岡山県美作市の岡山国際サーキットで行われている2025年オートバックス スーパーGT公式テストは3月16日、二日目を迎え、午前中のセッション3が行われた。GT300クラスは45号車PONOS FERRARI 296 (ケイ・コッツォリーノ)がトップタイムを記録した。
今回GT300クラスは7号車、52号車の2台が欠席することが当初から決まっていたが、セッション2のクラッシュにより2号車も走行を見合わせることになった。
このほか5号車、9号車、22号車、48号車そして360号車が走行に加わらなかった。
序盤トップに立ったのは65号車LEON PYRAMID AMG(蒲生尚弥)で1分45秒308はその時点で総合4番手だった。
その後は開始30分過ぎにGT500車両のコースアウトにより1回目の赤旗中断があったが、再開後の48分過ぎにはアトウッドで11号車GAINER TANAX Z(大木一輝)がストップしたために2回目の赤旗。1時間8分が経過したところでGT500のコースオフにより3回目の赤旗。そして10時49分に最終コーナーで31号車apr LC500h GT(小山美姫)がコースオフしたことによる4回目の赤旗と、セッションは小刻みに中断を余儀なくされる。
この間に45号車が1分39秒416を19周目に記録してトップに浮上、2番手にも6号車UNI-ROBO BLUEGRASS FERRARI(ロベルト・メリ・ムンタン)が18周目に1分39秒471を記録して2番手とフェラーリ勢が1−2を形成して午前の走行は終了した。なお3番手には14周目に1分40秒630までタイムを縮めた65号車がつけている
Text&Photo: Kazuhisa SUEHIRO