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SUPER GT

公式テスト岡山セッション3 1号車au TOM'S GR Supraがトップタイム

 岡山県美作市の岡山国際サーキットで行われている2025年オートバックス スーパーGT公式テストは3月16日、二日目を迎えた。午前中のセッション3は前日のセッション1に続いて1号車au TOM'S GR Supra(坪井翔/山下健太)がトップタイムだった。

 セッション3は当初の予定より30分遅い午前9時30分にコースオープン。終了予定は11時10分とされ、走行時間そのものは20分短縮される予定だったが、この日も4回の赤旗が出て、セッションは何度も中断されたことから、走行時間を確保する目的でこのあと予定されていたセーフティーカー訓練をキャンセルとし、終了時刻は11時35分まで延長された。

 GT500クラスで序盤から精力的に周回を重ねたのは6台。残りのクルマはガレージで待機してコースコンディションの回復を待つ。

 走り始めた6台の中の1台である38号車KeePer CERUMO GR Supra(石浦宏明)は5周目に1分42秒850を記録すると、その後も7周目に1分39秒623、11周目に1分36秒056と着実にタイムを上げてくる。

 開始から15分が経過したところでNo.17 Astemo CIVIC TYPE R-GT(塚越広大)すると、その他のチームも徐々に走行を開始したが、No.19 WedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資/阪口晴南/小高一斗)とNo.64 Modulo CIVIC TYPE R-GT(伊沢拓也/大草りき)は最後までガレージに留まり、走行に加わらなかった。

 コース上では開始から30分が経過したところで14号車ENEOS X PRIME GR Supra(大嶋和也)がダブルヘアピン二つ目でコースオフを喫したために赤旗中断に。この直前には23号車MOTUL AUTECH Z(千代勝正)が9周目に1'35.332を記録している。

 走行は10時12分に再開となったが、今度はGT300車両がアトウッドカーブでコースオフ。2回目の赤旗中断に。

 10時25分に走行が再開されると、今度は1号車au TOM'S GR Supra(山下健太)がが1分32秒338を18周目に記録してトップに立つと、20周目には1分32秒306までタイムを縮めた。

 しかし開始から1時間8分が経過したところで3回目の赤旗が。ダブルヘアピンの一つ目で8号車ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #8(松下信治)がコースオフしたためだ。その後8号車は自走でピットへ。10時43分に走行は再開されたが、その5分後に今度はGT300車両が最終コーナーでコースオフ。4回目の赤旗が提示された。

 その後はセーフティーカー訓練をキャンセルとして終了時刻を午前11時35分まで延長。終盤に16号車ARTA MUGEN CIVIC TYPE R-GT #16(佐藤蓮)が1分33秒692を記録して2番手、39号車DENSO KOBELCO SARD GR Supra(サッシャ・フェネストラズ)が1分33秒893を記録して3番手につけたが、1号車のトップタイムを更新するものはなく、そのまま1号車がトップタイムとなった。

Text&Photo: Kazuhisa SUEHIRO


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