Archives

  • [—]2021 (547)
  • [+]2020 (461)
  • [+]2019 (579)
  • [+]2018 (552)
  • [+]2017 (564)
  • [+]2016 (639)
  • [+]2015 (714)
  • [+]2014 (655)
  • [+]2013 (623)
  • [+]2012 (621)
  • [+]2011 (484)
  • [+]2010 (554)
  • [+]2009 (522)
  • [+]2008 (467)
  • [+]2007 (596)
  • [+]2006 (530)
  • [+]2005 (460)
  • [+]2004 (304)
  • [+]2003 (454)
  • [+]2002 (454)
  • [+]2001 (217)
  • [+]2000 (408)
  • [+]1999 (376)
  • [+]1998 (465)
  • [+]1997 (424)
  • [+]1996 (1)
  • [+]1995 (425)
  • [+]1994 (411)
  • [+]1993 (423)
  • [+]1992 (519)
  • [+]1991 (423)
  • [+]1990 (248)
  • [+]1970 (1)

ニュース内検索

もてぎ・菅生S-FJ選手権

S-FJ:第6戦SUGO 遠来の岡本大地がポール・ツー・ウインで完勝

決勝レースがスタートした

 2021年もてぎ・菅生スーパーFJ選手権シリーズ選手権、最終第6戦決勝が10月10日(日)にスポーツランドSUGOで開催され、12周のレースをポールポジションからスタートの8号車・岡本大地(FTK・レブレーシングガレージ)が独走で優勝した。

 午前中は曇り空だったスポーツランドSUGOだが午後には陽射しが強くなり、風は涼しいものの日向では汗ばむほどの陽気となった。しかしスーパーFJの決勝レースは午後3時40分にコースインで、山あいにあるSUGOではここから急激に気温が下がる。それにつれて路面温度も刻々と下がっていくため、ヨコハマタイヤの技術者の予想通りタイヤの設定が難しいコンディションとなった。

 シリーズチャンピオンは今回欠場の81号車・佐藤樹(群馬トヨペット リノア ED)で決まっており、シリーズ2位の座を33号車・伊藤慎之典(テイクファーストチャリ走10V)と13号車・四倉悠聖(ZAP日本平中自動車10V ED)の2名が争う。現在60ポイントvs51ポイントで伊藤がリードしており、四倉は伊藤より上位でフィニッシュしないことには勝負にならないが、予選は伊藤2番手、四倉6番手と差がついている。ここから四倉が逆転のチャンスを掴めるかも注目だ。

 全車スリックタイヤでコースイン。午後3時55分にフォーメーションラップ開始後、所定のグリッドに着くとレッドライトが消滅してクリーンにスタートが切られた。

優勝は岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)

決勝2位は伊藤慎之典(テイクファーストチャリ走10V)

決勝3位は髙口大将(FTK・レヴレーシングガレージ)

決勝で4位に入った度会太一(オートバックス ドラゴコルセ)と髙口大将の争い

決勝5位は四倉悠聖(ZAP日本平中自動車10V ED)

 フロントロウからスタートの岡本と伊藤がスムーズに発進したのに対して、その後方3番グリッドからスタートの7号車・髙口大将(FTK・レヴレーシングガレージ)が一瞬出遅れ、後方集団に飲み込まれてしまう。岡本~伊藤に続くのは4番手スタートの32号車・度会太一(オートバックス ドラゴコルセ)、5番手スタートの36号車・長谷部一真(ALBIREX RD10V)がそれぞれ1ポジションアップで第1コーナーに飛び込み、高口は5位まで順位を落としてしまう。

 岡本はスタートダッシュに成功し、伊藤と渡会が牽制しあっている間に差をつけてバックストレートを通過、スタートで出遅れた高口はまずSPコーナーで長谷部の前に出て4番手に上がると、前を行く2台を追い始める。長谷部のマシンは最終コーナー入口の110Rコーナーでテールを滑らせてタイムをロス、6番手スタートの四倉が背後に迫る。

 1周目を終えて岡本は早くも2位伊藤に1.693秒の差、3位渡会は伊藤に0.62秒の差でコントロールラインを通過。高口に続き長谷部を捉えた四倉はスリップを効かせてストレートで前に出て5番手へ進出。長谷部は6番手にダウン。以下22号車・内藤大輝(RCIT RaiseUP MT)~91号車・前田大道(ELEVレーシングドリーム)~5号車・板倉慎哉(Fレーシング)と続き10位にはジェントルマンクラスでトップの0号車・夕田大助(LAPS)がつけている。

 3周目を終えてトップ岡本は2位伊藤に3.853秒のギャップを築き早くも独走態勢。伊藤は僅か0.695秒差の渡会からの攻勢をしのぐ戦いとなっており、岡本を追いかけることができない。その隙に4位高口も0.592秒差まで渡会に迫り3台による2位争いになる。

 後方ではジェントルマンクラスの夕田が速く全体の8位まで進出、前田を追いかける。ジェントルマンクラス2位は総合11位の90号車・上吹越哲也(FTK・レヴレーシングガレージ)。

 岡本は1分30秒台のタイムで2位以下との差をさらに広げ5周目には5.867秒差とする。その後方、伊藤と渡会のギャップは0.367秒まで縮まり高口も渡会に0.282秒差、と3台がテール・ツー・ノーズ状態に連なってメインストレートを走り抜ける。

 2位グループ3台の均衡が崩れたのは7周目の1コーナー。その前6周目の最終コーナー入口で4位高口がアウト側から渡会に仕掛けていく。半車身ほど渡会が前で最終コーナーから立ち上がり、上り勾配10%のストレートを並んで駆け上がると渡会がスリップを嫌ってイン側に寄せ、高口はアウトから並びかける。そのままサイド・バイ・サイドで第1コーナーに進入。高口がアウトから渡会の前に出て遂に3位を奪いとるが、渡会はすかさず高口のテールに張り付いて逆転のチャンスを窺う。後方では5位四倉に長谷部が食らいついてレインボーコーナーでインを窺うが、ここは四倉がブロック、2台は立ち上がりでアウト側のダートに片輪を落とすところまで我慢比べを行うが四倉が守り切った。。

 この時2コーナーで16番手を走行していたルーキー、38号車・小林雄太(新潟国際自動車ワコーズED KKS)が単独スピン。グラベルにコースアウトして停止、すかさずセーフティカー(SC)ランが宣言され、各車のギャップはリセットされてしまう。各車左右にウィービングを繰り返してタイヤの温度を維持しようとしているように見えるが、リーダーの岡本はあまりマシンを振っていない。

 SCランは2周に及び、10周目からレース再開。3周の超スプリントが始まる。

 9周目のバックストレート終わりでSCのフラッシュライトが消え10周目からのレース再開が宣言されると、先頭の岡本がペースのコントロールを始める。いったんは大きくペースダウンしてSCとの距離を置いた後で、SPコーナー出口から加速を開始。ホームストレートを駆け上がる頃には車速を乗せて後続を突き放してコントロールラインを通過してレース再開。

 各車ポジションを守って第1コーナーに入っていくが、後方では10位を走る10号車・阿部光(ZAP SPEED 10V ED)が夕田に並びかけて2コーナーまでに前に出て9位にアップ。ジェントルマンクラス首位の夕田は全体10位にダウンする。しかし夕田はすぐにこれを挽回。安部を逆転して9位で10周目を終えた。

 岡本はSC前の6秒ものマージンを失ったとはいえ、リスタート時のトップの優位を生かして2位伊藤とのギャップを再び拡げにかかり、10周目を終えて1.133秒のギャップを再度築く。一方でSC入り直前まで完全にテール・ツー・ノーズ状態だった2位グループの3台は逆にギャップが拡がる恰好になり、2位伊藤と3位高口は1.128秒差、高口と4位渡会は1.947秒差となる。一方5位を争う四倉と長谷部は再び接近戦になり、自己ベストを出した前田までもがここに絡んできている。

トップでゴールする岡本大地(FTK・レヴレーシングガレージ)

 岡本は続く11周目、12周目とファステストラップを更新してダメ押しの様に伊藤とのギャップを拡げ、最終的に3.012秒の差で悠然とチェッカードフラッグを受けて優勝を飾った。2位の伊藤はSC明け後ペースが上がらずファイナルラップには高口に0.514秒差まで詰め寄られたが辛くも逃げ切った。

 その高口を追っていた4位の渡会、5位四倉、6位長谷部はそれぞれ1.5秒程度まで間隔を開けてフィニッシュ。前田は長谷部まで0.268秒と追い詰めたが届かず7位に終わった。

マスタークラス優勝は夕田大助(LAPS)

 ジェントルマンクラスは終始10位以内で走行していた夕田が全体9位で優勝。2位は上吹越が全体12位でフィニッシュ。スポット参戦の2名に続いて55号車・伊勢屋貴史(アルビ☆あやし眼科☆10V ED)が入った。

表彰式

■レース後のコメント

優勝 8号車・岡本大地(FTK・レブレーシングガレージ)

優勝した岡本大地

 「(完勝だったがSC中は何を考えていた?)SCが入る前からタイムが落ち気味になっていたので、タイヤが熱ダレしているのかと思っていた。なのでSC中はあまりウィービングせずに(タイヤを)冷やす方向で考えていたのだが、間違っていたのかも。SC明けにあまりグリップ感が無かったので、逆にタイヤの温度が十分上がっていなかったのかも知れない。その他は全く問題はなく、クルマのバランスもよかった。(タイヤの)内圧だけ予選から変えて少し低めでスタートしたが、それも良かったと思う」

2位 33号車・伊藤慎之典(テイクファーストチャリ走10V)

決勝2位の伊藤慎之典

 「(岡本選手は追えなかった?)バトルもなくて彼は速かった。(2位はきっちり守った?)最後はちょっと詰め寄られてしまったが、ラスト1周は後ろとの距離を見て、自分がミスしないように、絶対に抜かれない間合いは確保しながらコントロールラインまでもたせた。(SC明けのタイヤの状態は?)むしろSC明けの方がタイヤのグリップ感がよかった。SC中もタイヤの温度を高いままで維持していた。(ランキング2位確定だが)2位は取れたが、出来れば今日の段階でチャンピオン争いをしていたかった。結局今年まだ優勝もなく2位が3回で終わってしまったので、勝ちたかった。来年も参戦できるなら勝ちたいしシリーズチャンピオンも取りたい。その前に年末の日本一決定戦で頑張る」

3位 7号車・髙口大将(FTK・レヴレーシングガレージ)

決勝3位の髙口大将

 「スタートで失敗した。ジャンピングスタートしたかと思って一度クラッチを切って出遅れてしまった。自分のレースペースはいいと分かっていたので、後ろは気にしないで前を追いかけて行ったが、速い箇所が自分とは違っていて、抜くのに手こずってしまった。渡会選手を抜いた直後にSCになったので、そこはぎりぎりで状況よかったと思った。最後は自分の方が速かったので、もう一つ上(の順位)を狙えたのかなと思う」

4位 32号車・度会太一(オートバックス ドラゴコルセ)

決勝4位の度会太一

 「まず、前回失敗したスタートを今回は反省してうまくできたことはよかった。SC明けのリスタートでだいぶ前と離れてしまって、そのまま追いつくこともできなかった。そのあたりが次の課題だ。(タイヤは?)きつかった、トップ3台に比べて(自分は)全然ペースが速くなくて、その部分で厳しかった」

 今シーズンのもてぎ・菅生スーパーFJ選手権シリーズはこれにて終了。佐藤樹が6戦中4勝、ポールポジション5回と強さと速さを見せてチャンピオンを獲得。最終戦までもつれ込んだシリーズランキング2位の争いは、今回2位で15ポイントを上積みした伊藤が計75ポイントとなり2位を獲得。四倉は3位となった。

 また、スーパーFJジャパンチャレンジについては首位岡本大地が24ポイント、2位高口が16ポイントと8ポイント差になり、次戦11月の富士のレースを残して、岡本の2年連続チャンピオンが確定した事になる。 (ポイント類は手元集計)

Text: Junichi SEKI
Photo: Kazuhiro NOINE


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

検索

最新ニュース