TAKE FIRST kks2)

予選3位は酒井翔太(ファーストガレージKK-SⅡ)

予選4位は鈴木七瀬(ネッツトヨタ三重with FORM)

予選5位は杉田悠真(LAPS with REV RACING)

予選6位は五十嵐文太郎(Drago CORSE)

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Atsushi BESSHO


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