カテゴリー

ニュース内検索

SUPER GT

公式テスト岡山セッション1 GT500クラスのトップタイムは1号車au TOM'S GR Supra

 2025オートバックス スーパーGTの公式テストが、岡山県美作市の岡山国際サーキットで始まった。テストは3月15、16日の二日間で予定され、第一日目の午前の走行となるセッション1では1号車au TOM'S GR Supra(坪井翔/山下健太)がGT500クラスのトップタイムをマークした。

2024チャンピオンカー、1号車au TOM'S GR Supra

 セッション1は午前9時30分に走行開始。この日の岡山は気温5℃、路面温度は7℃と真冬のような寒さ。二日目は雨天が予測されることもあって、走行は当初の予定より20分長い2時間20分の走行となったが、低い路面温度が影響してか、コースオフやスピンが相次いで、合計6回の赤旗中断という荒れたセッションとなった。

 まずは坪井が1分23秒997を6周目に記録してトップに。16号車ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16(大津弘樹)1分24秒828、17号車Astemo CIVIC TYPE R-GT(塚越広大)が1分24秒872と続く。

 しかし開始から10分が経過したところでGT300車両がダブルヘアピンでストップしたため、この日最初の赤旗が提示される。

 9時47分に走行が再開されると、39号車DENSO KOBELCO SARD GR Supra(関口雄飛)が1分22秒426を記録してきた。これを100号車STANLEY CIVIC TYPE R-GT(山本尚貴)が1分20秒593で上回ると、17号車の塚越も1分22秒175で2番手につける。

 山本は次の周で1分18秒290までタイムアップ。1号車の坪井も1分19秒770までタイムを縮めて2番手に続くが、14号車ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也)1分18秒851、1分18秒126と立て続けにタイムを更新してトップに浮上した。

 開始から30分が経過したところで39号車が1コーナーを飛び出し、グラベルで捕まったために2回目の赤旗中断となる。39号車に大きなダメージはなく、オフィシャルの手を借りてコースに戻ると、その後は自走でピットへ。10時8分に走行再開となった。

 その後も45分経過時点、65分経過時点とGT300車両のアクシデントにより頻繁に走行は中断され、各チームとも満足に周回を重ねられない状況が続く。

 そうした中、17号車が35周目に1分17秒962で14号車を上回り、トップへ。
8号車ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8 (野尻智紀)も1分18秒022を35周目に記録して2番手につけ、14号車は3番手となった。

 そして残り時間が10分となったところで1号車の坪井が59周目に1分17秒833を記録。これがこのセッションのトップタイムとなった。

 その後もGT300車両のアクシデントで2回の赤旗中断があり、11時54分に再開されたもののすぐにフルコースイエローのテストに移行し、ここでセッション1は終了となった。

セッション1トップは1号車au TOM'S GR Supra

セッション1の2番手は17号車Astemo CIVIC TYPE R-GT

セッション1の3番手は8号車ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8

Text&Photo: Kazuhisa SUEHIRO


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

検索

最新ニュース