5月21-22日に大分県日田市のオートポリスで行われている、全日本スーパーフォーミュラ選手権第4戦では、新型コロナウィルス感染症への対応に関する出口戦略の一環として、暫定表彰式や公式記者会見における、プレゼンターや参加ドライバーのマスク着用義務を撤廃する試みがなされた。
これから夏に向けて熱中症対策が求められること、それに対する厚生労働省の指導内容なども鑑み、こうしたノーマスクでの対応をこれからも続けていくという。
また、21日の公式予選終了後には家族連れのファンを対象としたキッズウォークも3年ぶりに復活。まだ選手と直接触れ合うことはできないものの、多くの子供たちが参加して、最新のフォーミュラカーやスーパーバイクを間近に見て楽しむ姿をピットレーンで各所で見ることができた。
JRPでは今後も社会情勢を見ながら、レース業界全体で出口戦略に取り組んでいくとしている。
Text: Kazuhisa SUEHIROPhoto: Katsuhiko KOBAYASHI