- 優勝 加納康雅(AKILAND F110)
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「SCからのリスタートの時点から自分なりに手ごたえがあって、これはけっこうドライ感覚に近いなと思って、これは行くしかない、という感じでガンガン抜いて行ったという感じです。スタートの時はけっこう路面濡れていて滑っていて『ホントにスリックで行くのですか?』みたいな感じでしたね(笑)。そのあとけっこうすんなり天気が回復してくれました。フォーミュラの業界で初優勝なので、すごく嬉しいです」
- 2位 下野璃央(Dr.Dry F110)
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「すごい勢いで追いついてくるクルマがいるなと思って、様子が全然違ったので、スリックタイヤの人なのだろうと思っていました。あと1周で惜しかったのですが、ブロックして当たっても仕方ないので、これは無理と思ったので引きました。(スリックが正解だった?)スリックで出て行って止まってしまった人もいたので、どうでしょう? 3番手といい位置からスタートで、ギャンブルはできなかったので、これでよかったのかなと思います」
- 3位 酒井涼(KF MOTORSPORT F110)
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「フォーミュラでのデビューレースだったので、SCとかいろいろ混乱した部分もありましたが、結局表彰台で帰ってこられてよかったです。カートとフォーミュラはまるで別物なので、苦労はしていますし、昨日までうまく行っていても今日の予選はダメダメ(6位)だったので、難しいです。明日もあるので頑張ります」
- 4位 酒井翔太(ファーストガレージF110)
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「(SCからのリスタートで順位落としたが?)ストレートで縁石に乗って挙動を乱してしまって、それがコースアウトしたというジャッジでそれで後ろを走っていたクルマが(コントロールライン手前で)前に出て、本当は抜いちゃダメですが、僕も縁石乗ってコースアウトしているので、どっちもどっちなので今回はペナルティ取らないって言われました。(走りは苦しかった?)僕がレインタイヤに替えてくれって言った時に、SCスタートって(スタート進行の)途中で出たので、それなら替えなきゃよかったと思ったのですが、時間もないのでこのまま行くしかない、ということで。ただSCスタートだけならレイン組の方が速いと思ったのですが、その後にSC出てしまって、その間に路面も乾きだして、最後はスリック組が速くなってきちゃったのかなと思います」
- 5位 落合蓮音(HOJUST & EAGLE)
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「レインタイヤで、スタートで逃げられたのがよかったというのはあるのですが、難しかったですね、後半しんどくなりました。スタート前からこれ以上(雪は)降らないのがわかっていたのですが、ポールポジションということで、スリックで行くと『勝つか負けるか』みたになってしまうので、そのリスクがあるのだったらというのと、大多数がレインタイヤだったので、そっち(レイン)の方が確率高いと思って行ったのですが、レインのトップにもなれなくて、表彰台にも乗れないし、ということでけっこう悔しいです。明日勝って悔しさを晴らすしかないですね」
- 6位 豊島里空斗(Dr.Dry Racing F110)
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「レインタイヤは外れでしたね(苦笑)。路面が乾くのも早かったですし、スタート前に(雪が)やんでいたから、走る前からドライでも行けたのではないかと思ったのですが、もう遅かったので。それでも守ろうと思ったのですが、最後路面が乾いてタイヤがボロボロでヨレちゃって、全然グリップしなくなって。落合君は抜かしたかったですが行けなかったのが残念です」
Photo: Mizue NOINE