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S-FJ日本一決定戦

鈴鹿セミファイナルB組決勝 小田優が優勝 2位に鈴木悠太が、3位に伊藤毅が入る

日本一決定戦セミファイナルB組優勝は小田優(Drago CORSE TAKE)

 スーパーFJ日本一決定戦Bグループセミファイナルが12月1日、鈴鹿サーキットで行われ、予選2位の小田優(Drago CORSE TAKE)がスタートでトップに立つとそのまま逃げ切り優勝した。

 決勝前のグリッドへの試走では、なんと予選6位の松井啓人(FTKレヴレーシングガレージ)がタイヤを暖めるウエービング中にバックストレートでクラッシュ。グリッドに並ぶことなく松井はここでレースを終えた。車両の回収のため、定刻より5分遅れの午前9時に、23台が参加してフォーメーションラップが始まった。

 ポールシッターの豊島里空斗(C.S.I Racing)は動き出しが鈍く、予選2位の小田優(Drago CORSE TAKE)、同3位の鈴木悠太(ZAP SPEED KK-S2)にかわされ3位で1コーナーへ向かう。トップ小田、2位鈴木、3位豊島の後ろ4位には予選順位をキープした伊藤毅(ZAP SPEED 10V ED)が、5位には予選7位から津田充輝(ファーストガレージKK-SII)が、6位には予選5位の吉田馨(TAKE FIRST)が続く。

 2周目、4位の伊藤が豊島をかわして3位に上がるが、この周、豊島がスタート手順違反でドライビングスルーペナルティーを科されピットイン、最後尾に落ちた。4位には津田、5位には吉田、6位には鈴木七瀬(FORM with雅企画)が繰り上がった。

 3周目、最後尾からスタートした中村ブンスーム(ファーストガレージ10V)がミッショントラブルのためヘアピンでストップ。車両回収のためセーフティーカー(SC)が導入された。

 SCは5周を回ってピットイン。レースは最終ラップの6周目に残り1周で再開された。トップ4台、小田、鈴木悠太、伊藤、津田は無難にリスタートを決め、この順位で1コーナーへ向かうとこの順位でチェッカーを受けた。

 5位争いは白熱した。5位の吉田、6位の鈴木七瀬、そして7位には予選13位から1周目に8位までジャンプアップ、2周目に7位に浮上してきた元山泰成(ECOTEH)、8位の八巻渉(中日本自動車短期大学MSE学科KK-SII)、9位の松原将也(ZAP MARUTOKU 10V ED)が接近戦だ。この争いは、勢いのある元山に軍配、2台抜きを演じ5位でチェッカー、6位には吉田が、7位には鈴木が、8位には松原が、9位には八巻が入った。

 ファイナルレースのグリッドは、ゴールタイムの速かったA組優勝の岡本大地(FTKレヴレーシングガレージ)がポールポジション、2番グリッドにB組優勝の小田、3番グリッドにA組2位の迫隆眞(ミスト制動屋Kデンタルオフィス)、4番グリッドにB組2位の鈴木悠太、5番グリッドにA組3位の加納康雅(イーグルスポーツ)、6番グリッドにB組3位の伊藤と以下順次交互に並べられる。B組でスタートできなかった松井はここで敗退、決勝には出場できないこととなった。

 ファイナルレースは午後1時25分より50台が参加して、10周で行われる。

日本一決定戦セミファイナルB組スタートシーン

日本一決定戦セミファイナルB組2位は鈴木悠太(ZAP SPEED KK-S2)

日本一決定戦セミファイナルB組3位は伊藤毅(ZAP SPEED 10V ED)

日本一決定戦セミファイナルB組4位は津田充輝(ファーストガレージKK-SII)

日本一決定戦セミファイナルB組5位は元山泰成(ECOTEH)

日本一決定戦セミファイナルB組6位は吉田馨(TAKE FIRST)

Text: Yoshinori OHNISHI
Photo: Atsushi BESSHO


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